「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

三才でお茶の魅力に目覚めた!!

2016年04月30日 | お茶三昧

           

                                

                               

 

             

今年で五回目になる、神社でのお茶席のご奉仕。
晴天に恵まれて、無事に終えました。
聞くところによると、15年間雨に降られていないということです。
お守と一緒に頂いた御幣を、神棚がありませんので、
飾り方を伺って、リビングの良き場所に。
                  

五年目にもなると、顔なじみの方もいらして、
「いつも楽しみにしています」と声をかけられると嬉しいものですね。
始めるのは簡単ですが、続けるのは難しいです。
今年も皆さんの協力で、ご奉仕できたことがとてもありがたいです。
社中の健康を祈ってまいりましたから、無事な一年となりますように。

いつもながらの、
三々五々訪れる方にお茶を差し上げるという長閑な御茶席ですが、
今年はとてもかわいらしいお客様に、
お姉さま方(?)はめろめろだったようです。

その一部始終は私はちょうど式典に参列して席をはずしていたので、
ざんねんながら目にすることはできなかったのですが。

三才の男の子だったそうです。
全部は多すぎるかしらと、残りをお母様にと心配するのですが、
お茶碗を離さず全部飲み干してしまったと。

                
更には、この美味なるものがいかにして出来上がるのかと興味津々。
お点前まで所望。
眉間にしわを寄せるようにして、じっと真剣な目で見つめられる中、
お姉さまも緊張してお点前をしたそうですよ。

             

三才でお茶の魅力に目覚めた!!

そういえば「お茶は飲めなので」とおっしゃっていた方が、
物は試しとお菓子とお茶を口にされて、
「こんなにおいしいとはしりませんでした。」
と喜んでくださったことも嬉かったです。

爽やかな気に包まれて、人とのこんな触れ合いが、
今年もお手伝いで来てよかったなと。
皆さんお疲れ様でした。

 

 

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人ごみを避けて予定変更

2016年04月28日 | 日記

            

今日は、奈良土産の鹿サブレをお干菓子代わりに、お稽古です。
せっかく宿泊したのだからと、
こだわっての奈良ホテルブランドですよ。
             

本物の鹿さんとも会ってきました。
彼らの興味は餌をくれる人の方に。

一日目は奈良公園から若草山、春日大社とめぐる予定でしたが、
東大寺の大仏殿に続く参道は、人・人・人・・人で埋まっていました。
それも外国人観光客の多いこと。
奈良は少しは静かかと思っていましたが。

日曜日ということがいけなかったと、
とっさに判断して、予定変更。
近鉄奈良駅前でバスに乗車して、
二日目の予定だった、浄瑠璃寺・岩船寺へと向かうことにしました。

500円の一日乗車券を買いました。
片道で、540円かかりましたから、とてもお得でした。
ただし、本数の少ないバスの時間に合わせての行動なので、
必死に山道を登ったり下りたりの体力勝負となりました。

それでも歩いただけのことはあり、
岩船寺から浄瑠璃寺までの道すがら、
心休まる石仏様と幾つも対面できました。

             

             

         

              

枯れ葉に覗くギンリョウソウも見つけました。

             

誰も弱音を吐くことなく、転ぶことなく、
まだ大丈夫ね、でもいつまでできるかしらね、こんな旅。

翌日は、奈良ホテルでの優雅な朝食を済ますと、
柿の葉寿司をお弁当に買い、JRで桜井駅へ。
談山神社に向かいました。
この日もバスの時間との戦いで、神社の境内でお弁当を食べて、
神聖なる"霊気"を体いっぱい吸い込み、聖林寺へ。
国宝の十一面観音菩薩は、美しく素晴らしかったです。
ミロのブィーナスと比較されるのもうなづけます。

奈良に戻ってきたのは午後三時過ぎ。
それからやはりどうしてもと、東大寺へと向かいました。
少しは人ごみも解消かと思いきや、
今度は修学旅行の団体であふれていました。
天下の大仏様ですから、静かに拝観しようなんて無理ですね。

          

             

