「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

初めてがいっぱい(東京湾ナイトクルーズ)

2016年08月31日 | 日記

 

若いころはたくさんの物に感動し
心に残しておこうなんて思わなくても、
鮮明に記憶に焼きつきました。

今も感動はするけれど、
しっかりと心に残しておこうと思う自分がいます。
またあることが確信できないからかしらね。
そう、一期一会。

 

ナイトクルーズは、予定通り出発しました。
誘ってくれた友人が、台風の予報にかじりつき、
朝から心配してくれていました。

                     

船出を待つ間に、船長服を来て客船をバックに。
自由に着て、写真が撮れるので、
ちょっと恥ずかしかったけれど、写し合いました。

                     

夜目遠目、このくらいなら公開可能かな。        

台風の去った後の東京湾は、思ったほど荒れてはいず、快適に食事を。
でも少し外海に近くなったところで、さすがに大きな船も揺れました。
船酔いの前にワインでほろ酔いしましたから、影響なしです。

フランス料理のフルコースを頂いてから、展望デッキで涼みました。
岸の明かりがきれいでした。
綺麗な明かりで、人気スポットのコンテナ埠頭。

                     

 スマホで揺れる船からは、なかなか鮮明には撮れませんね。

頭の上を羽田空港に降りる旅客機が、低く通過していきました。
初めて味わう迫力でした。
子供みたいにはしゃいだおしゃべりも楽しくて。
夏の終わりを感じさせるような海風も気持ちよく。

                     

レインボウブリッジの下をくぐるのも初めて。
初めての事、まだまだいっぱいありますね。

やっぱりちゃんと心に残しておこうと思いました。


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決行の知らせ

2016年08月30日 | 日記

         

 

茶道具がわが身に遠く思える日
         自作並べて一人楽しむ・・・

石川啄木の気持ちに寄り添う一日。
箱書き礼賛のお茶への抵抗。
きっと持てないものの歯ぎしりだと思いますが。
もし、巨万の富を得たら(宝くじが当たる)、わき目もふらず買い集めるに違いない。
人間は弱いから、環境に人格も変わるものと。
でもそのような環境に陥ることは絶対この先ないので、
意に反した自分を観ることはないと思うので安心していますが。
自分らしいお茶とは・・もう結論は出ているのです。

「今日のクルーズ、実施するそうよ」
電話の先の声に、"良し!"と気持ちを入れなおしています。
台風の予報に、二~三日前から心配していた、ディナークルーズ。
夏の行事の一つとして、楽しみにしていたのです。

関東は午後から天候も回復するようなので、
かたちを変えてでも決行するそうです。
これから台風が向かう地方の方たちには申し訳ないのですが。
予定通り夏の思い出をもう一つ作ってきます。

地震や、水害などの災害に見舞われた地方へのお見舞いの気持ちは、
その地方の農産物を積極的に買うことで、少しずつ表わすようにしています。
古希間近の凡人は、社会に迷惑やお世話をかけないことが、
一番の社会貢献と頑張るしかないですね。

 

 

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茶と花の融合展

2016年08月29日 | お茶三昧

ホテルオークラで開催された、「茶と花の融合展」に行ってきました。

・茶花講演
・生け花作家のデモンストレーション
・花展
等を見て、二席お茶席に入りました。

       

       

花入れに納まった野の花は、可憐であったり、凛々しかったり。
流儀花の花展にはない趣がありました。
一つ一つ確かめる野の花の名前も、いとおしく感じてしまいました。

            

午後は特別講演会として、
林屋晴三先生の「名碗は語る」を聞くことができました。

           


先生のお茶碗に対する深い愛情がしみじみと伝わってきて、

「名碗を持ったら、それにふさわしいお点前をすることが、名碗に対する礼儀」

という一言が心に残りました。
どのお茶碗が一番かといわれれば、
今は「喜左衛門井戸」が一番好きとのこと。
あまたの名碗をその手に取り、
お茶を頂く幸せを味あわれたとのこと。
我々には夢としか言えない体験ですね。

