「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

今日の会合は我が家で(感想追加)

2018年03月30日 | 日記

月に一度の、四人組「若草物語」の会でした。
「若草物語」とはラインのためにつけたグループ名ですが、
学生時代からの50年以上の付き合いです。
何年かぶりに、ランチ会を我が家ですることになりました。
せっかく我が家でするのですから、目的はお茶を頂くこと。
というわけで、ささやかな茶会を計画しました。


まずはリビングで、お懐石代わりの食事会。
お弁当を予約して持参してくださいました。
食事中の話題は、5月に計画している旅行について。
最近、私の勧めもあって、みな「大人の休日」に入会して、
準備万端ととのっています。
残るはホテルを決めるだけになりました。
全員が足腰が丈夫なうちに、
春と秋の年に二度の旅をもくろんでいます。

二部は私の点前で、濃茶と薄茶を楽しんでいただきました。
お茶を本格的に習った方ばかりではないので、
和気あいあいと教え合いながらです。

濃茶は、茶入れは丹波の肩衝を使い、お茶碗は萩にしてみました。
黒楽が他の道具と並べると、皆真っ黒になってしまったので、
花見の気分に合わせて、桜色の萩にしました。
お菓子や茶碗に桜を咲かせて、やはりこの時期は春らしい席になりますね。

締めくくりはコーヒータイム。
話は尽きないので、次回の日程を決めたときには、
「あらあらこんな時間」でした。
すっかり日が伸びて、まだまだ明るいことに、
時が過ぎたことに気が付きませんでした。

お茶を知っている人知らない人、
そんな同士が、ああだこうだと楽しむ茶会も、とてもいいものですね。
人生これだけ生きていたら、
何事も自分流で楽しめばよいのだと思いますね。

夜になって感想のLINEが。
「今日はリラックスした雰囲気で、お茶の真髄を体験させてもらえました。
接待疲れしませんように。私たちは、楽しむばかりでしたが。」
ですって。
ちゃんとお茶事のお礼状の三要素を押さえていて、
お茶人顔負けのお礼の言葉ですね。


日めくりカレンダー

2018年03月28日 | 日記

何年か前に手に入れた日めくりカレンダー。

365日分の植物が書かれています。
曜日が書いていないので、毎年繰り返して使えます。
永久保存版ですよ。

一年目は頑張りましたが、今は毎日めくることはもうしません。
でも時々思い出したように何日分もめくります。

夕飯の後、ふと目について、明日のところを出してみました。
たんぽぽの絵でした。

このカレンダー、お花についての説明も書いてあります。
それがなんともとても素敵なのですよ。

「シロバナタンポポ

タンポポの花は咲き終わると地面に寝そべるが、
その後首を持ち上げ、少しずつ背筋を伸ばし、
高い所から綿毛を風に飛ばす。       」

ね、なんだか応援したくなるでしょう。
道端で綿毛をつけたタンポポを見たら、
背筋を伸ばしているか、見てみようとおもいます。

今日から五日間、連日のお茶三昧です。
たんぽぽに負けないで頑張りますよ。

 


すっきりしました

2018年03月26日 | 日記

昨日のお花見のことです。
満開の桜だと思って近くまでくると、
どうも桜とは花が違います。

たずねるとモクレンらしいと。
でも私の知るモクレンとはちょっと違う。

というわけでネットで「モクレン」と画像検索をして疑問解決です。
わたしたちが見たのは、モクレン科の「姫こぶし」でした。

ついでですので、「モクレン」と「コブシ」の違いも解決してしまいました。

見た目で分けると、花の色が紫ならば木蓮。
花の色が白ならば、こぶしか白木蓮だそうです。

こぶしは、モクレン科モクレン属の樹木で日本原産。
もくれんは、モクレン科モクレン属の樹木で中国原産。
白木蓮は、モクレン科モクレン属の樹木で中国原産。

では白い場合のコブシか白モクレンかの見分け方は?
花が小さくてたくさんついているのが「コブシ」で、
花が大きくて数が少ないのが「白モクレン」
花が咲いているときに葉が一枚付いているのが「コブシ」
花が終わって葉が出るのが「モクレン」・・だそうです。

これでひとまず、コブシとモクレンは、すっきりしました。

先日出先で見つけたミニ薔薇が、元気に咲いています。
一鉢120円、三鉢で300円と表示されていたので、
友人と買って分けました。
小さな鉢を手作りの鉢カバーに入れて飾っています。
実はこれ、昔ワイングラスの代わりにと作ったカップなんですが・・
用途は違えど、役に立ちました。


