午前中は時間がある限り、一時間ほどの散歩に出ます。
少し風が冷たかったのですが、日差しもあり、水鳥もお散歩。
桜の木の莟も、春の訪れを今か今かと待っていました。
一月も残り少なくなると、目に見えない春が、
姿を見せようと身構えているような気がします。
先日稽古場見学の方が見えました。
ここ数年、おもてだって入門者を募っていませんが、
どこかで存在を知って、ブログを通して時々問い合わせがあります。
「このような時期でよろしかったらどうぞ。」と、
稽古のある日に、見学に来ていただきました。
その日はベテランさんお二人が稽古をしていましたので、
落ち着いたお点前を見て頂けて、お薄も差し上げることができました。
社中の方にとっても、ちょっとした緊張感が心地よかったのでは。
感染状況を見て、始められたらということでした。
お稽古の方が、
「私の華道教室にも、このような時だからこそと入門なさるかたがいます。」
とおっしゃっていました。
なにか新しいことを始めるのに、
このような時期だからとか、まだ早いとか、もう遅いとか、
そんなことを考えるより、「思い立ったが吉日」「今が一番早い」と、
行動に移すことが、新しい世界を開く一番のチャンスでしょうね。
コロナ禍の閉塞感を何とか打ち破って、
前に進む気持ちを持たなくてはと思いました。