「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  (裏千家茶道)

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

「今はこうよ」と言われても

2017年06月29日 | お茶三昧

          

京都のお土産に、いろいろとお干菓子を買ってきました。
そこに頂いたお土産などが加わり、
ここのところ、お稽古のお干菓子を日替わりで楽しんでいます。
今日の組み合わせは、
高野屋貞広製の琥珀のお菓子「嵯峨の涼風」と小布施堂製の「生栗らくがん」です。
日持ちの順にいただいています。
どのお菓子がお口に入るかは、その時のめぐりあわせですね。


「最近これはこう変わったのよ」
お仲間のお茶の先生との話の中で、
お点前について時々こういわれることがあります。

ちょっとしたところなので、そんなにこだわらなくてもと思うところもありますが、
その扱い方は古いといわれると、気になりますね。

時には研究会で、先生によって、微妙に解釈が違っていることも。
お茶を楽しむにはそれほど気にしなくてよいこともありますが、
教える立場になりるととても悩みます。
新しく教える方には、できるだけ最新の点前を伝授したいです。
そういう情報がきちんと得られる環境にあれば良いのですが、
そうとばかりかぎりませんものね。

お点前も生き物のようです。
確かに400年も前のお点前が、全く変わらずに伝わってきているわけではないでしょう。
時代の流れで、少しずつ変わってきていることも確かだと思います。
その変化に対応しつつも、自分なりのぶれない指針を、
きちんと持っていなくてはならないのでしょうね。

第一に、師匠の教えてくださったことを大切にする。
そして、どちらが本当と迷った時は、
自分をより納得させてくれる方をえらぶようにしています。

教えるということには一生勉強するということなのだと思います。
もうすぐ節目の年の誕生日を迎える私ですが、お茶人の世界では、
まだまだはなたれ小僧のようですので、悩んで当然でしょうね。



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不立文字

2017年06月27日 | お茶三昧

        

近所に花を買いに行くと、お店の中がすっきりとしていました。
貼り紙で、今日が最後の日ということがわかりました。
母がよく花を買いに行ったお店です。
店じまい日に仏壇の花を買いに寄ったのも、何かの引き合わせでしょうか。
二週間後が母の命日です。
また一つ思い出の場所がなくなります。
淋しいですね。

先日まだ初歩の方に、柄杓の扱いを教えていた時のこと。
引き柄杓やり方を見せていたら、
「先生動画で撮らせていただいてもいいですか」と真剣に言われてしまいました。
わたしの引き柄杓がそんなに美しかった・・なら嬉しいけれど、
動画に撮られるなんてとんでもない。
そこは「不立文字」です。
「何度でも教えますから、たくさん練習して体ておぼえてね。」と。

「不立文字」とは「不立文字、教外別伝、直指人心、見性成仏」から、
禅の教えの言葉で、意味は
「経典の言葉から離れて、ひたすら坐禅することによって釈尊の悟りを直接体験する」
ということで、禅の根本を示すものと。
つまり文字に書いたりして覚えるより、体で覚えなさいということです。
ですから、稽古場でのメモもしてはいけないと教えられるのですね。

動画に撮るというのは、
今の時代当たり前の思いつきなので、無理もないですが。

もし私に動画に撮られても大丈夫という自信があったら、
喜んで撮っていただいたかもしれませんけれど。
とにかく己の姿を形にして残すということは、
後々恥ずかしい思いをすることが多いものです。
以前お茶会の様子を記録映像に撮られた時、
そのビデオを見ながら、自分の点前の姿がこれなのかと、
ガマの油のガマのごとく冷や汗たらたらだったことを思い出しました。
ガマの油などという話をしても、
それこそ今の若い人には通じないかもしれませんね。

 

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暖かい贈り物~米ぬかホットパック~

2017年06月26日 | 日記

         

暖かい贈り物を頂きました。
わたしよりずっとお若いのに、
いろいろと体に良い事を知ってる方からです。
「米ぬかホットパック」
これを電子レンジで温めて、疲れたところに当てると気持ち良いというのです。
カイロみたいなものですが、使い捨てではなくて何度も使えますよ。
ほのかな湿り気が柔らかな暖かさに感じます。


目を温める小さいサイズと、お腹を温める大きいサイズ。
早速、瞼にあてて試してみましたが、とても気持ち良いです。
疲れたなと思ったらやってみようと。

              

