「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

ときどきくらくら~

2020年12月29日 | 日記

昨日は体調も安定していたので、花屋さんへ行って見ました。

椿の莟のたくさんついた枝が入荷していたので、茶花として、
他には玄関用として松や千両、蝋梅など、結構な量を買いこんで帰ってきました。
なかなか入らない花を見つけると、ついつい欲張ってしまいます。
徒歩で15分くらいの道程を大きな束を抱えて。

母がよく花屋さんに行くと、
重い枝ものやら、たくさんの花を抱えてかえって帰ってきたのを思い出します。
その時はあの小さい体でまあと、思ったものですが。
そしてそれを何杯もあちらこちらに活けて、楽しそうにしていました。
ちょっと気持ちがわかりました。

帰ってきて、バケツに水を張り、
涼しいベランダの日陰において、そこに花を入れようとした時、
くらくらと、大きなめまいに襲われました。
頭の位置を不用意に動かしたからでしょう。
しばらくじっとしていれば収まるとわかっているので、大丈夫なのですが。
これが外で起きたら危ないですね。
この眩暈とは、もう少しお付き合いかな。

今日はこれから友達と、オンライン忘年会です。
それぞれに美味しいものを用意(買って来て)して、パソコンの前に。
前回は鰻を買って来て、自家製鰻重でしたので、
今回は、私は出前のお寿司です。
こんなこと毎月やっているのかと、あきれられそうですね。
これが、高齢者の自粛生活の、ストレス発散方なんですよ。


「自分の本」楽しい記録がたくさん書けますように

2020年12月27日 | 日記

「耳石」のことを知って友達やお弟子さん、
そしてブログを読んでくださっている見ず知らずの方からも、
経験談を含めたお見舞いの言葉を頂きました。
とても励みになり、安心することができました。
本当にありがとうございます。


「DVDを見ながらのんびりと過ごしてください」と、
めまい療養中の私に韓ドラのDVDと、写真のような文庫本が届きました。
お菓子まで添えてあって、
「わあ一足早い福袋だ」と嬉しくなりました。

本の体裁をとっている日記帳のような物でした。
一日一ページ。
日記にするなり、覚書をするなり、自由に使ってくださいとあり、
続ければ自分の一年間の記録が残り、完成となるようです。

何を書こうかいろいろと考えています。
思いついたことは何でも書こうかしらとも…
書き留めないと忘れてしまうことが多くなりましたから、
この本一冊にすべて書こうかと思っています。

このブログも日記になりますが、毎日書くわけでもないし、
公開するからには書けないこともありますものね。

内緒もかけて備忘録にもなる便利な「自分の本」
そうだ・・日々変更される「エンディングノート」の代わりにもなるかしら。

一月一日に書初めをするのがが待ち遠しいです。


原因は耳石のよう

2020年12月22日 | 日記

昨日生まれて初めて、救急車に乗りました。

あまりのめまいのひどさに、これはどうしたらよいものかと。
自力では病院にも行けそうもないので、最後の手段でした。
脳の検査をした結果、どこにも異常なし。
それでは耳ではと耳鼻科の診断もしてもらい、「耳石」と言われました。
点滴と注射、そして落ち着いたら薬を処方されて、無事に帰宅できました。
救急車で運ばれて、帰りは歩いて帰るというのも変なものです。
「命に関わる病気ではないですよ」と言う言葉に少し安堵して、
今日は様子を見ながら過ごしました。
なんとなくふわっとした、
何時めまいが来てもおかしくないなあという気のする一日でした。

今日は処方された薬を調剤薬局に取りにも行けました。

薬を飲むためにも、ちゃんとお昼を食べなくてはと。

飲み物は今私が気に入っている、
ルイボスティーにデザートビネガーを落としたノンカフェインティーです。

プレゼントのデザートビネガー「苺と木苺のクリスマ酢」

ルイボスティー8に対してビネガー1の割合で飲みます。
味気ないルイボスティーが極上の飲み物に代わりますよ。

ひどいめまいが大した病気でなくて、ちょっと食欲の出たランチでした。


師走の一日

2020年12月20日 | 日記

ある日の散歩。
ちょっと遠回りして、久しぶりに通った道ぞいに、
こんな真新しい史跡の表示がたっていました。

通り沿いのマンションの入り口付近に突如現れました。
初めて気が付きましたからどうやら最近のようですね。
こんな暗い話題の多かった一年ですから、何か新しいものができるというのは、
少しは気持ちを明るくさせてくれますね。

ところで、ころころっとしたお芋を頂きました。

今、甘くておいしいと話題の「安納芋」です。
色々な食べ方があるようですが、
まずは一つ一番簡単な「蒸す」をしてみました。
そのままでも美味しいということですが、
半分は器に詰めて、冷凍することにしました。


冷凍して食べるとアイスクリームになるというのでね。

出来上がりが楽しみです。

こんな風にして師走の日々は過ぎていきます。


今年も届きました

2020年12月16日 | 美味しい話

お菓子の家がやって来きました。
スイッチを入れると家の中に明かりが灯ります。
去年よりバージョンアップです。
部屋を暗くすると、かすかな光が揺れていますよ。

どの角度から眺めても凝った作りですね。

解体される前に記念写真。

食べてしまうのがもったいないですが、
やっぱり今年も、独り占めしたいけど、
稽古にいらした方にも、少しずつ召し上がっていただきます。
まずは裏屋根あたりからですね。

