JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

値段じゃないと貧乏人は思う

2016年04月22日 | j-l

東日本大震災の時も「自然の力は恐ろしい」と恐怖しましたが、今回の熊本地震もまた同様の思いであります。
それにしても、ここ数年、頻繁に大災害が日本を、いや世界を襲っているように感じるのは私だけでしょうか?
これはやはり『神の警告?』信仰心など全くない私ですらそんな事を考えてしまいます。
「神様、どうせ警告するなら、庶民では無く、もっと効果的にピンポイントで行うという手もあると思うのですが・・・・」
んなこと言っちゃイカンか

ともかく、大災害もプリンスの死も関係なく季節は進んでいきます。
桜の花は散り、もうすぐツツジが咲くでしょう、黄緑色の若葉も日を増すごとに濃い緑に変わっていって、また次の季節を迎えるのですよね。

  ♪ 夏も近づく 八十八夜 ・・・・・♪

今年の八十八夜は5月1日?
まっそれを前に、昨日「静岡の茶市場で新茶の初取引が行われた」とのニュースが、震災関連ニュースの合間に流れてきました。

最高価格は1キロあたり88,800円
平均価格は去年より安い5,204円だったそうですよ。 

しかしまぁ、夏も近づくと歌いつつ、昔っから八十八夜あたりは遅霜の最終警戒時期なんだそうで、これを『八十八夜の別れ霜』とか『忘れ霜』というそうでありますが、つまり「この時期なのにこの寒さ?」てな事がまだあるということ
避難所生活で不自由な思いをされている方々のためにも、今年は霜なんてぇもんは、本当にもう忘れてしまって欲しいものです。

  新茶の香 昼間の眠気 転じたり (一茶)

私に「朝のルーティーン」があるように、母にもそれはございまして、朝一番に欠かせないのが「一杯のお茶と梅干し一つ」であります。
そんな母に美味しい新茶でもプレゼントしようかと

「かあちゃん、たまに高いお茶でも買ってくっか?」
「いやいや、高けりゃそれなりに旨いだろうけど、庶民には庶民向けの値段で旨いお茶を探すのがイイんだから」

って、これが一番難しい。

それって安い日本酒で「『何とか大吟醸』なんか屁でも無い」てなもんにブチ当たったときの喜び、みたいなもんでしょ?
お茶よりおちゃけの方が飲む量がはるかに多い私にそれを探せというのは・・・・
「無理無理」(笑)

ぜひ何か良い情報があればお教え願いたい、ついでに安くて美味しいおちゃけの情報があればそちらもよろしく。(笑)

さて、今日の一枚は、ミルト・ジャクソンとコールマン・ホーキンスの共演盤です。

互いの相性を引っ付けて「お手玉」てぇのも私はどうかと思いますが、内容は普通に良いと思います。
「普通に良い」って、いかにもいいかげんですけど、夜、ゆっくり本を読んでいても、書き物していても、おちゃけを飲んでいても・・・・・・
ともかく、何をしていても、違和感なく聴く事が出来る、そんな一枚だと私は思っています。
それは、同郷の後輩として参加したトミー・フラナガン、ケニー・バレルという、ともかく安心セッションであるが故の事なのかもしれませんね。

BEAN BAGS / MILT JACKSON & COLEMAN HAWKINS
1958年9月12日録音
MILT JACKSON(vib) COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p) KENNY BURRELL(g) EDDIE JONES(b) CONNIE KAY(ds)

1.CLOSE TOUR EYES
2.STUFFY
3.DON'T TAKE YOUR LOVE FROM ME
4.GET HAPPY
5.SANDRA'S BLUES
6.INDIAN BLUES



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