「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

大切なものはお菓子

2021年08月25日 | お茶三昧

 

お稽古で一番大切なものは、「お・か・し」

というのは大げさですが、でもかなり重要です。
もしお稽古にいらした時に、「今日はお菓子がありません」とか、
「残念ですがお菓子無しです。」と言ったら、
皆さんどんなお顔をなさるかしらね。
まあそういうわけには絶対にいきませんから、
お菓子のことは常に頭にあります。

ですから、会心のお菓子が用意して差し上げられたときは、
私もとても嬉しいのです。

そんなお菓子ですが、近くに和菓子屋さんのあまりない環境ですから、
目先の変わった季節のお菓子を用意できない時が。
何とか喜んでいただきたいと、
時々オンラインでの注文でお取り寄せということもしますよ。

今日も九月のお稽古用にと、
最近雑誌やテレビで紹介していたお菓子を検索してみました。
するとなんとすべて売り切れとなっていました。
どうも皆さん美味しいものには飛びつくようで、
紹介された途端に予約が殺到するのですね。
どうやらほとぼりが冷めるまでは駄目のようです。

都会に出たついでに、お菓子を探して買って帰る・・
ということが、コロナ蔓延の今はできませんので苦労します。

まあ私はおやつのたい焼きで大満足なのですが、
いくら目先を変えてといっても、お稽古にたい焼きはちょっと。
「荒磯」などと銘をつければよいかしら。

お稽古のない午後は、栗餡たい焼きをいただいて、
一人でお茶を点てました。


片付けついでに運気もUP

2021年08月22日 | 日記

家にこもる時間が多くなると、
片づけ物をすることが良い時間つぶしになりますね。
そこで、せっかく片付けるのですから、
副産物をと、こんな風水の本を手に入れてみました。
今まで、風水などあまり気にしたことはなかったのですが、
読んでみると、まんざらでもないかもと、少し嵌り気味です。

早速実行できることから、やり始めました。
トイレ、玄関、寝室と、それほど手がかからずに片付け可能。
トイレは指南通りに片付け、飾るものをセッティングし、
なんと、盛り塩までしてしまいました。

ベットルームは、健康維持のための片づけ。
ベットの下に埃を貯めてはダメということで、
綺麗にお掃除しましたよ。

玄関の収納も、靴と、ぞうりを合わせて10足も捨てて、
大分すっきりしました。
何時か履くかも、とか、まだ履けるかもには見切りをつけて、
これだけあれば、大丈夫のLINEで納めました。

収納場所はゆったりと隙間を取っておいた方が、
幸運がやって来るようですよ。

Skype仲間には、参考になりそうなことを教えることになっているので、
簡単にできることから伝授しようと思っています。

残っているのは、リビングと、キッチン。
これは少し手間取りそうですが、
この際少しずつ手をつけて行こうと今は意欲的です。

風水の本、もう一冊届きます。これはお茶にも役立ちそうなので、
嵌りついでに勉強してみようかしらと。

お稽古の皆さんにも、
参考になりそうなことをおしえてさしあげよ~と。


これからのお茶は

2021年08月17日 | お茶三昧

茶道関係の雑誌を年間購読していますが、
「なごみ」は創刊500号ということで、記念号になっています。
この雑誌が産声を上げたのは、私が茶道を習い始めて十年ほど経った頃。
やっとお茶名にたどり着き、これからの自分のお茶のあり方は・・
などということを考える余裕もなく、
毎週の稽古をこなしていたように思います。
仕事も忙しかったですが、
お茶とは一生付き合おうという決意だけは持っていました。

私に残されたお茶生活はもうそんなに長くはないと思いますが、
これから先、お茶がどのように発展的に継続していくか、
そのためにできることは何かを考えてしまいます。
日々の稽古を大切にしながら、皆さんと追及できたらと思います。

「青年部に入会してみようと思います。」と、
何気なく紹介のチラシをお見せした方からの言葉。
若い方のこんな意欲や、好奇心も育てなくては。

鬱陶しい雨空に体調が思わしくないです。
暑くても太陽がでているほうが元気が出ますね。

 


雨の一日

2021年08月14日 | お茶三昧

雨の日の午後。
好きなお茶碗で茶箱の和敬点でお茶を頂きました。

露草のお茶碗は、社中の若い方もとても気に入っていて、
出して使うたびに、とても喜んでくださいます。
形見分け( 笑)にはこのお茶碗はその方に決まりです。
いつも冗談に、
「好きなお道具があったら、『私これ好きです』と言っておきなさい。
箱に名前を書いておいてあげますからなんて言っています。
そんなことになる前に、好きなものはどんどん使うことにしていますが。

名残の時期、10月後半ごろ、一席定員三名の社中ミニ茶会を計画したのですが、
今のコロナの感染状況ではでは先が全く見えません。
実現できると良いなあと思っています。

二三日前に花を根っこのついたまま分けていただいたので、
早速鉢植えにしました。


このようなものもあったことを思い出して、使ってみました。
ベランダでのおままごとみたいな作業でした。
上手く根付きますように。


残心

2021年08月08日 | お茶三昧

暑い暑いといっていても、もう立秋と聞くと、
茶室のどこかに秋の訪れをと、思ってしまいますが。

それでも、
一度くらいは冷たいお茶を楽しもうかしらと、
氷水をポットに入れて、茶箱のお点前で冷茶を頂いています。



 

名残惜しく平水指も使っています。

 

オリンピックも終わりましたね。
コロナの影響で、手放しで楽しむことはできませんでしたが、
選手一人一人の姿は、どの競技を見ても美しかったと思います。
それを味わいながら、
なぜかお茶のお点前に通じるものも感じたりしていました。

空手形の試合を見ていて、「残心」という言葉に触れました。
お茶でもよくつかわれる言葉です。

亭主がお茶事でお客様をお見送りした後、
一人静かにしばし茶室にたたずんで、一日を振り返る時の。
それはきっと茶室を後にする客にもある・・それぞれの「残心」

「残心」それはお点前の中にもありますね。

あらためてそんな言葉をしみじみと噛み締めました。

選手の皆さんお疲れ様でした。
国を背負ったプレッシャーから解放されて、
勝者も敗者もゆっくりとお休みください。

開催前はいろいろと騒がしかったオリンピックでしたが、
さて明日からはまた残された課題との戦いが続きますね。