「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

春明菊

2017年05月31日 | お茶三昧

         

「春明菊」
初めて聞く名前です。
横文字の名前も付いていましたということなので調べてみました。
「シュンメイギク・グリーンベリー」だそうです。

やはり秋明菊(シュウメイギク)の仲間て、初夏咲の品種でした。
春に咲くので春明菊なのですね。
まだ咲きかけですが、開いた花も楽しみです。

持ってきてくださった方が、
「先生に教えていただいたので、長く楽しめそうなつぼみをおもちしました。」と。
そう、利休道歌で、お話ししたことがありましたっけ。
余所などへ花をおおくらば其花は開きすぎしはやらぬものなり
ですね。

この場合は花は茶花ですから、
つぼみでないと、床に飾ることができません。
茶花はつぼみか開き始めが一番美しいとされています。
時の移ろいに合わせて、つぼみが少し開き始める。
そんな姿を茶事の流れの中で目にできるのも感動です。


でも時にはお稽古の時などはもったいなくて、
開いた花をいつまでも眺めたりしていますけれどね。
茶室の床に飾る花でなければ、
どんな花でもいただけたら嬉しいですよね。

今我が家のベランダに咲いている花です。

       

テッセン

       

キンシバイ

秋明菊は、今元気に葉が出ていますから、秋が楽しみです。

 

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夏支度

2017年05月30日 | 日記

      

稽古のない日の私のおやつです。
たいていは、午前中はコーヒーで洋菓子。
午後は紅茶かはと麦茶で和菓子。
これが理想の休日のティータイムです。

左は「湘南チーズパイ」
初めてですが、とてもおいしいですよ。リピーターになりそうです。
右の丸いのは、「玉羊羹」で、私にはとても懐かしい和菓子です。
子供の頃、楊枝でぶちっとさしてくるっと剥けるのが楽しくて、よく食べましたが、
すぐなくなるのがもったいないと、ゴムを外して、
管から押し出される羊羹をチューチューと吸って食べたりもしました。
今はまさかと思いますが、誰も見ていないところでやってみようかしら。

こんな休日ですが、五月もあと二日。
今日はいよいよ夏支度をします。

             

襖を外して片付け、簾を出して掛けますが、
襖は大きいので、ぶつけないように納戸部屋まで運んで納めるのが大変です。
まだまだできますが、歳をとるとこういうことも人に頼むことになるのでしょうね。

簾(すだれ)は御簾(みす)とも言いますが、
御簾は緑色などの布で縁取りをしてあるものを言うそうです。
巻き上げるときは内巻きがきまりですよ。

一気にお部屋が夏らしくなりますね。
床には鮎の画賛でもかけてみます。
鮎の解禁も間近ですし、来月は一度は「若鮎」のお菓子を用意したいと思います。
皆さん待っていますからたくさん釣って(?)来なくては。
あるとき和菓子屋さんにあったアユのお菓子を必要な数だけ買おうとしたら、
全部なくなりそうでした。後の方も鮎をご希望だったら申し訳ないと思い、
「全部いただいても大丈夫かしら」というと、
「まだ奥にございますから大丈夫ですよ」とお店の方が。
安心して全部釣り上げて来たことがありますよ。

お茶碗もアジサイや、涼し気な平茶碗を出さなくては。

こんなことで一仕事すると、すぐおやつの時間になります。
午後は玉羊羹チューチューにしてみま~す。

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蕎麦がきと植物画展

2017年05月29日 | 日記

のんびりとした穏やかな日曜日。
「森の中の植物画展」へ出かけてみました。
守谷の個人宅で開かれている展覧会です。
以前ここでご紹介したことがありますが。
今回でおじゃまするのは三回目になります。
この会場も今年が最後のようです。

 「森の中の植物画展」


お庭のかわいらしい建物の中には、
ブリザードフラワーやテーブルコーディネートの展示がしてありました。


                                       

                                       

足のない私を車で送迎してくれた友人の、今回の作品です。
締め切り間際まで、こだわって仕上げたそうですよ。

           

 

どの方の作品も、丹精込めて仕上げたのでしょうね。
描かれた草花への愛が伝わってくるようでした。

今年も会えたポニーのピンキーちゃん。
鬣が、なんと三つ編みなんですよ。

         

こちらに伺う前に、お蕎麦屋さんに寄りました。

                       田舎そば「美里」

 

