「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

手作りしたくなる季節

2017年11月29日 | 日記

   

「おひとつですけど、先生お一人で召し上がってください。」
と頂いた干し柿です。
初めて作ってみたそうで、12個限定なので、
周りの方にお配りすると、一つずつになってしまうそうです。
貴重なものを頂いてしまいました。
大きな干し柿で、ちょっと輪切りにして器に盛って、
じっくりと一人で賞味いたしました。

先日は、「クルミ餅」を作っていらした方も。
「電子レンジで簡単にできるとわかったので作ってみました」
みたらし味で、クルミがたくさん入っていました。
こちらは5人分でしたので、その日のお稽古の方と一緒に頂きました。

「葡萄のジャム」も自家製を、
お庭の「銀杏」も、きれいして。

実りの季節はいろいろと手作りしてみたくなりますね。
手造りは時間と気持ちの余裕がないとなかなかできないです。

皆さんに刺激されて、私も久しぶりに造ってみようかしらと思うものが。
丁度よい材料が手に入ったら作ってみます。
今は内緒・・出来たらご紹介しますね。

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「セーヴル、創造の300年」展

2017年11月28日 | 日記

今日はサントリー美術館へ。
スライドレクチャーを聞いてその後は展覧会の観賞でした。

まばゆいばかりの宮廷の磁器を堪能しました。

セーヴルとか、リモージュとか、マイセンとか、
若いころにはあこがれの西洋の磁器の器。
それぞれが西洋の陶磁器の歴史の中で、どのように影響しあってきたかを、
そのころは詳しく知る機会はありませんでした。
西洋の磁器が中国や日本の磁器へのあこがれから始まっているということも、
その歴史を知って私には後に明らかになったことです。
浮世絵の西洋画への影響といい、
日本の文化の力強さにちょっと鼻が高くなったものです。

会場内の一部は、写真撮影OKの場所になっていましたので、何枚か撮りました。
     

「ダンサー」という一連の作品。
釉薬を施していない、いわゆる素焼きの作品ですが、
その白さと質感が、清楚な輝きを見せていました。

現代のセーヴルのコーナーにはこの作品が。

  
これは草間彌生作「ゴールデン・スピリット」。
シリアルナンバー付きで18点発表されたそうです。

家に帰ってリモージュの小皿があったと、出してみました。


時々ピーナッツを乗せたりしていますが。
マイセンもセーヴルもないからこれでね。
40年くらい前にフランス土産でいただいたもので、大切に使っています。

昨日今日と出歩いていましたので、
明日からは閉じこもってお稽古三昧になります。

週の後半はもう12月に入りますね。

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茶事の興奮冷めやらず

2017年11月26日 | お茶三昧

温まった部屋の中で、午後にはすっかり開いた椿。
日曜日の稽古はのんびりと進んで。

先日の口切の茶事の後、
反省会と称して集まった方達の話。

茶事の後の興奮が冷めやらず、いろいろと盛り上がったらしい。

「茶事100回を目指して頑張ろうではないか!!」
( 茶事はそのくらいやらないとわからないと、私にいわれたとか・・言ったかしら・・)
そんな声も上がり、もう来年の目標も決まったということ。

いいなあ、なんだかとてもうれしい。
そうやって楽しんでもらえることが、私の願いだもの。
一緒に私も100回やった気分にしてもらえるかも。

でも楽しみ方はいろいろ。
無理をしないで、それぞれの自分のペースで。
「私の受け入れ態勢はいつもできていますよ。」

外は寒くなってきたけれど、皆さんの熱い話に私が温まった一日。

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開門落葉多(門を開けば落葉多し)

2017年11月24日 | お茶三昧

        

今週からこの軸を掛けてみました。
「開門落葉多」(門を開けば落葉多し)

この語は「聽雨寒更盡」(雨を聞いて寒更つく)の後に続く対語です。

寒い夜更けに夜通し聞こえた雨の音に寒さが身に染みた一夜。
しかし朝起きて門を開いてみると、そこここに散るたくさんの落ち葉が。
雨の音と思ったのは降りかかる落ち葉の音だったのだ。

