「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

渋谷はもう御免かな

2022年04月27日 | 日記

久しぶりに生の音に浸ってきました。
第九は難しいうんちくの語れない素人の私にも、
いつも心地よい感動と、郷愁を与えてくれます。
ベートーベンそのものという満足感も良いですね。

コロナの感染が収まっていない中、
全員がPCR検査をしてマスクをしての合唱ということでしたが、
響きもよく、声もよく通っていたと思います。
きっと歌いにくくて大変だったのでは。
このような時期でのいろいろと苦心をしての公演の成功は、
主催者側の気持ちも察せられ本当によかったと思います。

開演前の友人との食事も満足でい言うことなしなのですが、
まごついてしまったのが渋谷駅でした。
なかなかハチ公前にたどりつかず、うろうろしてしまいました。
二年ぶりの渋谷駅は、方向音痴の私には、迷路のようでしたよ。
もう私には渋谷は来るところではないなあ・・と思いました。
期間が空いてしまったせいか、年齢のせいかわかりませんが。

雨も、帰りは上がっていましたが、
駅から家までの数分の夜道は、強風が吹いていて、飛ばされそうに。
夜遊びもそろそろ年貢の納め時かなとも思ってしまいました。

さて遊んだ後は、二日稽古をして、炉に蓋をします。

 


15000歩でちょっと自信が

2022年04月26日 | 日記

気温がうなぎのぼりの一日、野田の清水公園まで出かけてみました。
コロナのはやり始めた年の秋以来ですが、
季節が違うと、花も木も違う表情でまた楽しませてくれました。
ネモフィラもあの有名な場所にはかないませんが、
それなりに一面に咲き誇っていて、満足しましたよ。

お決まりのアスレチックで奮闘する姿を見ながらのお弁当。
腹ごなしにまた歩き、最後はカフェテラスで冷たい飲み物を。
月曜日で園内は空いていましたが、テラスに来ると、意外と席は埋まっていて、
周りは同年齢の方達のおしゃべりで満ちていました。
私たちも戸外なので、マスクを外して次の楽しみの計画を練ったりして。

歩いたり休憩したりの一日コースでしたが、
歩数計は15000歩と出ていました。
膝の手術以来の一日の歩数の最高記録となりました。
ちょっと自信が付きました。
これで観光旅行でも、同行者に迷惑をかけずに付いていけそうです。


自画像

2022年04月23日 | 日記

コロナ自粛の気分転換にと始めた水彩画。
今回の課題はなんと自画像です。
鏡を見ながら書くのですが、
もう自分の顔をあまりしげしげと見たくはないのに、
じっと見つめなくてはならないつらさ。
顔が暗くならないようにと、きれいな色の服を着て、
すっぴんではあまりに情けないと化粧をして、
皺やほうれい線も描いて、ちゃんと正直に仕上げたつもりですが。


見てくれではない、私なりの人生のにじみ出た自分を描けたらと思いつつも、
なんと願望が見え見えの自画像になりました。
三度描きましたが、最後が一番きれいになっていました。

似ていなくても可ということなので、
現実に落ち込むのが嫌なので、これで良しとしました。
知っている人が見たら笑われるので、絶対見せられません。
こんな作品提出してよいのかなあ。
まあいいか。

さあ気を取り直して、夕飯の支度をしよっと。

明日はお稽古です。
続き薄茶とお炭手前をしていただこうと思います。

 

 


久ぶりに和服で外出

2022年04月19日 | 日記

「そろそろ会いましょうよ。」と、
コロナの第一波で緊急事態宣言が出て以来、
Skypeでのみの近況報告(なんと週一回のペース)だったグループと、
久しぶりにランチをしてきました。

レストランでのフレンチでしたので、
というより、何を着て行ったらよいか決まらなかったので、和服で出かけました。
家の中では稽古で飽きるほど和服で過ごしても、
和服での外出は久しぶりで、心なしか草履の鼻緒が指に痛く、
ああ随分ちゃんと草履で歩いていないなあと、
コロナ禍の自粛生活の長いことをつくづく感じました。