御茶席は、あえて自分の流儀は避けて、
表千家と武者小路千家のお席に。
自流に凝り固まった頭には、時々他流を拝見することで、
新しい発見があったり、リフレッシュもできて、
又、自分の流儀の良さを見直すこともできるものですね。

台風が近づいていて、はっきりしないお天気でしたが、
会場は花と和服で、格別のハレの世界を楽しめました。

 

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冷凍ブドウにしてみました (写真追加)

2016年08月27日 | 日記

             

                                      一閑張七宝蒔絵瓢形茶箱

 

去年の秋のお茶会の立礼席で使った茶箱。
八月は茶箱も楽しみましたので、懐かしく思い出しています。
あれほど練習して臨んだのに、
お点前の方は皆さん、完全には覚えていませんが。
いいのでよね、それで。
楽しい思い出さえ残っていればね。
日々新たにで、すべて新鮮。

ブドウがたくさん届いて、嬉しい悲鳴です。
少し冷凍ブドウにしてみました。

             

こうすると急いでいただかなくても、
好きな時に食べられますよ。

             

さっと洗うと、皮もくるっと剥けます。
自然解凍をして食べても美味しいです。
冷たいおやつになりますよ。
お稽古でちょっと味わっていただけるかしら。

少し前にフィリピン直送マンゴーもいただきました。
こちらは熟れ熟れでしたので、
食べる前に傷んでしまいそうと、
やはり半分むいて冷凍しましたよ。
こんなメニューはいかがですか。

                                 

                冷菓 「マンゴーとピオーネの水羊羹添え」

冷菓がいっぱいの冷蔵庫が太って見えます。

              

 

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一日一つならできそうでも

2016年08月26日 | お茶三昧

                 

              

片付けるとは捨てることなりと。
一日一つ物を捨てれば、
一年間で365 個の物が減る。
一日に一つ物を増やさなければね。

たくさん覚えなくてもいいのですよと。
一日一つ覚えれば、
一年間で365個の知識が増える。
一日一つ、忘れていかなければね。
最近は二つくらい忘れるような気がする。

ああ・・若い時にもっと勉強しておくのだったと、
今更嘆いても遅しかな。

 

集中豪雨でも、うだるような暑さでも、
皆さんガンバって稽古にいらっしゃる。
時々、茶杓を茶碗でなく棗の縁で払う人や、
「お点前頂戴いたします」でなく、
「お茶碗頂戴いたします」という人がいたりするけれど。
暑さの所為と、一同爆笑。
これも一座建立に一助かな。


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着火炭がより必要になりました

2016年08月24日 | お茶三昧

             

                                             なつぎく(塩野製)

エアコンをかけての夏の稽古では、
換気が悪いので、炭を使うことが少ないのですが、
お茶事となるとそうもいきませんね。
そんなときは本当に換気に気を使います。

去年の暮に、20年近く使ったガスコンロを取り替える時、
ガスコンロにするか、炎のない電気コンロにするか悩みました。
そして気が付きました。
炭を熾すには炎がないとダメだということに。
そこで、電器はあきらめて、
最新の安全センサーのたくさんついたガスコンロに。

さて、そのコンロがまた問題でした。
炭を熾す時にセンサーが働いて、ガスがたびたび止まってしまうのです。
十能の底が゛うまくセンサーに触れなかったり、
優れもののセンサーが危険を察知したりしてのようです。

そこでまた、切らしていた着火炭のお世話にならなくてはと、
急いで注文しました。

着火炭は10秒炎にかざせば付きますから、
その上に下火の炭を組めば、10分で熾してくれます。

都会のマンション生活では、
茶の湯の環境を整えるにも工夫がたくさん必要なんですよ。

10月の名残の茶事に向けて、
中置での炭手前をそろそろ稽古しなくてはという方が。
ちょっと気が早いですが、
こんな時こそ、炭手前に力が入るのですよね。

暑い時に熱い火のお話しでした。

 

(着火炭のお店はここです。参考まで。
ブックマークにも載せてあります)

 

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どちらも難解だけれど

2016年08月22日 | 日記

           

 

