「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

足止め

2020年11月25日 | 日記




朝からの冷たい時雨。
今日は起き抜けに少し慌てた。
ふらつくような気がして横になると、天井が廻っていた。
初めての経験だ。
恐る恐る朝食の支度をして、まず空腹を満たした。
天候が体調に関係するたちだから、これもその現象かと。
雨模様だし、急ぎの用事でもないので、今日は家にいよう。

送られてきた友の歌集「寂しき骨」の続きを読む。
長年の付き合いで、思い出すエピソードあり、
全く知らない世界も知る。
暫し物思いにふける時間。

こんな足止めを食った日は、パソコンや、小さなミシンが、
私の時間を使ってくれる。

鼠を捕った猫が戦利品を見せるように、
出来上がった作品を写真に撮って見せる。

スワトウのハンカチで作ったマスク。
外出用だけど、まだ使えていない。
ワインの箱に結ばれていたリボンを紐にして作った、
私の使いやすい大きさに仕上げたサコッシュ。
この冬はこんなあってもなくても良いものが・・増えるのだろうか。

少し空が明るくなったよう。
今日も無事でよい日になるように祈って。


三連休も終わりましたが・・

2020年11月24日 | 日記



最近の私のお気に入りのレモンです。
マイルドな酸味なので、毎日サラダに絞って、
皮まで刻んで混ぜていただいています。

我慢の三連休が終わりました。
それでもGOーTOーを予約した人々は、
急なキャンセルもできないのでしょう、
観光地によっては例年より多い人出と聞き、
おとなしく我慢をしている身には、複雑な思いです。
行政は本当に感染を押さえる気があるのでしょうか。
新年になったら、せめてグループごとの初釜をと思っていますが、
そんな予定さえ、実現できるのかとあれやこれやと悩む毎日です。

茶友から送られてきた花の写真。
ガーベラのパスタ咲きだそうです。
この頃は、品種改良された花がどんどん出てきますね。
洋物?は、やけにひらひらして、豪華ですが、
私は和種の楚々とした花がどちらかというと好きです。
まず茶室に似合うものと思うからでしょうか。
そして最近はちゃんとした和名があるのに、
覚えにくいカタカナの名前に変えて売っている花が多いですね。
「和名は○○です。」と言われると、
「和名で売って!」なんて思ったりします。
だって覚えられないのですもの。
その茶友は花屋さんのやっている、
毎日一本ずつ花を頂けるというコースに契約していて、
散歩がてらもらいに行くのを楽しみにしているのだそうです。
私も歩いて行けるところに、
その花屋さんがあったらいいのにと思います。

もう一枚。

           



近所に貴景勝所属する相撲部屋があるそうで、
通りがかりに偶然撮れた写真ということです。
横綱不在で、大関として責任を果たせたのは良かったです。
お嫁さんも決まって頑張ったのかしらね。
休場が多くて、初めて「注意」を受けた横綱二人。
良くも悪くも、国民性の違いでしょうか。

 


やむなくキャンセル

2020年11月20日 | 日記




ベランダのシャコバサボテンが花芽をつけて、
それが日に日に大きくなっています。
冬のベランダには、華やかさを添えてくれる嬉しい植物です。
惜しむなくは、茶花にはならない。
ときどき水を遣るだけで、こうして毎年咲いてくれるなんて、
その手のかからないたくましさに感謝してはいますが。
そろそろ鉢も窮屈そうですから、分けて植え替えてあげないといけませんね。

今なら大丈夫かしらと、ランチ会を計画し、
お目当てのレストランに予約を入れて楽しみにしていましたが、
ここ数日の感染の拡大に、高齢者四人は、
「今まで我慢したのだから、何もこんな時にしなくてもいいよね。」となりました。
予約係だった私が、お店にキャンセルの電話を入れました。
お店の方は、事務的にキャンセルを受けてくださったのですが、
何か申し訳なくて、思わずこちらの方が、
「またよろしくお願いします」と未練がましく挨拶してしまいました。
まあいつでもリベンジはできますよね。
それよりも自分のためにも、
社中の皆さんのためにも、医療従事者の方々のためにも、
今は感染しない努力をしましょう。

 








手作りの巨峰とルバーブのジャム
信州のリンゴ
宝石のようなナッツのはちみつ漬け
どれも嬉しいプレゼント。
まずはプレーンヨーグルトで味わいます。

ランチ会ができなくなったグループとは、
豪華な食事をそれぞれお取り寄せして、
オンラインランチ会をすることにしました。
これならマスク無しでガンガンおしゃべりできます。
家にいても、このようにすれば楽しめますよね。

