「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

「カバ・パリ」

2015年08月31日 | 日記


忙中閑あり。
予定していたオペラを楽しみました。
ただ、会場が我が家から二時間ほどかかる座間市。
私には未踏の地ですので、パソコンで経路を調べて、
ようやくたどり着いたのですが。
調べてみたら、時間がかかる事さえかまわなければ、
乗ったっきり乗り換えなしで行けるところだともわかりました。

今回は会場にわりと近い所に居る姪を二人誘ってみました。
姪は二人ともただいま音楽勉強中。
オペラとかコンサートとか、
出来るだけ誘ってあげたいとプレゼントです。

演目は「カゥ゛ァレリア・ルスティカーナ」(田舎騎士道」と
「パリアッチ」(道化師)の二本立てです。
普通のオペラだと、二演目はとても無理です。
私はてっきり少しはしょって短くするのだと思いましたが、
聞くところによると、このオベラは初めから時間が短いオペラとか。
そこで「カバ・パリ」(パリ・カバだったかしら・・・・)と言って、
よく二つを一緒に演じることが多いそうです。

この二つのオペラ、どちらもとても結末が暗いですね。
復讐で殺されてしまうのです。
まあ、いろいろオペラを観ましたが、
ハッピーエンドで笑って終わるほうが少ないですね。

この日は応援するバリトンの村田孝高さんが、
「パリアッチ」のトニオ役を熱演でした。
この役、役作りでその人物に入っているときにそばにいたら、
きっと怖いだろうなと思うような役です。
終わって楽屋に駆けつけて、汗びっしょりの姿に、
「おつかれさま」と。



開演前に撮った記念写真の後ろにあるお花、
終演後に、をみなで分けていただいて抱えて帰ってきました。



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ひやひやしながらも真剣な稽古

2015年08月29日 | お茶三昧



稽古を終えて、一人疲れをいやすひと時。
鎌倉五郎の「水あんみつ」にイチジクを添えて。

今週はお茶会に使う道具で稽古をしました。
当日参加する方のほぼ全員が、
お点前や半東をしながら体験をしていかれました。

ちょっと古い、主茶碗に使う赤楽のお茶碗には、
粗相があったら大変と、ひやひやものだったようですが。
でもそれぞれのお道具の扱った感触を味わっておいていただかないと、
当日初めてではもっと怖いですものね。
ひやひやしながらも、緊張感あふれる稽古が四日続き、
私の肝が一番冷えたかもしれません。

でも皆さんさすがで、
それぞれに役目を果たすための真剣な稽古に、
私も疲れを忘れて、当日の道具を説明したり、
扱いの難しいものはどのようにしたらよいかを考えたりと、
知らず知らずに力が入っていたようです。



ひやひやしそうな軸や茶碗だけは、
体験が済んだらお茶会までまたしまっておきますが。

これからお茶会までの一か月は、
これを踏まえて、足りないところを補いながら、
より自信を持った姿て当日を迎えてくださることでしょう。

明日は一息入れて、姪二人を連れて、
オペラなど楽しむ予定です。

皆さんもお疲れ様でした。




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茶室の下見も終えて

2015年08月26日 | お茶三昧

月曜日に茶室の下見に行ってきました。

もう三回目の場所なので、よくわかっているつもりでも、
いざ改めて行ってみると、いろいろと問題も出てくるものです。



点心席になる行雲亭。



当日はここにお茶会の案内が表示されます。

初めての参加の方のために、
仕事の分担の説明するときにイメージがわく様に、
写真を撮って帰りました。

立礼席の床柱には花入れを掛ける釘が打っていないことがわかり、
掛け花入れを使う予定でいたので、
花入れを考え直さなくてはならなくなりました。
去年別の場所で席を持った時は、
床の間の天井が低くて、軸が長くて慌てたことを思い出しました。

床には本当に注意です。

このような心配があるので、
下見ではメジャーを持って行ってあちらこちら測ってきます。

そんな姿をよく見るのでしょうか、
係の方がいろいろな場所の寸法を測って記した
見取り図の様なものをくださいました。

さすがよくわかってくださっています。
「これがあれば大丈夫ですね。ありがたいです」と
一枚頂いて、帰りがけにコンビニでコピーして、
席主三人、それぞれ持ち帰りました。