というのが直訳ですが。
更け行く秋の風情と、その侘しさを味わい楽しむ心境が、
そこはかとなく伝わる語句でしょうか。

この軸は寛州老師の自画賛ですが、画が何とも素朴で、
皆で「描けそうで描けないですね」と。

禅語として深めれば、
又もっと厳しいところまで読み取らなくてはなりませんが、
私のような凡人はそこまでで十分心に深く染み入ります。

今日は、秋の味覚のリンゴや柿、洋ナシなどを頂きながら、
晩秋の風情を味わいつつのも、味覚の秋、食欲の秋、の稽古でした。
美味しい美味しいと頂きながら、
"門を開けば落葉多し"の境地はまだまだ遠くと・・。

 

 

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陰と陽の調和

2017年11月23日 | お茶三昧



「茶の湯には梅寒菊に黄ばみ落ち青竹枯木暁の霜」

十一月になり、口切の頃になると、
必ず想い起こされるのが、この利休道歌です。
この歌は茶の湯における陰と陽の調和について教えているといわれます。
「梅寒菊」は、梅( 陽)と寒菊( 陰)の対比。
「黄ばみ落ち」は落ち葉( 陰)にたいする紅葉( 陽)の美しさ。
「青竹」は新しい垣根( 陽)と庭の「枯れ木」( 陰)
「暁の霜」は暁の陽と霜の陰のイメージの対比を。
こんな風に解釈できると教えていただいたような。
又別のとらえ方もあるようですが。

初めはあまりピンと来ないまま、心に残らなかったのですが、
口切の茶事などを行うようになって、少しずつ、
この時期の陰陽の風情が理解できるようになったような気がします。

茶の湯における陰と陽は、どこまで深いのでしようね。

さて紅葉が関東でも見ごろを迎えつつあります。
今年は皇居の紅葉見物を計画しています。
ランチ仲間と、食事の前に行って見ましょうということに。
いつか行きましょうと言っているだけではと、
今年は決行することにしました。
通り抜けの期間は12月2日から。
今から楽しみにしています。

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きっかけになれば

2017年11月21日 | お茶三昧

今日は小学校の茶道体験授業に行ってきました。。
毎年、日暮里駅から谷中霊園の中を歩いて向かいますが、
もう何年続いているでしょうか。
いろいろと歩きながら思い出すことも。
一度は計画していながら、3.11の大地震で中止に。
インフルエンザの流行りの頃は、
学級閉鎖で延期したりしたこともありました。
あとどれくらいできるかと思いますが、
要請があれば続けていきたいです。



四年生二クラス、63人の児童とお茶体験を楽しみました。
今回は、学校の近くにお家のある社中の方が、
お仕事がお休みということで、お手伝いに駆けつけてくださいました。

いつもは、準備に、後片付けに私一人で大忙しなのですが、
よくわかっている助っ人に、とても助かりました。

学校でご用意いただいた子供たちのお菓子はこれです。

谷中名物「10円饅頭」

私の説明と、見本の盆略点前を見た後、皆でグループごとにわかれて、
見よう見まねですが、お茶を点て合います。
このお饅頭を、じっくりと大事そうに味わいながら頂くお茶は、
初体験の子供達にも、美味しいと満足そうでしたよ。
一クラス1時間( 50 分程)ですので、もう少し時間があればと思いますが、
長すぎても集中力が持続しませんから、案外丁度良いのかもしれません。

担任の先生も、子供の点てるお茶を頂くことができて、
子供達の指導に気を使いながらも、一時楽しんでいただけたのではと。

体験終了後、お手伝いいただいた方と帰りがけにランチに寄りました。


このランチセットに、豆乳粕汁を付けて。

美味しいおにぎりで、又近くに行ったときは寄ってみたいと思いました。

早朝からお昼までで一仕事終えられたので、
帰宅後、近くの病院まで、定期検診の結果を聞きに行きました。
以上なしということで人まず命拾い。
頸動脈のエコーも、血栓もなく流れも良好で大丈夫。
もう少し、お茶を楽しむ生活を続けられそうですね。

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一番贅沢なものは

2017年11月20日 | お茶三昧

   

今日はお茶友さんとの、月に一度の勉強会でした。
四ケ伝のお点前を二つしてみました。
「唐物」と「台天目」です。

日頃皆さんに稽古をしているお点前ですが、
自分で真剣にお点前することは最近ありませんでしたので。
「こうやってお点前をする機会を持つのは貴重ですよね。」
とお互いに自分がお点前をする時間を大事にしています。
日頃口だけですし、ほかの方に見て頂くという緊張感も、
私にも時々は必要なことだと日頃から感じていますよ。