 


日常化してきたwithコロナ生活

2020年11月16日 | 日記

お菓子には事欠かない日々と、
皆さんとの楽しいお稽古と、雑用に追われて、
ブログに向かう時間も、特別な事もない一週間が過ぎました。
お稽古の時を社中の方が楽しみにしてくださっているので、
私もとても気持ちが充実し、何よりもありがたいです。
これだけは、コロナに負けずに頑張ろうと思っています。

自粛生活にストレスを貯めていた時期もありましたが、
何やらこの頃は、withコロナに慣れてきたような気がします。
マスク生活も当たり前になり、手洗いや、掃除もこまめにするし。
おかげさまで、家の中は埃も貯まらず、キッチンも清潔に。
全て宅配で済ませていた買い物も、
気をつけながら、自ら出かて行くようになりましたし。
絶対に乗りたくなかった、公共交通機関も利用することを容認。
このような生活があと一年は続くかもとの覚悟もできました。
そんな中でも少しずつ日々の楽しみは見つけています。

毎月のように会っていたグループにも、今年は二月に会ったきりです。
その後はオンラインおしゃべり会を毎週開いてきましたが。
( かえっておしゃべりの機会はおおくなった!!)
もう我慢できないと、年内に一度会いましょうということになりました。
しかも二グループ!!

「何回分もの費用が貯まっているから豪華なランチもできるわね」
ということで、かねてから行きたいと思っていたレストランに予約もとりました。
しかしそのとたんの感染者の急増に嫌な感じでもあります。
仲間の居住地は、それぞれ、東京、神奈川 埼玉 千葉・・・。
ああ、何の心配もなく、食べて飲みたいですね。

 

 

 


御殿場の工房まで

2020年11月09日 | 日記

御殿場にある「とらや工房」まで出かけてみました。
一度は行って見たいところでしたので、
足慣らしの遠出の候補として取り上げ、
このコロナ禍にもかかわらず実行に踏み切りました。
このくらいの気分転換はいいですよね。
でもいまだに、GO-TOの恩恵には少しも預かってはいませんが。



門を入ってしばらくするとすると、
「とらや工房」と「東山旧岸邸」と表示があります。
まずはとらや工房に向かいました。


お菓子がメインの目的ですが、腹ごしらえもしなくてはと、
軽食とお菓子とお茶を注文しました。
お菓子は芋きんとんにして、お茶はおかわり自由。
どちらも美味しくいただきました。
ここまで来てお菓子がこれだけで済むはずもなく、
ここで頂くのは一つでも、もちろんお土産に、
こちらの工房限定の「どらやき」二種と、大福と最中を買いました。
今日から三日間の私のおやつにします。
先月のモンブラン三昧に続くとらやの和菓子三昧です。
こんなことをしているせいか、
術後と、コロナストレスで減った体重はすっかり元に戻りました。

「東山旧岸邸」は、岸信介元総理が晩年を過ごした邸宅です。
50年も前に建てられた、建築家の吉田五十八の設計になる、
数寄屋建築と現代的な住まいとしての機能が融合した建物で、
自然に囲まれたシンプルいて、こだわりの隠された美しい空間でした。



紅葉も見ごろを迎えつつある庭園。



床の軸は、岸信介書です。



先月出かけるつもりが、天候が悪くて延期したのですが、
かえって紅葉の時期と重なり、良かったかもしれません。

帰宅して、夕飯の後に、
お土産のお菓子の大福が本日中とありましたので、
迷いなく頂きました。

日持ちのしないお菓子ばかりで、お稽古の方にお土産はありません。
ま・さ・か・期待していらっしゃいませんよね。
"とらや"と聞くと目の輝く皆様方、ごめんなさいね。

 

 

 


おもちゃを手に入れて

2020年11月05日 | 日記

今年は年明けからコロナのが流行り始めて、
炉の稽古を三月から三か月間、中断を余儀なくされましたので、
八か月ぶりの炉のお点前となりました。
炉開きのお祝いの粟善哉を召し上がっていただき、
つつがなくお稽古ができていることに感謝をし、
これからの無事な時間を願って、皆さん新鮮な気持ちで一服です。
今は時間を区切っての、お一人ずつの稽古ですので、
お茶のお正月というのに、ぎやかさのないのが少し寂しくもあります。