大きなサイズの物は、お腹の前に、膝にのせて試しています。
冬はもちろんですが、夏も、冷房で冷えたときには良いのではと期待しています。
人が良いということは、疑わずにまず試してみる。
ちょっとミーハーなのかな。
でもやってみないとわからないですよね。

小林麻央さんの悲しい知らせに、多くの人があらためて、
人の生き方とか、病とか、そんなことに思いを巡らせているのでは。
ご冥福をお祈りしたいです。

ではこれからお腹を温めてから寝ます。
お休みなさい。

 

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行ってよかった細見美術館・東洋亭

2017年06月24日 | 日記

          

今回の京都は、美術館を二か所、「古田織部美術館」と、「細見美術館」に。

そして茶道具屋さんや、骨董店を何件か見て歩きました。
考えるとこれは大変危険な行為ですので、
気を引き締めて、財布のひもも締めて、歩きました。
被害・・ではなくて収穫は村瀬治兵衛さんの銘々皿に使えそうな茶托六枚。
これで済みましたよ。

 

とても印象に残り、見ごたえのあったのが、「細見美術館」でした。
「古裂に宿る技と美」
をテーマに、個人のコレクションを展示していました。

中でも、「辻ケ花」の源流を知る事のできる古裂が興味深く、
染の技法もわかり、楽しかったです。
その他、錦や、金襴、正倉院裂と。
あらためて、裂地の魅力に引き込まれた感があります。

この美術館は、建物自体もとても個性的ですね。
「建築家 大江匡氏の設計で「和」をコンセプトに、モダンを取り入れたデザイン」
と説明されていました。
平安神宮近くにあり、会期は8月20日までです。
おすすめです。

 

さて最後に今回寄ったお店も紹介しますね。

         

大徳寺で頂いたお昼のてっばち料理。

         

ホテルでの和朝食。
最終日は、朝は雨足が強かったので、
ゆっくりとホテルで朝食をとりました。

そして和食もいいけど洋食もね。
北山会館近くの「キャピタル東洋亭本店」です。

外観もお庭も、店内の雰囲気も素敵でした。

    

必ず付いてくる丸ごとトマトです。

       

        

「熱いから気をつけて」と言われましたが、
鉄のお皿にちょっと触れて、やっぱり小さなやけどをしました。
注意されててもこれですから、全くしょうがないなあと思いました。

今回は表千家の友人との旅でしたので、
北山会館に行くことで、ここにもよることができました。
また機会があったら寄ってみたいお店でした。

出発前に鮎の美味しいお店も紹介していただいたのですが、
今回はそこまで廻ることができませんでしたのでまたの季節に。
これで、主なことは記録に残せたようなので、この辺で。

こうしておくと、あとで、あれは・・・と思い出す時に助かるのですよ。

 

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等伯ゆかりの本法寺へ

2017年06月23日 | 日記

         

茶道資料館に隣接して、「本法寺」があります。
このお寺は、長谷川等伯ゆかりの寺で、
本阿弥光悦の作と伝えられる「巴の庭」があります。
最近、阿部龍太郎の小説「等伯」を読んだので興味もあり、
初めて立ち寄ってみました。

このお寺には、等伯の描いた重要文化財『仏涅槃図』があり、
普段かかっているのは複製ですが、
毎年の
涅槃会にはこの『仏涅槃図』の実物が一般公開されるそうです。
縦は10メートルほどもある、かなりの大きさの迫力のある絵で、
若くしてこの世を去った息子や、等伯の人生に関わった人々への思いが、
絵の隅々にまで、込められているように感じられました。
これもまた、小説ではありますが、等伯の人生をたどった後に見ることで、
心に迫るものがきっとと違ったのでしょう。

「巴の庭」もしばし眺めて。
お庭を眺める風ポーズの写真も一枚。

          

いつも資料館まで来ても、ゆっくり出来ずに、
ついぞ立ち寄ることのなかった本法寺ですが、
等伯の『仏涅槃図』はきっと忘れないと思うほど、目に焼き付きました。
これも又、最初で最後の冥土の土産になるかもしれませんが。

そのあとはせっかく近くまで来たのだからと、
裏千家と表千家の門まで廻ってみました。
兜門はいつもながらの佇まいでした。


          


私は裏千家、同行の友は表千家を修行中ですからご挨拶です。

今回の旅では懐かしい場所を二か所訪れました。
それは、大徳寺と平安神宮。
大徳寺は、50年も前の修学旅行の時と、お茶を始めてから一度。
その50年前に、見学のわたしたちに、ユーモアたっぷりに説明をしてくださった、
大仙院の尾関宗園老師に、お会いできましたので、
思わずなつかしさに、「あの時の和尚さんでしょうか?」
「そうですそうです。」と又あの口調に載せられて、
サイン付きのありがたいお言葉をお土産にすることに

