「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

炉縁を移動して八炉体験

2023年02月19日 | お茶三昧

三月を思わせる暖かい一日、渋谷のオーチャードホールで、
オペラ「源氏物語」を鑑賞してきました。

豪華絢爛な舞台かしら、それとも、
脚本がイギリス人ですので、
はたしてどのような世界観になっているのかしらと、
楽しみに出かけました。

シンプルな舞台装置でしたが、
衣装の十二単はかなり力が入っていました。
英語での公演が先で、日本語版では今回が初演のようです。
核になるエピソードをうまくつなげていたように思いますが、
外国人がとらえた光源氏に触れて、私の源氏への理解が、
なるほどと少し広まったような気もしました。
日本的なものを
外国人がシンプルに偏見無しにとらえた印象には、
やけに納得させられることがあるものです。

さて今日から少し八炉の勉強をと、実際に切ってはいないのですが、
炉縁の置く場所を変えて、色々とやってみることにしました。
まずは、向切りでお点前をしていただきました。
有名な茶室では、国宝の如庵が向切りですね。
如庵写しの茶室には何度かお目にかかりました。
ちょっと気分が変わって、「面白いです」との感想でした。
皆さんが体験なさったら、次は隅炉をしてみようと思います。

 

 

 


春よ来い~

2023年02月17日 | 日記

お雛様を出しました。
我が家の半間の小さな床は、暫くこのお雛様に占拠されます。
毎年お雛様を見ると、「春よ来い、早く来い」と歌いたくなります。
朝日を取り入れようと障子を開けると、
まだ長い日差しが、お雛様のお顔を照らしました。
あわてて白いお顔が日焼けしないようにと、障子を閉めました。
私の方はベランダに出て、何やら芽の出た植木鉢を眺めながら、
のんびりと朝の日向ぼっこですが。
私はもう手遅れ、白いお顔ではありませんから。

日差しが暖かなある日、午前中のお稽古が終わって、
「今日はもうこれでお終いだから、ランチでも一緒にどう」
と、若い方を誘って、近くのレストランに出かけました。
テラス席が開放的なお店で、一度入って、気に入っています。



 

私はお肉を食べたくて、ハンバーグ。
ライス少な目でお願いしました。



 

一緒に行った方は、サンドイッチ。
とてもボリューミーでしたよ。

同じ市内で、徒歩でお稽古にいらっしゃる方ですので、
「市内の美味しいお店を制覇しましょうか。」ということに。
「あそこのラーメン屋さんはどう」と言うと、
「あそこは肉体労働者の行くところで、私たち向きではないです。」

その方、お若いのに小食のようですし、私ももうたくさんは食べられません。
わたしたちにふさわしい、美味しくて、上品なお店を探さなくてはね。

少しずつ暖かくなると、冬眠から覚めた動物のごとく、
むくむくと外に這いだしたくなります。
明日は渋谷まで、出かける約束が。
気温は15度まで上がる、三月の陽気とか。
昼間ですし、華やかな場所ですから、和服で出かけるつもり。

春よこい・・お雛様に向かって、鼻歌で話しかけています。


炉の切り方は八通り

2023年02月11日 | お茶三昧

今年もバレンタインデーが近づき、
巷ではチョコレートの話題があちらこちらで。
そんなこととはもう無縁の境地の私ですが、
このようなお菓子を目にすると、
「お菓子屋さんもいろいろと大変なのね。」と。
今日の干菓子は、
おなじみの「八橋」のバレンタインバージョンです。

二月に入り、お稽古では逆勝手で脳トレをしていただいています。
炉と風炉で一度ずつ、必ずお稽古しますが、
あらあら逆ですかと言いながらも、
少しずつ皆さんの動きが落ち着いてきたのは、
やはり積み重ねでしょうか。

炉の切り方には八通りあります。
本勝手で、四畳半切、台目切、向切、隅炉の四通り。
その逆が四通りで、八炉になります。
全ての切り方で稽古をすることはできませんが、
台目切と、隅炉は風炉先を動かして、
何とか工夫してできますから、たまにやってみたりします。
今年は隅炉を体験していただこうかしら。
そのうち、向切になるような敷物(ゴザとか毛氈で)を作って、
それもお点前の稽古をして見たいですが。

最近京都旅行を楽しんできた方がいらっしゃいます。
お茶に関わる場所をたくさん見てこられたようです。
丁度大徳寺のいくつかの塔頭が、特別公開をしていたとかで、
普段見られないお茶室なども、拝見できたのは幸運でした。
お茶室を覗けば、炉の位置が気になったりして、
今までにない所に目が行くようになったそうです。
まだお若い方ですから、
これからどんどん旅の楽しみが広がりますね。

昨日は大雪騒ぎでしたが、幸いこちらはみぞれ程度で済みました。
出かける用事があり、"なんでこんな時に"と思いましたが、
"こんな日に出かける用がなくて良かった"と思う日もありますから、
幸、不幸は、平等にめぐってきているのでしょうね。
大寒波の襲来とぶつかった時もあったっけと、
何故か大変だったことだけが記憶に残るものです。
でも稽古が休みの日でしたので、皆さんには幸運だったでしょう。
一転して今日はぽかぽか陽気でした。
春はもうすぐ、寒さもあと少しの我慢ですね。


大切に

2023年02月04日 | お茶三昧

数日前の冷たい風が強い日の散歩。
公園のベンチでの休憩もそこそこに帰ってきました。
エントランスの植栽に目を遣ると、見つけた小さな花。
春はもうすぐと、告げてくれていました。

「上級の許状を頂いた記念に、買いました。」
新しいお茶碗を持ってこられた方が、
「今日はこれでお茶を点てさせてください。」と。





ノンコウ写しの「荒磯」茶碗です。





嬉しそうにお点前をなさっていました。

「楽茶碗は弱いから気を付けて扱ってね。」
お若い方なので、特に念入りに扱いをお教えしました。
片付けるときは
「箱の紐の結び方もちゃんと覚えます。」
と、気合も十分。
自分で道具を持つと、正しい扱いが身に着きますね。
記念のお茶碗ですもの、
大切に、長く使って楽しんでほしいです。


さてちょっと心配だった膵臓の精密検査ですが、
前回の検査から変化なしということで、
以後半年後の経過観察ということになり、
何とか今回はクリアーでき一安心しました。

今日はもう立春でしたね。