寒くなるにしたがって、又状況は厳しくなるかもしれませんね。
そんな時は又外出などできない自粛の生活が始まるでしょう。
まあ一番寒い時期ですので、あまり外には出たくありませんから、
春先に出かけられなくてストレスを貯めたときとはとは違って、
何とかやり過ごせそうですが。

最近お稽古のない日に時間があったら、楽しもうと、
おもちゃを一つ手に入れました。

小さくて軽い、ひょいひょい持ち運びのできるミシン!!
重くて古いミシンを納戸の奥から出してくるのが面倒で、
もう何年もたいていのことは手縫いで済ませていました。

コロナで時間の止まってしまったような生活に喝を入れるべく、
生産性のある活動もしなくてはと思い立ち、
久しぶりにミシンで楽しもうかなと思ってしまったのです。

試運転にマスクを二枚作りました。どちらも和服向きです。
一枚はレースのハンカチで作った、和服でのお出かけ用です。
次のターゲットは、着られなくなった着物かな。

このミシンは間違いなく、
今年の冬の私のおもちゃになると思います。



「第一歌集 寂しき骨」池田理代子著

2020年11月03日 | 日記

池田理代子さんが歌集を出版です。
早速数冊お願いして送ってもらうことにしました。
第一歌集ということは第二も期待出来るのかしら。
もしかしたら何か意味が込められているのかもしれませんね。
11月発売ということで、楽しみに待っています。
本については、彼女のブログでもう少し詳しいことがわかります。
←(ブックマーク「村田孝高と池田理代子のブログ」11月2日の記事)
このように形として残せるものを持っているのはうらやましいです。
理代子さんはそれが一つだけでないことも。

お茶は形として残せるものはありませんから。
一瞬の消えゆく時の積み重ね・・残らないのがお茶でと言えますが。
できるのは伝えることだけですね。
そう思って、私も少しでも良いものを伝えたいと頑張ってはいますが。
図らずも、コロナ禍はそのことを確認させてくれたようにも思います。


昨日は人ごみを避けて、平日の公園散歩に出かけました。
野田市の清水公園です。
20年近く昔に訪れたのが最後でしょうか。
駅からの道はほとんど様子が変わっていませんでしたが、
なんと公園の入り口は、すっかり立派になっていました。
園内も以前よりはいろいろと整備され、アトラクションも豊富に。




後姿の同行の友

紅葉にはまだまだ早い園内。

子供達を連れてきた懐かしいアスレチックのコース近くのベンチで、
持参のお弁当を食べながら、水に落ちる子供たちに笑い転げて。

気持ちの良い空気も胸いっぱいに、嬉しい拾い物というかもらい物もして、
(これは内緒にと言われたので、公には書けません)
歩数も10000歩を越えて、満足な散歩になりました。

いよいよ明日から、炉の稽古が始まります。
炉開きのお祝いの善哉の準備もできました。

 

 


炉開きと新入り入浴剤

2020年11月01日 | お茶三昧

風炉の稽古が終わり、炉の稽古が始まるまでのインターバルは5日間。
まず無事に炉を開いて準備ができました。
稽古中のソーシャルディスタンスが気になるところですが、大丈夫かしら。

しばらく収納していたリビング側の張り出し畳も、出しました。
でも襖は全部入れずに、密な空間にならないようにします。
実は炉の季節になるにあたって、少し模様替えも考えたのですが、
あれこれやってみて、結局シンプルなものに戻りました。
一日中、ああだこうだと、物をいろいろ動かしたり並べたり、下げたり・・
どれも気に入らなくて、すべて元に戻しました。
とても良い、頭と体の運動になりました。
こんなこともできるのは、本当に膝がよくなったからだと思います。

次の準備はお祝いの善哉です。

きょうにでも小豆を煮なくてはと思っています。

そんな準備の疲れをいやすバスタイムのために、
新しい入浴剤を仲間に入れました。

そのまま体を洗ってもよし、バスタブに落とすと、バブルバスになります。
香りがとても良くて、つい買ってしまいました。
ちょっとおとなしいミルクの香りの入浴剤と、おとなの贅沢な香りを、
交互に、その日の気分によって楽しもうと。
ちょっと嬉しくて、昨日はいつもより早くお風呂に入ってしまいました。

昼間は元気に頑張って、夜はご褒美の、"ああ~極楽極楽"です。