中学の修学旅行に始まり、四度目の奈良の大仏様でしたが、
何故か今回が一番は胸に迫るものがありました。
建立当時の人々の思いも少しは理解できる年令になったからでしょうね。

最後に力を振り絞って春日大社へも。
藤の花ももう少しゆっくりと見たかったかな。

再びの奈良・・・もう一度はあるでしょうか。
駆け足での旅の報告は、
忘れないうちに書き留めておくため。
ひとまずこれで安心です。

 

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旅の目的は奈良ホテル

2016年04月26日 | 日記

           
奈良ホテルのクリアーファイルと、奈良交通のバス一日乗車券です。
木の木簡型の札を首から下げて歩きました。

三十年ぶりの奈良でした。
「一度は奈良ホテルに泊まってみたいわね」
そんな昔乙女の夢?の実現が果たせました。

半世紀にわたる付き合いのこの学生時代仲間は、
最近「終活」と称して、
まだ訪れたことのない場所にせっせと足を運んでいます。

その候補地の一つが奈良ホテル。

    

期待通りのレトロ感で私たちを迎えてくれました。

          

          

近代的なホテルにはない趣が、もう私たちには懐かしく、
その優雅さに多少の不便さも"許す許"すという気持ちに。
客室は狭くても、天井の高さでそれも気にならず。
ホテルのスタッフのおもてなしも爽やかで気持ち良く、
すっかり満足の乙女たちでした。

               

               

二番目の目的の観光ですが、
相も変わらずの強行軍になりました。
朝降っていた雨も上がり、二日間とてもよいお天気でした。
誰も晴れ女という自信は持っていませんが、
何故かこのグループの旅は天気に恵まれます。
皆曰く、
「マイナスが集まって、強力なプラスに転じているのかも」と。


さて、連休前に一足早い休日を取りましたから、
これから明日からの稽古と、
29日の神社の大祭での添え釜の準備に取り掛からねば。

観光の報告は、また聞いてくださいね。

 

 

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様々な時間

2016年04月23日 | 日記

 

            

汗ばむ初夏の一日。

弁慶橋の釣り堀には釣りを楽しむ人の姿が。
都会の真ん中の長閑な風景ですね。
午後からニューオータニのレストランでの、
ティナーを頂きながらのミニコンサートへ出かけましたが、
ホテルへの道すがら目にした光景は、妙に懐かしくて、
思わずカメラに納めたくなりました。

そんな風景とはまた別世界の様な、
レストランでの優雅で華麗な音楽に包まれた時間。
お気に入りの着物を汚さないよう料理を頂く。

今日は午前中は、稽古を予定していませんでしたが、
時間のやりくりのつかない方に声をおかけして、
やはり稽古をしてしまいました。
休まないで頑張る方たちの熱意には負けますね。

だいぶ前に、ぽつんと入っていたこの日の予定。
近づくにつれて、前後にさまざまに予定が入り、
気が付けば、当日の午前中は稽古をし、
翌日は朝早くから奈良に旅立つことになっていました。

どの時間も大切で、お互いがお互いのためにあるような、
様々な時間は私をきっと元気にさせているに違いないです。

30年ぶりの奈良も楽しみです。
足腰だいじようぶかなあ・・。
行ってまいります!!

 

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修正が頼りですが

2016年04月21日 | 日記

            

三日間の外食が続きました。
初めての親子丼の写真だけとりました。
神楽坂の人気のお店です。

昨日は「象彦」さんで蒔絵体験をしてきました。
お盆に朱の漆て絵をかき、金を蒔いてきました。
筆を持つ手は震えるし、目はちらちらするし、
もう細かい作業は疲れますね。
メガネを作り直さないと、ダメかなとも。
何とか出来上がり、上手にできなかったことを悲しんでいたら、
はみ出した部分など少し修正をしてくださるとか。
ちょっとはよくなるでしょうか。
修正だけがが頼りです。
漆が乾いた頃に受け取りに来てくださいということです。
それなりに期待していますよ。
波に千鳥ですので、
これからの季節に使って見ようと思います。

修正といえば、証明書の写真を撮りに行った方が、
かなりの修正をサービスしてくださったとかで、
「全然自分と違います」と。
どこかの証明書の申請写真の注意書きに、
「本人と著しく違うものは不可」と書いてあったのを思い出しました。
大丈夫かしらね。
今は修正技術が進んでいて、
とってもきれいに仕上がるそうですよ。
心強いです!!

