暑い、ただただ暑い、クソ野郎ほど暑い・・・・・・
「そうじゃなくても暑いんだから、その暑っ苦しい身体で近寄らないで!」
暑さは加齢臭と共に、我が身体に強力なバリアを築きあげています。(笑)
実のところそんなバリアが無くとも、オヤジは、充分に近寄りがたい・・いやいや、もとい、近寄りたくないオーラを全身から発しているわけで
「臭い、汚い、・・・・」
「言ってろ!」みたいな?
「何故オヤジは脂ぎっているのか?」
じつは年齢と共に肌はガサガサになり、まっ顔がいくぶん油っぽいヤツもおりますが、いずれ干からびていく身体を見て、「脂っぽいとは何事か」なんでありますが、これ全て心意的イメージから来るものであります。
それはどんな心意か?
つまりですなぁ、枯れてきている自分を理解しながらも、枯れたくないと切望する、故に目や行動だけが前面に浮き出るというか、行きすぎるんでありますな。
ちょっとイイ女でも目の前に現れりゃ、身体にそぐわぬ捕獲眼がついつい出てしまう、あはは、これがね、若い頃なら逆に野性的魅力みたいなもんになるのかもしれませんけど、干からびかけたオヤジがそんな目をすると
「キモ!」
まるで獲物を捕まえる能力が消えつつあるハイエナが、それでも目だけギラ尽かせて追いつけもしない獲物を追うみたいな・・・・あ~~~ヤダヤダ(笑)
あれあれ、そこのあなた「私はけしてそんなことはない」なんて今思いませんでした?
ところが、そんな目は自覚してするもんじゃないんですって、ね、だから、あなただって知らず知らずのうちに
「キモ!」
になってるんですってば(笑)
そもそも「自分は大丈夫」との思いが「自覚を無くしたキモオヤジ」への入り口なんですから。
しかし、だからといってこれを隠す術などあるわけもない。
「だって、本能だも~~~ん」(開き直るな!)
って、きっと○ークのママにこんな話をしたら
「あらま、バブちゃん、なんかあったのぉ?辛かったら話してごら~~ん」
てなこと、言われそうでありますが
「何もないです」
暑いとね、こうして書き始めたことが、どんどんどんどん大げさになっていくというか・・・・・・
「エ~~~~ン、キモオヤジになりたくないよぉ」(笑)
さて、今日の一枚は、昨夜久しぶりに聴いてとても良かったので、以前紹介済みですがカーメン・マクレエのこの一枚にしました。(紹介したのは7年前ですからいいでしょ・・・・えっ?このブログ、もう7年以上やってる?)
しかしまぁ、このアルバムはやはりウイスキーに合います。それもロックね。
冷蔵庫で造った氷でも、まるでかち割り氷で飲んでるみたいな音がしそうな・・・うまく言えないけどそんな感じ。(昨夜グラスに浮かんでたのは、店から買ってきたロックアイスでしたけど。笑)
「♪ 思いだしてみるとイイわ キスはキス、ため息はため息でしかないけど・・・♪」
あはは、もちろん英語でですよ。
前回紹介の時は言いませんでしたが、私このアルバムの裏ジャケの彼女がとても好きなんです。
白黒のその写真、右目と左目の焦点が何処に合ってるのか分からない、「そりゃ無いんじゃない」的つけまつげ、きらびやかであろう指輪の右手をついているのは長い顔を隠すため?(その言い方はひどい)
でも、とっても魅力的。
結論です。
「そうだ、暑さに勝つには、こんなアルバムとウイスキーがあればいい。言っておくけど、その時ばかりはキモオヤジとは呼ばせねぇぜぇぃ!」(なんのこっちゃ)
AS TIME GOES BY / CARMEN McRAE
1973年11月21日録音
CARMEN McRAE(p,vo)
1.AS TIME GOES BY
2.I COULD HAVE TOLD YOU SO
3.MORE THAN YOU KNOW
4.I CAN'T ESCAPE FROM YOU
5.TRY A LITTLE TENDERNESS
6.THE LAST TIME
7.SUPPER TIME
8.DO YOU KNOW WHY?
9.BUT NOT FOR ME
10.PLEASE BE KIND