帰りがけに、お友達のご主人が、
家庭菜園に咲いているお花を切ってきてくださいました。
お荷物になりますが、と言われましたが、
お花は何より、お荷物なんかになりません。
家に帰って早速、玄関用とお仏壇用に分けて飾りました。
お花は生活の中で、一番の贅沢だといつも思います。
無くても何も困らないけれど、あるだけで、生活の潤いが全然違いますから。
ちょっとでもそんな贅沢ができるように、日々頑張らなくてはと思います。


実は今日の勉強会は、予定より一週間延期をしました。
お友達が、お弟子さんと名残の茶事をした後、そのお疲れが出て、
腰が痛くなり、しばらくお医者様に通われたのです。
やっと痛みが取れて、良くなりましたということで。
私も、口切の後、準備で何かと体を使ったので、
終わってから、少し疲れが出ましたが、大事には至りませんでした。
自分では今までと同じつもりでも、確実に体は衰えていますから、
無理はできないと思いました。

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後始末

2017年11月18日 | お茶三昧

もう咲き終わったはずのシュウメイギクの花が
遅れて最後の一輪を開きました。   

「お茶事の床を飾った侘助が可憐に開きました。この度の、稽古茶事のおり、
亭主の役目をさせていただきましたことを御礼もうしあげます。
先生をはじめお仲間の助けが大きな力となりました。反省するところも多々ありましたが、
誠心誠意努めたこと、貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。
これからも精進いたしますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。」」

口切でご亭主をなさった方からの茶事の後のお手紙です。

記念にお持ち帰り頂いた侘助のつぼみも開いたようです。
その美しさは、きっと心に深く残ることでしょう。
お花をくださった社中の方にもわざわざお礼に伺ったとか。

会計をしてくださったもう一人の亭主さんからも、
翌日には会計報告が届きました。

お茶事は本当に準備が大切です。
更に終わったあといかに後始末をするかということが、
その後の成長に繋がります。
ああ終わった、後始末はちょっと落ち着いてから・・そう思いたいのが人の常です。
私も「お疲れ様ゆっくり後始末をしてくださいね。」と、
ねぎらいの気持ちを込めてそう言うことが多いですし。

さっと後始末をして、次に目を向け、ゆっくりと歩きだす。
そんな姿でありたいですね。

私もお稽古で、お茶で大切なことは片づけだと教えていただきました。
反省をするということも含めてですが。
お稽古の後の片づけを見るとその方の品格がわかるものです。
それは歳に関係なく、若い方でも、出来る方はちゃんとなさいます。
出来ていないときは、
「ああ私の指導が悪いのだわ」といつも反省させられますが。

今年も残された日々がどんどん過ぎていきます。
そろそろ、この一年何をしたかしらと思い返す時期ですね。

中途半端になっていることがあったら、
後始末をちゃんとしなくてはと思います。

 

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講師は石破さん

2017年11月16日 | 日記

     

 帝国ホテルロビーのお花です。


今日は、友人が活動するロータリークラブのイベントに。

講師を招いての講演と、ディナーの会です。
自由民主党衆議院議員の石破茂さんでした。( 皆さんは先生とお呼びですが)

政治色の濃いお話を伺うのではなく、
日本のこれからの行く末について、いろいろ考えるために、
見分を広めるということのようです。

私は誘われるままに、面白そうなので、
興味津々で参加してみました。
帝国ホテルで、美味しいお食事ができるだけでも、目的は十分ですし。

ご本人が、「テレビで見るより優しそうとよく言われます」とおしゃるように、
印章が良くなったことは確かかもしれません。
雄弁にそしてにわかりやすく、今抱えている問題や、
未来に向けてやらなければならないことなどを、語られました。
メディアを通しての姿と実像は往々にして違うものですが。
でも話を聞いていると、やっぱり石破さんだなあと思うところも。
私は自民党員でも、石破さんの支持者でもありませんので、
客観的に耳を傾けましたが、まじめで真摯な気持ちは伝わりました。
政治家の皆さんがその思いを、みな達成できたら、
もっとくらしやすい、良い日本になるでしょうね。