お料理の写真なんてと思いながらも、
せっせと記念に撮ってしまいました。

こんな優雅な時間が、心配なく持てるように、
早くコロナが収まってほしいもの。

四月も半ばを過ぎると。徐々に風炉に気持ちが行きます。
「さあ、お茶の正月」と言って、新たな思いで開いた炉も、
半年の時が経つと、初風炉の清々しさが恋しくなります。
春夏秋冬の四季の移ろいは、行きつ戻りつとゆっくりですが、
炉と風炉の入れ替わりは潔くて、気持ちをきりりとさせませんか。

ちょっとした外出での気分転換は、お稽古に向かうエネルギーを、
楽しいお稽古は、休日の活動の、同じくエネルギーを生む。
お互いに持ちつ持たれつで行けていいと感じた一週間でした。


元気に過密スケジュールをこなしました

2022年04月10日 | 日記

あまりの暖かさに大花エンレイソウがみるみる大きくなり、
蕾もつけて成長中です。
茶室の床を飾るのも、近いようで楽しみです。

今週は二日間は外出、残りの五日間は稽古と、
コロナ前を思い出させるような過密スケジュールでした。

月曜日は冷たい雨の降る一日でしたが、
横須賀の病院に術後三年目の検診に出かけました。
経過は順調ということで一安心ですが、
調子が良いからと言っても、正座はなるべく避けるようにと。
やはり稽古は椅子でさせていただくのが良いようです。
車で行くことができたので、帰りは三浦岬まで廻って、
海の幸をいただいてきました。
雨に降られて散り始めた桜ですが、車窓から十分に楽しむこともできました。
これで今年の花見も終わりですね。

翌日は、肩を骨折した友人が退院して落ち着いたころなので、
快気祝いの食事を一緒にしました。
私も経験したことですが、無事に退院して、気持ちは晴れても、
体はまだ本調子ではないですね。
早く元気な顔が見たいと少し急ぎすぎたかしらと、
終わってから反省です。
きっとお疲れだったでしょう。

コロナに気を使いながらの外出の後は、
今週は稽古の日がが続きました。
資格のある方には、真のお点前をして頂いたので、
密度の濃い稽古が続きましたが、炉も今月で終わりますから、
心残りの無いようにと頑張りました。

ベランダに出ると、都忘れが次々と咲き、

ヤマアジサイも葉を増やし、
小さな花芽も付いているようで今年も楽しみです。

こんな風に皆さんとお稽古ができて、
ベランダの花々に元気をもらえる日々が、
毎日報道される心落ち着かないざわつくニュースを耳にするにつけ、
申し訳ないほどありがたいことだとつくづく感じます。
無力な私にできることは、
せめてつかの間の非日常を求めていらっしゃる方を、
元気でお迎えすることかしらと思い、
よく食べよく歩くを頑張ろうと努力する毎日です。

 

 


季節の移りは足早に

2022年04月03日 | 日記

四月に入り、お花見狂想曲も地方によっては終演。
エントランスではチューリップが開き、
日に日に数を増しています。




ベランダの植木も、冬を越した植物が、
芽を出したり、葉を茂らしたりし始めました。
枝に、ほんの小さな緑を見つけては、
無事に育ちますようにと祈っています。
新しく取り寄せた苗もあり、
これからの直射日光をどのように和らげてあげようかと、
日よけのよしずなどホームセンターで見つけてこようと思います。
去年の夏、ベランダの日差しで参ってしまった植物がありましたから。

 

さて四月の稽古です。
炉もあと一か月となりました。
やり残したことや、やりたい事等たくさん。

お釜を透き木釜に代え、
旅箪笥をして見たいと出して来たり、
真のお点前をしておきたいと、真台子を用意したり、
立礼席では、茶箱もいいなあと。

そして最後は運びの平点前で静かに、炉に別れを告げたいとも。

春もたけなわとなると、コロナが収まっているわけでもないのに、
気持ちが外に向いてしまいます。
週一回のSkypeをしながら、二年間合わずに過ごしたグループとランチ会。
友人の出演するコンサートとにこれも二年ぶりの夜の外出。
いえいえ三年ぶりかもしれません。
コロナの前の一年間は、膝の手術後のリハビリ生活でしたから。

その手術の三年目検診に明日は横須賀まで。
今まではせっかくお魚の美味しい所に行くのに、
何の楽しみもなく、コロナのせいもあって、ただ帰ってきましたが、
膝も落ち着いているようなので、そろそろ遊んできても良いかと、
車で出かけて、美味しい魚を満喫して来ようと計画しました。

もう我慢も限界、気をつけながらの日常をと思いますね。