アルベロベッロの中心は、2つの地区から成り立っています。
旧市街の一番低い場所がマルテッロッタ広場、そして広場の西がリオーネ・モンティ地区、
東側がアイア・ピッコラ地区と呼ばれています。
モンティ地区は、表通りに面した多くのトゥルッリが土産物屋などに転用されており、
土産物屋の看板などには、日本語の表記も見られ、カタコトの日本語で声をかけてくる人もいます。
これについては、「南イタリアの素朴さが感じられない」とか「ちょっと興ざめした」
という意見もあるようですが、ここには日本人の方が住んでいらっしゃるそうなので、
おそらくその方に習った日本語を使ってみたいのでしょう。
イタリアの人たちは、おおむね日本人に好意的で、
中には「ナカータ」「ナカム~ラ」(古いですが今でもこんな感じです)などと
ひやかし半分に声をかけてくることもありますが、
ホテルやリストランテでも、「これは日本語でなんと言うの?」とたずねられることがよくあります。
話がアルベロベッロから少しそれてしまいましたが、
日本語で声をかけられたら、ぜひ積極的に話をしてみましょう。
いろんな情報を得られたり、トゥルッリの中を案内してもらえるかもしれません。
何か買わなくてはならない雰囲気になってきたら?
まず、見せられた商品は思いっきりほめてあげましょう。
「Che carino!!」とか、何でもいいです。
値段らしき数字を(思いっきり日本語で!)言われても、それに対してはSiもNoも言わずに、
できるだけ明るく、ていねいにお礼を言って帰ってきましょう。
「Molto gentile」みたいな、親切に対するお礼を言えば、お互いに気持ちよく別れられますね。
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