JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

いかに不義理な我が身かな

2014年02月16日 | s-u

さてさて、「何回も起きなければ」と心配していた「思わぬ大雪」でありますが、首都圏をはじめ東日本をまたまた襲ってまいりましたねぇ、
そんな中、不思議なことに我が田舎だけは「大雪の狭間」とでも言いましょうか、風はとんでもなく凄かったものの、雪ではなくほぼ雨で終了と「前回積もった雪をも溶かしてくれた」みたいな感じで、なんだか他の地区の方には申し訳ないみたいな状況でございました。
ただねぇ狭間ですから、周辺の影響が大きく、流通がままならなくなりましてね。今日の新聞は届かないは、スーパーの品揃えは寂しいわ、そうそう、Mさんのコンビニにも予定通りの品物が入らず
「なんか品薄だねぇ」
とのお客様に、説明するのに難儀いたしました。
「なになに、今度は水曜日あたり?もうよしてくれよ!」
てな感じですね。

話はコロッと変わりますが、
先週末、新潟の『CATS HOUSE』花村圭さんから封書が届きました。
私のことは知らずとも(とうぜんか、笑)花村氏のことをご存じの方は多いと思います。(って、Jazzを名乗りながら、あまりにその話題が薄い我がブログをごらんの方々にはわからんかもしれませんが、雑誌『ジャズ批評』なんぞをご購読の方には特に知られたお方であります。)

内容は、『CATS HOUSE』と花村圭さんを紹介した、雑誌『ジャズ批評』(2014.1月号)と雑誌『Stereo』(2014.1月号)の記事のコピーでありました。

思えば何年前でしょう、こんなブログに(名だけのジャズブログ)、その道のプロの方があわれみのような気遣いをしてくださったことがあって、雑誌『ジャズ批評』に二度ばかり投稿させていただいたことがありました。
その時お世話になったのが花村圭さんであったのです。

その後、『CATS HOUSE』の開店、新潟のジャズ状況の紹介等々、都度ご連絡をいただいたにもかかわらず、お礼の一つも出来ぬまま現在にいたり恐縮しておりましたが、またこうして手書きの宛名で封書をいただくと、じつにありがたく感じるのであります。

「2014年睦月、縁あって・・・郷里近く帰って来ました。巌冬の新潟堪え難く(交通事故受傷後の回復芳しくなく)送散。「さすらい」の記録です。笑ってやって下さい。
-山の麓のジャジーな隠れ家- まもなくオープンです。 花村圭」
とあります。
察するに、事故に遭われしばらくお休みされていたのでしょうか?
もしそうなら、「そんなことともつゆ知らず、いかに不義理な我が身かな」であります。

いずれにせよ、一度は訪問せねばイカンでしょうね『CATS HOUSE』
とうぜん伺ったところで、ジャズの話もオーディオの話も私が及ぶべき範疇では無いとは自覚しております。
がしかし、一度だけでも拝顔し我が駄話にお付き合いいただける機会があればと願っております。
ブログ上ではありますが、ご連絡いただいたことに深く感謝し、お礼を申し上げます。

そうさねぇ、檜枝岐で蕎麦を食べ、一山越えて新潟に、『CATS HOUSE』で花村氏を拝顔し、レコードを購入して帰途へ着く・・・・・二泊三日で行けるでしょ
S君、今年の夏あたり付き合っちゃくれまいか(笑

ということで、『料理当番、本日の一品』です。

まずはレンコンのはさみ揚げですが、鶏のミンチに二通りの味付けをしてはさんで、唐揚げにしてみました。

こちらはタコと大根の煮物、今回はミックスビーンズなんぞも一緒に煮てみましたが、「オオ~~美味」・・・・なんちゃって

さて、今日の一枚ですが、送られてきた記事の中で、訪問者高橋慎一氏が『CATS HOUSE』で聴いたという、花村氏お気に入りのズート・シムズにしました。

ジェリー・マリガンとのヨーロッパツアーの際、フランスのピアニスト、アンリ・ルノーに誘われ行った録音でありまが、
花村氏はズート好きなんだそうで、その中でも最愛聴盤だと高橋慎一氏は、この記事の中で紹介されております。
私は、ここでのズートはかなり抑え気味だと感じておるのですけど、花村さんはどうお感じなんでしょうねぇ?ジョン・アードレイが張り切りすぎだ!みたいな(笑)
いやいや、そんな話も「聴き込みが足りん!」と一括されるのかもしれませんね。

ともかく、私も『CATS HOUSE』で「EVENING IN PARIS」を聴いてみたい。

ZOOT SIMS ON DUCRETET THOMSON

1956年3月16日録音
ZOOT SIMS(ts) JON EARDLEY(tp) HENRI RENAUD(p) EDDIE DE HASS(b) CHARLES SAUDRAIS(ds)

1.CAPTAIN JETTER
2.NUZZOLESE BLUES
3.EVERYTHING I LOVE
4.EVENING IN PARIS
5.ON THE ALAMO
6.MY OLD FLAME
7.LITTLE JON SPECIAL

おまけ、
先日、れいの牛乳を手土産にこられる母の茶飲み友達がいらっしゃいまして、牛乳がまたしても余ってしまいましてね。

急遽クラムチャウダーなんぞを仕込みました。珍しく
「これいいなぁ、また作って飲むべ」
と母、
(「作ってって・・・作ったのは俺だけど」)
とは言わず、
「そだね」と言っておきました。