こちらも風情満点のお店で、
お蕎麦のほかに、大好きな蕎麦がきもいただきました。
久しぶりの蕎麦がき、美味しかったです。
蕎麦がき初体験の友人に、
私の蕎麦がきとの出会いを熱く語ってしまいました。
暑い夏の日で、
それをおつまみにして飲んだビールの味が忘れられないと。

帰りがけには、お誘いの主のお家にも寄り、
期せずしてご主人とビールまで酌み交わしてしまいました。
清々しくて、長閑で、
それでいて活力の沸いた日曜日でした。

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朝帰りとあさりの酒蒸し

2017年05月27日 | 日記

         

 

昨日は私の応援しているバリトン歌手の村田孝高さんのリサイタルでした。
紀尾井ホールに足を運んでくださったお客様の温かい声援で、
無事に終わったことが何よりです。
村田孝高さんのますます磨きのかかった歌声、
ゲストの幸田浩子さんのソプラノの胸に迫る美しさ、
生の声が震わす空気に、感動も増幅されて。

終わって、関係者の打ち上げに参加しました。
幸田浩子さんは、テレビで拝見する通りの明るくはつらつとした方でしたよ。

          

私の隣に座られた村田孝高さんのお父様の、
骨董にまつわるお話もとても面白くて、
お酒は帰ることを気にして少し控えたような気がしますが、
時間のたつのをすっかりわすれてしまいました。

リサイタルが終わってからの遅く始まった会ですから、
気が付けは終電は無し。
真夜中に一人で長距離をタクシーで帰るのも怖いような気がして。
結局友の家にご厄介になる事に。

しかし今日は朝9時から稽古の方がいらっしゃいます。
三時間ちょっとの睡眠をとって、
五時起きで、友人宅をそっと出て7時には帰ってきました。

大丈夫、9時からの稽古は、
何事もなかったかのように始められました。

しかし、和服姿で早朝の下りの電車。
どこぞのクラブのママが仕事を終えて帰るみたいですね。
こんな老けたママはいないかしらね。

こんな時は都会に住んでいたならばと思ったりします。

もう一つ。
潮干狩りに行った方から、収穫のおすそ分けを頂きました。

        

夕方、稽古が終わって、
「さあ夕飯にはあさりの酒蒸し」
と調理をして、フライパンの蓋を取った途端に、
ガス漏れ警報器が、立ち上る蒸気を感知して作動してしまいました。
反応の良すぎるのも困りものです。
途端にセコムから電話が入り、
「ガス漏れ探知機が作動しましたが、どうしましたか」
「大丈夫です、あさりの酒蒸しのせいです。」
「そうですか、気分など悪くありませんか?」
「大丈夫です。ごめ迷惑をおかけしました~」
ということに。

その後は美味しい酒蒸しをたくさんいただいて、
満足な一日を締めくくりました。
まあいろいろとあった一日でした。

 

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ピカピカの麦藁

2017年05月26日 | お茶三昧

         

「名残の時期に藁灰をして見たいわね。

そんな一言で、早速社中の方が手配をしてくださって、
綺麗な麦藁が届きました。
時期を逃すと手に入らないということで、
私にはダイヤモンドみたいにきらきらと輝いて見えましたよ。

          

藁灰とは、名残の季節に( 10月頃)に使う鉄の欠け風炉に、
こんな風にして、侘びた趣を楽しむための灰を作るのに使います。

麦わらを蒸し焼きにして、炭のようにします。
麦藁を手に入れるのも今どきは大変ですし、
炭にするのも大変なのです。

私は一度だけ、先生に教えていただいて
灰形だけですが作り上げた経験があります。
ピンセットを片手に、風炉の前に這いつくばって、一日がかりでした。
でもその貴重な経験がとてもありがたかったです。

というわけで、麦わらがせっかく手に入ったのですから、
今回も、この藁灰造りを皆さんで体験する機会を持ちたいと思いました。
蒸し焼きにする過程がとても大変なのですが、
失敗することも経験ですから、知恵を出し合って、
皆で楽しめたらと思っています。

それまで、麦藁を大切に保管しておかなくては。

 

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唐衣

2017年05月24日 | お茶三昧

「唐衣」という銘が五月に使われます。

使われた方に、なぜですかと聞くと、
「・・・・・」

この銘から連想するのは「杜若(カキツバタ)」ですね。

                     

「伊勢物語」の東下りの名場面です。
~東国の方へ、業平が友をひとりふたり誘って旅に出た。
三河国の八橋という場所に着くと、川のほとりに杜若が、
心惹かれるほど美しく咲いていたのを見て、
「か・き・つ・ば・た」という五つの文字を、
それぞれの句の一文字目に据えて、旅の心を読もうと詠んだ歌~