そのあと、打ち合わせでお菓子のイメージの情報交換をしているうちに、
同じお店に頼んではということになりました。
そのほうが、間違いなくバランスよくできて、
皆さんに楽しんでいただけるということで。
それぞれのイメージをお菓子屋さんに伝えて、
見本を作ってもらうことになりました。

同じメンバーで、同じ場所で三回目。
もう慣れてきて相談の時間も少なくなりましたが、
油断していると落とし穴がありそうですから、
皆さんで気をつけて準備しましょうと確認し合いました。

今日からはリビングでの、立礼の稽古が始まりました。

ここのところの涼しい日々がとても助かりますね。





何年振りかで収納

2015年08月23日 | お茶三昧

何年振りかで、
リビングに張り出している畳をしまうことにしました。

お茶会で立礼席を持つので、リビングを広くして、
稽古の時に、本番のイメージ作りをするためになのです。

午前中の稽古を終えて、午後から取り掛かりました。

それで、このような状態から、



このようになりました。
引き出しになっていて、こんな風ににしまうことができるのですよ。
ちょっと広くなりました。



そして広くなったリビングに、このようにセッティングをしました。



広くなった部分でお運びの練習も。

とにかく立礼用の点茶盤の高さを再現しました。
道具の箱やらなにやらを積み重ね・・・・
布のかかった中身はとても見せられません。

為せば成る!!
これからはこの状態で稽古です。


若人組四名はすでに合格点をもらって、
万歳をして嬉しそうに帰りました。

お盆休みですっかりリセットしていらっしゃるであろう、
余裕の熟年組さんがちょっと心配ではありますが。

「合格点を取らないと、お座敷には上がれませんよ」
なんて脅かしながら稽古をすることにしています。




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充電済んで今日からは

2015年08月19日 | 日記

昨日は前々から予定していた検診に行ってきました。

四日間の旅行の後なので、心配なことは二つ。
コレステロール値と体重。

というのも、今回の台湾旅行中の三回のディナーは、
ゴージャスなおもてなしの連続だったからです。

ペキンダックが登場した時は、お決まりの写真撮影。
恥ずかしながら、次に会えるという保証は無しですから。
ワインと紹興酒、それにウイスキー。
和服姿に身を包みつつも、帯とお腹の隙間がなくなるまで、
十分に飲んで食べてでした。



最後の晩餐でいただいたふかひれのスープは正真正銘の姿煮。
ふかひれたっぷりで、コラーゲンの量は計り知れず、
その効果はその日のうちにあったような。
寝る前に顔を洗ったときは既にお肌ツルツルでしたもの。


「おばさんおじさん協会一行」

初めはちょっとあらら・・と思ったナマコの姿にも、
そのおいしさにすべてを許してしまいました。

とにかく日本のご馳走の和食や懐石料理とは一味違った、
台湾のご馳走を満喫させていただきました。

それで検診の結果ですが、体重は現状維持でした。
きっと予想されるディナーに備えて、
ランチはぐっと控えめにしたからでしょうね。


さて血液検査の結果はまだですが、
その他の検診の成績は良好だったようですので、
これから10月のお茶会に向けて猛ダッシュしたいと思います。

ですから教室の皆さん、お盆休みで遊びほうけた私をお許しくださいませね。
そして御覚悟召されませ。

何事もいつもできるとは限らないし、
何時までできるかもわかりませんし。

では勉強会に行ってまいります。



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「記録が頼り」になりました

2015年08月18日 | 日記

二日目の午前中に時間が取れたので、
近くを散策しました。


「景福宮」


「行天宮」


昨年訪れた時に、主だったところは見て回りましたので、
お昼までに戻れる範囲を歩くことにしました。
台湾も真夏ですから、歩くのやはり暑くて大変でしたが、
まずホテルの近くの「景福宮」に。

「少し足を延ばして「朝市」も。
ここは小さな市場ですが、夏休みなのか休業中のお店も。

そして地図を頼りにもっと足を延ばして「行天宮」まで。
はるばるやってきたのですが、なんとなく名前に憶えがあり。
行ってみて様子にも・・・
確か前回も来たような。
同行の友にいうと、
「大体皆どこも同じような造りなのよ」と。
そんなものかと見て回り、帰りはさすがに歩くのはつらいと、
暑さに負けてタクシーに乗りました。

