「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

緊急入院

2023年10月29日 | 日記

しばらくブログを留守にしました。
膵炎で緊急入院していて、昨日退院しました。
友人、知人、社中の方には大変ご心配をおかけしてしまいました。
私も青天の霹靂で、取るものもとりあえず入院した次第です。

コロナでない発熱で、原因不明ということで、
消化器内科を受診して、CT検査の結果発見されました。

幸い無事に生還できましたから、良かったのですが、
退院に当たって、これからの食事についての指導があり、
それがまた次のショックとなりました。

一日の脂肪を30 グラムに抑える食事がこれからの課題となりました。
なんとまあいろいろ聞いてみると、私の好物が、
全て取らないほうが良いものに入っていました。
一瞬目の前が真っ暗になり、しばし落ち込みました。
今は少し落ち着いて、覚悟も決まり、
その中で何とか食べる楽しみも見つけて行こうという気持ちになりましたが。

今は退院できたことに感謝して、
病院生活ですっかり落ちてしまった体力を戻すことに専念しています。

社中の方にも、いろいろと助けて頂き、感謝しています。
来月の稽古の予定も立ちましたので、
無理をせずにまた楽しく皆さんと過ごしたいと思っています。


秋が短いです

2023年10月14日 | 日記

「お茶事の招待状が届きました。」
ご亭主役の方の力作が届いたようです。
さて次は、お炭手前の稽古です。
初めての亭主ですから、慣れない炉の炭手前を、
当日までにすらすらとできるようにして差し上げなければと、
明日はまだ炉を開けていませんが、
蓋を開けて、炉縁を入れて、点前の流れと所作の確認をします。
炉開きの茶事ですから、11月になってからでは間に合いませんものね。
というわけで、私の頭は、風炉と炉が混在した状態です。
短い秋は忙しいです。

先日少し高熱が出ました。その前日は微熱が。
どちらも解熱剤や風邪薬で、下がったのですが、
心配なのですぐにかかりつけのお医者さんに診てもらいました。
検査の結果、コロナもインフルエンザも陰性でほっとしました。
ただ少し体調が不安定なので、夏の疲れか、気候の変化のせいかなと思っていますが。
そんなに頑張っている自覚はないのに、やはり年齢のせいでしょうか。

ある方が、若いころのお点前の写真を見つけて嘆いておられました。
手元を見るとその手がはちきれんばかりにぷくっとしていて、
白くてツルツルで皺ひとつないと。
今の手とのあまりの違いにショックだったそうです。
私もお点前をしながら、自分の手を見てあまり見られたくないと思うことが。
いつも若い方のお稽古で「ああきれいな手だなあ」と思いますから。
まあ年齢を重ねたら仕方ないことですが、まさしく同じ気持ちです。
これから季節は、せいぜいハンドクリームを塗って、
帛紗を捌くときに、カサカサと言わせないようにしたいものです。

 

 


茶筌よお前もか・・

2023年10月11日 | 日記

実りの秋ですね。
と言っていたら、初冠雪や紅葉の便りが。
もう少しゆっくりと、様々な秋を楽しませてほしいもの。

朝晩の寒さに、冬用の掛布団に代えました。
昨日はそれで丁度よく眠れました。
今日は定期検診でクリニックに行ったついでに、
インフルエンザのワクチンをうってもらいました。
秋を満喫する間もなく、冬の準備といった感があります。

週に一度くらいの間隔で、ネットスーパーで、
重いものゃ、必ず使う食料品を買います。
最近気が付いたのですが、同じような買い物をしても、
合計金額が一二割増えたような。
大して買っていなくてもこれですから、家族の多い家庭は大変でしょうね。

先日私にとっては必需品の、茶筅と茶巾を道具屋さんに送ってもらいました。
一年分くらいまとめて注文するのですが、
なんと茶筅の値段が上がっていました。
先日お茶屋さんで、お抹茶も値上がりしていました。
ついにと思った矢先、茶筅よお前もかです。
割とそのようなことにうとく気にしない私でも、
さすがに気づきましたよ。
お願いします・・年金も上がってください!!

来月の茶事の亭主役の方が、この連休の間にせっせと招待状を書いたそうです。
初体験の奉書に筆を使ってのお手紙、大変だったでしょうが、
お茶をしていなければ、体験できなかったことですから、
それも楽しんでほしいと思います。

「旅人と我が名呼ばれん初時雨」
私の好きな芭蕉の句です。
「初時雨」お稽古で、茶杓の銘に使われた方が。

 

 


秋らしくなりました

2023年10月04日 | 日記

10月に入り、やっとというか、急速に秋らしくなりました。
さすがに夏の着物も、洗いに出すものを選んだりして、今日さっさと片付けました。
ついでにと昨日は、洗い張りをしてして仕立て直したい大好きな着物と、
ずっと放っておいた反物を稽古着にと、仕立てやさんに持って行きました。
反物は作務衣にでも仕立てようと思ったのですが、
新しいものなので一度は着物に仕立てたほうがということに。
そういえば、だいぶ着た着物で、作務衣に仕立て直せる候補が、
他にたくさんあることにも気づきましたから。
全て来年のための準備になります。

来年と言えば、新年初茶会の会場のお茶室を予約しました。
炉開きのお茶事の準備も始めました。
秋が来ると、先に方見えたものがどんどん近づいてきて、
なんとなく気ぜわしく感じられます。

涼しくなると外出もおっくうではなくなりますね。

このような展覧会の招待券をたくさんいただきました。
早速お稽古の方が数枚お持ち帰りになりました。
私もお友達を誘って、出かけることにします。

10月は名残の月です。
中置のお点前をしながら、風炉の季節を惜しもうと思います。