「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

盂蘭盆会

2017年07月30日 | 日記

        

我が家の近くの沼に、蓮の花の群生地があります。
沼は15分ほど下ったところですが、群生地までは距離があるので、
気が付くと、いつも時が経ってしまって、見ごろを逃していました。
朝早く出られる日に、見に行ってこようと思います。
『蓮見舟」が出るそうです。

蓮の花を見ると、仏さまを思い浮かべます。
切っても切れないお花ですものね。

もうすぐやって来るお盆。
「盂蘭盆会」とはお盆の正式な名称ですね。
「盂蘭盆」とは「逆さ吊」を意味すると知った時は驚きました。

お盆は、神通力を持った釈迦の弟子目連尊者(もくれんそんじゃ)が、
死後の母が地獄で逆さ吊になっているのを見て、
釈迦の教えを受け、母親を救うために、
修行僧に施しをしたことから始まったということです。

聞くところによると、
優しかった母は、きっと天国に行っていると思っていたのに、
これはどうしたものかと思った目連尊者ですが、
どうやら母親は、彼にはとても良い母でしたが、
他人にはあまり施しをしなかったようです。

そうなのですね・・家族に良い事をしていても、
他人のためにも施さなくてはそれは片手落ちのようですよ。

世のお母様方も、わが子ばかりにかまけていると、
「盂蘭盆」になってしまうかも。

こんな話を聞くと、私にできる周りへの施しとは何かしらと。
お稽古では十分施(サービス?)をしているつもりですが。

大丈夫かと思うのですが、
優しかった母が盂蘭盆になっていたら大変ですので、
供養と施しをちゃんとしなくてはと思いました。

と、殊勝なことを考えたせいでしょうか、
風前の灯の洗濯機が今日息を吹き返しました。
何事もなかったかのように動いていました。

数日後には新しい洗濯機がやって来るというのに。
でもこれは、もう捨てられることを悟った洗濯機の、
最後の頑張りかもしれません。
ある日パタッと動かなくなる可能性あり。

          

というわけで、その12年間頑張った雄姿をカメラに納めておきました。

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お茶では治らぬ〇〇者

2017年07月28日 | 日記

         

花屋さんに寄った時、なんとなく手が出てしまったアイビーです。
間接光と水とで、すくすく育っているようです。
こんな小さな植物でも、緑は涼しさを感じせてくれますね。

大きなスイカのお礼のメールを友に送ったのですが、
ポンと送って宛先を見て驚き・・・
名簿の一つ前の人と間違えて送っていました。
それもお茶勉強の講座でお世話になっている先生です。
当然間違えだとはお気づきでしょうが、
でっかいスイカをありがとう。キッチンまで運ぶのが大変だったよ。」
なんてメールでしたから、こちらが恥ずかしい。
慌ててすぐに、「お騒がせしました」と、お詫びのメールを。
年に何度かはこんな失敗をする私です。

以前同じ職場でご一緒していた方が、今お稽古にいらしています。
「あなたがいつも落ち着いているので、お茶をなさっているからかしらと。
お茶を始めれば私も落ち着くかなと思って習いにきたのよ。」
と言われたりしましたが、とんでもないのです。
落ち着いて見えたのは、外向きの仮の姿。

気が短くて、こうと思ったらすぐやらなくては済まなくて、
その挙句失敗して・・熟慮に欠けるうつけ者なんです。
唯一救われるのは、いつまでもくよくよしていない、ということくらい。
懲りないという意味では、進歩がないかしらね。

というわけで、お茶の修行は人格を変えてはくれませんよ。
そうなりたいと願いつつ修行をし続けるのがお茶のようです。


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「瑞星」は良い兆しですが・・・

2017年07月28日 | 日記

        

 

七月は七夕にちなんで、星の銘が多く使われました。
天の川・銀河・星あわせ・星のしずく・星の光・星祭・等々。

様々な銘がありますが、「星あわせ」とは七夕のことですね。

「瑞星」という銘を使われた方が。
お目出度い兆しの星という意味のようです。
どのような星なのでしょうか。
そんな星を見つけて「良い事がありますように」と祈りたいですね。

 がしかし、昨日は良い兆しの星どころか、

なんと洗濯機の調子が悪くなるという悪い兆しが。
夏は毎日洗濯をしない日はありませんから、これは困ります。
かろうじて動いているが、変な音がして、スイッチもおかしい。
風前の灯です。
何年使ったかと数えてみたら、12年目でした。
もう買い替え時と言われてしまいました。
さっそく動かなくなる前に、手を打ちました。
取り換えまでに十日ほど、間があります。
どうかそれまで持ちますようにと祈っています。

