「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

やはり品薄でした

2020年01月31日 | 日記

『朝仕入れると、すぐ出てしまうのですよ。」

駅前のドラックストアーに行って見ると、
マスク売り場には子供用サイズばかり。
仕方なく品物を選ばず、残っているマスクをひとまず確保。
それと消毒用のアルコールも。

今日から一週間の間に、三回外出をします。
食事会。オペラ鑑賞。病院・・
マスクぐらい備えたほうがいいかしらと買いに出たのですが、
ニュースでかなり騒がれていますから、やはり品薄でした。

出かけるときはマスク持参で、洗面所にアルコール・・
暫く用心しましょう。
インフルエンザの予防も兼ねてられますから。

今日は新宿の伊勢丹まで出かけます。
今は出かけるときは、一番楽な乗り換え方法をしらべます。
時間の早い順や安い順よりや、バリアフリー第一です。
帰りに地下で重くない和菓子を少し、お稽古用に。
昨日とは違って、今日は又寒い日になるようですね。



旅への想い

2020年01月28日 | 日記

小雨模様の寒い一日。

私の休日は、そんな風になることもあり。
日向ぼっこも外出もできずに、所在なく家の中をうろうろしている。
リビングのテーブルには、テレビのリモコンと、届いたばかりの機関誌。
旅への想いは募るが、ここ一年以上眺めるだけの機関誌だ。

暖かくなって、膝の治療も一段落したら、
できるだけ早く旅をしようと思う。

まずは日帰りから。

ずっと一人で遠出ができずに、いつも誰かを頼っての外出だった。
そろそろ独り立ちをしなくては。
そのためにも、少し足を延ばした日帰り旅を皮切りにしようと思う。
行き先は京都。
お土産は社中の方達に、美味しい和菓子。

私自身には、出会った景色の中で生まれる一編の詩。
失われてしまった感性の片鱗を取り戻せたら。

それが一年間の長い休日が開ける第一歩にしたい。
これは、きのう、内緒と言ったご褒美の一つ。
言葉に出せば、きっと実現できると思う。


ご褒美候補がたくさん

2020年01月27日 | 日記

先週から今週にかけて、
茶道教室二か所、五日連続でお稽古。
お茶三昧に明け暮れていました。

こんな見事な箱の干支バージョン。
しばらくの間もったいなくて眺めていましたが。
一仕事終えたご褒美に、思い切って開けました。

そういえば、去年ひざの手術で入院した時、
痛み止めの副作用のためか食欲がなくなりましたが、
チョコレートと、ナッツだけは美味しく食べられました。
チョコレートはそれほどに万能で魅力的な食べ物なのですね。
バレンタインデーを過ぎたころ、もう一度、手術の事後処理で、
中に入っている物を取り除くために、四五日入院します。
短い期間なので、食欲の心配はないと思いますが、
チョコレートとナッツは、必ず持っていこうと思います。

ご褒美と言えば、今回の手術を終えて、もう大丈夫となったら、
自分にご褒美をと今からいろいろ考えているのですが、
先日とても素敵なウィッグをかぶっている友人を見て、
お出かけ用のウイッグもいいなあと思ってしまいました。

他にも候補がありまして( 物だけとは限りませんよ)
心は千々に乱れております。
ほかはなにかって・・内緒です。

 

 


子供達との一期一会

2020年01月21日 | お茶三昧

先週の土曜日とは打って変わって、暖かな一日。
二校目の体験授業に都内の小学校に伺いました。

今回は六年生でしたので、茶道の簡単な歴史と、
「一期一会」という言葉について子供たちに説明しました。
うなづきながら真剣に聞いていましたが、わかったかしら。

次に盆略点前を社中の方にしていただいて、
それを見てもらいながら、
私は道具やお茶の点て方、頂き方について説明をしました。
子供達の注目はお点前よりも、
代表の子供の前に出されたお菓子に行っていたようですが。
今までは、説明をしながら自分で点てていましたが、
正座ができないことを良い事に、
お点前は、すっかりお手伝いの方にお任せしました。

そして後半はグループに分かれて、お茶を点て合いました。
小さなイチゴ味のお菓子で頂く初めてのお薄の味は如何に。

一時間(45分)単位で二クラスの授業は、今日も瞬く間に終わりました。
卒業を目の前にしての、友だとちとの、そして私との、
「一期一会」の時が少しでも楽しい体験であったら嬉しいことです。

 