 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ 

この歌の頭の唐衣なのですね。

            

こんなきれいな八橋の蓋置も、今を逃すともう使えませんね。

そんなわけでもありませんが、お干菓子にと、
昨日デパ地下で「八ッ橋」を久しぶりに買ってきてしまいたした。

            

 

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茶友との四ケ伝三昧

2017年05月23日 | お茶三昧

           

月に一度、茶友の先生と、研究会をします。
日頃口ばかりですので、
自分もしっかりとお点前をする時間を取りましょうと。

月ごとに交代して、お互いの家でやりますが、今回は私が出かけていきました。

床の籠には、珍しい黒蝋梅が。
どのお花もお庭の花とか。
花が豊かに揃う良い季節ですね。

さて四ケ伝三昧とい予定でしたので、
私は台天目と唐物のお点前をして見ました。

日頃教え慣れたお点前ですが、自分がお点前をすると、
言うとやるでは大違いを実感します。
お道具が違うとまた、新鮮に感じますね。

おかげさまで、教え続けていることで、お点前の順番は忘れませんが、
年とともにおぼつかなくなる所作を、
いかにきちんと保つかが課題になってきます。
足だって筋力が弱まりますから、
お点前の最後にすっと立てたときはうれしく、
よろっとしたときは何とも悲しいです。

ご退職されたご主人様が車で、駅まで送り迎えしてくださいますが、
二人で茶室で何時間も過ごしている姿を見て、
「何が楽しいのか」とお思いのようで、
「楽しいのですよ」と奥様に言われて、
「そうなんですね」と。

ご主人は、畑での野菜作りに勤しんでいらっしゃいます。
お土産に、いつも新鮮な無農薬野菜をくださいます。
お互いの楽しみを大切に思って過ごす生活が素敵ですね。

これから暑くなると、「お洋服でいらっしゃいませ」となりますが、
出来る限り着物を着て出かけます。
昨日はとても暑く、さすがに袷は大変と単衣で出かけましたが。

いつまでお稽古ができるかしらというのが、お決まりの話題になってきました。
「まだ10年は大丈夫ね」と。
いやいや20年を目指しましょうか。

 

 

 

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初めての杖体験で膝も無事

2017年05月22日 | 日記

            

「庭にさいている薔薇ですが」と頂きました。
薔薇の咲き乱れるお庭、素敵でしょうね。
五月は薔薇の季節です。

今週でかけるコンサートには、塩瀬のバラの帯を締めたいと思っていますが、
どこに入ってしまったか、目の届くところには見つかりません。
そろそろ探しておかなくてはね。

さて忘れないうちに、熊野の最終報告をしておかなくてはとおもいます。
ここは私の備忘録なので、後々思い出すてがかりはのはここですから。

三日目の目指すところは、那智大社と那智の滝です。
この日は定期観光バスに乗りました。
まず石畳の続く、「熊野古道大門坂」へ。

パンフレットでもよく見る景色ですが、滞在時間か15分ということで、
さわりを少し歩いて記念撮影だけでした。

          

そして那智の滝へ。
ここはひたすら階段を上ることから始まりました。
一度見たことのあるはずの滝でしたが、まるで初めてのよう。

       
日本三大名瀑の一つ。
日光の華厳の滝は男性的ですが、
この那智の滝は高さはあるのですが、とても女性的ですね。
もう一つの袋田の滝も何度か見ましたが、
又違って、直下という感じではなく、とても風情を感じる滝だと思います。
これで三大名瀑を制覇しました。

      

こんなありがたいお水を、初穂料100円で頂いた盃で飲み干しました。

 

そして最終の地は「那智大社」
400段以上の階段を上ると聞き、
思わずお土産売り場の入り口にあった杖を手にしてしまいました。
杖を持って歩くのは初めてでしたが、登りもくだりも、
とても楽に感じたのは嬉しかったです。
皆さん「杖」はおすすめですよ。

とにかく今回の旅行で一番心配だったのが、
せっかくよくなった膝がまた痛くならないかでしたから。
おかげて最後まで、膝は機嫌よくしていてくれました。
これで少し自信が付いた気がします。
杖にも、少しは感謝しなくては。

今回の旅で、お土産のお菓子以外に記念に持ち帰った物たちです。

            

    