そんな時はコインランドリーに駆け込むのよと。
使ったことないので、できるかしら・・と言ったら、
「使い方ちゃんと書いてありますよ」と笑われました。

次に壊れそうなのが、20年目の給湯器。
兆しのある前に考えなくてはならないかしら。
これもいざとなったら銭湯がありますよね。
まあ何とかなりますけれど。

10年過ぎれば駄目になっても仕方がない道具たち。
メンテナンスが良ければ100年も生きる人間は、
"大したものだ"と思いました。

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大きな・・どでかい!!スイカ到来(27日はスイカの日)

2017年07月26日 | 美味しい話

      

大きいなんてもんじゃない、"どでかい"スイカの到来です。

こんなに大きいのは見たことありません。
とにかくそのまま持ったら、ぎっくり腰になるといけないので、
まずはその場で二つに切り、流しに持っていきさらに切り。
野菜室を空にして何とか納めました。

これからいらっしゃるお稽古の方と、たっぷり頂くことにします。
ご安心ください。
明日の分も十分有ります。

ところで食べた後の皮の量も半端ではないですね。
スイカの皮は女性に良い栄養がたっぷりとか。
青いかたいところを除いて、料理にも使えるとか。
まずはスムージーにしてみます。
ちょっとでも使ってみましょう。
ただ捨てるのはもったいないですもの。

大きいってとても幸せを感じさせてくれるのですね。

最近にない感動を味わいましたよ。

ちなみに、7月27日は「スイカの日」だそうです。
タイムリーに皆さんに食べていただけます。

 

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日本橋の休日

2017年07月25日 | 日記

       

日本橋で会合がありました。
その後お茶でもと場所を移しました。
ここからが腰を据えてのおしゃべりタイムです。

お目当てのフルーツサンドを、食後だからと4人でシェアーです。
いつもならコーヒーと簡単に決めてしまうのですが、
メニューで見つけた写真に惹かれて選んでしまったのが、
「フローズンマルガリータ」

ウエイターさんに、「アルコールですが」
と念を押されてしまいました。
「大丈夫です」ときっぱり

こういうのをインスタ映えするというのでしようか。
それにはちょっと地味ですが、でもきれいでしょう。
ゼリーの金魚が泳いていました。
アルコールは少し薄まり、氷で鼻がつ~ん。
青春の思い出のあるマルガリータで胸はキュン。

日本橋の小さな「福徳神社」にお参りしました。
今年の初詣はここでしたっけ。
すぐ近くでイベントが。
       

暑い夏の昼間です。
人影はまばらでしたが、日が暮れると少しはにぎわうのでしょうか。
金魚すくいもありましたよ。

暑さを逃れて我々も早々にビルの中へ。

          

日本橋に来たら必ず買う芋けんぴと、
最後はデパ地下の和菓子屋さんで、
忘れてはいけない、明日からのお稽古のお菓子を求めて。
日本橋の休日は終わり。
雷雨に会いませんようにと帰路についたのでした。

 

 

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こころざし深き人には・・

2017年07月24日 | お茶三昧

  

利久道歌「こころざし深き人にはいくたびもあわれみ深く奥ぞ教うる」

お茶友からこんな話を聞きました。
あるときお点前を教えていただいていた時、
先生のおっしゃることが違っているのではと思ったけれど、
でもその時は「はい」と直してお点前を終えたそうです。
その日家に戻ると、先生からお電話があり、
「今日のお点前、間違えてお教えしたところがあります、
訂正しておいてくださいね」と。

その方は、
「自分がおかしいなと思った気持ちが態度に出たのかも」
と言っていましたが、それはそうではなくて、
その方の日頃のお稽古の真剣さゆえだと思いました。

教える、教えられるということは、お互いの心構えが反映されますね。
真剣な方には教えるほうも真剣です。
それは反対にも言えることで、
真剣に丁寧に教えられると、習うほうも真剣になるようです。

