JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

バブは弘法にあらず

2017年06月18日 | j-l

朝から曇り空、午後からはチラッと雨も降りました。
「梅雨?」
愚問です。

今日は最初から料理の話題で恐縮ですが、(私は梨本さんではありません。笑)先日、親戚のお葬式で母がお返しにカタログをいただいてまいりましてね。

「○○、そういえば天麩羅鍋ってあったっけか?」
何を今さらなんですけど、私が揚げ物をする時、小ぶりの中華鍋みたいなパンでいつも行っているわけでござんすわ
「手頃な大きさの天麩羅鍋があってもイイなぁ・・・」
って、アンタは何もせんだろ(笑)

ありがたき母心で安物(おっと、それは失礼ですよねバチが当たります。でも何だかんだ言いながらお葬式のお返しですから)の天麩羅鍋が届きました。

「ほんじゃまぁせっかくだから天麩羅でも揚げましょうかねぇ」

てんで、『料理当番、本日の一品』は天麩羅です。

 

鍋が変わると今まで私がいかに苦労をしてきたかが、よ~~く分かります。
ちょっと深さと広さがあるだけでなんと楽になることか
「ご覧あれ、簡単にサクサク天麩羅が揚がるじゃござんせんか」(笑)

これに豚汁を加えて、ビールからのぉ日本酒
「うん、天つゆまで用意したかいがあった」

「弘法筆を選ばず?なんたってア~タ、私ゃ弘法大師じゃござんせんから」(笑)

話はコロッと変わって、ムッシュかまやつ氏がお亡くなりになったのは3月1日だったでしたかね。(野際陽子さんも亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。)

そこで先日、ブルーズ・ザ・ブッチャーとの共演盤「Rockin' with Monsieur」を聴いたんですが、思いの外気持ちよくて
今日の午後のBGMは、これと間に今日の一枚を挟んでのブルーズ・ザ・ブッチャー最新盤「Rockin' and Rollin'」でありました。

  

天麩羅の仕込みは「RUNNIN' SHOES」以降を聴きながらやったんですがね、これも味に影響しましたですかねぇ?
永井“ホトケ”隆ひきいるブルーズ・ザ・ブッチャー・・・これはあなどれません。(笑)

最近は藤井四段初め、若者達がどんどん台頭してきて、音楽の世界でもアメリカのグレーズ・ヴァンダーウォール(でしたっけ?)、日本だって以前触れた鈴木瑛美子ちゃんもそうですし、大山琉杏ちゃんだとか、まぁとんでもない若者が現れてきております。
しかし、「そこそこのオヤジだって頑張ってるよねぇ」とブルーズ・ザ・ブッチャーなんざぁ思わせてくれる、しかもブルースって・・・・・

「今日の天麩羅少ししょっぱくなかった???そんなこと無い?おかしいなぁブルースの汗と涙がこもってたはずなんだけど・・・」
んなこたぁありません。(笑)

さて、今日の一枚は、ブーガルー・ジョー・ジョーンズです。

正直に言いましょう、私はけしてこのアルバムが好きではありません・・・・ん~~~この言い方は語弊がある、「私なりのジャズというジャンルからすると」というわけの分からん注釈付でです。

考えてみりゃ、70年代にそれまで名も売れていないジャズギタリストが、いわゆるジャズの王道をやってどこにウケたか?そう問われれば、このアルバムは全くもってそこへの回答そのもののような気もします。

今日、和製ブルースの合間に聴くには、決して悪くありませんでした、というか良かったと思います。
いわゆるソウル・ジャズですか?(私には、このジャンル分けがようわからんのですよ。)それが「ジャズとしてどうか?」という問いには私は答える気が起きません。
ジャンル分けが嫌いだと豪語する私が、ジャズというジャンル(私の中だけの)にこだわるのは、まさに矛盾のなにものでもありません。

今日聴いてどうであったか?BGMとして何の不都合もありませんでした。というか時折膝でリズムを取ってましたしね。(笑)

RIGHT ON BROTHER / BOOGALOO JOE JONES
1970年2月16日録音
BOOGALOO JOE JONES(g) RUSTY BRYANT(as,ts) CHARLES EARLAND(org) JIMMY LEWIS(fender-b) BERNARD PURDIE(ds)

1.RIGHT ON
2.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE
3.POPPIN'
4.SOMEDAY WE'LL BE TOGETHER
5.BROWN BAG
6.LET IT BE ME

余談、

野際陽子さんの訃報で思い出したのですが、昔キーハンターを見ていた小学生の私は、密かにユミちゃん(大川栄子)に恋しておりました。(笑)

お弁当は鶏南蛮と塩鮭と梅肉和えご飯でした。