心配したとおり、救援格差が現実化しているようで、福島県浜通地方でのそれはまさに死活問題へと発展しそうです。理由はもちろん原発事故です。
言っておきますが避難指示地域の住民は避難するのが当然かもしれませんよ、でも室内待機地区には住民が生活しているんです。
おもてには出るなと言われ物資が届かない状況だとすれば、それはつまり室内待機のまま餓死を待てということなのでしょうか?
室内待機指定地区だけではありません。北部が一部30km圏内にあるいわき市にも同様の現実があり、なんと救援物資を積んだトラックが同市の入り口からUターンしているところが目撃されているとまで言われています。
私のように脱出した者、出来る者は良いかもしれませんが、毎日食糧や水の確保に追われるうちにガソリンが底をつき、多くの住民が自力では脱出不可能な状況になりつつある現在、物資が届かなければそれはつまり死刑宣告と同じ事です。
ただたんに危険な地域とのレッテルを貼るだけで、それ以降のフォローが無いというのはいったいどういう事なのか?
もし、このままの状態が続けば、シェルターをも備えた万全の場所で指示だけを下す人間達は人殺しに他なりません。
それが、多くのリスクを背負いながらも首都圏の電源を守り続けた住民に対する回答なら、日本という国を信じた私が馬鹿であったということなのでしょう。
今心から憤りを感じています。
なんとしても我が同胞を救ってください。本当にお願いします。本当に本当にお願いします。