今日は朝茶事のお招きで、熊谷まで。
今は一位の座を譲ったということですが、暑くて有名な熊谷です。
さすがに和服で出かけることには、覚悟が要りました。
すくわれたのは、電車に乗ったのが六時前ということでしょうか。
ただし帰りは一番暑い盛りの時刻。
それでも、駅との往復はタクシーで、外気に身をさらしたのは、
電車の乗り継ぎの時くらいでしたので、
「熊谷そんなに暑くないですね」
などと言いながら、無事に帰ってきました。
お茶事はご亭主のお人柄で、
肩の凝らないとても和やかな時間を楽しませていただきました。
こだわって作っていただいたというお釜のご披露をしてくださいました。
稽古では本当に細かいところまで気を使って勉強しますので、
茶事をするとなると、失敗しないように、緊張するものですが、
年を重ねた方の、ちょっと自由な茶事もいいものだなと思いました。
もちろんそれも基本を踏まえてのことですが。
もう少し先の年齢まで頑張ったら、自分らしい茶事がしたいと、
そんな力を抜くことの大切さを教えてくれた茶事でした。
お懐石もとてもおいしく、お酒がすすみましたが、
炎天下に帰ることを考えると、
それこそ酔った上の熱中症になりかねないと、少し自重しました。
話は変わりますが、
写真は、私が蓋を作って振出に使おうと思っている小壷です。
前回の記事にトウモロコシの皮の話を書きましたが、
読まれた方からメッセージが届きました。
とうもろこしの皮で作る振出しの蓋の作り方を、
ブログで公開して欲しいということです。
なんとその方、『ベルばら』好きが高じて、
フランスに移住してしまったそうです。
外国ではお茶道具も思うようにならないので、
手作りできるものは作ってみたいということでした。
「べるばら好き」の方ということで、私にも嬉しいことなので、
特別に写真付きで詳しくご説明をと思いましたが、
私の様な拙い写真での説明よりももっと良いブログがありますので、
ご紹介いたしますので参考になさってくださいね。
菅蓋 振出しの蓋を作る
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