心がざわつく一年でしたが、
ほっとする夢の贈り物、嬉しいです。

 

 


「菓子珊珊」で見つけました

2020年12月14日 | お茶三昧

膝の手術で入院していた時、
お茶友から「時間があるでしょうから」と、
お見舞いにいただいた本です。

流儀の違う方の編集ですので、
菓子器などのお好みは違うところもありますが、
お菓子の写真が素敵で、色々と参考になりますので、
折に触れて眺めています。

新しい年も近づいて、初釜のお菓子の準備もしなくてはと、
主菓子の「花びら餅」はすでに注文しました。
お干菓子に、お正月用に使ういつもの同じお店のお菓子を、
来年はちょっと変えてみようかしらと、
又この本を取り出してきました。

気になるお菓子を見つけるとネットで検索して、
「地方発送承ります」とあるお店なら、届けてもらえます。
二~三候補を決めて検索し、一つ決めました。
送料もかかることですから、他にも二種類、日持ちのするお干菓子を選んで、
一緒にお稽古初めの前日に届くように送ってもらうことにしました。

正月用のお抹茶の手配もできていますし、
曜日ごとのメンバーも決まり、
着々と、年始めのグループ初釜の準備は進んでいます。

そんな中、六月に自粛していた稽古を再開してから、
半年以上お顔が見られなかった方が、昨日稽古に復帰されました。
飲食業の方ですから、さぞかし大変な思いをされた事でしょう。
「良くも悪くも落ち着きました。初心者に戻っていますから、
お稽古は平点前でお願いします。」
そんな連絡が届き、
「のんびりとお稽古を楽しんでください」とお待ちしていました。

お世話になった方のお店が二件が閉店されたとうかがい、
私も伺ったことのあるお店ですから、何ともやりきれない思いです。

久しぶりのお点前での一服に、
「贅沢な時間ですね。」としみじみ。
お仕事という意味では一番心配していた方ですから、
お顔を見られて本当に安心しました。

年内のお稽古が最後になられた方からは、
「コロナ禍の中、お稽古をしていただいてありがとうございます。」と。
私の方こそ、お稽古に来ていただいてありがとうございますという気持ちです。
ほとんどの皆さんが何らかの形でお稽古に復帰され、
そして無事にこの一年を終えられそうで、何よりです。
でも皆さん、これからもくれぐれも油断されませんように。

 

 


こんな年の瀬はじめてです

2020年12月10日 | 日記

素敵なカードがプレゼントに添えられて届きました。
一気にクリスマス気分に。


立体的にして立たせることができ、この通り。
幾つになってもメルヘンはいいですね。

例年なら、12月は稽古のない日は、
必ずどこかに出かけているという生活で、
年の瀬の茶会、社中での夜咄の茶事から、
忘年会にクリスマス会、コンサートやディナーショー。
風邪を引いている暇などありませんでした。
足の手術後の去年は、少しはおとなしくしていましたが、
それでも何度かは都会に出て行きました。
今年はなんと静かな年の瀬でしょうか。
不要不急の外出はせずとなると近所の用足し以外は、
すべて不急ですものね。
行きたいところも、泣く泣く義理を欠いていますし。

おかげてなんと、今年はもう年賀状を印刷してしまいました。


印刷やさんにも頼まず、自分でプリントアウトして、
すでに宛名を書くだけになっています。

こんなことは、人生初めてです。
大晦日まで、宛名書きに追われることが常でしたから。
それだけ時間がたっぷりあるということでしょうね。

これからの予定はちゃんと最後までお稽古をすることと、
オンラインでのクリスマス会と忘年会を楽しむということ。
一度だけ静かにクリスマスランチを外でします。
なぜか、今までなんという生活をしてきたのだと、
改めて思ったりもしますけど。
一度止めたエンジンは、
もう再び、トップスピードまて持っていけない。
そんな気もするこの頃です。

 

 


血圧の記録ノート

2020年12月08日 | 日記

ここの所、医者で計る血圧が高い(白衣高血圧かも・・)ことが多かったので、
「大丈夫でしようか。」と私がいったことから、
「記録を取って見ましようか。」ということになったのですが。
「適当なノート一冊あれば何年も使えますよ。」
と言われたので、使っていない、とてもとても古いノートを見つけたので、
買うのももったいないとそれに記録をし始めました。

ところが、何十年も置いておいた着物の縫い目が、
ちょっと力を加えるとほころびやすいのと同じように、
ノートの綴じ目がすぐにばらけ始めました。
一応、応急処置としてセロテープで補修をしました。