 

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淡々と過ぎる日々が・・

2016年04月16日 | お茶三昧

  この度の熊本地震で被害を受けられた方々に、
  心よりお見舞い申し上げます。            

                
                   キバナオドリコソウ

黄色の斑入りの葉の踊子草は、始めて見ました。

四月になり、炉も最後の月ですが、
淡々としたけ稽古の続く毎日です。
一人一人には、
職場が変わったり、お引越しをしたりと、
はたまたご家族の心配事が持ち上がったり、
人生の節目を迎えたり、壁にぶつかったり…
いろいろなドラマがあることと思いますが。
それでも稽古に集い、お茶を頂く時間が持てるということは、
本当に幸せなことなのだと思います。
淡々と過ぎる日々に感謝しましょう。

今日は新しい銘に触れました。
「春陰」と「早馬」
どちらも男性の方から出ましたが。

「春陰」は俳句の季語に使われているようですね。
春の曇りがちな天候のこととか。
それを聞いてどなたか独り言。
「春眠」がいいなあ。

なかなか春眠をむさぼる時間を持てないうちに、
春は瞬く間に過ぎていくようです。

 

 

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つながりました!!

2016年04月14日 | 日記

                     

                                    

突然電話がつながらなくなったのは、
やはり電話機の故障でした。
取り寄せた電話機を取り付けたら、
なあんだ・・すぐにつながりました。

以前よりコンパクトな電話機です。
ちゃんとFAX電話ですよ。
それでも機能はずっと充実です。
二十年前の機種とは比べられませんね。
しかしその機能も、設定や使い方を覚えるのが大変なので、
ほとんど受けるだけの電話ということで、
最低の設定をして使います。

一番うれしいのは、出たくない電話には出ないで済む機能です。
これだけはしっかり設定しました。
さすが現代の困りごとに対処出きるようになっているのですね。
ひとまず一件落着です。

九州で大きな地震があったようです。
緊急速報のあの音を聞くと、ドキドキッとしますね。
被害が少ないとよいのですが。

 

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電話機が壊れた?

2016年04月13日 | 日記

              

今日は久しぶりにちょっと強めの偏頭痛に襲われました。
午後から薬を飲んでのお稽古でしたが、
何とか無事に終えました。

しかしもう一つ頭の痛いことが。
ふと電話機を見ると、
いつも付いているランプが付いていないことに気づきました。
受話器を取ってもウンともスーとも言いません。
充電器に乗っている子機のランプは付いているので、
電源は入っているようだしと、あれやこれややった末に、
電話会社にメールを。

「電話が通じません、電話機の故障か、回線の異常かわかりません」
とまあ、このような単純明快なメールを送ると、
色々と試してほしいことを連絡してきました。
それでも駄目な場合は技術者を派遣しますというので、
言う通りやってみましたがらちが明かないので、
やはり来てもらえる日の予約を取りまし。

でもなんとなく電話機の様子を見ると、
これは電話機が壊れたのかもしれないと。
試しに携帯から電話をしてみました。
ちゃんと呼び出しているのに、家の電話が鳴らない・・・
20年も使っているので、ありえる・・・

この際、固定電話なしにしようかしら。
いやいやそういうわけにもいかないですね。
こちらからかけるのはすべて携帯で済んでも、
掛かってくる電話はまだ家電が必要です。

もし壊れていたら、どんな電話機にしましょうかね。
一番単純なもので、やはりFAX付きが必要かな。
う~ん、偏頭痛も吹き飛んでしまいそうです。

自分もどんどん古くなるけれど、
物はもっともっと早く古くなるのですね。
考えると人間はなんと長持ちなのでしょう。

すみません、固定電話にしか掛けられない方、
通じませんでしたらしばらくお待ちくださいませ。


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園芸日和

2016年04月12日 | 日記

                   

