JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

予定変更

2005年12月15日 | d-f



今日の飲み会が土曜日に変更になったため早めの帰宅、すると、食事の用意もされておらず
「どうしたの?熱でもある?」
と心配される私は、幸せ者なのでしょうか?不幸せものなのでしょうか?

面白いTVもないので、ドルフィーの「ファイブ・スポット」を演奏順に聴いてみようなどという「暇おやじの道楽」みたいなことをやっています。

グラスにバーボンを用意し、
「HERE AND THERE」「AT THE FIVE SPOT Vol.2」「AT THE FIVE SPOT Vol.1」「MEMORIAL ALBUM」の順、
「どうせ、俺の晩飯は無いンだぁ~~~」という、いじけた心を引きずりながら
青菜の白和えをつまみに何杯までグラスを重ねることでしょうか?

それにしても、私は「MEMORIAL ALBUM」を聴くたびに思うのですが、このアルバム2曲で約30分位なんですよね、どうして最後の1曲(どれにも収録されていない)をプレステッジは入れてくれなかったのでしょうか。
それともう一つ、「AT THE FIVE SPOT Vol.1」のCD盤には「BEE VAMP」の別テイクが収録されているんだけど(「DASH ONE」に収録)、どのタイミングで別テイクを演奏したのでしょうか? まさかこれが最後の1曲?
ご存じの方、ぜひご一報を!

まぁ、それを知ったからといって大きな意味もないんですけどね。

ともかく、私としては、この双頭バンドにもう少し多くの演奏時間と演奏機会が与えられ、もう少し多くの録音を残しておいてほしかったと思うだけです。

おやおや、今日は文章まで今夜の私のようにいじけてしまいました。
まだ、ハーパーがボトル半分残っています、いじけずに楽しく飲みましょう。
ということで、今日はいっきに4枚、録音日、演奏者は「HERE AND THERE」のB面2曲以外は同じですので、「AT THE FIVE SPOT Vol.1」にのみ記載します。

AT THE FIVE SPOT Vol.1
1961年7月16日録音
ERIC DOLPHY(as,bcl,fl) BOOKER LITTLE(t) MAL WALDRON(p) RICHARD DAVIS(b) EDDIE BLACKWELL(ds)
1.FIRE WALTZ
2.BEE VAMP
3.THE PROPHET
(4.BEE VAMP alternate take CDのみ収録 )

AT THE FIVE SPOT Vol.2
1.AGGRESSION
2.LIKE SOMEONE IN LOVE

MEMORIAL ALBUM
1.NUMBER EIGHT (POTSA LOTSA)
2.BOOKER'S WALTZ

HERE AND THERE
1.STATUS SEEKING
2.DOD BLESS THE CHILD

ERIC DOLPHY(fl) JAKI BYARD(p) GEORGE TUCKER(b) ROY HAYNES(ds)
3.APRIL FOOL
ERIC DOLPHY(fl) BENT AXEN(p) ERIK MOSEHOLM(b) JORN ELNIFF(ds)
4.DON'T BLAME ME








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5 コメント

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僕も知りたいです。 (クリス)
2005-12-15 23:11:02
この日のマトリックス・ナンバーを見ると,3146から3156と連番ですべて曲名が分かっていますよね,最後の3156(not used)以外は。



そして,どこにも<Bee Vamp>のalternateの記載がない,ということは,やっぱり最後の1曲,3156が<Bee Vamp>のalternateなのではないでしょうか。この3146の前の3145はジャック・マグタブだし,3157はクラーク・テリーだし,どこにも<Bee Vamp>のalternateを挟み込む余地ないんですものね。



でも,ダッシュ・ワンにおさめられたalternateの出所の正式な記載は確かにないですね。真実が知りたいですね。



くどいようですが,3156以外考えにくいと僕は思います。
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言い忘れました。 (クリス)
2005-12-15 23:17:08
そうそう,言いたいことがもうひとつあったんです。



くだらないことですが,僕が一番すきなのは,メモリアル・アルバムのB面の<Booker's Waltz>です。何故か幸せな気分になるテーマです。



今は,こんなジャズのアルバム作れないんでしょうね。ワン・アンド・オンリーな素敵なアルバムです。
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バブさんは幸せ者でありましょうなあ! (ウフフマン)
2005-12-15 23:55:00
配偶者から心配の言葉、ドルフィーの奏でる音、バーボン、煙草、それだけで至福の時でありましょう。まあ、バブさんには、足りないものがおありでしょうが。それは何かとは尋ねないのが男同士としたものであります。エリック・ドルフィーは最高に凄いと何時も思うのですが、余りに何かをかきたてられるようで、少し危険なアルバムでありますね。クリスさんのコメントはなかなか参考になります。バブさん、クリスさんと博識で凄いなあと思ったしだいであります。
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クリスさん (バブ)
2005-12-16 23:06:42
さっそくのお答えありがとうございます。

やっぱり「BEE VAMP alternate take」が、れいの一曲なんでしょうかね。



心配なのは、

「ファイブ・スポットのすべて」なんてボックス名で、4枚組7000円、ついに幻の一曲も収録!

なんてのは出てこないだろうなって事なんですけどね。(笑)



クリスさんは「Booker's Waltz」がお好きですか、私はどれも甲乙付けがたいのですが、ドルフィーのバスクラがとても好きで、あの音を聴いているとちょっと陶酔してしまいます。
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ウフフマンさん (バブ)
2005-12-16 23:11:51
私が至福の時は、家族から見放されている時ですから、幸不幸はなんとも(笑)



ドルフィーももう少し恵まれた環境で長生きをしてほしかったですが、でもそれだとドルフィーらしさが無くなってしまったかも知れないし.....



「亡くなった後に、大きな評価を受ける」いかにも芸術家っぽいかも知れませんね。
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