「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

明日から風炉です

2014年04月30日 | お茶三昧


雨の一日。昨日の野点の片づけと、
明日からの風炉の準備をして過ごしました。

半年ごとの炉と風炉の使い分けは、
気分も改まり、私は楽しみにしています。


初風炉を迎えると気持ちも晴れやかに、
茶室に漂う清々しさがたまりません。

そんな風に始まった風炉の季節ですが、
秋も深まると、また炉が恋しくなるから不思議です。

半年ごとの交代劇。
それがまたお茶を飽きずに続けられる、
一つの要因かとも思ったりします。

明日は御節句を控えて、兜のお茶碗と、
お菓子は「風薫る」を用意しました。

雨も上がるようですから、
少し暑い一日になるかもしれませんね。

五月五日は「立夏」、季節はもう初夏に。




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今年のお守りは色が違いました

2014年04月29日 | お茶三昧


今日は神社で野点のご奉仕をしました。
「お茶がいただけるのを毎年楽しみにしているのですよ」
そう言ってくださるお客様もいらして、
三年目ともなると、大祭にいらっしゃるみなさんにも、
少しはおなじみになったようです。
例年よりもお茶を頂いてくださる方が多かったようで、
少し忙しい時間が長かったかしら。



まだ稽古を始めて一年にもならない新人さんも、
度胸試しにお点前を何度も披露です。





地域のケーブルテレビの方がビデオを撮ったり、
お花の写真を撮る方がいたり、
わざわざ「お点前をみせていただいていいですか」と
所望して最後までご覧になる方もいらして、、
緊張の時間だったと思います。

今年は境内でのアトラクション?も新しい内容が加わり、
年々にぎやかになっていくようで、
応援する身としてはとても嬉しい限りです。
ただ茶席を離れて見物に行けないことがちょっと残念でしたが。

変ったことといえば、
例年、大祭の後で、社中の安全祈願をしていただくのですが、
いつも頂いたく守りが、色が変わっていました。
今年は紫になりました。
「去年とちがいますね」というと、
「ちょっと変えてみました」と。

毎年努力をして、大祭を盛り上げようという姿に、
神社を盛り立てようというの意気込みと愛情が感じられました。

来年もということですので、実現できたら、御茶席も、
また少し工夫をして楽しんでいただかなくてはと思いました。



お手伝いの皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございます。

私も今日はゆっくり休みます。


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転ばないおまじない

2014年04月28日 | 日記


「転ばないおまじない」をいただきました。
トイレなど、適当な場所にこれを下げておくとよいそうです。
一つは私に、一つは社中の一番高齢な方にと。

手のひらに乗る小さな草履です。
作ってくださったのは、
震災の原発事故の影響で、家に帰れず仮設住宅で暮していらっしゃる、
私の友人のお母様とそのお仲間の方々だそうです。

まだまだ先の見通しのない生活の中で、
こんなかわいいものを作ることにささやかな喜びを感じながら、
落ち着かない日々を過ごされているでしょうか。
早く安心のできる暮らしに戻られることを願ってやみません。

最近足元にますます注意が必要になりました。
早速下げようと思います。

明日は神社で野点でご奉仕をします。
社中の方のお勤めする神社ということで、
ご縁があってから今年で三年目です。

一年二年は、興味と「面白そうね」という軽い気持ちでもお手伝いできますが、
三年目となると、それ相当の信念を持たなければ続けられませんね。

社中の安全と、今年もお手伝いできる幸せに、
祈りと、感謝の気持ちで、ご奉仕したいと思います。

そんな願いにお付き合いいただける、社中の皆さんにも感謝です。
無理のない範囲で、これからもお手伝い頂ければと思います。

今年外国へ仕事で赴任される方の安全祈願も、
しっかりとしていただきますね。

天候が危ぶまれますが、きっと大丈夫でしょう。





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ますます増えていた収集品

2014年04月27日 | 日記


昨日訪問した骨董好きの友達の家で見つけました。
可愛いガラスの器です。

彼女は基本的に「古伊万里」に凝っていますが、
外国のかわいらしい古いものにも目がありません。

「また少し収集品が増えたから見に来て」と。



新しく手に入れたという収納場所もすでにいっぱいになっていました。
こんなレトロな飾り棚が幾つもあり、そこはみな、収集品で満たされていました。


物は置く場所ができると、どんどん増えるようです。

彼女は集めたものをしまっておくタイプではなく、
きれいに飾っていつも眺めていたいとか。
そして時々それを使って楽しみます。

ごちそうになった食事にも、それらの器はぜいたくに使われていました。





窓際や、コーナーも、きれいにディスプレーされていて、
物を飾りたいと思ったら、
自然にきれいに片付くものだということがよくわかりました。
そうでないとせっかく飾ったものが引き立ちませんよね。

