JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

雪中行軍敢行!

2014年02月09日 | a-c

皆様におかれましては、この週末をどうお過ごしだったでしょうか?
まぁ凄かったですねぇ、えっ?何が?何かってア~タ、雪ですよ雪
東京ばかりじゃござんせん、ふだんの年なら雪とはほぼ無縁のこの地でも、そりゃもうビックリですわいな。(先日の初冠雪もちょっとビックリですが、今回は・・・・)

昨日土曜日は、朝から降り続く細かい雪に、大雪の予報もあったので
「ノーマル軽では帰りが心配かも?」
てんで、歩きでMさんのお店へ出かけました。

大通りはさほどでも無かったのですが、歩道は雪に包まれ、普段なら30分の道のりが、そうですねぇ40分ほどかかりましたかねぇ、それでもまぁまぁ普段見慣れない雪景色を眺めながらの「ちょっと長めの散歩」気分で着いたのでありますよ。

しかし、
夜の10時過ぎ、いつしかみぞれ交じりにはなったものの、それまでの雪がしっかりと歩道を埋め尽くしています。
「バブさん、ほんとに歩いて帰るんですか?」
女の子にそんなこと言われると、なおさら意地になるというか
「大丈夫、大丈夫、今日中には着くだろ」

思えば、2時間待ちのタクシーを頼んだ方が正解だったかもしれません。変にみぞれ交じりになったことで、「表面はサクサク、中はグシャグシャ」(かき氷なら食べ頃?笑)てな状況で、これがア~~タ歩きにくいったりゃありゃしない。

おかげさまで、私も雪国で生活をした経験があります。雪道を歩くすべは自転車と同じように体が覚えているものでありまして、いかに滑ろうとも転びはしないのでありますが、さすがに夕べの歩道は難敵でありました。

しかも我が家に帰る後半分は、ほぼ民家も無いダラダラの上り坂でありまして
耳元に流れるコルトレーンも何の効果もありません。(ふつうここはコルトレーンじゃなかろう)
「頑張るんだバブ、君は限界を超えられる!ゼイゼイ」
息が切れるわりには前へなかなか進まないんでありますねぇこれが
「ヨシ、あの信号で4分の1行程終了だ!ゼイゼイ」
思えば、自転車でこの坂道を帰るときも、街路樹や信号を目標物に必死に登り切ったのでありましたっけ
「ヨシ、次の信号にたどり着いたら、ポケットに忍ばせたコーヒーを飲もう・・・ゼイゼイ」
しまいにゃ
「・・・・・ゼイゼイゼイ・・・・・ここは八甲田か!」(笑)
なんとか坂を登り切ると、みぞれだったはずの雪がまたしても大きな粒へとかわり
ピュ~~~~~
やっとの思いで家の前までやって来た頃には、吹雪のようになっておりました。
「バブ2等兵、雪中行軍より只今生還いたしました!ゼイゼイゼイゼイ」

所要時間は、平時の二倍、1時間でありましたが、疲れは3倍?いやいや、5倍以上はあるでしょ(笑)
濡れた衣類を脱ぎ捨て、飲んだビールの美味いこと美味いこと
「たまにイイ運動になったんじゃないの」
「イイ運動?たわけ!家でテレビを見ているようなヤツに・・・・シクシク」

明けて今日、日曜日。
「○○(あいかわらず私のこと)、早く起きて雪かきしないと、もうみんな始めてるよ!」
私が帰還した後も雪は降り続けたんですねぇ、庭も道路もこれでもかってくらいの雪が占領しておりました。
雪中行軍でそこらじゅう痛い身体にさらに鞭を打ち、午前中いっぱい雪かきですわいな。
「ところで、マラソンはどうなった?」
じつは今日、毎年このブログでも紹介している市民マラソンが開催される日だったんでありまして
「あ~~中止だって、そりゃこの雪じゃ無理でしょ」
なるほど、マラソンは中止で、いつもは応援するだけで身体を動かさない私が大変な運動をしたと・・・・・・

いかにイイ運動かしりませんが、この週末のような事がもう起きないことを、切に願う私でありましたとさ。
(でもね、こういう年って、もう一回ぐらい大雪があったりするんだよねぇ・・・・)

さて、今日の一枚は、夕べ行軍中私を励まし続けてくれたコルトレーンの一枚を。(もちろん過去紹介済みの一枚です。)

でもまぁ何でこんなんを聴いてたんでしょうね私。同じコルトレーンでも他に選択の余地があったようにも思いますが・・・・
たぶん、なるたけ多くの人に背中を押してほしかったのかな?(笑)

AFRICA / BRASS

1961年5月23 日, 6月7日録音
JOHN COLTRANE(ss,ts) ERIC DOLPHY(as,bcl,fl,arr,cond) FREDDIE HUBBARD, BOOKER LITTLE(tp) JIM BUFFINGTON, DONALD CARRADO, BOB NOTHERN, ROBERT SWISSHELM, JULIUS WATKINS(frh) CHARLES GREENLEE, JULIAN PRIESTER(euph) BILL BARBER(tu) PAT PATRICK(bars) GARVIN BUSHELL(reeds) McCOY TYNER(p, arr) REGGIE WORKMAN(b) ELVIN JONES(ds) CAL MASSEY(arr) ROMULUS FRANCESCHINI(cond)[2]
JOHN COLTRANE(ss,ts) ERIC DOLPHY(as,bcl,fl,arr,cond) BOOKER LITTLE(tp) BRITT WOODMAN(tb) DONALD CARRADO, BOB NOTHERN, ROBERT SWISSHELM, JULIUS WATKINS(frh) CARL BOWMAN(euph) BILL BARBER(tu) PAT PATRICK(bars) McCOY TYNER(p) ART DAVIS, REGGIE WORKMAN(b) ELVIN JONES(ds)[1,3]

1.GREENSLEEVES
2.SONG OF THE UNDERGROUND RAILROAD
3.GREENSLEEVES
4.THE DAMNED DON'T CRY
5.AFRICA

1.AFRICA
2.AFRICA
3.BLUES MINOR

おまけ、
『料理当番、本日の一品』ですが、そんなわけで、ボロボロの身体が「手をかけるなぁ手をかけるなぁ」って訴えるんであります。で
母には厚揚げとがんものみぞれ煮、それと冷凍のアジフライ、叔母が送ってくれたワラビ、というじつに手抜きの料理を出し、私はこんなんで熱燗を三本ほどいただきました。