ですから、その話で利休道歌を思い出し、
辛抱強く何度でも、きちんと教えなくてはと、新めて思いました。

こんなこともありました。ある方を教えていた時、
とてもお上手で、あまり直すところもなくお点前を終えました。
次の方は、気になるところが多く、
それは先になさった方より、ずっと日が浅い方でしたので。
終わって、スムースに終えた方は今日は上手にできて、嬉しいと思い、
たくさん注意された方は落ち込んだかと思ったのですが、
そうではなかったようです。
何も言われなかった方のほうが、ぽつっと冗談のように、
「先生私みすてられたのですか。」と。
以前教師をしていた時に、いつも子供に言いました。
「注意されているうちに直しなさい、あきらめて注意されなくなったらおしまいよ」と。
ですから、注意をしなかった時は、良くできたからだとわかるように、
ちゃんと言葉に出して褒めてあげなくてはいけないのです。
そんなことも思い出しました。

どんなに酷暑の日々でも、稽古場はいつも真剣勝負なのですよね。
暑さも忘れる時間でありたいです。

それでも風炉の火の前に座ると、
エアコンも効かないくらい暑いですけれどね。
皆さんは「冷汗です」とおっしゃいますが。

 

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今年は抹茶寒天

2017年07月20日 | お茶三昧

            

昨日の晩に蜜を作り、今朝、抹茶寒天を作り、
今日の稽古で召し上がっていただきました。
メロンと白玉をトッピングして、餡と黒蜜で甘さを添えました。
明日、明後日と毎日作ろうと思います。
果物は日替わりになる予定ですよ。
又今晩蜜を作って、明日の朝は抹茶寒天と白玉作りです。
このために30分ほど早起きしますよ。

 

皆さんの協力で大きな葉が集まりました。
今日は薄茶は葉蓋をしました。

初めてなさった方が、ご自分の持っていらした葉でお点前をしました。
たたんでたたんで、突き刺して、建水にポイの瞬間、
あまりの一期一会に唖然として。
「初めに写真をとっておけばよかったです」と。
一週間前から目をつけておいて、やっと今日持ってきたのに、
一度で捨てられるとは、予想していなかったようです。

         

たくさん持ってきてくださった方もいらしたので、
明日の方の分まで取ってあります。
一年に一度は楽しんでくださいね。

 

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小暑から大暑へ

2017年07月19日 | 日記

                        

 涼し気に寒天で。
今年はさらに、今ブームの"抹茶"寒天にもしてみようと思います。
その上お茶を点てていただくのですから、抹茶効果は限りなくです。

さて小暑から大暑へ
いよいよ夏本番ですが、梅雨明け宣言もないうちに、
夏ははじまってしまったようです。

 二十四節気をさらに三等分したものが、七十二候ですが、

小暑の頃は、次の三候。
・初候 温風至(あつかぜいたる)
・次候 蓮始開( はすはじめてひらく)
・末候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)

 末の候の今頃は、「鷹乃学習」。
5・6月に生まれた鷹の雛が成長し巣立ちの準備をする頃。

 

七十二候は今のわたしたちの生活には照らし合わせると、
身近なことばかりではありませんが、
季節ごとの自然、気象の動きや、動物や植物の変化を知らせてくれます。
生活する上での心構えを持たせてくれているようでもありますね。

 これからやって来る大暑の頃は、

・初候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
・次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
・末候 大雨時行(たいうときどきにふる)

 いやいやもう十分に大暑ですね。
時々大雨どころか、ここのところの大雨は、想定外の豪雨で、
被害
の大きさに驚いています。

今日は都内も集中豪雨に見舞われたところがあったようですね。
友人から、二件も、「凄い雨がふったわよ」とLINEが。

 これからの厳しく長い夏を思うと、ちょっと気が遠くなりかけています。
せいぜい季節を楽しむお茶三昧で、乗り切りたいとは思うのですが。


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水指、時々ワインクーラー

2017年07月17日 | お茶三昧

           

普段は、塗り蓋を乗せて水指に使っていますが、
今日はワインクーラーです。
ロイヤルコペンハーゲン製の陶器で、モダンで私の好きな水指です。

ひょっとしたら、模様から見ても初めはワインクーラーだったかも。
塗り蓋を付けた見立て使いかしら。
わたしのところに来たときは、水指として箱書きもありましたけれど。
道具の使い道は一つではないですから、
いろいろと使って楽しむのが一番だと思います。
たくさん使ってもらえた道具は幸せですね。

 

差さて今日は月に一度の、茶友の先生とのお点前研究会でした。
丁度私の誕生日に当たるということで、
お赤飯と、お料理を持参で来てくださいました。
私はお酒と、おつまみと、デサートを用意してお待ちしました。

         