姪がプロデュースをして仕上げた、小さな演奏会。
それは四人の若き作曲家の発表会。

夏目漱石の「こんな夢を見た」から始まる、「夢十夜」を題材にして、
音楽でオムニバス風にまとめた四話の夢。
主人公が見た10の夢についての難解なものがたり。
この難解なものを現代音楽で表現するのだから、
尚更聴く者には覚悟がいると思った。

聴きに行くという形でしかできない応援。
姪の家族と待ち合わせをして観賞すべく川崎まで。
せっかくだから、昼と夜の二回公演の両方を聴いた。
一人でも多い観客がいたほうが良いだろう、
との親心にお付き合いしたのだけれど。
それと、講演にこぎつけるまでの苦労話を聞いていたので、
ぜひとも成功させてあげたいとの「伯母さん心」ででもありますが。

100席ほど椅子を並べた、小さなホールだが、
昼・夜のどちらの公演も、席はほとんど埋まっていた。
作曲家四人と演奏者五人の努力が実を結んで、
身内としては本当にほっとした。
夜の回には、お世話になっている方々の姿も多かったように見えた。

同じ公演を昼・夜二回聴いてわかったこと。
一回目は初めて聞く曲で、現代音楽・・・
どんな曲かと、必死で耳を傾けていたと思う。
不思議と二回目は力が抜けて、
わからないなりに安心して、音を楽しめた。
二回聴くのも悪くないと思ったりして。

姪のおかげて、
あまり縁がないと思っていた現代音楽にも触れるチャンスができて、
人生がまた少しにぎやかになったよう。
まだまだ学生の作曲家を目指す卵。
ひよこになったら、皆さんにも応援していただこうと。


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夏の思い出はシングルマザー(写真追加)

2016年08月19日 | 日記

お盆が過ぎましたが、暑さはこれからが本番といわれて、
このままで終わるはずもないと覚悟を決め直しています。

それでもお盆を過ぎると、気持ちは夏も終わったの感があり、
これから少しの間、稽古の時の皆さんの話題はひと夏の思い出。
自分の家が一番の避暑地と決め、
たまに都会に出て楽しむ時間もありますが、
暑さに参らぬうちにと、そそくさと我が家に逃げ帰っている私には、
ひと夏の思い出など作れません。
それでも、この時期だからこそ体験できることも結構あります。
決してドラマチックではありませんが。

暑い中、きちんと着物でお稽古に見えた若い方、
近々結婚式に参列するので、練習だそうです。
先輩にこれで大丈夫ですかとアドバイスを受けていました。
その方はまだ独身ですが、
ここの所三か月くらい、子育てに勤しんでいたというのです。
居合わせた皆さん、いつの間にそんなことになっていたのかとびっくり。
といっても猫のお話しと聞いて、納得。

生まれたばかりで保護した子猫が、
無事に育ってくれて一安心したというのです。
180gだった体重も今は1kgにもなったそうな。

                

 

                       

可愛いですね。
縁あって出会った命ですから、絶対見捨てられませんね。
きっと毎日必死で、世話をしたのでしょう。
その方曰く。
「シングルマザーになった気分です。」
これからますます可愛くてたまらなくなるのですよ。
覚悟していてねと。

これはきっとドラマチックな体験に入るのでしょうね。

追伸・・
ブログに写真を載せましたよと報告したら、
「もっとかわいらしいのがあります!」と、
親バカ(そうですよね)の写真が届きましたよ。

            
全く、子供と同じなんですよね。
どうぞ見てやってくださいませ。

 

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お盆休みの収穫

2016年08月17日 | 日記

            

二日間のお盆休み。
やりたかった納戸になっている部屋の整理をしました。
部屋の中をなにも跨ぐことなく歩けるようになりました。
収納用に取っておいた段ボール箱を幾つもつぶし、
着ないでいる衣類や、膝が抜けたり裾の切れた着物を捨てました。
物は並べ替えるだけで、隙間を作るということもわかりました。
これからはひとまず置く、を止めようと心に誓いました。

そしてオリンピックで頑張る選手を応援しながら、
浴衣を一枚ほどきました。
もう寝巻にしか使えなくなった浴衣です。
でも他のことには十分使えます。
そのまま刻んで雑巾でもよかったのですが、
思い出のある布地でしたから。
着物を洗い張りに出す時、手間賃を取られるほどの仕事です。
結構根気のいる作業でした。
選手の頑張りに勇気づけられたわけでもないけれど、
途中で折れそうな気持に鞭打って貫徹しました。