朝からとても良い天気です。
どうやらこの天気も一日限りのよう。
絶好の園芸日和となりました。

実はこの日に合わせて土を注文しておきました。
そろそろ土を入れ替えてあげないとかわいそうな鉢植えが。

一回り大きな鉢に、新しい土を入れての、
植え替えの作業をする日を狙っていたのです。
天気良し、訪れる人もなし、出かける用事もなし。
こんな日は月に1日か2日なので、
もうすぐ到着する土を今か今かと待っています。

以前は量販店で買って、車で運び、、
マンションにつくとエレベーターに載せ、
廊下をずるずると引きずるように運ぶということをしていましたが、
今はネット注文で、戸口まで運んでもらえるのでとてもありがたいです。
そんな便利さから、大量に注文してしまいましたが。 

これから楽しみながら植え替えをします。
土が余ったら、「まだまだいける~」と、
きっとまた何か苗を探してきて植えたくなるでしょう。

そしてまた使い古しの土を捨てる事で、
一算段しなくてはならないのですが。
これがベランダ園芸の悩みですね。
土の捨て方は色々あるようで、
以前"何でも屋"さんに頼んで、
段ボールの一箱くらいをまとめて捨ててもらいました。
もちろん有料です。

そろそろ土の到着です。
暖かいうちに終わるように、精を出しますね。

 

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都忘れ・忘れな草・忘れ草

2016年04月10日 | 日記

 

             

桜協奏曲( 狂想曲)の後は、
そそとした都忘れが、浮かれた熱を冷ましてくれるようです。

都忘れの花を見ると、
なぜか決まって、「忘れな草(勿忘草)」を思い出します。
こんな歌がありましたね。
「別れても別れても 心の奥に
いつまでも いつまでも憶えておいて ほしいから
幸せ祈る 言葉にかえて忘れな草を あなたに あなたに」
もうだいぶ古い歌ですが。

でも最近は「忘れな草」より「忘れ草」を思い浮かべるようになりました。
この花は、身に着けていると辛いことも忘れられるという。
甘草( ゆうすげ)の種類で
古い和歌にもしばしば歌われているようです。

  わすれ草我が身につまんと思ひしは人の心におふるなりけり
                     (小野小町)
  見し人はかれがれになる東屋にしげりのみするわすれ草かな
                  (建礼門院右京大夫集)

若いころは「わすれないでね」もロマンチックでしたが、
この頃は忘れてもらったほうがありがたいこともありますね。

自分にはどちらがほしいかといわれたら、
もう「物忘れ草」になり下がっている私ですからねえ~

可憐な「都忘れ」を眺められれば幸せです。

 

 

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筍もやる気もニョキニョキかな

2016年04月07日 | お茶三昧

         

採れたての筍がやってきました。
しかも湯がかれた姿でね。
すぐにも筍料理を味わえますよ。
最高に幸せです。

今日はお菓子から、道具から、桜満開で稽古をしました。
桜を十分に惜しみつつ。
あいにく外は、やはり花散らしの雨となりました。

さて花が終わると、筍のごとく、新緑の葉のごとく、
皆さんのやる気も芽吹くようで。

「七月に朝茶事をします!」
「今年は私たちが夜咄をします!」
と、茶事の予定の声が上がり始めました。
五月には窯をお持ちの方のところに押しかけて、
陶芸体験をするグループも。
今年は外でのお茶会を予定していませんから、
私の気持ちもゆったりなので、
皆さんの応援にも力を入れますよ。

まずはベランダ茶庭を少しきれいにしようかしら。
簾や枝折戸を新しくしたいなあ。
植木も増やせたらいいな。
夜咄の時に蹲に置く湯桶を新調しようかしら・・
皆さんのやる気は、私のやる気にも火をつけてくれたようです。

 

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切り替えられる

2016年04月05日 | お茶三昧



         
透き木釜をかけて、炉に名残を惜しんでいますが、
少しまた気温が低くなりましたね。
おかげで桜は長持ちしていますが。

一方で4月29日の小御門神社でのご奉仕の準備をと、
風炉を出してきてウォーミングアップです。
神社では手作りの点茶盤を用意してくださいますので、
立礼の稽古をして備えます。