昨日はそのノートを持参して、お医者様へ定期検診に。
一か月分の記録を見て、血圧の方は時々高い数値は出ますが、
平均して120前後なので、高血圧との診断はされませんでしたが、
そのノートがほころんでいるのを見たクリニックの先生、
診察中にセロテープを取り出して、とてもそれは丁寧に修復し始めました。
「先生そんなそんな、わたしか後でゆっくりなおしますから!!」と言いましたが、
その手は止まることなく、手早く修理をしてくださいました。
いい加減に直して持っていった私はとても恥ずかしかったです。
でも先生の御人柄に触れて、なんだかほんわりとしましたけど。
私よりずっと繊細でお優しいのでしょうね。
何年も使えるのだから、新しいものを買えばよかったかしらね。
他で無駄をしているのに、変なところで、もったいないと思ってしまうのです。
きっと、無駄を補うために小さな節約をしているのかもしれません。

ここまで二か月真面目に朝晩と計測してきましたが、
昨日は少し気が抜けて、
「今日はお休み」とさっさとお布団に潜り込みました。

 


せめてクリスマスくらいは

2020年12月07日 | お茶三昧



12月に入り、玄関扉にリースを飾りました。
花盛りを迎えるシャコバサボテンも、
玄関先のやつでの隣に置きました。
なんとなくクリスマスカラーでしょ。

リビングの棚にはこんなおもちゃを。
どちらもゼンマイで動きます。
ついでにに床の花もこんな感じに。

蘭と葉牡丹で遊びました。

他にも、寄付きの「無事」の短冊にも添えて・・・

最後にお薄のお茶碗もクリスマスですよ。
何も新しいものはないけれど、
今だけを楽しむものはいろいろあるので、総動員しています。
せめての華やいだ気持ちで、自粛の閉塞感を打ち破りたいです。

 

稽古では今月は「各服点て」の稽古をしています。
お正月のグループごとの初釜のためです。

本当に皆さん久しぶりに、複数のお客様の前でお点前ができます。
それだけで、稽古にも熱が入るようです。
色々心配ですが、私も気持ちを奮い立たせています。

 


またやってしまいました

2020年12月02日 | 日記

先日またやってしまいました。
千切りキャベツを作ろうと野菜室を覗いても、
無い。キャベツが無い。
物をどこに置いたかわからなくなるのは最近は多いけれど。
野菜は野菜室に入れるしかないでしょ!!
ときどき食べたしまったものを、まだあるはずと探すことはあります。
でも買ったばかりのキャベツはそんなはずはないです。
嫌な予感に冷凍庫を開けると、ありました。
丸々とした凍ったキャベツが。
ショックだったと、友達に話すと、
「大丈夫、冷蔵庫からテレビのリモコンが出てきた人もいるから。」
といわれました。
慰めになるでしょうか。

さて気を取り直して。
稽古の中で時々こんな言葉が出ます。
「困った時の玄々斎ね!」
これは、お好みを聞かれた時、「玄々斎好みの・・」と答えれば、
半分くらいの確率で当たるような気がするからです。
そんなたくさんの遺産を残した玄々斎について、
この本が漠然とした知識をまとめる助けになりそうと、取り寄せてみました。
稽古の合間に読んでみたいと思います。

 


光がほしい

2020年12月01日 | 日記

二三日前、近所の名所の庭の散歩で拾った紅葉の葉。
葛屋香合に添えて遊んでいます。
少し風が強かった日で、時折舞かかる枯れ葉の吹雪に、
思わず"綺麗"と声を上げてしまいました。
庭掃除をしている方が、せっせつ落ち葉掃きをしているのですが、
「おはようございます。切がありませんね。」と声をかけると。
「今日はこの辺でやめます。」と困り顔。
ただただ風情を楽しむ身と、お仕事をする身では、
きっと吹雪も違って見えるでしょうね。
紅葉の名所には出かけられませんが、近所の散歩でも紅葉は楽しめました。
すでに晩秋の景色でしたが。

冬の午前中は、部屋の中に長く日差しが入ります。
思い切り障子やカーテンを開けてたっぷり取り入れます。
最近は室内をこれで殺菌してくれると期待もしながらです。
以前住んでいたマンションでのこと。
南側にある倉庫が建て替えることになり、少し高くなるということで、
マンションの住民と、倉庫の持ち主とで、
「日照権」についての話し合いが持たれました。

幸い私は最上階の角部屋でしたので、朝日が少しさえぎられるだけで、
それほどの被害はありませんでした。
それに仕事でほとんど、で朝から夜まで家にはいませんでしたから。
しかし下の階の方にはだいぶ日照時間が減るということでした。
結局それぞれの被害に応じて、
慰謝料のような物を払って解決となりました。
私も少しいただきました。
しかし今考えると、下の階の住民にとっては、
お金なんかに変えられない権利とだったであろうと。

それからほどなくして私はそこを引き払い、次のマンションへ移り、
そして終の棲家が三度目の今の場所です。
それまでの経験で、自分の求める快適な住かの条件も固まり、
もうここは出たくないと強く感じています。
そう、もし今度移るとしたら、介護付きなんとやらだと思います・・

今は朝日の当たる部屋で目覚めるのが一番の幸せです。

願わくば、コロナの感染状況にも、早く光がさしてほしいです。

今年も最後の月になりました。
このような時だからこそ、時間を大切にして、
体に気をつけて過ごしましょうね。