ハーフボトルのスパークリングワインですから、
「二人なら飲み干せますよね」と、乾杯をして、
どうも私の方が多めに頂いたみたいです。

お茶事のお懐石よろしく、お腹がいっぱいになり、
お酒で気分も上々。
「こんな後にお点前なんてできないわね」といいながらも、
気合を入れて、「大円草」のお点前を交互にしました。

いつもよりお点前が流調に感じたのはお酒の所為かしらね。

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白雲幽石を抱く

2017年07月16日 | お茶三昧

    

寒山の詩の一節で、世俗を離れた禅の境地。
ああ今の日本にこんな深山幽谷はあるのでしようか・・
とにかく日本中暑いですね。


進歩はだらだらと登る坂道ではなく、
路の過程にある階段のようです。
ある日突然、ふっと一段上がります。
一段が長いこともあるし、とんとんと2~3段上がってしまうことも。
一滴一滴とたまっていった水が、
ある日ついにあふれ出すといっても良いでしょう。

稽古をしていての醍醐味は、その瞬間に出会えること。
一人一人が自分でその手ごたえを感じて、
顔が引き締まるのを見られるのは楽しいことです。

先日、二年をかけてある資格試験に合格した方が、
「一つ目的を果たしたので、次の目標はお茶名をいただくことです。」
まだちゃんと何も覚えられていないのに大丈夫でしようか」と。

お茶をするのに必要なことは、好きであるということと、
続けるという才能だけと、私はいつも思います。
継続は必ず形に現れるものです。

 

暑い暑い日曜日。
稽古を初めて丸三年を迎える男の子。
ふと見た顔が、少し大人びて見えました。
いつの間にこんな表情に。
ひと月ほど間が空いたからでしょうか。
これも身体的にも大人になるという、もう一つの成長ですね。
その顔が、床の白い木槿と重なって、清々しくて、
今日は心に残りました。

明日は誕生日。
この一年成長したかしら。
まあ体の成長はとっくに階段を下っていますが、
もう一方はまだ可能性ありですね。

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雅なお菓子

2017年07月15日 | お茶三昧

         

松江藩お留菓子「姫小袖」

綸子模様をピンクと白で染め分けて、なずけて「姫小袖」
雅なお菓子ですね。

こんなお菓子を口にして、薄茶の点つのを待つ時間。
少し大服に点てていただいて、乾いた喉を潤す。
やはり至福の時間です。

最近抹茶が体に良いと、ブームになっています。
毎日のようにお茶を点てて頂いているわたしなのに、
さらに毎朝ヨーグルトに入れたり、これでもかの感じなのですが。
風邪一つひかずにいるので、長年の薬効は現れているかしら。

お茶をすることは、私の心も体も潤してくれているのだなあとおもいます。

 

 

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葉蓋の葉

2017年07月13日 | お茶三昧

 

 

          

暑い中、皆さんとお稽古の毎日です。
お稽古中はしばし暑さを忘れ・・ということは無理のようですが、
暑い中にも緊張感を味わえたり、
つかの間ですが、落ち着いた時間を持てることが、
お稽古の楽しさのようです。

酷暑のお点前で、濃茶の「名水点」薄茶の「洗い茶巾」は済みましたが、
もう一点前「葉蓋」というお点前があります。
十一代玄々斎の考案されたお点前で、
裏千家だけのお点前のようですが、水指の蓋に、大きな葉を使います。
もともとは籠花入れの受け筒を水指に見立てたときに、
梶の葉を蓋に使ったのが始まりです。

周りに梶の葉があれば、問題はないのですが、
大きな葉さえも簡単には手に入りません。
そこでこのころになると葉蓋の蓋探しということになります。
近くに野原や山もなく、たまに良さそうな葉を見つけても、人の家の庭だったりと、
意外と手に入らないものです。

「適当な葉を見つけたらもってきてね」と声をかけると、
「こんな葉っぱでいいですか」と、
大きさがわかるように写真に撮ってラインで送ってくれました。

        

                    

 皆さん写真の送り方もちゃんとわかりやすく心得ています。
これがまた一回ごとの使い捨てですから、何枚も必要なんです。

皆さんの協力も得て、今年も葉蓋のお点前が何とかできそうですね。

 

 

 

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熱中症予防

2017年07月12日 | 日記

先日買ってきた小さな行灯は、
玄関でドアーが開くたびに反応して灯り、
やさしくお迎えしてくれています。       

 

