ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

マイバックキャンペーン

2006年10月30日 | 感じたこと
 皆さん、10月は「マイバックキャンペーン」月間だということをご存知でしたでしょうか。

 日本国中のスーパーやコンビニなどで使用されている「レジ袋」が何と、ゴミ減量化の機運の中で、ちっとも減らずに増える一方であり、焼却炉の可燃ごみに占める割合も大きいことから、環境省、産業経済省を中心に全国的な「エコキャンペーン」のいっかんとしての「レジ袋削減」「マイバックキャンペーン」が展開中なのである。

 私もメンバーの一人である、「市のゴミ減量化推進委員会」の秋の啓発活動の一環として、地元の大型スーパーである、JR駅前のアルプラザで、本日の夕方に、メンバーや学生達も協力して、「マイバックキャンペーン」の啓発活動に参加した。

 夕方の買い物時間にさしかかる4時前から5時頃までの間に、買い物に訪れていた女性を中心に、アトランダムに簡単なアンケートに答えていただいて、お礼に簡易なエコバックをプレゼントするという啓発活動であった。

 やはり買い物客の大半が女性なのだが、レジを済ませて大半の買い物客は、お金を払った後、商品をレジ袋に詰め替えておられて、丁度その時に、私達が声をかけたので、大半の人がレジ袋は無駄だと応えられなかったようである。

 私も20数人にアンケート取材を試みたが、レジ袋は要らないと応えた人は2割程で、4割程が必要と応え、残りの4割程度は「無駄だが必要だ」との答えが返って来たのである。

 つまり「レジ袋」の削減の意味は理解できるが、買い物袋を持参している人は20割り弱であり、レジ袋は帰宅後の「ゴミの仕分け」に必要不可欠であり、何枚かを家にストックされているとのことであった。

 結局、全国的に大手スーパーや生協などが大々的に「エコキャンペーン」と銘打って「レジ袋削減」への多様な苦肉の策を試行しているのだが、なかなか「レジ袋はいりません」として、買い物袋を「マイバック」として持参する人は増えていないのが現状なのである。

 アンケートに答えていただいた方々には、お礼に黒、緑、赤、黄等のビニール製の買い物バッグを進呈したので、何人かの方々は「結構よく入るね」と早速利用して買い物の商品を入れて持って帰えられていた。

 その中で、地元の女子高校生の二人組みは、「ちょうどレジ袋削減」の話題の授業で習ったとこだとかで、充分意味と意義は理解できるのだが、学校帰りと言うこともあって、苦笑いしつつも買い物袋は持っていないと言っていた。

 ご年配のご夫婦と見られる毎日の常連客と思われる人は、意外と素直で、これ丁度ええから、今度から使わせて貰うわと、会釈をして帰られた。

 一番厄介なのが、やはり若いお母さんたちであるようであった。

 原色の進呈したビニール製の「買い物袋」はあまりデザイン的にも、色も気に入ってもらえるほどの物がなく、「カッコ悪い」とでも映ったようである。

 でも今までの透明や半透明の「レジ袋」の買物品が見える状態でのカッコ悪さと比べれば、すっきり美しい買い物帰りの姿にもなるので、是非「マイバック」を利用しての買い物を心がけていただきたいと願うものである。
コメント
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