かなりのご高齢でしょうに、驚くほどお元気でいらっしゃいました。

          

玄関前には沙羅(夏椿)の木の花が二輪ほど開いていました。
五月の特別公開の時期ではなく、拝見できる塔頭は限られていますので、
今回は懐かしい場所を訪ねただけで、お寺を後にしました。

    

三日目に、細見美術館の帰りに、
雨上りの平安神宮も、50年ぶりに訪れてみました。

                 

今回の目的には神社仏閣は重きを置いていなかったので、
こんな風に立ち寄れたのはよかったです。

お寺編のご報告はこんな感じでしょうか。

 

 


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お菓子で綴る旅の報告

2017年06月21日 | 日記

二泊三日の京都の旅から帰ってまいりました。
二日間はお天気に恵まれましたが、三日目は時折の雨に会いました。
それでも前日の夜からの大雨は峠を過ぎていましたので、
大したことにはならず、予定をこなせました。
帰りの新幹線は少し遅れていました。
これも峠を過ぎていたので、20分ほどの遅れで済みました。

旅の報告をと思いますが、
まずは三日間で頂いた、甘いお菓子を紹介しながらの報告です。

一日目は表千家の北山会館に、永楽善五郎さんの講演を聴きに。
講演の前の呈茶で頂いたお菓子です。

            

きんとんの「紫陽花」
お話しのテーマは、永楽家と表千家の関わりの歴史と、代々の作品について。
そしてご自身の作品に込める想いなど。
聴き終わって、永楽さんの焼物にとても親近感が持てました。
ちょっと今まで抱いていた作品への印象も変わりました。
やはり作者の人間性に触れることは、作品への理解が深まりますね。


明けて二日目には、今度は裏千家の茶道資料館へ。
現在開催中の展示「やきもの巡り~京都・滋賀編」を、
じっくりと見ることができました。

ここでも展示を見た後、お茶を一服頂きました。

           

お菓子は「水無月」でした。

この資料館では、偶然にも、文庫長の筒井先生にお会いし、
東京でお世話になっているご挨拶をすることができました。


三日目は、旅の最後に立ち寄った、「ZENカフェ」での甘いもの。
ここは鍵善さんのカフェです。
前回寄った時のことを思い出しながら、場所がわかるかと心配でしたが、
記憶をたどって、方向音痴の私には珍しく辿り着けました。

           

季節のお菓子は寒天と小豆と梅の甘露煮に、蜜をかけて。
最後は、ご覧のようなコーヒーとのセットで、
今回の旅の疲れを、少し癒しました。
ここはお菓子の味も、コーヒーも、器も素敵な、
とても落ち着いた空間で、旅の最後の一息にはとても良いです。

             

 

このように日替わりで、時候のお菓子と、お茶を頂き、
それだけでも楽しい旅でしたが、これだけではありませんよ。
次は美術館編とお寺編をご報告しますね。
それからお食事編もかしらね。

まずは甘い物編でした。
お土産は日持ちのする干菓子が中心ですが、
またしばらく皆さんに楽しんでいただけたらと思います。

 

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合格でほっとしました

2017年06月18日 | お茶三昧

            

社中の方の依頼を受けて、
ボーイスカウトの活動の一環として計画された、
「茶道体験」のお手伝いをさせていただきました。

近隣センターの広い和室を屏風で仕切って、
持参した軸と花を床に飾り、お茶の環境を整えました。

お点前は社中最年少の、中学一年生のU君。
お父さんとともにお稽古にいらしていて、
リーダーのお父様と一緒にボーイスカウトの活動しています。

二年間お稽古した成果を団員の皆さんに披露しました。
この日は彼がボーイスカウトの「茶道章」の審査を受けるということで、
このお点前を見ていただくことにしたようです。
審査の先生や、リーダーや指導者のの方々、
そして小さな後輩の団員たちの見守る中、
お稽古とは環境も雰囲気も違う中で、落ち着いてお点前をしていました。
無事に審査をしてくださる先生から、合格証を頂きました。
半東をしながら見守っていた私もほっとしました。
男の子で、「茶道章」に挑戦するのは珍しいようです。

参加者は年長さんから、小学校の1 ~2年生の男の子10名と保護者の方。

          
お点前を見学した後は、子供達の体験の時間に移りました。
二人組で、お茶を点てる体験をしましたが、
何よりもお菓子に、嬉しそうにしていたかしら。
でもお行儀よく頑張っていたと思います。
そのあとは、保護者の皆さんにも、
ゆっくりとお茶を楽しんでいただきました。

お稽古の成果を発揮した、U君の制服姿でのお点前。
私の目には、かっこよくて、とても頼もしく映りましたよ。
合格おめでとう!