昨日はこそのあと、連れだって「オペラ「蝶々夫人」を鑑賞に。
久しぶりの「土曜日の休日」を楽しみました。

ふと、歩数計を見たら、
頑張らなくても、楽しく出歩いただけで、12000歩を超えていました。
車を使わない生活をすれば、運動不足はすぐに解消されるものなのですね。




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雲静日月正

2014年04月25日 | お茶三昧



「雲静日月正」(くもしずかにしてじつげつただし)

四月の後半に、皆さんに味わっていただいた言葉です。

これは「雲静日月正 雪晴天地春」の前句にあたります。
意味するところは、
「雲は静かに流れ、日や月の運行も刻々と正しく行われ、
雪が晴れると春になり、四季のうつろいも順調である。
天地が正しく運行してこそ、私たちは平穏に過ごせる。」
という太平無事を祝うことば。

    (茶席の禅語大辞典参照)

ニュースで日々目の当たりにする事件や事故。
自然とともに無事にに日月を過ごせることは、
本当に幸せなことなのですね。





姫空木に、おおでまり。
我が家では今開き始めました。



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29日の天候を心配しながら

2014年04月24日 | 日記


踊り子草を一枝頂きました。


今日は午前、午後、夜と、稽古でしたが、
私が三度も点前をすることになってしまいました。

午前中は今月からお稽古を始めた方がいらしたので、
イメージ作りに私が盆略点前を一点前。
午後は見学の方がいらしたので、
私のお点前で一服差し上げました。
そのあとは、正引次のために、真の行のお点前をし。
無事に許状をお渡しして一安心しました。

こんなことはめったにないので、
それはそれで楽しかったですよ。

夜はお二人の方に、茶通箱の稽古をして差し上げて、
さすがに膝が痛くなりましたが。

炉もあと少しで終わります。
皆さん心置きなく炉のお点前を楽しんで、
日曜日の稽古を最後に、しばらく炉ともお別れです。

29日の「昭和の日」には神社での添え釜です。
テーブルで、盆略点前でご奉仕します。
ちょっと天気予報が芳しくなく、心配ですが、
準備を整えなくてはなりません。
参加してくださる皆さん、よろしくお願いします。

それが済むと四月も終わりです。
どんどん時がすぎていきますね・・・。

ちなみに去年の様子です。

一年前の記事

小御門神社のHP~大祭のお知らせも載っています



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掃除で「阿羅漢」になった話

2014年04月23日 | 日記




外へ出ると、今は様々な花が次々と目を楽しませてくれますね。
暇を見つけると、最近は片づけ物に精を出している私ですが、
買い物ついでですが、清々しい空気を吸って、
きれいに咲き誇る花を眺めるのもいいですね。

片づけ物といえば、
私には、「掃除は悟りに通じる」と思えます。
そうでなければ、修行の場で、
あんなにも一心に掃除をさせるはずがないではないですか。

事実、何事か心みだされることにかにぶつかったら、
体を動かして掃除をする。
するといつの間にか心の持ちようが変わってしまうことも。
そのうちに、何故か悟りにも似た境地に浸れるのです。

別に一心にやれば、掃除でなくともよいのでしょうが、、
掃除だときれいになってさっぱりするという副産物がありますから、
一石二鳥ですよね。

そこで最近また思い出した釈迦の弟子の話を。

  ・・・・・・・・・・・

仏陀の弟子のなかで、一番愚かだといわれていた周利槃特(しゅりはんどく)は、
ときどき自分の名前すら忘れてしまうほど頭が悪かったそうです。

周利槃特は、あまりの自分の愚かさに、仏陀のもとを訪て、
「私はあまりに愚かなので、もうここにはいられません」といいます。

その時、仏陀が彼に言いうには、

「自分を愚かだと知っている者は愚かではない、
 自分を賢いと思い上がっている者が、本当の愚か者である」

「おまえの一番大好きなことはなんだね」

そういわれて槃特は、「そうじが好きです」とこたえます。

そこで仏陀は頭の悪くてもこの位は覚えられれるだろうと、
 
「塵を払い、垢を除かん」(ちりをはらい、あかをのぞかん)

という言葉を唱えながら掃除をするように言います。

仏陀にそういわれて、嬉しくなった槃特は、
「塵を払い、垢を除かん」と唱えながら、
五年、十年、二十年と、ひたすらに掃除をします。
あまりの熱心さに。
彼をバカにしていた周りの弟子にも尊敬されるようにもなります

