JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

精神衛生上よろしかろう

2012年08月27日 | a-c

暑さはいっこうに治まる気配もありません。今日も拡がる青空がうらめしくも感じていますが、沖縄や奄美のみな様のことを思えば「暑い暑い」と言っているうちが華、てなことで、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

そんな中、アポロ11号のルイ・アームストロング、おっと違った、ニール・アームストロング船長がお亡くなりになりました。
アポロ11号ねぇ・・・・・

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」
1969年7月20日、同時通訳と共に白黒テレビで見たあの光景は忘れもしません。
あれが作り物だったとか、あるいは冷戦下での米ソ関係云々とか、当時小学生だった私にとってそんなのはどうでも良いんでして、ただただ感動しましたっけねぇ。
時はまさに宇宙ブームと言いましょうか、月ブームと言いましょうか、漫画雑誌の特集ページは全て『宇宙』『月』『アポロ』で埋め尽くされていたように覚えていますが、そんなこともなかったのかな?

月面地図なるものを見ながら
「へぇ、ここが『静かな(の?)海』かぁ」
なんてね。
そんでね、月面着陸船のプラモデルが高くて手が出なかったんですよ。あれいくらだったんだろ?当時「500円で買えないプラモは高い」という我が認識からするとそれ以上だったんでしょうきっと、懐かしいなぁ・・・・・(笑)

この訃報を聞いて、本棚から古い本を持ち出しました。

立花隆の『宇宙からの帰還』。今日から読み直しをしてみようと思っています。まっ、もともとアポロ11号がらみで手にした本ではなく、宇宙船からテレパシー実験を行ったというアポロ14号のエドガー・ミッチェルがらみで・・・・・あはは、なにしろ元UFO超心理学研究会所属ですから(笑)

ともかく、アームストロング船長が本当に月に降り立ったのかどうかは別としても、宇宙という壮大かつ未知な世界に想いをよせることは、精神衛生上よろしいのではないかと、そう思うのでありました、マル

ここで『料理当番、本日の一品』です。

まずは、暑さに負けず炒め物を作りました。烏賊と胡瓜のバターレモン炒めです。
ちょっとだけ唐辛子を利かせたピリ辛の炒め物はビールに相性ピッタリ、汗をかきながらいただきました。

辛さが苦手な母用には定番の肉じゃがです。

さて、今日の一枚は、コルトレーンです。
完全にジャケデザインで無理矢理今日のテーマと結びつけた感は隠せませんが・・・・

コルトレーンの死後発売になったアルバムは数ありますけど、これもその一つです。毎度のことではありますが、後期のコルトレーンを無理矢理押しつける気はありません。
実際にコルトレーンが演奏しているのは「MANIFESTATION」と「REVEREND KING」の二曲になります。

その一曲目のテナー&フルートの激しいまでの攻防に「もういい、わけわかんねぇ」とおっしゃる諸氏の気持ちも分からなくはない。(笑)
以前、こういった後期のコルトレーンを「何時何処でどんな風に聴くんだい?」と訊かれたことがありますが、たしかに言えてますかねぇ、もしヘッドフォン無しの大音量で聴いたりしたら、家人が驚いて飛び込んでくるかもしれません。(笑)
でもね、それでもです、ヘッドフォンでいいから我慢して無になって一度聴いてみて下さい。私は何か大きなエネルギー、まさに宇宙を想うみたいな感じがするんでありますけど(無理矢理だね。笑)・・・いかがでしょ?

「REVEREND KING」では、コルトレーンのバスクラが聴けますが、やっぱドルフィーの方が・・・・・いやいや、始めの静寂のテナー、からの・・・・

ウ~~~ン、ダメな方にはどう説明してもダメなんでしょうね。(笑)

COSMIC MUSIC / JOHN COLTRANE
1966年2月2日[1,3],1968年1月29日[2,4]録音
JOHN COLTRANE(ts,bcl) PHAROAH SANDERS(ts,as,bcl) ALICE COLTRANE(p) JIMMY GARRISON(b) RASHIED ALI(ds) REY APPLETON(per)

1.MANIFESTATION
2.LORD HELP ME TO BE
3.REVEREND KING
4.THE SUN