花よりだんごでしたが

2018年03月25日 | 日記

今日は稽古を終えてから、お花見に繰り出しました。

稽古のままの和服を着てぶらりぶらりと、
桜を求めて手賀沼まで降りて行きました。
和服姿の二人連れはとても優雅に見えたでしょうね。

ここまで来たらと、近くの茶中の方のお家の前まで足をはこび、
お庭のお花がとてもきれいなのでついインターホンを押してしまいました。
お休みの日にご迷惑だったかしら。
お庭を見せていただきながら、
暖かい春の日差しの中の、たくさんの花や木々が、
皆まぶしく輝いている姿にすっかり癒されました。

それから遅いお昼をと、お寿司屋さんで腹鼓。
満ち足りたお腹を抱えて、桜を求めてさらに歩きました。

ぽかぽか陽気の中のお花見はとても長閑でした。

お花見の人でにぎわう公園を通り抜けて、
帰る途中で珈琲豆の焙煎売りをしているお店に立ち寄り、
良い香りに誘われて、三種類の豆を買いました。
その場で真空バツクをしてもらい、おまけの豆も頂いて帰ってきました。

まずは今日はこの、おまけに頂いた「さくらブルボン」を。
季節に合わせた豆を挽いて淹れてみます。

まだこの辺りは満開には少し早く、もうしばらく楽しめそうですが、
歩く機会も、なかなか取れないので、
気の向くままに出かけてよかったですよ。

 

 


お花見は茶箱で

2018年03月24日 | お茶三昧

今日は二手に分かれて、茶室では濃茶のお点前ですが、
薄茶はリビングで、茶箱をしました。

お花見の頃になると楽しむ茶箱ですが、
今年は桜の開花に合わせて、例年より少し早めになりました。

午前中は、親子の方とご夫婦の方のお稽古になりました。
それぞれのペアーさんが、茶箱を楽しむ声を、
茶室でお稽古をしながら聞いていると、
悪戦苦闘している様子も、何ともほほえましく長閑で、
いいものだなあと思いました。

明日は東京は満開のようですが、我が家の近くは少し遅れそう。
でも早々と明日の午後のお花見の約束をしてしまいました。
お稽古の後、ぽかぽか陽気に誘われたら、
じっと家にいるなんて我慢できないかもと思ったからですが。

何年か前、茶箱を抱えてお花見にいったところ、
その日はあいにく花冷えで寒く、早々にお弁当を頂き、
ちょっと乾杯をして帰ってきたことがありました。
それでも良い思い出になりました。

浮き浮きするのも少しの間です。
ちゃんと浮き浮き気分を味いたいと思います。

おっと・・まだ午後からのお稽古があるのでした。
落ち着いておちついて・・。
午後は五月にお茶事を予定している方たちが、
準備の相談をしながらのお稽古です。


パンダの花見パート2

2018年03月22日 | 日記

上野で見つけたパンダの干菓子です。

お目当てのお菓子がすでに売り切れてしまっていたので、
何か他のものと探していたら、目に入りました。
そう言えばそんな干菓子があると聞いていましたっけ。
それがこれだったのですね。

そこに頂いたのが、薄氷の春バージョン。

ピンクの桜の花びらと合わせて盛り付けると、
こんな風になりました。




昨日ご紹介した、上野駅のパンダと同じですね。
でも、お酒は入っていませんから、ちょっと上品な花見です。

こんなに早く桜が咲いてしまいましたので、
慌ててお茶碗や棗を、桜の物に代えました。
夜桜棗に、香合は隅田川。

そうそう和歌山のアドベンチャーワールドにいらした方もいて、
パンダ話はさらに盛り上がりましたよ。 


コンサートとシンポジウム

2018年03月21日 | 日記

昨日今日と二日間、寒い日でしたが、
前々からの予定で、シンポジュウムとコンサートに行ってきました。


20日は藝大の奏楽堂で開催された、
東京オリンピツクに向けての、シンポジウム、
「おもてなしの美~2020に向け~」
に誘われて行ってきました。

待ち合わせの上野駅の構内には、


桜の下で、パンダがこのようにお花見をしていました。
パンダが抱えていたお酒の銘柄は、
獺祭(だっさい)」でした。
さてはスポンサーかしら。

早めの夕飯を済ませて、藝大への道すがら、お花見ができました。

公演の入り口の枝垂れ桜はもう見事な姿に。



雰囲気満点の提灯や雪洞にも灯りが点り、
まだ咲き出したばかりの桜を楽しむ人達もいましたが、
さすがに寒いこともあって宴会は一組だけ・・
でもお花見の環境は整えてありましたよ。