そしてついに槃特は、仏教でいうところの「阿羅漢」の境地に達します。
( 私はとっくにアラカンをすぎていますが・・・)

ある日、釈尊は、大衆を前にしてこう言いました。

「悟りを開くということは、なにもたくさん覚えることでは決してない。
 たとえわずかなことでも、徹底して行うことが大切なのだ。
見よ。周利槃特は箒で掃除することに徹底して、
ついに悟りを開いたではないか」と。
    
   ・・・・・・・・・・・・・

この話、忘れたころに思い出しては、
私のごちゃごちゃした頭を単純にもどしてくれます。


今日は、癌の疑いでで検査に行った方から、
「なんでもありませんでした。」というメールがありました。
心配していたので本当によかったなと、ほっとしています。



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ハチ公80才に山芍薬も開いて

2014年04月21日 | 日記




渋谷のハチ公の銅像が80才とか。
ハチ公と聞くだけで、
私の人生の出会いをいくつか語れるほど、
世話になっているような気がします。

先日のお花見の待ち合わせもここでした。

今日は冷たい雨の下で同じように立っているのでしょう。

行くたびにわかりにくくなっていくような渋谷駅。
渋谷で待ち合わせる時はここが一番間違いがないと。
ハチ公は80年もじっと動かずにいるのですから。

先日のお花見の時の写真ですが、せっかく撮ったのですから、
今日は誕生記念にここに置いておきます。
花の下の不思議な写真になっていますが。

今日は「山芍薬」も開きました。
去年より二~三早いです。

ハチ公よ、80才おめでとう。




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棚卸でなくて垢落とし

2014年04月20日 | 日記




今日は午後から洗面所の断捨離です。
垢落としといったほうが良いかもしれませんが。
敢えて落とす前の映像はお見せしませんが、
収納してあったもののうちいらないものを捨てたら、
出ていたものが全部納まり、すっきりとしました。
洗面台脇にはタオルが積んであったのですが、
この通り、ちょっとかわいい物まで飾れるように。

ところで四年前の今ごろ、
以前別のサイトで開いていたブログにこんな記事を載せましたっけ。

題して「自分自身の棚卸」

~もう何年も前ですが、新聞のコラム欄で、
「年に一度は、自分自身の棚卸をしては・・」という記事を目にしました。

それは、「よりよく自分を生かして仕事をするには」
という視点からの提言だったのですが、
自分を「棚に上げる」ことはあっても「棚卸」はしたことないわね・・
なんていう私には、これからの人生を充実して生きるという意味でも、
なるほどと・・と思う提案でした。

確かに、自分自身の在庫管理をすることで、
これから進む道を示してくれるような気がしました。
自分の財産はどのくらいあるか・・
これ「お金」という意味でなく( もちろんお金も含みますが)
「健康」とか「夢」という財産。「今自分ができること」も。
それを毎年一度確かめておくことで、
これから何ができるか、何がしたいかが、
より鮮明で確実になるように思いました。

それから数年・・・
その時は五年先を見据えていろいろと考えたものですが、
毎年の棚卸は実行できずに時は過ぎました。
思えばその頃と自分を取り巻く環境もずいぶん変わりました。

五年ぶりの棚卸をしてみましょうか。
在庫は増えたかしらと・・
年月を重ねることで、できなかったことができるようになり、
年を取ることで、できたことができなくなり(こちらの方が多いかも)
老後の資金を貯めようと思ったけれど、
貯金はどんどん減り、増えたのはお茶の道具。
健康はまあまあだけど、無理がきかなくなりました。

でも嬉しいことに、
「素敵な人間関係」と、「可愛い弟子」と、
この二つがもたらしてくれるであろう、「夢」
これは増えたかもしれません。
これだけでも増えれば幸せですね。

次の棚卸を楽しみに、またちょっと頑張ってみようかな~




この記事からさらにもう四年がたったのですが、
今私がこの記事にその後の自分を加えるとしたら・・
何か変わったでしょうか。

嬉しいことに。意欲は落ちていないようです。
記憶力は落ちましたけどね。
確実に足元も少し頼りなくなりました。

夢中でやってきて今があり、
「在庫はまだある」そんな感じかな。

今日は棚卸でなくて垢落としでしたが、
やってみるとかなり快感で、
今、更に次のターゲットを選んでいます。
一時間くらいでできるところから始めていますが、
一番の難関、クローゼットと納戸にたどり着くのはだいぶ先になりそうです。
そこは怖くてまだまだ避けていますよ。