昨日は熱帯夜でした。
いよいよ寝苦しい夜が続くのですね。
愛用のアイスノン枕をバスタオルに包み、
頭を冷やして眠りにつきます。
エアコンは直接ではなく隣の部屋につけておいて、
間接的に冷気が来るようにして寝ます。
とにかく眠られない夜を過ごさぬように頑張らなくては。

          

甘酒の牛乳割

昼間は、煮出した「はと麦茶」を冷やしておいて、
稽古中もちびちびと飲み、
時々とっておきの「甘酒の牛乳割」を補給します。
これはなかなか嵌りますよ。

こうして、高齢者が熱中症で倒れたといわれないように、
これから毎日頑張っていきます。
皆様もご自愛くださいませ。

 

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流山本町江戸回廊

2017年07月10日 | 日記

   

お稽古にいらしている方の出演するコンサートを聴きに流山まで。
その帰りに、「流山本町江戸回廊」を歩いてみました。

以前住んだ街ですが、このように観光に力を入れているのを初めて知りました。
私はほとんど柏市に近いところでしたし、もう何十年も昔のこと。
最近このように町おこしに力を入れ始めたのでしょう。

観光協会のHPには、こんな説明がありました。
「薫るレトロなまちなみ
流山市の江戸川沿いに位置する流山本町と呼ばれる地域は、
江戸時代より江戸川の水運や白みりんの発祥地としてみりん醸造業で栄えました。
その面影はいまも感じられ、明治時代建築の建物や老舗、土蔵などが点在し、
レトロな風情を醸し出し、それら歴史的建造物は市や国・登録有形文化財として、
またギャラリーやカフェ・レストランなど近代的なエッセンスを融合させて生まれ変わり、
あらたなスポット、見どころとなっています。」と。

         

以前「一茶双樹記念館」でお茶会をしたことや、
大河ドラマで新選組が取り上げられたとき、
「近藤勇の陣屋跡」を見に行ったりしたことがありますが、
パンフレットのマップを見ると、いろいろと面白そうなところがありそうです。
とても暑い日で、午後という時間でしたので、二~三か所だけ見て歩きました。

         

「万華鏡ギャラリー 見世蔵」
明治に建てられた古いお茶屋さんが、ギャラリーになっていて、
流山在住の万華鏡作家さんの作品が展示されています。
建物は国の有形文化財だそうです。
まあるい筒だけでなく、外観のデザインも凝った素敵な万華鏡がたくさんあり、
しばらくは、小さな穴の中を覗く世界で、ちょっと不思議な時間を過ごせました。
近くにこのように万華鏡を一堂に見られるところがあるとは思いもしませんでした。

もう一か所は、「流山あかり館 彩」
和紙のランプシェードを透かす灯りがいいムードでしたよ。

記念にとてもかわいらしいものを一つ。

         
ちょっとした刺激で付いたり消えたりします。

最後は、「ましや」という呉服屋さんの横を入って、
「tronc」という小さな、これもレトロな雰囲気の喫茶店で一休みして、
流山の小さな旅は終わり。
そんなに広い地域ではないので、もう少し季節の良い時に、
ぶらりと一度訪れてみるのも楽しいと思いました。

目指していったイタリアンレストランでの食事が果たせなかったので、
次回はそれにリベンジしたいです。

 

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夏の雲は忘れない

2017年07月09日 | 日記

          

今年初めて開いた木槿の花。
去年より大輪のように思えます。
今日のお稽古の方のために、床に飾りました。
蕾の数も多いようですから、少し長く楽しめそうです。
一輪一輪、ゆっくりと開いてくれますように。

           

「夏の雲は忘れない」~ヒロシマ・ナガサキ・1945~
という朗読を聞いてきました。
会場は「座・高円寺」で、初めての場所ですが、
こじんまりとした、なかなか面白いホールでした。

"女優達の朗読"と銘打っての公演は、10周年を迎えるそうです。
懐かしい女優さんの名前に、皆さんおいくつかしらと。
多分渡辺美佐子さんが最年長かしら。
静かな語り口にも気迫がこもっていて、存在感が光りました。

「化粧」という一人芝居、何時かは一度見たいものと思っていましたが、
既に数年前にファイナル公演を終えたのですね。
いつかはと思っていることは、のんびりしていないで、
時遅しにならないうちに実行に移しておかなくては駄目ですね。

公演は会場いっぱいの観客で埋まっていましたが、
年齢層は高く、「もっと若い人に聞いてほしいわね。」
というのか我々の感想でした。

 

 

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