定期観光バスに乗って、あちらこちらで頂いた記念品。
もったいなくも、飴が一番うれしかったかしら。

旅の無事を感謝して、神棚のない家ですから、
今は、母への報告も兼ねて仏壇に。

 

 

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可愛い茶籠に、思いは募るばかりだったのですね

2017年05月20日 | お茶三昧

博物館のグッズ売り場で見つけた茶籠。
「欲しいと思ったのですが、決心がつかずに帰ってきました。」
と言っていらした方が、思いは募るばかりで、あきらめきれなかったようで、
「昨日又出かけて行って買ってしまいました」と。
早速「見てください」とお持ちになりました。

       

利休形の茶箱より小振りのかわいらしい茶籠です。

中の道具を出して並べて記念撮影しましたよ。

       

更紗風の袋の布地も素敵。
茶杓は黒檀でした。
別売りの隔ても買い、お茶碗も二つにしたそうです。

       

桃太郎ガテーマのお茶碗の内側には、小さな桃が描かれていて、
お茶を飲み干すと目に入るところが楽しそうです。

海外出張の多い方です。
この茶籠を荷物の中に忍ばせて、持ち歩く楽しさを思うと、
本当にうれしそうにウキウキしていましたよ。

恋い焦がれて手に入れたお道具です、
たくさんたくさん楽しんでくださいね。

そういえば若い方が、
「お茶碗を買うための貯金を始めました」と言っていました。
慌てずによくよく吟味して、素敵なお茶碗と出会えますように。

皆さん着々と、自分のお茶生活の未来のために準備中です。

 

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作品を残す喜び

2017年05月18日 | 日記

           

芸大の校舎内にある奏楽堂へ、モーニングコンサートを聴きに。

緊張した姪の作品説明を兼ねた挨拶があり、
藝大フィルハーモニア管弦楽団の演奏で曲を聴きました。
現代音楽。
だいぶ聴き慣れました・・と言うしかありませんが。
身内としてはそれ以上の感慨を持って聴きました。
頑張れ頑張れ、未来のある今を。

           

終わって、ロビーで、

          

身内応援団との写真に納まり、

          

仲間と終わった喜びに浸り、
緊張の解けた一瞬でしょう。
作品を残す喜びは、創作活動をする人の特権でしょうか。
羨ましいですね。
お茶は形のないものの世界でひたすら時を楽しむ。
お点前も会話も、一瞬のもの、その時だけのものですね。
でも下手なものを残すと苦しみや後悔にもつながるときもありますから、
そのほうが気楽ですが。

お疲れ様でした。

 

コンサートの後は、
ブリューゲルの描いた「バベルの塔」を立体化した作品を鑑賞しました。
プロジェクションマッピングも見られます。

          

藝大のエントランスギャラリーで、7月2日まで開催しています。

五月の平日です。
上野公園は、遠足の子供達や、美術館や、博物館に向かう人達で、
とてもにぎわっていました。

 

 

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熊野古道を歩いてきました

2017年05月17日 | 日記

二泊三日で、熊野古道を歩いて、熊野三山を巡ってきました。

    

熊野三山は、速玉大社、本宮大社、那智大社の順に。

一日目は、速玉大社で、熊野を訪れた感動に浸り、そのまま渡瀬温泉へ。

温泉宿は至れり尽くせりの宿で、大きな露天風呂につかり、
翌日の古道歩きのエネルギーを蓄えました。

翌日宿のサービスで用意してくれたお弁当を持って、
古道歩きの出発点までは、車で送ってもらえました。
「発心門王子」から出発して本宮大社まで歩く中辺路のコースです。
所用時間3時間ほどの道程です。
歩きやすい人気のコースということで。
    

どこを旅したかわかるように、証拠を残しておかないとね。
古希四人組で、LINEのグループ名は、
今まで四葉のクローバでしたが、今回正式に「若草物語」と命名しました。

         

道端の花を立ち止まっては眺め眺めして、
四時間ほどかけて、本宮までたどり着きました。
大変かもと、覚悟して臨むとそれほどでもありませんが、
大したことないとあなどると、それなりに厳しいコースでよ。

我々は下っていくコースですが、けっこうアップダウンがあります。
逆から登って歩いてくる人とすれ違うときは、
「大変ですか」と聞かれると、「なかなかです」と答えましたけど。

       

途中に、何か所かの王子跡が。

前半はのんびりと歩けるところもあり。

             