色々な意味で、すっきりと暮らしたいなあ・・・
もう私にとっては棚卸より垢落としのほうが必要なのかもと思いました。


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細々と断捨離

2014年04月19日 | 日記


玄関先のヤツデも、新芽がすくすくと育っています。
水と、忘れたころに肥料をあげるだけですが、
西日を受けるだけで、しっかりと生きています。
ある年などは、夏のお点前の葉蓋の蓋の代用品にと、
何枚も切り取られたこともありましたっけ。
鉢植えなのに、とても頑張ってくれています。

先日キッチンの照明器具がだめになりました。
15年も使っているので寿命でしょうね。
近所の電気屋さんに来てもらうと、
「蛍光管を替えてもつかないので、本体の器具がこわれていますね」と。
早速取り寄せて新しいものをつけてくれました。
消費税値上げで、家電の売れ行きが落ちている今、
地元の電気屋さんも大変なのでしょうね。
器具を取り替えるときとても嬉しそうに見えたのは気のせいかしら。
私も少し売り上げに貢献できたかな。

こうやって物を使い切って壊れて新しいものを買う。
こういうのははとてもよ良い、「物」のサイクルですよね。

いけないのは使わないものをため込んでいて、
さらに新しいものを買うというサイクル。
住人が減って、空いた一部屋を、これ幸いとを納戸にしたのがいけなかった。
「ひとまずしまっておこう」の品々で、もう満杯状態になりました。
普段は扉を開けない限り、何の不都合もないのですが、
いつの間にか必要なものを探すのに時間がかかるようになりました。

最近ちょっとかじった『断捨離」
意識的には改革の兆しが見えるので、そろそろ実践に移そうかしらと。
ます簡単なところから細々ですが始めてみ様かしらと。

断捨離は「呼吸」とか。
いらないものをまず吐いて、
新しい良いものを取り込めるようにすることのようですから。

というわけで、PCに向かう時間を少し減らして、
まずその時間を「断捨離」実行に充てようと思っています。
しばらくは、ブログ更新がない日は、
何事か起きたのではなくて、断捨離中と思ってくださいね。




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お菓子のサイズで賛否両論?

2014年04月18日 | お茶三昧


銀座の「鹿の子」で和菓子の「鹿の子」を買ってきました。
しばらくぶりに行ったお店ですが、さすがに老舗です。
当たり前ですが、ちゃんとありました。
毎日ひと箱ずつ開けて使えるように、
日持ちのする真空パックのものを何箱か買ってきました。

最近はデパートの地下で、たくさん並んでいる和菓子屋さんを眺めて、
「今週はこれにしようかな。」でしたが、
お目当てのお店にわざわざ出向くのも充実感が味わえるものですね。

早速お稽古で、
「今なら選べますよ。お好きなのをどうぞ」なんていうと、
皆さん目を輝かせて、真剣に選んでいました。
選ぶ時のこだわりや、物差しがそれぞれ違っていて面白かったです。

この鹿の子、サイズ的には決して大きくないのですが、
「美味しいですね。このくらいの大きさが丁度いいですね」と、
昼間のお稽古の皆さんがおっしゃるので、それはよかったと思いました。

夜の稽古の若い方にそんな話をすると、
「もう少し大きくても良いです」という正直な感想が出て、笑ってしまいました。
仕事帰りのお腹には、大きいに越したことはないようでしたよ。

わかりました。
たまには質より量?の日も作るようにしますね。



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~彩撮々~素敵なブログです

2014年04月15日 | 日記


暖かくなって、炉も閉じるときまであとわずかですね。
名残惜しくお稽古しています。

今日は社中の方のお父様のブログをご紹介します。
いつも新年の茶会の時に集合写真を撮ってくださっています。

普段は人物は撮らないそうですが、この時だけは特別なんですよ。

とても素敵なブログですので、ぜひのぞいてみてください。
一月最後と、二月の初めあたりに、
茶室の様子や、公園の景色の写真が載せられています。

~彩撮々(いろとりどり)~

★初茶会の小間の床

★ 蹲

ブックマークにも置いておきますね。




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つつじとさつきの違いは?