講演の後はお食事になり、「なだ万」の和食とワインで、
いつものようにすっかり良い気持ちになりました。
面白い体験をさせていただきました。

そうそう、今日は初めて緋の長襦袢を大島の着物に合わせて着ていきました。
ちょっと気持ちが華やぎました。
巣鴨で売っている、「赤いパンツ」と同じかですって・・
違いますよ。すっと色っぽいでしょ。
でも暖かくて元気が出るところは同じかしらね。

石破議員とのツーショットは無理ですので、
テーブルでご一緒した素敵な方と、記念写真です。

 

 


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疲れも取れました

2017年11月15日 | 日記

 

どうも私は、お酒の瓶を観ると写真に撮りたくなるようで。
先日の口切の茶事で、盃事に使ったお酒です。
担当の方が、美味しいお酒をと探して選んでくださいました。
お客様、特に正客さんは( 女性です)とても美味しいと喜んでくださり。
「紀土」とは「きっと」と読むそうです。
洒落た名前ですね。
残念ながら、茶事の最中は、私はいただくことができませんでした。
でも「美味しいですね」と言われると、「良かった」と。

茶事が終わって片付けが済んで、皆さんがお帰りになった後、
キッチンに、このお酒が一本残っていました。
「あらあらおわすれものだわ」と思いながら、
「我が家に置いておくと、なくなってしまいますよ」
と担当の方にメールをすると、
「初めから先生に飲んていただこうと、二本用意しました。」などと嬉しい返信が。

その夜早速、姪と一緒の食事の時に、
お茶事の余韻をかみ締めながら、静かに飲ませていただきましたよ。

姪は私の忙しい時が終わるのを待って、
満を持して「お泊りさせてください」とその晩から三日間のお泊りで、
今夜までの逗留です。

おかげて、行事の後、気が緩むとやって来る偏頭痛に襲われる暇もなく、
せっせと食事の支度をしたりして世話を焼きました。

さて明日から又、今週の稽古が始まります。
リフレッシュできたのも、案外姪の到来のおかげかも。
「人間の体は動くようにできている。ぼうっとしていることが休養にはならない」
ということを最近耳にしました。
なるほどなあと思いました。

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こだわり

2017年11月13日 | お茶三昧

   

今回の口切の茶事のご亭主さんは二人で力を合わせてでした。

緊張した口切も終わり、
壷の飾り紐も上手にに結べていました。

 お菓子担当の方は、主菓子はとらやにこだわったのですよ。

今までは手作りにこだわったのですが、
なかなか満足のいくようにできないとギブアップでしょうか。
私はそのほうがずっと心がこもっていてよいと思うのですが。
ご本人は、お茶名を頂いた記念なので、本当に美味しいお菓子をとの願いが強く。
そしていろいろな候補の中で、やはりきんとんを選ばれました。

これが去年の名残の時に、ご亭主さんのために、
お菓子係りとして作った手作りのきんとんです。

写真で見る限り負けていませんよね。
ちょっと小ぶりかしら・・
こちらの方が繊細に感じません。( 身びいきです)
でも今回は本人が納得するものをおだししたいと思ったのでしょう。
皆さんに喜んでいただけましたから、良かったですね。

 

お花担当の方の、これもこだわった椿の花。
気に入った花をあちらこちらと探して、
社中の方のお庭で、侘助がつぼみを膨らませていると聞いて、
有難くいただきに行きました。
当日はその凛としたつぼみが、お席を引き締めていました。

主茶碗は記念にと、このためにご自分で求めた備前でした。

おけいこの延長で、楽しむ茶事です。
お道具はほとんど私が用意しますが、
そんな中でも、一つずつでも自分のこだわりで準備できるものを
増やしていけば、自分らしさを演出できますね。

たくさん稽古茶事で経験を積んで、
いつか自分ですべてプロデュースしたお茶事をと期待しています。


茶事終了で、ほっと一息

2017年11月12日 | お茶三昧

    

口切の茶事が無事に終わりました。

待合の掛物は「寿」
本席の軸は「平常心是道」

お二人のお茶名をお祝いする気持ちと、
これからの精進を誓う気持ちのあふれる席となりました。

 