往きは通勤ラッシュの混雑を避けるために、グリーン車に。
そして帰りは、車中でお弁当が食べたくて、グリーン車に。
普段より早起きして駆けつけた二日間の体験授業を終えて、
少しほっとして、40分弱の距離の電車の中で、
あわただしくいただくお弁当の美味しさは格別でした。
自分の体調も考えず、毎年のことと安易に引き受けてしまった私を、
早起きをして助けてくださった社中の方には感謝しかありません。

これからは何事も慎重に考えて引き受けますね。

 

 

 


新年も既に半月が過ぎて

2020年01月19日 | お茶三昧

「春陽の子」(とらや製)

一月もすでに半ばを過ぎました。
「花びら餅」「干支の羊羹」とお祝いのお菓子に舌鼓を打ち、
嶋台のお茶碗でお点前をし、新年気分を味わいました。

今週は週末に小学校の茶道体験授業に。
今頃なら足もしっかりしているだろうと引き受けましたが、
思いのほか自信が付かず、雪の予想の天候に、
少し不安も感じる事態でしたが、
社中の方二人の応援を得て、何とか無事に役目を果たしてきました。
正座できない私の代わりにお点前をしていただき、
私は説明に専念できました。
人手が多いと、準備や後片付けもはかどりとても助かりました。
始まってしまえば時間は瞬く間に過ぎて、
子供達もお菓子を頂き、茶筅を振ってお茶を飲み合い、
楽しく時間を過ごしてくれたと思います。

昨日は四年生二クラスでした。
「お茶は人と人とが仲良くなるためにあります。」
と説明して、それを心にとめながら過ごす時間にしました。
月曜日にはもう一校、他の学校で体験授業をします。
今度は六年生なので、少し難しいこともわかってくれますから、
「一期一会」の話をすることにしています。
卒業まであと少し、の六年生に、
一時でも友達と仲良く、大切に時間を過ごしてほしいと願います。

これで責任のある行事はひと休みになります。
ほっとしますね。
そろそろ年齢や、体のことを考えると、
ちゃんと無事に役目が果たさなくてはと、
少々プレッシャーも感じるようになりました。
去年、急激な膝の痛みで歩くことができず、
どうしても伺えなくなった前例がありますから。

今の体調だからそう感じるのかもしれません。
暖かくなって、もっと足もしっかりしてきたら、
猪突猛進の自分になっているかも。
それはそれで慎重にならないといけませんね。

今日一日ゆっくりして明日も頑張ってきます。

 

 


思い切って渋谷駅

2020年01月14日 | 日記

スーパーオペラ「紅天女」鑑賞にオーチャードホールまで。

「ガラスの仮面」の作中劇。
私はこの作品を知ってはいても、読んではいません。
それでも、ストーリーの中で「紅天女」という作品として独立しているので、
「ガラスの仮面」を知らずとも楽しめる舞台でした。

オペラと言えば、和服や、ちょっとおしゃれな格好で出かけるのですが、
今回はさんざん悩んだ末、やはり何かあってはいけないと、
パンツにセーターという戦闘服?に身を固めて、
とても不本意ないでたちでした。
もっとしっかりと歩ける自信が付いたら、
"なにがなんでも着物三昧する"と心に誓いました。
せめて少しかかとの有るしゃれたブーツでと思っても、
これもまたもう少し我慢です。
とにかく術前に出かけたとき、
帰りに突然膝が痛くなり歩けなくなったという経験が、
すっかり私のトラウマになっています。

そんな私ですが、昨日は、同行の友に励まされて、
帰りは、思い切って渋谷駅まで歩いてみました。
あの迷路のような渋谷駅を避けていましたから、
本当に久しぶりのハチ公前。
交番で銀座線にたどり着ける方法を教えてもらい、
スムースに、最近平行移動した新した銀座線のホームに。
これからは銀座線だけは何とかクリアーできそうです。
「何処がよくて渋谷にこんなに人が集まるのかしらね」
と、相変わらずの混雑に、人をかき分けて、
そろそろ高齢者と言われてもあきらめのつくようになった私たちは、
それでも果敢に(とりわけ私は)、渋谷駅に挑んできました。

 


一年ぶりの展覧会へ

2020年01月08日 | お茶三昧


一昨年の暮れ以来の一年以上間の空いた展覧会見物でした。

選んだのは、銀座の松屋で開かれている「利休のかたち」展。
デパートのイベント会場なら、それほど広くないので、
歩く距離も少なくて大丈夫かと思ったからです。

朝一番の入店でしたので、とても空いていて、ゆっくりと見られました。

いつも感じるのですが、
これほど完成された美を超えられることはできないのではと。
力強さを内に秘めながらも、静かで、
全てを透過してしまうような空間を醸し出しているように思えました。