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大切な消耗品「茶筅」

2017年06月17日 | お茶三昧

           

長く使っていた煤竹の茶筅を、新しくしました。
裏千家は白竹の茶筅でお点前をしますが、
「貴人清次」というお点前の時だけ。煤竹の茶筅を使います。
ですからそれほど消耗は激しくありませんが、
それでもさすがにこれはもう終わりかしらと、新しく下ろしました。

実は煤竹は今大変貴重なものになってきています。
農家の囲炉裏の煙で長い間いぶされてできた、すすけた竹です。
本物の煤竹の茶筅は高価なものになります。

表千家さんはこの煤竹を使いますので、
すべて本物を使っていたら大変でしょうね。
ちなみに武者小路千家さんは、黒竹(紫竹)を使うそうです。
煤竹とちょっと見間違えそうですが、お値段で判断できますよ。

稽古で毎月のように補充する茶筅です。
白竹で良かったなと思ってしまいます。
少しでも長持ちするように、終わった後の始末も大切ですね。
茶筅直し(茶筅休め)にセットするときも、優しく優しくと、
私はいつも気をつけています。
丁寧にお茶の汚れを取って、穂先を痛めないように茶筅直しにさします。
片付けの後で、無造作にさしてあるのを見たりすると、
ちょっと胸が痛みます。

こんな何気ない小さな消耗品にも、心を配りたいです。

 




一畑薬師の徳利

2017年06月15日 | 日記

         

 

一畑薬師の「お茶湯」を入れて持ち帰る徳利です。
駅弁についてくるお茶の入れ物かと思っていましたら、
そうではなかったのですね。
以前いただいて、気に入って使っています。

                     
茶花を入れた後、切り落としてしまった小さな花を、
もったいないので、ちょっとこの徳利に挿すと、とても素敵なのです。

一畑薬師のお茶湯は、「一畑」で栽培される特別なお茶で、
わかすお水は薬師堂の井戸からくみ上げられた御霊水ということ。
ご利益は、目に効くそうで瞼に塗るとよいそうな。

 

最近PCやスマホで、視力またまた落ちたような気がします。
自らお茶湯を頂きに行くのもいいかしら。
松江と、はちょっと遠いですね。
出雲や松江、そして萩、津和野は20代に旅しました。
もう一度はあるかしらね。
お茶の経験が、新たな見どころを加えてくれるかもしれませんね。
次回の旅行は、足立美術館が候補です。
ちょっと足を延ばしてみるのも良いかもしれません。

 

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不思議な癒しの絵画~アール・グラージュ~

2017年06月14日 | 日記

          

アール・コラージュのショールームに誘われて行ってきました。
アールグラージュとは、アート・グラデーションの略語で、
絵画と照明と音楽の組み合わせにより、
時の流れや季節の移り変わりを一枚の絵画で表現する ...

と説明されていますが、とにかく実際に見ないと説明だけでは理解できない絵画です。
世に出て20年ほどの歴史とかで、まだまだ多くには知られていないようですが、
各界の著名人も手に入れている、知る人ぞ知る芸術のようです。

そんな体験をすることになったのは、
ある共通の思いで知り合ったグループの一人の、久しぶりの声かけでした。
何年かぶりに会うなつかしさで、時があっという間に過ぎてゆきました。
同じ目的で、夢中にになった楽しい時間の思い出は、
顔を見た途端に、たちまちよみがえってくるものですね。



不思議な絵画に、癒しの時を過ごした後は、

  


            

こんな罪のあるものを食してしまいました。
目からも、口からも、癒されっぱなしの一日でしたでしょうか。


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2017年06月12日 | 日記

            

先日、銀座東急プラザ六階のキリコラウンジで一休みしました。
         
軽食代わりにと、こんなものを頂いてみました。
綺麗ですが、これはほとんどおつまみですね。

開放感のある贅沢な空間でした。
切子のイメージでデザインされているのですね。
夕闇が迫る直前でしたので、外は少し薄暗く見えますが。
もう少し座っていたら、きっとビルには灯りが点り、
また違った景色を楽しめたでしょう。
残念ながらその風情はまたと、次の予定の場所へ向かいました。