こんなことが私の、お盆休みの収穫です。

 

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お花を教えてくださいといわれて・・

2016年08月15日 | 日記

お茶のお稽古にいらしている方から、突然、
「お花も教えてください」といわれました。

確かに華道の師範免許は持っています。
一応玄関には看板も下げてあります。
でもこれは飾の様なもので、
もう実質40年近くも、真剣に花を活けたことはありません。
花といえば、茶花一辺倒で過ごしてきました。
時々は母が買ってきた花を分けてもらって、
年に何度か活けたりしたでしょうか。
でも母の花を観ると、いつも私の出る幕はありませんでした。
私の華道の師匠は母でしたから。

母の晩年の10年間を一緒に暮らしたとき、
元気なうちに母から学べるものはできるだけもらっておこうと、
意欲を出したこともあったのですが、時遅しでした。
奥義を受け取る前に他界してしまいました。

そんな程度の腕前の私ですから、教えてくださいといわれてもね。
「基本の型ぐらいなら教えられますけど、正式にはちょっと。
今は時代も違っていますから、だいぶかわっているでしょう。」
と答えると、
「お免状がほしいとか、花展に出すとか、そんなのは全然なくていいのです。
生活の中で花を楽しめる最低のことができれば。」と。

             

そんなことを言われて、取り出した懐かしいしい教則本。
ちゃんと取ってありました。
それから勉強していたころのノートも。

             

活けたお花のスケッチをしたり、写真を撮って貼ったりしてあるノートです。

茶花は、流儀花とは違うので、
かえって流儀の型が邪魔をすることもあるともいわれました。
ですから全く別と考えなくてはならないですが、
生活の中でどちらも生かせたら、素敵なことですね。

母の残していった花器もたくさんあります。

突然の申し出に、ちょっと刺激されて、
また少し生け花にも親しんでみようかしらと、思っています。

 

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代わりの話題は・・・

2016年08月14日 | 日記

           

                                                   「 すずかぜ」塩野製

お掃除中にふと浮かんだことがありましした。
「なかなかいい思いつきだわ、あとでブログの話題にしよう」と。

しかし、後になってPCの前に座ってみると、
はて何について書こうと思ったのか、全然思い出せません。
色々と関連づけて、あのことかな・・このことかな・・
結局思い出せません。
こんなことはよくあります。
良いアイディアなどが浮かんだ時などは、
すぐにメモしておかないともう駄目です。

 

それで、代わりと言っては何ですが、ゴキブリについての話題を。
ある日の、お稽古前に冷たい麦茶を飲みながらの話題です。

「ここ数年ゴキブリなんて出なかったのに、最近出たんです。
それも立て続けにに何回か。」
「あら・・近所で退治をした家があると、逃げてくることがあるのよ」
と私が言うと。
「あら、そうなんですね、近所めいわくですね。」と。
でそのゴキちゃんを・・
(私も大の苦手なのですが、呼び方だけでもこうしてかわいらしくしています)
いざというときに備えて置いてあった、
ゴキブリジェットとかいう殺虫剤でで退治したそうです。
「ゴキブリジェットよく効きます?」
「そうですねえ、一メートルほど歩いてころりうごかなくなります。」
「なかなか強力ですね。」
「それがその死んだゴキブリをどうしても片付けられなくて。」
その気持ちよくわかります。私も経験ありです。
ティシュなどいろいろ上から載せて、姿が見えないようにしたまま、
どうしたものかと周りをうろうろしているだけて、やっぱりだめと、
近所の友達に電話をして、片付けに来てもらったそうです。
お友達は、車で駆けつけてくれたそうな。

良かったですね。
ゴキブリの死骸を片付けに来てくれる友達がいて。

嫌いとか怖いとかいう感情は、
傍目に見ておかしいくらい、どうしようもないことなんですよね。

こうして、胸のつかえを吐き出して、
そのあとは雑念を払ってお稽古に励む皆さんなんですよ。

まあまあ、もっと良い話題をと思っていたのに、
どうしても思い出せませんので、今日は
このような話題になってしまいました。

美味しそうな、涼やかなお菓子の写真で、お口直しを。

 

