JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

主よ、願わくば・・・

2007年12月24日 | d-f

燃えるハチのように、そしてハチが群がって渦を巻いているように、星は東から西へと天をよこぎる。天と大地の間には、どこまでものびる真っ白な火の柱が一本。
その火の柱はシモンたち三人の羊飼いに話しかけた。
「おそれるな」
それは火ではなかった、巨大で美しい輝かしい人の姿、主の天使だった。
「すべての人々にあたえられる大きな喜びをつげる。今宵ダビデの町で、あなたがたのために救い主、主キリストがお生まれになる。」
そして、火のような天の軍勢がまいおり、低い空をみたし、神を賛美してグロリア(Gloria)の壮大な合唱が始まった。

天のいと高きところにある神に栄光あれ。
地では御心にかなう者に平和あれ。
われら主をほめ、主をたたえ、主を拝(おが)み、主をあがめ、
主の大いなる栄光のゆえに感謝し奉(たてまつ)る。
神なる主、天の王、全能の父なる神よ。
主なる御(おん)ひとり子、イエス・キリストよ。
神なる主、神の小羊、父のみ子よ。
世の罪を除きたもう主よ、われらをあわれみたまえ。
世の罪を除きたもう主よ、われらの願いを聞き入れたまえ。
父の右に座したもう主よ、われらをあわれみたまえ。
主のみ聖なり、主のみ王なり、主のみいと高し、イエス・キリストよ。
聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。 アーメン。

クリスマス・イブですかぁ。ほとんど「そんなの関係ねぇ」状態ですねぇ。
子供たちが小さい頃は、やれツリーだ、やれケーキだ、やれケンタッキー(笑)だと大騒ぎでしたが、もともとクリスチャンでもない私にクリスマスを祝えということ自体無理があるわけで、子供たちが居なくなってしまった今、わが家にクリスマスもサンタもやって来そうもありません。(笑)

玄関の飾り付けも、去年とほぼいっしょ
「少し変化させれば」
「なに言ってんの、興味もないくせに」
おっしゃるとおりであります。
それでも、さもしい私は
「いいだろ、オレは生粋の日本人、何でもかんでもいっしょにして祝う日本人だよ。ねっ、だから今晩はクリスマスを祝って一杯いただくということで・・・・・」
「よく言うよ、クリスマスじゃなくても一杯はいただくでしょ、クリスマスにかこつけて、い~っぱいいただきたいってだけでしょが!飲むことばっかり考えてないで、年賀状仕上げちゃってよ!」
「なんだよ、クリスマス・イブに、正月の話はねぇだろうに。」
「何でもかんでもいっしょにして祝う日本人なんでしょう」
「主よ、願わくば哀れなわたしめに、い~っぱいの酒をお恵みあれ・・・それとうるさい口にチャックも」

こうして、連休最後の夜、クリスマス・イブは、いつもと変わらず過ぎていきましたとさ。チャンチャン。

さて、今日の一枚ですが、いちおうはクリスマス・ソングのアルバムをということで、先日ブログ仲間67camperさんも紹介されていた、エラ・フィッツジェラルドにしてみました。
いかにもエラらしい楽しいクリスマス・ソング集です。
このアルバムを聴いていれば「悲しいイブ」なんてぇのはあり得ませんね。(私は寂しいクリスマス・イブですけど...笑)

「ティティテッパ」って言ってんのかな?そんなバックコーラスの入った「JINGLE BELLS」が始まればもう、クリスマス気分は最高潮。
個人的には「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」「THE CHRISTMAS SONG」この二曲がやっぱり好きですかねぇ。
ともかく、みんなで集まってイブを過ごしているあなた、彼女と二人でシャンパンを飲んでるあなた、そして、一人寂しくやけ酒を飲んでるあなた、エラの歌に楽しい気持ちをわけてもらいましょうよ。

え~~~ん、私も楽しいクリスマスを過ごしたいよぅ~~~~~!

ELLA WISHES YOU A SWINGING CHRISTMAS
ELLA FITZGERALD(vo) その他

1.JINGLE BELLS
2.SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN
3.HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
4.WHAT ARE YOU DOING NEW YEAR'S EVE ?
5.SLEIGH RIDE
6.THE CHRISTMAS SONG
7.GOOD MORNING BLUES
8.LET IT SNOW ! LET IT SNOW ! LET IT SNOW !
9.WINTER WONDERLAND
10.RUDOLPH, THE RED-NOSED REINDEER
11.FROSTY THE SNOW MAN
12.WHITE CHRISTMAS

追伸、
年賀状の制作、発送は全て終了いたしました。(パチパチパチパチ)
ただし、そのせいでブログのテンプレートを作る時間が無くなってしまいました。(うそうそ、良いデザインが浮かばないだけです....笑)もうしばらくこの真っ黒テンプレートで行こうと思っています。
そうそう、昨日紹介した「CONSEQUENCES」のジャケットについて、monakaさんより「このイラストのジャケットいくつかあるましたよね。」とのコメントをいただき、二種類ですが紹介させていただきます。

左が「JAZZ REALITIES」右が「THE JAZZ COMPOSER'S ORCHESTRA」です。内容は機会があれば後々紹介しますね。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうそうこれです。 (monaka)
2007-12-24 21:43:10
バブさん、こんにちは、monakaです。
クリスマスイブは清く正しく、ちゃんとお酒を飲みましょう。人気スポットに行って奥さんの機嫌をとってきました。
かえってblogを観ればこれですね。
右側の一枚、ステーヴ・レィシーは当時、特異な人でした。このアルバムもっていませんが、今一度聴いてみたいですね。The Jazz Composer's Orchstraは大体解っているので今は聴きたくありません。
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私の思い出 (monaka)
2007-12-24 22:01:18
バブさん、こんにちは、monakaです。
追加ですが、私がこのイラストで覚えが強いのは、テッド・カーソンの「ドルフィーに捧ぐ涙」でしたが、オリジナルじゃなのかもしれません。
そのアルバムも聴いてみたく思うアルバムです。
このイラストジャケにはもう一枚「聖音楽」というのもあり。ブッカー・アーヴィンとのカルテットだったり聞いてみたいです。
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monakaさん (バブ)
2007-12-25 19:20:57
「人気スポットに行って奥さんの機嫌をとる」
じつに大切なことですよねぇ、monakaさん偉い!

ドルフィーに捧ぐ涙「TEARS FOR DOLPHY」とのコメントを見て、おもわず聴いてしまいました。
私が持っているのはFontana盤ではないんですけどね。

ここ何日間、この話題で保たせていただきました。
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