六月に入って、炭手前を皆さんにお稽古しています。
「初炭手前」「後炭手前」「盆香合」と風炉の炭を一通り。
「お炭はちょっと苦手です」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
理由は火箸の使い方がちゃんとできないと。
炭がしっかりとつかめないのだそうです。
以前そんな若い方がいらして、矯正箸を買って直そうと頑張りました。
左利きの方もちょっと苦労なさいますね。
お点前の他のことは何とかなっても、火箸だけはダメだそうです。
お炭を苦手とする理由に、お釜が重くで持ち上げられないとおっしゃる、
とても非力な乙女もいらっしゃいますよ。
腕立て伏せでもして鍛えていただかなくてはね。

お茶を点てるときは『点前』炭を次ぐときは『手前』ですね。
利休さんの頃はどちらも「手前」だったようですが、
今は点と手を使い分けていますね。
最近「点」という字の小さくてそれでいて深いことに魅せられています。

「点心」の点、「点前」の点、そして「火を点す」の点。
一点、二点・・物を数えるときの点。
最後にピリオドの「・」に吸い込まれそうです。
『点』とは何ぞや・・・

 

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珠玉の現代陶芸~マダム菊池のコレクション~

2017年06月11日 | 日記

             

久しぶりに時間を取って、茶書を読む勉強会に参加できました。
なかなか予定が重なって、時間が取れませんでした。
そのような時に幸運にもそのあとなんと、
会員揃っての鰻を頂く会が予定されていました。

これも久しぶりの鰻重にお腹を満たされた後、
次の予定の合間をみて智美術館に立ち寄りました。
先日お亡くなりになった陶磁史家の林屋晴三さんが、
初代館長を務めた、開館15年目の美術館です。
こじんまりとして素敵な建物で、
エントランスホールと、展示室に降りて行く階段の壁に、
篠田桃紅さんの作品が飾られています。
飾られているといっても、壁面一杯ですが。
先日まで、「篠田桃紅 昔日の彼方に」という展覧会も開かれていました。

今回の展示は、「珠玉の現代陶芸」
美術館設立者である菊池智(きくち とも1923-2016)が、
自身の眼で選び抜いたコレクションを、
「マダムが選んだコレクション」として展示しています。

近代から現代の陶芸家の力作が60点ほど展示されていました。

楠本賢吉 河井寛次郎  加藤唐九朗 八木一夫 清水卯一・・・と、
どれも見ごたえのある作品が展示されていました。

一度見たら、そのインパクトの強さに忘れられない、
三輪休雪の「ハイヒール」も目に飛び込んできましたし、
最後に、楽吉左衛門さんの茶碗も二つ並んでいました。

 ホテルオークラ近く( 隣・・裏・・)にあり、
ちょっと立ち寄ってみるのにぴったりの美術館ですね。

 ここには敷地内に「西洋館」があります。
普段は未公開ですが、1~2ヶ月に1回、限定公開しています。
それもレストランでのランチをしながらの、予約制です。
一度参加してみたいと思っていますが。


実は勉強会の途中あたりから、偏頭痛が始まり、
これは・・今日一日の予定をこなすにに、ちょっと厳しいかしらと。
でも鰻を頂くころから少し引いてきて、
最近はそれほどひどい痛みが続かないようになり、助かりました。
年とともに楽になるといわれていますので、期待しています。
年を取ると良い事だってたくさんあるのですよね。

 

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大人の休日

2017年06月09日 | 日記

           

紫の紫陽花の花言葉は、
神秘とか知的とか、辛抱とか忍耐強い愛情・・。

やはり雨に濡れて美しい花だけに、
ぱあっと明るい感じではありませんね。


この紫陽花はセイヨウアジサイという種類ですが、
お茶花に使う紫陽花は、日本原産の、ガクアジサイの仲間。
山アジサイや、その変種の甘茶です。
この時期になると、床の花入れに、一度は入れたくなります。
数年前には鉢植えでベランダにありましたが、今は姿が無くなりました。
ちなみに、ガクアジサイの花言葉は「謙虚」だそうですね。

