JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

麺ズ・ドライブ 蔵の町喜多方編

2011年10月18日 | a-c

今日も話題は昨日に続きまして『麺ズ・ドライブ』であります。

新蕎麦を味わうという目的は達成したものの「はるばるここまで来てそれだけで帰るのはもったいない」ってんで、喜多方市の中心街も回ってみることに。
とはいえ、同じ県内といいながらも何が何処にあるのかまったく知らない『麺ズ』二人は、「まずは観光マップでも手に入れようぜ」ってんで『喜多方プラザ』へ、そのまま隣にある『喜多方蔵の里』へと入っていきました。

  

移築建造された蔵や藁葺き屋根の農家の中に、写真や資料が展示してある施設なのですが、ボランティアなんでしょうかねぇ、いや、職員かな?まっなんでもいいけどわざわざ説明しながらいっしょに施設内を歩いてくださるこれまた「ミス喜多方か」っちゅうくらいの女性がおりましてね。『麺ズ』二人は鼻の下ダラ~~~・・・・・チャウチャウ、分かりやすい説明に感心しきりでした。
それよりなにより藁葺き屋根の農家では、おそらくこちらは間違いなくボランティアでしょ、ばあちゃんとじいちゃん、それに(ご本人は勉強中とおっしゃる)女性が囲炉裏端で昔話を語ってくださるんでありまして・・・・・これがエエんですわぁ

  


ばあちゃん、めんこいでしょ

「会津みしらず柿のお話し」「妖怪朱の盆」「万里姫伝説」の三題を会津弁で聞かせていただくと、なんて言いますかねぇ、ホンワカした気持ち?あったかな気持ち?ホッとする気持ち?になるんですよねぇ、特にばあちゃん、ばあちゃんがエエ。
これからも元気でより長く昔話を語り続けていただきたいと思いました。

思わぬエエ話に出会えて満足した『麺ズ』二人は、新蕎麦二枚を平らげたことも忘れ
「やっぱ喜多方っちゃラーメンかい」(オイオイ)
てんで、かの有名店『坂内食堂』へ向かいました。

 

さすが有名店、すでに4時近いというのに長蛇の列です。『麺ズ』一人なら絶対に別の店に行きますが、二人だと何故か並ぶ気になるから不思議です。

いただいたのは「肉そば」、いやいやいや中年胃袋にはパンチのあるボリュームでした。
えっ?お味?
「女性とラーメンほど好みが分かれるものはない」
私の持論です。(笑)

以上、『麺ズ・ドライブ』の報告は終了ですが、帰りに4キロの渋滞にはまり、「やっぱ、男二人は辛い」これが、我々の結論でありましたとさ、チャンチャン。

さて、今日の一枚は、キング・カーティスです。
彼の場合、ジャズミュージシャンというよりは、やはりR&B奏者?との表現が正しいように思うのですが、まっそんな理屈はいいでしょう。(そういやぁこの方、アンディ・ウイリアムスなんかともいっしょにやってましたよね。)
何をやっていようとも音を聴けば「ハハ~~ン、テキサスっぽいね」なんて、分かったフリをしたくなるほどブウォ~~~ン・ブロブローみたいなテナーなんでありまして、嫌いじゃない。(笑)ただ、どうしても商業的だったり電気音が加わったりすると例によって私のアレルギーがチロチロ反応してしまうのではありますけどね。

そんな中、今日のこのアルバムは、じつにジャズっぽい(変な言い方ですかね)。そりゃそうですよね、相手がいかにノリのいいナットにケリーとはいえプレスティッジですしそうしてもらわなくちゃ(笑)
それでもキングのテキサス魂は衰えることはありません。最初っからブリブリ来ますんで、「音的にそれがダメ」という方は避けた方がよろしいでしょう。
だって、ジャズ・スタンダードだってキングはブウォ~~~ン・ブロブローなんですから。

SOUL MEETING / KING CURTIS
1960年9月18日録音
NAT ADDERLEY(cor) KING CURTIS(ts) WYNTON KELLY(p) SAM JONES(b) BELTON EVANS(ds)
1.SOUL MEETING
2.LAZY SOUL
3.ALL THE WAY
4.JEEP'S BLUES
5.WHAT IS THIS THING CALLED LOVE
6.DO YOU HAVE SOUL NOW