 さてシンポジュウムのテーマは、
「東京オリンピックら向けて、日本らしいおもてなしとは」
パネリストそれぞれの思いが語られましたが、パフォーマンスも。

まず開会とともに奏でられた、
尺八によるファンファーレがとても新鮮でした。

池坊専好さんは和の演奏との生け花のコラボ。
松と桜を舞台いっぱいに。
舞台に這える大きな花材は、4トントラックで運ばれたそうです。

そして桂文枝さんの落語。
コシノジュンコさんデザインの、
ミスインターナショナルコンテストで着用され、賞を得た衣装の披露。
その他にも、いろいろと盛りだくさんのイベントてした。

これから2020年に向けて、様々なイベントが計画されると思いますが、
奇をてらうとか、最先端の技術を駆使するとか、
そのような方向にばかり目を向けないで、
本当の日本らしいおもてなしとは・・を・・じっくりとと思いますが、
もうあと二年、あっという間に来てしまいそうで、
間に合うのかしらという気もして来ました。

そして今日は冷たい雨の中でしたが、芸術劇場へ。

「東日本大震災音楽復興支援コンサート」

オリンピックと震災の復興。どちらもしっかりとという思いです。




藪内家先代家元の訃報

2018年03月20日 | お茶三昧

お休みが多くて、抜けてしまっているところもありますが、
勉強会で読んでいる茶道の書。
五代藪内竹心の著した書「茶話真向翁」がテキストになっています。
崩し文字さえ読めれば(そこが一番の問題点)、内容はわかりやすいですよ。

今朝目にしたニュースです。

「藪内穆室さん81歳(本名・藪内紹智=やぶのうち・じょうち>古儀茶道藪内流13代家元)
19日、肺炎のため死去。」

折しも今、テレビの番組で、藪内家のお茶がNHKで放映されています。
あと最終回を残すところですが。
放送案内には、

【「茶の湯 藪内家[終] 第四回「一座建立の茶~濃茶・薄茶~」

茶の湯五〇〇年の伝統を受け継ぐ藪内家で開かれている「家元襲名披露茶事」。
今回の番組ではこの茶事を特別に体験。14代家元・藪内紹智さんが自ら亭主を務める。
最終回の舞台は、藪内家で最も重要な茶室・燕庵(えんなん)。
茶人・武将の古田織部が初代・剣仲に託した茶室だ。
ここでたてられる茶には、豊臣秀吉、千利休ゆかりと茶道具が使われる。
薄茶には、楽焼の祖・長次郎の茶碗も。歴史が凝縮された一碗の茶をいただく。】

とありますので、ぜひこれだけでもご覧になってはとおもいます。

放送時にはお悔やみの言葉も流れることでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします。

 



一本のバラ

2018年03月19日 | 日記

花屋さんで、

「あまり持たないかもしれませんが」

とおまけに添えてくれたバラの花です。

水切りを繰り返して、少しずつ短くなりましたが、
なんと十日間も楽しませてくれました。
一本のバラですが、心のこもったバラだった気がします。

私の家からは徒歩で20分以上かかる、
電車に乗らずに行ける一番遠い花屋さんです。
たまに時間の余裕のある時に、運動を兼ねて行って覗いてみます。

いつも持ちの良い花と、お店の方の感じが好きで、
花を買って帰る道すがら、なんとなく幸せな気分が増します。

花屋の名前は何だったかしら。
みな同じような屋号なのですものね。
なんとなく洒落た名前だったと思うのですが。
時々足を延ばそうと思います。

先日「やっと咲きました」と、社中の方からいただいた椿も、
この暖かさで、きれいに開きました。
でも明日は寒の戻りとか。
皆さん体調にお気を付けくださいね。

(四月の稽古予定を更新しました)

 


迎賓館そして極上のオリーブオイル

2018年03月18日 | 日記

 

今日は、迎賓館赤坂離宮見学へ。
館内の撮影は禁止でしたので、外観だけ記念に残しました。
事前予約をしていきましたが、混んでいない時でしたら、
予約なしでも、本館と主庭の見学は可能のようです。

いつでも行けると思うところは意外といけないもの。
やっと意を決して、一度は見学しておこうと思ったわけです。
贅を尽くした場所ですが、このように目的のはっきりしていることには、
多少の税金は使っても良いかなというのが、友人との感想。