三日目の午前中は、
一度は必ずする、メトロに乗っての観光に出かけました。



メトロの切符はこんなプラスチックのコインの様なものですよ。

目的地は「ベルバラ」公演を観た劇場のある、「中正記念堂」。
公演の時は劇場に車で行ってそのまま車で食事場所へ向かったので、
周りの様子を全く見ていなかったのです。



「中正記念堂」とは、総統蒋介石の顕彰施設で、
台湾の三大観光名所の1つと言われるところということ。

80段以上の階段を上りお堂に着くと、
ちょうど衛兵の交代式が見られました。


イケメンの衛兵さんの横顔が凛々しかったですよ。
思想的なことはさておいて、様式美の堪能です。

堂から見下ろすと、
広場の左右に黄金色の屋根が美しい劇場とコンサ-トホールが見えました。
向かって左側が宝塚公演が行われた劇場です。

とにかく暑く、水分を求めて自動販売機を探し、
同じ経路で乗り換えて、無事にホテルまで帰ってきました。

今回の旅で感じたことは、
たった一年前のことなのに、いろいろと忘れていることが多いということ。
帰ってから、去年のブログや、メールなどを観て、
思い出したり確認したりでした。
ブログはわ日記代わり。本当に助かります。
(実は行天宮はやはり去年訪れていました。しかもお守までいただいていましたよ。)

もう、何事も記録が頼りということがわかりました。




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宝塚台湾公演

2015年08月17日 | 日記




お盆休みを利用して宝塚の台湾公演を観てきました。

台湾での公演は二度目ということですが、
「ベルサイユのばら」での公演は初めてということです。
先日の台風で、初日が中止になって大変だったと聞きました。

場所は日本でいう国立大劇場の様な所。





ロビーも豪華で広々として、
客席は四階までバルコニー席が。





その会場もぎっしり満員でした。
舞台も広く、東京の宝塚劇場に劣らぬ華やかさで、
十分に楽しむことができました。

日本語上映ですから、両脇に台湾の方のための字幕が出て、
ちょっと日本とは違った感覚での鑑賞でした。

二部のショーでは、台湾での人気曲を披露する場面もあり、
両国の交流の嬉しいひと時でした。
おりしも日本の終戦記念日の前日でしたが、
時の流れを大切に受け止めなければと思いました。

おまけにこのようなショットもね。

第一の目的はこれで無事に果たせましたので、
次の目的は、もちろん美味しいものを頂くことですよね。
その他にもちょっと楽しんで。

それはまた。



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大亀香合に会えました

2015年08月12日 | 日記




サントリー美術館のメンバーズ内覧会に行ってきました。
その前にまずは腹ごしらえです。
最近の、サントリー美術館に行くときのお決まりのコース。
ミッドタウンから5分ほどの「花郷」という和食のお店です。
時間があるときはこちらでゆっくりします。

サントリー美術館の展示は、


ということで、期待たっぷりで向かいました。
食事の前にスライドレクチャーの整理券をもらうべく、
美術館の入り口に行きましたが、
長蛇の列で、人気のほどがうかがえましたよ。
これから行かれる方は、混雑を御覚悟召されです。
午後の整理券を確保してから、
それまでにお昼を済ませることにしたのです。

この美術館のスライドレクチャーは、
展示の意図や見所、出品される美術品の簡単な説明などがされます。
特に専門的ということもなく、少し物足りないきらいもあるのですが、
展示の予備知識を得るには、ちょうどよい内容と言えるでしょうか。

あまり詳しく知らなかった藤田傳三郎氏についての説明は興味深く、
椿山荘など、関東で身近なもののルーツが彼にあったとは初耳でした。

恋い焦がれた交趾の大亀香合を高額(今の貨幣価値で九億)で落札し
病床でその知らせをきき喜びつつも、その10日後に亡くなったという、
道具にまつわるエピソードは聞いていましたので、
まさにその香合を目の前に見たときは感慨もひとしおでした。
さぞや手に取って撫でたかったことでしょうね。

今回の目玉の国宝の「曜変天目茶碗」も、
じっくりと干渉することができました。
暗い美術館の中で、その輝きをいかにして見せることができるか、
照明など、かなり工夫したとの説明を聞いた後なので、
最高に美しい姿をみることができたのかしらと。
どのような美術品も、ほんとうは自然光の下で見る美しさが一番なのでしょう。
その状態に近づけて展示するには苦労も多いのではと思いました。