2014年04月15日 | 日記

さまざまざくらと生八つ橋

今日の稽古の干菓子は、最後の桜でした。
桜が終わると、次々と花が続きますね。

稽古でサツキとつつじの見分け方はという話題が出ました。



この際ですから、まとめてみますね。
さつきはさつきつつじというつつじの仲間です。
四月中ごろから咲くのがつつじで、五月中ごろ少し遅れて咲くのがさつき。
花が咲いてから、新芽が出るのがつつじ、新芽が出てから花が咲くのがさつき。
葉が大きい方がつつじで、小さい方がさつき。
そしてさつきのほうが花の色が豊富のようです。

おまけにですが、
いずれがアヤメかカキツバタ・・・と言う質問を受けて・・
以前ほかのブログの記事で、やはりこの際はっきりさせようと、
まとめてみたことがあります。
ちょっと引っ張り出してきました。



まず花がよく見ると全然違いますね。
アヤメは中心部が網状斑に。カキツバタは白です。ハナシヨウブは黄色。
もう少し細かく見ると、花びらの形もちがいます。
葉は、ハナショウブが特徴的で、縦のすじがはっきりと浮いて見えます。
適地は、アヤメは乾燥地や傾斜地で、カキツバタは浅水の池、低湿地。
ハナシヨウブは湿地、乾燥地のどちらにも適応。

ハナショウブは園芸的に改良されたもので、
色や形もさまざまな変化に富んでいます。観賞用として、よく栽培されていますね。
みんな大きく分けると、アヤメ属です。

あと知りたいのは、山茶花と椿の見分け方ですね。
まあそれはまたその季節に確かめてみましょう。



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茶寿まではちょっと・・・

2014年04月13日 | お茶三昧

"調子はどうでぇ" (江戸っ子のゴリラ)


近々、真のお点前の引継ぎをします。
伝授される方は御年84歳なのですよ。
米寿を目標にお茶名をと、頑張っておられます。
このまま頑張られればもう少し早く達成されると思います。
「最近足がちょっと」と嘆かれることもありますが、
私も粘り強く応援して差し上げたいと思っています。

米寿といえば八十八歳ですが、
十年ほど前に還暦を迎える方に、
記念のお茶事をしていただいたこともあります。
還暦と同じ意味で、「華甲」(かこう)という言い方がありますね。
「華」の字を分解すると、6つの「十」と「一」になるところから来るそうです。
「甲」の字にも意味があって、これは「甲子」のことで、
「甲子」は十干・十支の最初であるので、かぞえで六十一歳になる。
つまり還暦と同じということだそうですね。

そんなことを知ったとき、面白くなり、
他にはどんなものがあるのか一通り調べたことがあります。

古希( 70才) 喜寿(77才) 傘寿(80才) 半寿(81才) 米寿(88才)
卒寿(90才) 白寿(99才) ・・・・

古希は古来希な年という意味ですが、
今は希ではなく、当たり前になりました。
他ははみな文字から類推して、なるほどとわかりますね。

さらにその上に「茶寿」というのがあります。
これは108才のことで、草冠は分解すると十が二つ、
下が八十八に分解できるのですね。
八十八足す二十というわけで。

茶の字が煩悩の数と同じ百八になることが、
なんだか面白く思いますね。
実は還暦よりも前もあったのですが、
私にはもう関係ないので、興味なしでした。

ちなみに、厄年は60才以下の年齢にしかないとか。
還暦以上は、皆おめでたいので厄は無しだそうで。

さて、「茶寿」まで生きるのは大変そうですが、
なるべく長くお茶を楽しみたいとは思っています。



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こんな日こそ平常心

2014年04月12日 | 日記

"メガネはここよ"


昨日はちょっとマイナスのことが重なって、一日心が晴れませんでした。

お稽古にいらした方が、強い風で、ドアーに指を挟まれて怪我をなさいました。
軽いけがではなかったので、私も血の気の引く思いでした。
急いで病院に走ったのですが、ご当人のほうがずっとしっかりとしていて、
「大丈夫です、私の不注意てご心配をおかけして」とおっしゃって下さり、
建物管理者としては申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そんな午後

今度は照明器具が壊れて新しく取り替えなくてはならなくなりました。
でも物の壊れたことは、人の怪我に比べたら、気持ちは楽ですね。

そして期待していたことが、取りやめになるという知らせも。

こんな日もあるのですね。

きっと日々の中では良いこともちゃんと起きているのだと思います。
目に見えてよかったと感じなくとも、気が付かなくとも、
日々無事に過ぎていくことが良いことなのだと思いますね。
こうして今自分がPCの前に座っていられることが幸運の結果なのでしょうね。

明日は良いことがあって気も晴れるかも。
人生+-ゼロでいいとしましょう。
いえいえ、私は今までを集計すると十分に+だと思っていますが。


何よりもまず怪我をした方の指が一日も早く治りますように。



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