          
最近はアジサイも、いろいろと変わった品種が出ていますが、
眺めるならば、まあるい普通の紫陽花がわたしは好きです。

私には個人的に、「紫陽花記念日」というのがあります。
今でも胸がキュンとなる、美しい思い出の記念日です。
皆さんもきっと花にまつわる、大切な思い出をお持ちでしょうね。
今年も、一日くらい休日をつかって、
紫陽花の咲き乱れる場所に行こうかしら。

 

ところで、私も大人の仲間入りをして、
「大人の休日倶楽部」に入ることにしました。
そういうのに入っても使いこなせるかしらと思い、
周りで入っている人がいて勧められても、踏み切れないでいました。
きっと入ったら、有効活用をしようなんて、
モチベーションも上がりまくるかもしれないのですが。

申し込みを済ませた後、カードや手帳が送られてくるのですが、
近々の京都行きに間に合うかしらと。
せっかくですから、使い初めができたらいいのにと、待っています。



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ソックス事件

2017年06月08日 | お茶三昧

         

「まだ食べられませんが」と頂いた観賞用の枇杷です。
もうそんな季節なのですね。
一緒に頂いた紫陽花の花を、テーブルに飾って眺めながら、
梅雨入りしたばかりの今日の稽古でした。

お稽古はのんびりと楽しんだのですが、ちょっとした事件がありました。
いらしたとたんに、
「すみませんお財布を探してきます」と慌てて出て行かれた方が。
しばらくして「ありました」ともどっていらっしゃいました。
話を聞くと、お稽古用のソックスを買いにスーパによって、
そこにお財布を置いてきてしまったらしいのです。
もしかしたらと電話をしたら無事に届いていたようです。
「良かった。さすが日本ですね。」と皆さん驚きながらも一安心。
オレオレ詐欺が横行する日本ですが、
庶民の生活の安全はまだまだ捨てたものではありませんね。
お稽古のソックスは忘れても良いけれど、お財布はゆわすれないでください。

そしてもう一件、ほほえましいソックス事件。
お帰りになった後に残されていたソックスが一足。
カラス戸越に見えたソックスに、
まだ着替え中でいらっしゃるのかしらと覗いてみましたが、
その方の影も形もありませんでした。
終わって脱いで、そのままお忘れになったようですね。
よほど慌てていらしたか、バックにいれそこなったのかしら。
お預かりしていますので、心当たりのおありの方はご安心ください。
どなたかなんて誰にもばらしたりしませんから、大丈夫ですよ。
でもブログのネタにはしてしまいましたが。
皆さんお気をつけて!!


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神の宝の玉手箱

2017年06月07日 | 日記

             

六本木のサントリー美術館が開館10周年を迎えるのですね。
いろいろと楽しませてもらっているので、

まだまだそんなものかしらと思いました。
十周年を記念してのテーマは、「美を結ぶ。美をひらく。」ということで、
五つの企画展の第二弾が今回の「神の宝の玉手箱」です。

昨日は火曜日でお休みの日ですが、会員のための内覧会がありました。
スライドレクチャーを聞いて、展示を見てきました。

目玉は、なんといっても、この美術館の唯一の国宝である玉手箱。
時代感を損なわぬようにしながらの修復が終わって、
メインとして展示されていました。
ライトに光る螺鈿が、ことさら美しく輝き、
神の宝というか、サントリー美術館の宝として神々しくもありました。
他にもたくさん展示されていた玉手箱は、
どれも想像していたよりも大きく立派でした。
中に入っている物は、主に化粧道具が多かったですよ。
中には、茶箱として使われたものもありました。
蒔絵といってもたくさんの技法があり、
それをつぶさに見比べることができ、なるほどとよくわかりました。

ここの所春先から、あちらこちらで茶道具展が続き、
いくら好きなものだからといっても、名品だからといっても、
立て続けに目にして、なんとなく飽和状態でしたので、
たくさんの見事な蒔絵の玉手箱は、高級なお口直しになりましたよ。

夕方から、歯医者の予約が入っていたので、
ランチの後のおしゃべりを切り上げて帰りましたが、
10分の遅刻でした。
治療椅子で目を閉じて待っているときに、隣から聞こえてくる会話。
「もうこれは二本抜かなくてはなりませんね・・」
「理想はインプラントですが・・・」
「二本一緒は大変ですので、一本ずつ別の日に抜きましょう・・」
聴いているだけでも怖かったですよ。
抜かれるのも、お金もです。
ああ、そんなことにならないように、
ちゃんと定期検診を怠らないようにしておこうと、
その時は思いました。

 

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