厳しい場所は写真を撮る余裕もなく一心に歩きましたが。

本宮大社を見て、一息入れると、二日目の宿の那智勝浦へ。
太平洋の波が、目の前に打ち寄せる露天風呂が素敵でした。
翌日は那智の滝です。

 今宿からまとめて送ったお土産が届きました。
お稽古でも皆さんと頂きましょう。

続きはまた次にしますね。

 

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東京藝術大学モーニングコンサート

2017年05月16日 | 日記

           

2017年度 モーニング・コンサートについて

東京藝術大学奏楽堂モーニング・コンサートは、作曲、声楽、ピアノ、オルガン、弦楽、管打楽の各専攻科から選抜された優秀な学生がソリストとして、あるいは作曲家として、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演し質の高い充実した演奏を行うことにより、若手音楽家の養成に寄与してまいりました。
本学は、今後も音楽教育・研究のさらなる向上を目指しており、その一環として、これまで約45年以上続いてきたこの歴史ある学生達の研鑽の場を、より一層高度化し発展させて参りますので、今後も引き続き、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。(公式サイトより)

 

このコンサートは、年間を通して何度か開催されます。
実は5月18日の木曜日は、姪の曲が選ばれて演奏されます。
時々足長おばさんをしている私としては、とても嬉しいです。
もちろん近くに住んでいる友人を誘って聴きに行きますよ。

現代の音楽にちょっと触れていただくのも良いと思います。
平日の午前中ですからなかなか来ていただくのは難しいのですが、
お時間の取れる方はぜひ足をお運びください。
帰りがけに、東京国立博物館で開催中の、
「茶の湯」展をご覧になるのもおすすめです。

 

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どん兵衛の奮闘記だそうです

2017年05月14日 | 日記

         

 

まるで温泉でくつろいでいるみたいですね。

さてただいま私は旅行中ですが、
こんな感じで温泉に浸かっています。


皆さんにはお疲れ休めにこのようなものをいかがですか。
見つけてしまいました。

どん兵衛とベルばらのこらぼ?

ちょっと笑えます。

 

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「清々しい」と、「爽やか」

2017年05月13日 | お茶三昧

               

風薫る五月。
清々しい初夏の風が気持ちよく…と言いたいところですが、
今日は日中は夏を思わせる暑さで、ついに扇風機を出しました。
もうエアコンに扇風機の季節かと。

ところで、稽古の時に話題に上ったのですが、
「爽やか」は秋に使う言葉とか。
きっとテレビで、気象予報士さんが話題にしたのでしょう。

どうやら、俳句では、「爽やか」は秋の季語のようです。
俳句に関係なければ、使っていけないというわけではないのですが、
そんなことを聞いてしまうと、ちょっと使い方を考えてしまいますね。
初夏の気持ち良い気候は、清々しいといったほうが良いようです。
お茶にも季節の「銘」がありますが、
俳句の季語よりは制約は少し緩やかに思います。
それでもお茶の銘の使い方にも約束がありますから、どっちもどっちですね。
知ってしまったら、気をつけて使うことにしましょう。


        

床のシャクヤクのつぼみがまだ固いです。
いつほころぶか待ち遠しいのですが、
明日から二~三日旅をしている間に開いてしまうでしょうね。
それとも待っていてくれるかしら。



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流し点を楽しむ

2017年05月11日 | お茶三昧

      

 

流し点をおさらいしたいという方がいらしたので、
今日はその流れで、薄茶は流し点を楽しみました。

このお点前は一客一亭ですることが多く、亭主も自服でお相伴をして、
主客ともに語り合いながら時を過ごすという設定が、
なんとも侘びていてとても好きなお点前です。

「棗と茶碗の最初の置き付けを、斜めに流して置くから」と、
このお点前を「流し点」という意味を説明するのですが、
その時はああそうなんだと納得してくださいますが、
特殊だからよく覚えているという方と、
特殊だから頭に入らないという方といらして、
受け止め方はいろいろですね。

「お自服でどうぞ」といわれ、お菓子も勧められますが、
亭主は席中ではお菓子を食べず、辞退します。
亭主は水屋で、ちゃんといただいていますから大丈夫。

でも稽古の時は、おまけのお菓子などお出しして、
皆で楽しんだりしますけれど。

今日はそろそろ濃茶のお点前をという方に、
茶入れの仕覆の扱いを、割り稽古しました。
いつも先輩の濃茶点前を見ていて
"やっとお茶入れや仕覆に触れる時が来た"
そんなわくわく感が伝わってくる時が、私の嬉しい瞬間です。

 

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