邸内は監視体制が厳しく、庭を見学しているときに、
ハンドバッグから物を出すためにちょっと荷物を置いただけでも、
たちまち監視官が飛んできて、
そこに置いてはいけませんと注意されてしまいました。
そういうことをするための場所がちゃんと設けてありました。

一時間ほどで見学を終え、そのまま同行の友人宅へ向かいました。
目的は、しばらく伺っていない間に増えた宝物を見せていただくこと。
骨董趣味の友人は、最近新しい収納キャビネットを手に入れたのです。
そして入れ物が増えると中身も増えるようで。
たくさん素敵な宝物を見せていただきました。

至福の目の保養をさせてもらいましたが、もう一つ嬉しいことが。

イタリアから帰ってきたばかりということで、
最高級のオリーブオイルを味わうことができました。
草の香りと、最後に残る苦みを味わってといわれたので、
口に含んで、オイルを口の中で広げて、
最後に鼻から息を吸いながら飲み込むと、確かに苦みを感じました。
それがポリフェノールの味だそうです。
まるでワインの試飲をするように、じっくりと楽しみました。

貴重な休日の贅沢な二つの体験でした。
終わってみると、
和服を着て一万歩以上歩く、という一日になっていました。

 

 


ひも結び・帯結び

2018年03月16日 | 日記

お茶のお点前には、様々な紐結びが出てきます。
正しくきれいに結ぶことも大切です。
そして手際よく始末することも。
今は仕覆のひもは短いものが多いですが、
昔は長緒が基本であったそうです。
それを様々な結び方にすることで、
他人が結びなおしたらわかるようになっていたそうです。
毒を盛られるという危険もあったのでしょう。

でもこの紐結び、なぜか得意不得意があるのです。
他のことは何でも上手なのに、紐結びだけは苦手という方がいらして、
蝶々結びが苦手なんですという方も時々いらっしゃいます。
結ぶというのは、特殊な運動神経が必要なのかしらと。
私は運動神経はよくはありませんが、ひも結びは好きなんですよ。

先日ある方の稽古着の後ろ姿を見て発見。
「あらあ結び目が縦結びになっていますよ」
「そうなんです昔から、後ろで結ぶの苦手で縦結びになってしまうんです。」
何だか子供みたいで、かわいらしくて、笑ってしまいました。

先日結ばない帯結びの新しいやり方を教えていただきました。
それからは早く上手になるようにと、稽古の度にちゃんと頑張っています。
他人の結んでいるのを見ると、理屈がよくわかるのですが、
はて、自分の後ろではどういうことになっているのかの感覚が、
初めはよくわからずに、ちょっと手間取りました。
さすがに今日は三日目め、結ぶのも三回目になります。
やっと感覚がつかめてきて、手の動かし方がわかってきました。
これなら、以前の結び方と同じ時間で仕上がると、自信がつきました。

紐の扱いも、考えてするより、手が覚えるような気がします。
苦手な方、一度でもたくさん結んでください。
と言いつつ、我が家の稽古用の仕覆の紐が、どれも風前の灯状態なのです・・

こういうものの消耗も、家電製品と同じで、
何故か一度に幾つも駄目になったりするのですね。
何十年も使っていますから、仕方ないかしら。

 


茶道名言集

2018年03月15日 | お茶三昧

「春眠暁を覚えず」のはずなのに、時には朝早く目が覚めるときもあります。
夜中に目が冴えて眠れぬ夜も。
そんなときのために、すぐ眠くなりそうな本を枕元に置いています。

この本は三十過ぎたころに、手に入れた本ですが、
そのころの私には、なかなか理解しがたい事ばかり詰まっていました。
今読むと、なるほどと思い当たることばかり。
物の理解を助けるのは、体験だとよくわかります。

茶席などを持つ機会が出てきた今、痛感するのはこの言葉。

「侘び数寄は、心強くあらねば、道具万不如意なる程に、
世にある人と交われば、心おとりせられて、肩身つまれて、
自ずから茶の湯にうとむものなのとぞ。ただ胸の覚悟第一ならん。」

この言葉に接して、原典『長闇堂記」も読んでみました。

この「名言集」は身につまされる名言の詰まっている本です。
懐かしく読み返しています。

だいぶ古い文庫本ですので、
今のわたしにはもう少し字が大きいと助かるけれど・・・

予定より早く目覚めた朝です。
演奏旅行でイタリアに行っている友人達も、そろそろ帰国のはずです。
いつも会っているわけではないけれど、
やはり10日も日本にいないと思うと寂しいですね。