濃茶の茶杓の銘は「謝茶」
薄茶は「みのり」
お一人はお茶に感謝、
お一人は、頑張ってきた一つの結果としての実りでしょうか。

細かいことはいろいろ反省する点(突っ込みどころ?)もありますが、
皆さんよく頑張られたと思います。

お客様を見送って、茶室で亭主二人は残心のひと時。

ご亭主さん
「悔いが残ります」と。
私は
「悔いの残らなかったことなんて一度もないですよ。」と。

その気持ちを反芻して、次の目標に向かうことが大切なのではと。

私もお二人の記念の茶事を応援して差し上げられて、ほっとしました。
これで今年の行事は終りましたので、
あとは炉のお稽古を静かにのんびりとして、年を越しましょう。
と言いつつ、もう12月に入れば、初釜の計画を立てなくてはですが。
こんばんはゆったりした気持ちで休めます。

亭主さんも、お祝いしてくださったお客様もお疲れ様でした。
楽しく思い出に残る一日iになりましたでしょうか。

ひとまず無事終了のご報告です。

 

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ハンバーガーのような最中

2017年11月11日 | お茶三昧

 

最中の皮を頂きました。
ハートやら、サルやら、ハロウィンのカボチャ、お星さまと、
十種類の形をした最中の皮のセットでした。
何を挟んでも美味しいと書いてありました。
ひとまず和風にと、カステラと餡を挟んで皆さんと頂きました。
カステラを小さく切るのもわびしいので、出来上がりはこのように。
まるでハンバーガーですね。

手で持って、ぱくりと頂きましたが、美味しかったですよ。
三位一体となった皮と、カステラと、餡。
絶妙なコラボと言いますか、乙なな味でした。

さて今日は炭を洗いました。
口切の炭斗は「瓢(ふくべ)」を。

本来は、その年の実で作って、使い捨てですが、
そうもいきませんね。
大事に何度も使っています。

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切った、貼ったで大笑い

2017年11月10日 | お茶三昧

 お茶事もたくさんありますが、
それぞれその茶事に必要な特別の道具があります。

口切の茶事に使う道具と言えば、このセット。

この道具を使って、壷の口を切り、
中からお茶を出して、再び口を封印します。
それだけのことにいろいろと作法があり、
昨日も亭主をする方が、実際に切ったり、貼ったりする稽古を、
熱心になさって帰りました。

小刀を使って切るのも、実際にしておかないと上手に切れません。
なんとかコツがつかめたようです。
封印する紙に糊をつけるのもなかなか大変なのですよ。
「家で糊のつけ方を練習しておきます」
と宿題をお持ち帰りです。

この切ったり貼ったりで、大笑いをしました。
私があらかじめ貼っておいた茶壺の封印をを切り、
中からお客様の希望の濃茶の袋を取り出し、又紙で封印をしてから、
「これを本番で切ればよいのですね」と言ったところで気が付きました。
本番用のお茶の袋を入れないで、封をしてしまったのではと・・・
外にちょこんと出ているお茶の葉の袋を見て、二人で大笑いでした。
もう一回練習できますと、また切って、
今度は抜かりなく壷にすべて納めて封をして。
これで良しと後片付けをして、
「では又前日準備に来ます」と言って、お帰りになりました。
が、しばらくしてメールが。
もしかして、薄茶用の詰め茶を入れなくてはいけないのではと。
そうでした、別にしてあった薄茶用に壷の隙間に詰めるお茶を、
私も、切った貼ったに気を取られていて、綺麗に忘れていていたのです。
これには私一人でも大笑いをしてしまいましたよ。
結局前日準備の時に又もう一度、"切った貼った"です。

こんなことをしながら、
茶事の準備は、着々と( 多分)進んですます。

 

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お近くの方はどうぞ~流山市役所ロビーにてのサロンコンサート

2017年11月09日 | 日記

   

なんだかとても楽しそうなコンサートでしょう。
社中の若い方が歌いますよ。
ソプラノの歌手として頑張っています。
11月24日(金)流山市役所ロビーにて、12時15分からです。
ちょうどお昼休みの時間です。

ちょっと優雅な気持ちになって、又午後から頑張れそうでしょう。
「ウエディングミュージック」というテーマが素敵ですね。

お近くの方、お寄りになれる方、駆けつけられる方は、
どうぞ聴きにいらしてくださいね。

 

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