当日は炭を使えないので、風炉に電熱器を入れますが、
今年はメーカーさんに紹介されて、
新しい電熱炭を使ってみることにしました。

今までと違うところは手元で、強・弱・切り替えができることと、
電熱線がむき出しでなく、おおわれているので、
お湯がかかっても安心というところなのですが、
今まではコンセントを抜いたり入れたりで、それも一段階の火力でしたので、
それだけでも助かります。
今使い心地を試しています。

炉でお点前をして、続けて風炉で立礼のお点前をして、
皆さんちょっとまごついたりしますが、
すぐに切り替えられるところは、頼もしい限りです。
新しい電気炭に負けていないですね。

参考までに電気炭の情報です

 

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春の茶会で初陣

2016年04月03日 | お茶三昧

桜満開の候。
春の茶会に招かれて、楽しんできました。
場所は個人のお宅ですが、最近雑誌に紹介された素敵なお宅です。
一階はお茶を楽しむためだけの和のスペースで、
待合、露地、小間と広間、懐石の場は洋間と。
動線をよく考えられて、とてもうらやましい空間でした。

本日の御茶席となったのは広間でしたが、
お願いして小間の四畳半も拝見させていただきました。

          

又隠写しとお見受けしました。
小間の躙り口の上に掲げられた扁額はお家元に書いていただいたそうです。

                                   

                                   

このお茶会に出向いたのは、
時々話題にさせていただく、バリトン歌手の村田孝高さんが、
お点前で初陣を飾るということで、皆で応援に駆け付けたのです。
一年ちょっと前から、こちらでお稽古をしていらっしゃいます。

三月半ばにイタリアの公演から帰って、
二週間でお点前を仕上げてということで、
直前に、また見たこともないお棚のお点前とわかり、
とてもびっくり、大変だったと伺いましたが。
舞台慣れしていることもあるのでしようか、
袴姿も凛々しく( 体格の立派さも一層際立ち!!)
落ち着いた丁寧なお点前でした。
私は年令には不足ないと、お正客を仰せつかりましたので、
じっくりと間近で拝見させていただけました。

とても丁寧に長い時間茶筅を振っていらしたので、
後で伺ったところ、
初めてのお茶碗で、その形がまだ自分には点てづらく、
おまけに新しい茶筅ということで、思うように泡がたたずに、
何とかしなくてはと頑張ったそうです。
どんなに稽古を積んでも、
一期一会の当日は、何が起こるかわかりませんね。

知っている方の初陣は、楽しみでもあり、
ちゃんとできるかしらという、そわそわもあり、
楽しさと心配の入り混じった時間。
終わっての笑顔に、主客一同ほっとしました。

ご亭主のお心入れで、お道具も立派なものばかり。
床の軸から、取り合わせの道具の隅々まで、
春を余すところなく享受させて頂きました。

 

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桜~桜~桜餅

2016年04月01日 | お茶三昧

                

                   

                

   ~花の雲鐘は上野か浅草か~ 芭蕉                 

桜満開の時ですね。
定番のお菓子を頂くのも、お茶の楽しみでもあります。
写真は以前に、手作りした桜餅を撮ったものですが。
今年はしばらくぶりにまた、と思いつつも、
忙しく材料をそろえる余裕もなく、
あっという間に時期が過ぎてしまいそうです。

桜餅というと二種類あって、関東と関西では浮かぶものが違うようです。
関西は「道明寺の桜餅」が桜餅。
関東では「長命寺の桜餅」で代表される桜餅です。
私は関東なのですが、最近は関東でも道明寺は出回っていますから、
私は好きでこの時期には一度はいただきます。
ある方は、稽古で道明寺の桜餅が味わえるのを楽しみにしています。
いくらでも自分で買って食べられるのでしょうが、
何故か稽古でいただくとまたその味は格別のようです。
 
というわけで、来週は道明寺の桜餅を用意しましょう。
まだ間に合うかしらね。
楽しみにしている皆さんはお休みしないでね。

 

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