 

 


違和感もいつの間にか

2018年03月13日 | お茶三昧

お茶碗の銘は「あけぼの」とお答えの方が。
春らしく暖かな朝です。
「春は曙ですね。」
「そうですね。」
「春宵値千金もありますけど」
今頃の季節は人の心を浮き浮きと楽しくさせますね。
これで桜が咲いたら、その心も最高潮。

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふひとみなうつくしき

これは又違う浮き浮きも潜んでいますが。

茶室の床に桜を使わないのは、
桜が人を酔わせるからという説もあるそうです。

最近茶花の勉強に通っています。
長年の自己流を少し洗練させたいと思ったからですが。
茶花に流儀はないといわれてきましたが、
それなりのこだわりの入れ方があるところを見ると、
それを流儀と言えなくもないですね。
初めは、今まで自分がしてきたこととの違いに、
どうも違和感がありました。
しかし一年経った今、
以前の入れ方が、自分が若いころに身に着けた、いわゆる華道の流儀に、
知らず知らずにしばられたいたことに気が付きました。

今は違和感も消え、少し自由な気持ちになれた気がします。

 

さてさて春は・・ですが、
「春眠暁を覚えず」をわすれていましたよ。

 


出張着付け教室

2018年03月11日 | 和服生活

今日は午後から、講師を招いての着付け教室でした。
社中の方に着付け教室を開いている方がいらっしゃいます。
その方に「もう少し帯がちゃんと締めたい」と、お願いした方がいて、
さらにその話を聞いて、「私もぜひ」という方も。

そこで、「よかったら稽古の後で我が家でどうぞ」
と稽古場を出張教室に提供することにしました。
そしてそれならと、私も参加させていただくことにしました。

私が着付けを習ったのは、お茶の稽古を始めて二年ほど経った頃です。
月に四回で半年通いました。
振袖の着付けまで教えていただきましたが、
今覚えているのは自分に必要なことだけ。
それから五十年近くも和服を着ていますが、
今でもその時教えていただいたことを律儀に守り、
昔ながらの、帯を後ろでぎゅっと結ぶ方法です。
腕が後ろに回るうちはこれで頑張る・・などと気合を入れていましたが、
最近年齢とともに、もっと楽に着たいと思うようになりました。
そんな技を教えたいただけたらと思ったのです。

それぞれが自分の悩みを出し合ったり、今までのやり方を見せ合って、
さらに上手に着られるコツを教えて頂きました。

着付けはいろいろな方法があるので、どれが正しいということではなく、
自分に合った方法を見つければよいということでした。
目からうろこだったのが帯の長さについて。
帯を仕立ててもらう時、
今までは長さを指定したりしなかったからです。
太った時にも大丈夫なように、最大限長くなっていたかもしれません。
何も言わないと、できるだけ長く仕立てるのかしらね。
無理やり余った分を隠していた小柄な私には、
長さは邪魔だったのだと。

ちょっと教えていただいただけで、
今までにもまして、さらに美しい着物姿になった方もいらして、
やはり教えていただくと違うものだと皆で感動しましたよ。

終わって、ケーキとお茶で反省会をしましたが、
「着付けはすぐ効果が見えるけど、お茶はいくらやっても進歩が見えなくて・・」
という嘆きの声もありましたけれど、
私から見れば皆さん着実に進歩していらっしゃるのですが。

続けて、さらに腕を上げたいという方もいらして、
皆さん着付けにも意欲を燃やしていました。
これでお茶生活もますます充実といったところでしょうか。
そうなればうれしい限りです。

 


パスワード

2018年03月10日 | 日記

仏壇に供えるお花を買いに行きました。

目に飛び込んだ黄色のチューリップと赤い可愛い姫アスター。
一度に春が来たようです。
茶花も良いけれど、たまにはこんな花を家中に飾りたい。

仏壇にはさらに、バラの花も一緒に。
お花やさんが、
「あまり持たないかもしれませんがどうぞ」
とおまけに添えてくれました。

 

ところで、ブログのカテゴリーの一つを、
パスワードで開くように設定しました。
いろいろなサイトで、
こちらばかりが、パスワードが必要な立場でしたので、
こんなこともできるのだと、なんだかうれしい。

大した内容ではないのですが、
社中の方と私の秘密の部屋です。
一度で覚えられる簡単なパスワードです。
ブログを覗かれている方には、お稽古の時に、
そっとおしえてさしあげますね。