一か所だけ撮影OKの場所がありましたので。
利休の花入れの写しがかかっていました。

竹花入 「尺八」 

あのよく知られた三つの竹花入れ、
「園城寺」「尺八」「夜長」の一つですね。

当然のごとくどれもが素晴らしい道具でしたが、
思わぬものに心が残りました。
桐の「丸卓」の色でした。
数百年を経た黒く光る姿がいいなあと。

我が家の二十年以上稽古に使って、
兵どもが夢の後のようにシミのついた丸卓を思い浮かべて、
どうしたらあのように時代が付いて、美しく年を取らせられるのかと。
そして、せめて生きている間だけでも、
全ての道具を丁寧に使って、いとおしんであげなくてはと、
新年の決意のごとく改めて思いました。

最後に、もうすでに代を譲られた先代の楽吉左エ門さんの黒茶碗。
今は直入を名乗られていますが、
時がまた次の代に移ったことを知らされた思いでした。

前日に続く外出でしたので、
歩きすぎで膝に影響が出ないかと心配でしたが、
前日友人に「素晴らしい回復力ね」と言ってもらえたことが、
私に安心感と勇気を与えてくれました。
時には自分ではもどかしく、これで大丈夫なのかと思ってしまうので、
プラス思考に導いてくれる言葉は嬉しく本当にありがたいです。

 

 


三が日は熱海での~んびり

2020年01月05日 | 日記

今年も熱海の友人宅に二泊してきました。
箱根駅伝を見ながら食っちゃあ寝です。
少々足が心配なれど、行かないと悔いが残ると。

一年ぶりに会う猫ちゃん"ぷに"。
その凛とした立ち姿に、

内また矯正中の私は反省させられました。
まるでバレリーナのようでしょう。

友人宅の愛猫「ぷに」は、

こんなプレートの下がる、

天井にも届くような猫タワーで過ごしたり、

ぽかぽかのカーペットの上で気ままに過ごしておりました。
ちなみに手前の赤いものは、私の太ももであります。
私も負けないくらいのんびりと過ごさせてもらいました。

夜は、いえ、昼間から、美味しいお酒とお料理も。




初めてのイタリアのビールはとても味わい深く美味しく、ボトルも素敵。
こういうデコラティブな器は"取っておこう"と思ってしまいますね。

そうそうだいぶ前に私が手作りしてプレゼントしたお皿に、
久しぶりに会いました。
たしか十枚焼いたと思います。

今から思うと恥ずかしいけれど、懐かしくもあります。
このお皿はこの後、蟹の殻でいっぱいになるのですが。

こんな風に、本当に食っちゃあ寝でしたが、
少しだけ優雅な時間も持ちました。
友人のご主人秘蔵?のお茶碗で、薄茶を点て合っていただきました。

禁欲の昨年とは違った一年を祈りつつ、個人的な正月は終わりました。

さて、五日から稽古始です。
お正月気分を吹き飛ばすことなく、暫くはお正月気分で楽しみます。

 

 

 


初点てで気づかされ

2020年01月04日 | お茶三昧

元日に初点てをしました。
12年前か、もしかしたら24年前から使い始めたお茶碗。
12年に一度だからと言いつつ、12年の速さを感じています。

薄茶はこの可愛らしいお茶碗で点てました。
白い小さなねずみが見えますか。

さすがに子年は十二支の始まりですね。
探してみたら、お茶碗が二つ、香合、蓋置、

そして色紙までありました。

干支によっては、色紙くらいしかないこともありますから。
自分の干支と子年は気合が入るようです。

正座でお点前ががまだ無理ですので、立礼で点てました。
椅子に座ってしっかりと姿勢を保つためには、
これもまた筋力が必要だと実感しました。

思えば去年は一二度茶箱と、薄茶を椅子で点てたくらいで、
お点前をしなかった一年でした。
もし正座でお点前をできるようになっても、
他の筋肉がきっと衰えていて、
満足なお点前などできないのではと心配です。
立礼でもよいから、毎日お点前をしましょう。

今年の皆さんの顔合わせは、四月のお茶会となりましたので、
新年は曜日ごとに初釜をして、
立礼で私がお点前をして差し上げようと思います。

筋肉は裏切らないそうですからね。
筋力をつける体操も頑張らねば!!

 

 

 


子年が明けました

2020年01月01日 | 日記

 

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

 

子(ねずみ)のお茶碗が二つ見つかりました

元旦に新年の一服を点てていただきます

皆様にとって良い一年となりますようお祈り申し上げます