ガリバー通信

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中日やっとこさ優勝!

2006年10月10日 | プロスポーツ
中日ドラゴンズの今シーズンの優勝がやっと決まった。おめでとう!落合中日。

 マジック1となって東京ドームの巨人最終戦に望んだ、中日ドラゴンズが、ウッズの46号3ランで先行快勝かと思いきや、巨人の意地の、二岡、高橋、小久保のホームランで同点にされ、何と延長12回まで戦い、やっとワンアウト満塁から首位打者福留孝介のタイムリーで勝ち越し、タイロン・ウッズの47号満塁本塁打で巨人を突き放して、四時間を超える戦いで9-3で勝ち優勝を決めた。

 川上憲伸、山本昌を中心とする防御率一位の投手陣と、荒木、井端、福留、ウッズを中心とする攻撃陣が、うまく噛み合った「中日ドラゴンズ」のセリーグ制覇は、阪神タイガースファンとしても、あっぱれと言うしかない見事な優勝であった。

 2003年阪神、2004年中日、2005年阪神、そして2006年は中日と、ここ四年間セリーグの優勝を中日、阪神が交互に分かち合ったのだが、一方の王者巨人の黄金時代が終焉を迎えたとの印象の強いシーズンでもあった。

 今年のペナントレースは、「原辰徳・巨人」が幸先のいい滑り出しで勝ち進み、今年は久々の巨人かなと思わせたが、中日が地力を発揮して首位に踊り出てからは、巨人の体たらくが目立つシーズンとなり、我が阪神は八月の死のロードが終わった8月27日の戦いでの藤川球児の涙のヒーローインタビュー後の驚異的追い上げで中日を猛追したが、本日ここに中日の優勝が決定した。

 今夜の戦いぶりが今年の中日ドラゴンズの戦いを象徴していたが、四番ウッズの七打点と福留の決勝打という形での勝利だっただけに、ウッズのホームラン王と打点王の二冠王と福留の首位打者が、優勝への間違いない立役者だと証明された。

 昨年からのナゴヤ中部圏での話題と経済的効果を伝えるニュースとして、愛知万博、中部国際空港、トヨタの出資の名古屋駅周辺の超高層ビルに加えて、「中日ドラゴンズ」の優勝が続いた。

 中部地方での経済効果や人々の活気は再び大きく跳ね上がり、「どえりゃーことになるでやー」と名古屋人は大喜びだと思うが、日本の中央部の元気さが日本中の起爆剤になる可能性もあるので歓迎ということにしておこう。

 今朝のスポーツ新聞には、いつも冷静沈着な落合監督とは対照的に昨夜の勝利をダッグアウトの真上のスタンドで抱き合って喜ぶ落合夫人と息子の姿が、監督とスリーショット写真で掲載されていたが落合ファミリーの勝利でもある。

 あっぱれ中日ドラゴンズ!。日本シリーズの相手はソフトバンクか日ハムか知れぬが、セリーグの覇者としてカッコよく戦ってほしい。

 一方同日、寂しいことだが我が阪神タイガースの片岡篤史選手の引退が発表された。
コメント (1)
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