 

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夏ばて防止・・認知症も防止

2016年08月12日 | 日記

暑い暑い毎日ですね。
オリンピックのメダルラッシュが、
暑さを忘れさせてくれている感ありです。

お稽古にお着物でいらした方が、
エレベーターで一緒になった人に、涼しそうですねと言われて、
「おほほ・・」と笑いながら心の中では、
『ほんとは暑い!!』と叫けんだそうな。

酷暑の中稽古にいらっしゃる皆さんを、
冷やした茶室で涼しい顔をして迎え撃つ私。
申し訳けない気持ちで、冷たい麦茶などお出しして、
汗が引くまでしばし涼んでいただいていますが。

エアコン完備の中での生活です。
暑さで食欲がないという話もあまり聞きません。
夏ばてというより、
熱中症予防で飲む水分で、むしろ水ぶくれ気味。
体重計に乗るのが怖いです。

先日適度のアルコールは認知症予防になると聞きました。
(しかし飲みすぎは加速させるとも・・・)

この「適度」という言葉にわが意を得たりと、
数日前に、大切に取っておいたワインを開けました。

              

この一瓶を5~6日かけて空けるのが、私の最近のペースですので、
間違いなく「適度」の量だと思います。

そしてそのワインも飲みほしたところで、
「飲んでいただけますか~」と、この梅酒がやってきました。

              

いやいやすごい迫力ですね。

早速、夏ばて防止の食前酒にしていただきました。

             

誤解しないでください。
私は決して大酒のみではなく、
飲むといってもこれくらいのグラスに一杯なのですよ。

おかげ様で、
適度な飲酒は途切れることなく続けられそうです。

 

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一休み

2016年08月11日 | 日記

        

お盆前の暑い一日でした。
念願のケーキを食べて、のんびりと午後の茶話会。

ショートケーキなんて、まあなんと久しぶりでしょう。
お店は銀座にある、芦屋が本店のお店、アンリ・シャルパンティエ。
これが何度聞いても覚えられませんが。

このお店にはランチの後によく行くことがあります。
いつも、もっと洒落た、
これもまた覚えられない名前のケーキを味わい、
もうショートケーキは卒業くらいに思っていたのですが、
あるときこのケーキの評判を聞いてから、
これは一度味わいたいものと、
今回は迷わずショートケーキを注文しました。

お皿の上のケーキは思いのほか大ぶりでした。
美人の苺が得意げに三つ並んでいて。
最近は大き目のケーキは完食が難しく、
いつも意気地なくも少し残してしまいます。
若いころの、ケーキバイキング通いが嘘のよう。
でも生クリームの軽さと、スポンジのしっとり感が、
ケーキを飽きることなく最後まで口に運ぶことができました。
念願叶ったということも手伝ってでしょうね。

ケーキの誘惑は、歳に関係なく、こらえがたいものです。
出来るならば、半分の大きさで値段も安く・・
だとありがたいのですが。

昨日から、夏休み中の姪が我が家に居候です。
夏休みなんて関係のない生活ですが、
こんな時は人並みに、世間と同じ風に吹かれています。

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座禅体験へ

2016年08月08日 | 日記

念願かなって座禅体験をしてまいりました。
初体験三名、経験者二名です。
去年あたりから、一度体験してみたいという声が上がっていましたので。

初めは鎌倉までもうでる勢いでしたが、
今回近くに良いお寺を見つけて、決行と相成りました。

        

柏市にある龍泉院。
定期的に参禅会が開かれているということて、申し込んでみました。
近くにこのような良いお寺があるとは灯台下暗しでした。

        

          

        

とても立派なお寺で、お庭もきれいに整えられ清々しく、
この日は夏空が青々と広がって、白雲が目にまぶしい一日でした。

初めてなので少し早めに来てくださいということで、
皆さんと遅れないように緊張して伺いました。

初めに座禅の仕方について丁寧に説明をしていただきました。
足の組み方は楽にと言っていただけたので、
私は片足だけを組む半跏ふ座ですることにしました。
座れない方は椅子でも大丈夫のようですよ。

