レッチェは「バロックのフィレンツェ」とも言われる、
南イタリアの宝石箱です。
アクセスにはいくつかのルートがありますが、
プーリアをめぐる旅をするのであれば、
私は断然マルティナフランカ方面から
SUD-EST鉄道でレッチェへ入る方法をおすすめします。
便利さから言えば、
バーリ方面からFSのユーロスター*イタリアを利用するか、
レンタカーでS613をレーサー気分でとばして来るという手もあります。
ユーロスター*イタリア
しかし、南イタリアらしい時間の流れを感じながら
レッチェに入るには、FSEのレトロな車両と
おおらかな運行ダイヤに勝るものはないでしょう。
ただし、駅を降りたあとは、
そんなのんびりした気分もいっぺんに吹き飛びます。
レッチェのタクシーのメーターの上がり方は、
東京人もびっくりです。
駅から街の中心まで約20ユーロ。
ナポリ中央駅からサンタルチアまでだって、こんなにはとられません。
一方通行の環状道路が多い街の構造のせいだとは思いますが、くれぐれもご注意を。