「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

ひと月早い衣替えも

2023年04月23日 | 和服生活

昨日は稽古の合間を見て、コンサートへ。
社中の方お二人が所属する、女性アンサンブルの定期公演です。
コロナ禍で見送られ、五年ぶりということ。
思うようにいかない練習環境を克服されての実現で、
終わっての達成感はさぞかしと思います。

もう声を出すことも許されるということで、
歌う方も、ひところのように遠慮がちにマスクをすることもなく、
会場の観客も一緒に「夏の思い出」を合唱をする場も持てました。
少しずつ気持ちがコロナから解放されていくのを実感しました。

とはいえ、二三日前に六度目の高齢者のワクチン接種券が届きましたが。
予約をと電話をしたら、けっこうな勢いで予約が埋まっているのに驚きました。
まだまだ終わったわけではないし、安心できないのですものね。

暖かな日和でしたので、絣の単衣を着て出かけました。
大好きな着物で、年に一度はお出かけに必ず手を通しました。
少し張も無くなり、いしき当ての裾もすり切れてきています。
そろそろ洗い張りをして、仕立て直すと、
生き返って、今度は死ぬまで楽しめるかなと思います。

そんなことを考えながら、このところの暖かさです。
五月になったら、ひと月早い衣替えを考えたりしています。
お布団も、今日で冬仕様にサヨナラしました。

 

 


みどりの窓口

2023年04月19日 | 日記

月曜日に楽しんだコンサートです。
顔見知りの方や、友人が、この日は皆さん舞台の上でした。
このコンサートも、10年の歴史を重ねたということ。
何度か伺っていますが、時の経つのは速いものです。

会場の東京フォーラムが有楽町でしたので、
五月の旅行の指定券をと、みどりの窓口に向かったのですが、
そこにあったのは花屋さん。
いつの間にか窓口は閉鎖されていました。

最近、緑の窓口がどんどんなくなっているとは聞いていたのですが、
まさか、有楽町までとは思っていませんでした。
今はネットや、券売機で、チケットのことはなんでもできるので、
だんだんと無用な場所になってしまうのでしようね。
「大人の休日倶楽部」を利用する時は、
窓口でないと駄目なこともあるので、ちょっと不便です。

新橋と東京駅にあるということで、わざわざ新橋まで足を運んで、
目的は達したのですが。
 
若者の便利は年寄の不便!!
今は変化の波にまだ何とかついていっていますが、
( いやいや、すでに落ちこぼれていることがたくさんある・・・)
なんでもスマホでやる時代が来たらおてあげです。

 


気が付けば

2023年04月17日 | 日記

パソコンの前にゆっくりと座る間もなく、時がどんどん過ぎて。
桜も散り、新しい花々が、いつもより時を早くして、咲き誇っています。

気が付けば四月も半ばを過ぎました。
お稽古でも、
「こうやってあっという間に暑い夏が来て、一年が終わりますね」
と時の経つのが早く感じる年齢の方々は、私を筆頭になげいています。
型通りの季節のしつらえでは、現実とのずれがますます生じていますね。


それでも。コロナが少し落ち着き、色々活動できることで、
無意味に時が過ぎていく感じはだいぶ薄れて、
予定も入れられますし、待ち遠しいことも増えてきました。
お茶の稽古も季節に置いていかれないように、先手、先手と思っていますが。


五日間連続で稽古をしたりで、ちょっと忙しくしていました。
炉もあと半月で蓋をしなくてはならないと、
やり残したお点前をしたり、
お炭手前もしなくてはと、道具を出しておいたりしています。

今日は夜のコンサートに。
帰りが遅くなりそうなので、着物はやめて、
午後10時を過ぎたら一つ前の駅で降りて、家までタクシーです。
これがこれからの私の夜遊びの決まりです。
後期高齢者ともなれば、夜の遠出も自粛しなくてはですね。
コロナ前は考えもしなかったことなのに、
少し守りに入ったのは情けないようにも思いますけれど。


 


四年目検診に

2023年04月06日 | 日記

四月三日に横須賀の病院まで行ってきました。

足の骨の手術をしたその後の四年目検診のためです。
片道三時間近くで、大変なのですが、年に一度のお勤めです。
異常無しのお墨付きをいただいて、検診は思ったより早く済みました。
終わって丁度お昼時。
病院内のレストランで、ランチをしました。
写真は四年前に、手術の時の時の術前検査の日に頂いたセットです。
同じようなセットを注文して、当時を懐かしく思い出しました。
術後すぐにコロナが流行し、外出ができなくて、
思うように足の筋肉が戻らないのがちょっと不本意です。
コロナも落ち着いてきたようなので、
筋肉をつける運動を四月から始めようと思っています。

お稽古の合間に、花の季節を惜しみながら、
一人で旅箪笥で濃茶を点ててみました。
花見も終われば、五月の節句、若葉の季節になりますね。
次の季節に合わせて、道具を入れ替えなくてはなりません。

稽古の着物もすぐに、単衣だの薄物だのに代えなくてはならないでしょう。
今年は夏の稽古着に麻の着物を新調することにして、
先日、反物を選んでお願いしてきました。
家で洗えるということですので、夏の着物には重宝します。
まだ先のことですが、今から楽しみにしています。

と言いながらも、あまり早く暑くならずに、
風薫る爽やかな季節が少しでも長いと良いなあと。