            

この猛暑です。
汗をかいての座禅と思いきや、
座禅堂はエアコン完備で、暑さに関しては何の心配も無し。
心頭滅却すれば火自ずから涼し・・との覚悟は不要でした。

座り方、呼吸の整え方、雑念の払い方など、
色々と教えていただき、そのまますうっとしばしの瞑想に入りました。

三十分は思いのほか早く過ぎました。
これを二度繰り返して、1時間座りました。
静かなお堂の中での本当に静かな時間でした。

終わって参加者とお寺の方々との茶話会があり、
有意義なお話しや、経験談など聞かせていただけました。

            

どのようなお集まりですか、ときかれて、
茶道教室のメンバーですと伝えていたためか、
「さすがはお茶をなさっている方達ですね。
座っている後姿のたたずまいが違いました。」と
いたくお褒めを頂き、
社交辞令と思いつつも、ちょっと嬉しかったですが。
ご丁寧なご指導を頂きありがとうございました。

一度や二度の体験で、禅などわかるわけもなしですが、
まずは座る体験をして、日々茶に携わって過ごす身としては、
心を新たにできました。
古希を間近にしての初体験でしたが、
幾つになっても新しいことへの挑戦は、わくわくするものですね。
皆さんの感想も楽しかったということですが、
楽しさの先はまだ不明。
忙しい日々を過ごされている方たちばかりですので、
今度はお声を掛ける方を広げて、
参禅のチャンスが持てればと思っています。
ご興味のある方はぜひ。

 

そして、座禅の後の昼食は

             
イタリアンなどよりも、やはり蕎麦が合うと、
お目当てのお蕎麦屋さんで、締めくくりました。
こちらも一度行きたいと思っていた「松風庵」
わが茶室と同じ名前ですよ。
蕎麦の実の感触の残る"蕎麦がき"がとても美味しくく、
こちらへは間を空けずにどなたかを誘ってまた来てしまいそう。
食欲に勝るもの無しですね。

こんな健康的な一日を送った翌日は、定期検診。
朝食抜きで検査をしてもらいます。
きっと結果が良いと確信しています。

 

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さらりと読む茶の古典シリーズ

2016年08月07日 | 日記

一人で電車で移動中は、ほとんど読書をしています。
電車に乗って周りを見ると、今は皆さんスマホとにらめっこですが。

一時間近く乗っていても、長さを感じずに済みます。
小説を読んでいるときはうっかりの乗り越すこともありですが。
あの長い源氏物語も、電車の中で読破しました。
ですから、本はなるべく文庫本か新書サイズのものになった作品を、
バックの中に入る軽いものをと選んで手に入れます。

先日借りていたシリーズ作を読み終わってしまったので、
持ち歩く本が何かないかと、読みかけの本を探したところ、
本棚で目に入ったこの本。

「さらりと読む茶の古典」シリーズの一冊。

             

確か読み終えたと思うけれど、もう一度読んでも新鮮に違いないと、
( 内容はきっとほとんど忘れているという意味です)
もう一度読み返すことにしました。

この本を手に取ったきっかけは、

「「わび数寄は、心強くあらねば、道具よろづ不如意なる程に、
世にある人と交われば、心おとりせられて、肩身つまりて、
おのずから茶の湯にうとむものなりといいて、ただ胸の覚悟第一ならん。」

という長闇堂( 久保権大輔)の言葉に触れて興味を持ったことからですが。

「胸の覚悟第一ならん」といわれて、
多くの道具の持てない私には、とても感じるところ大だったのです。

 

そんな折、今日新しい本を紹介されました。
お世話になっている先生のご著書が、
この本と同じシリーズから、出版されたというのです。

                

~茶の湯名作イッキ読み~と言うところで、
きっと電車の中でも読みやすいのではと思い、
早速注文しました。
ご本人から直接、著者割引という形で手にするのも良いのですが、
今回は本屋さんで買うという方法で、お祝いの気持ちを表すことにしました。
と言っても送料無料で届けてくれるアマゾンですが。
早ければ明日にも届きますのでまっています。

 

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