こうしてお盆前の一日を優雅に過ごしました。
明日からはお盆休みで、ちょっと遠出をします。
旅の仲間は、気楽なおばさん協会です。

帰りましたら、楽しい報告ができると思います。




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茶箱は勝手が違うようです

2015年08月10日 | お茶三昧



一週間ぶりに朝顔が一輪咲きました。
やはり嬉しいものですね。
朝茶事の時に鉢を持ち込んで、そのまま置いて行かれた方に、
「今朝一輪咲きましたよ」と写真を送ってさしあげました。

10月のお茶会まで丁度二か月となりました。
お盆明けから当日の点前の特訓に入ります。

お点前は茶箱でします。
先月あたりから、早く茶箱に慣れていただこうと
少しずつ稽古を始めたのですが、、
どうも皆さん茶箱はちょっと勝手が違うようです。
なかなかご自分の満足のいくお点前ができません。

まずはお点前をしっかり覚えていただいていますが、、
当日は立礼席なので、それに合わせて、
すこしアレンジしたお点前になります。。
それにしても立礼席は初めてなので、
イメージ作りをしなくてはなりませんね。

お茶会までの間は、リビングを立礼席仕様にしましょうと、
今いろいろと策を練っています。
「茶箱の点前が合格しないと、畳の部屋には上がれません」
と気合を入れ(いえいえ励まして)いますが。

それでも、
「よくできましたね。仮免さしあげますよ」
と言われた方も少し出てきましたので、もう一頑張りですね。



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やはり立秋

2015年08月09日 | お茶三昧



梅園の「ぜんざい」が一つあったので、
それを使って思いついて夜のお稽古の方に、
二人分だけ作ってみたあんみつです。
あいにく一人お休みでしたので、
私の口にも入ることになりました。

涼しげに色を付けた寒天が隠れています。
今年初物の梨も添えてみたりして。
前日ちょっと心残りの出来だったので、
白玉はやはり出来立てが良いと、
直前に作って冷やしておきました。



「溜精棚」を手に入れたのでと、お持ちになった方がいらしたので、
扱いの勉強かたがた、お稽古で楽しみました。
小ぶりで、炉、風炉ともに使える棚で、
勝手側には柄杓の柄を意匠に取り入れてあります。



蟹の蓋置を使って、夏の風情でしたが、
それもそろそろ終わりですね。

今日は(もう昨日ですが)立秋。
昨日の猛暑に比べるせいか、
いくらか過ごしやすかったようです。
暑いのには閉口ですが、終わってしまうのも寂しいと、
誰かさんが呟いていました。





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85才の方から借りた103才の本

2015年08月06日 | 日記



この本の著者は鮮明に覚えています。
12~3年前、和服の雑誌のページで見た着物姿。
90才の時の姿でした。

年を経たらこんな風に和服を着こなしてみたいと、
一目であこがれてしまったのです。
それは着こなすという言葉では当てはまらない、
まるで皮膚の一部のように、さらりとまとった夏衣でした。

最近この本とともにテレビの番組で拝見した時、
少しも変わらない美しい103才でした。

ちょっと読んでみたいと思っていたら、
85才の方が「買いましたよ」とおっしゃるので、
お借りしました。
なんだかおもしろいリレーです。
私にとってはもう十分の85才。
まだまだあこがれる先の先があるのですね。

誰もがこんな生き方はできない・・
そんな生き方ですが、うらやましい生き方です。
それができたことが、それができることが、それが許されたことが

羨ましいけれど、うらやむ対象にもできない、
ちょっとあこがれる生き方ですね。

103才なってわかったこと・・・
まだ何もわからなくてもいいのだなあと思いました。



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久しぶりの泊り人

2015年08月04日 | 日記

今日から三日間、姪が泊りに来ます。
夏休みのお泊り会ではありませんよ。

大学のコンサートの集中練習で、
朝早くから夜遅くまで頑張るので、
学校に近い我が家から通いたいというのです。
というわけで、昨日はお茶事の後片付けが済むと、
しばらく使っていない布団を出して干したりして、
受け入れ準備でした。



もう何年も前に、我が家の押入れは茶道具に占領され、
めったに泊まらないお客様のための蒲団はもう不要と、
少し残して大部分処分してしまいました。
残した布団も、納戸部屋の一番奥にしまい込んでありましたので、
いろいろなものをどけて引っ張り出さなくてはなりませんでした。

かねてから納戸の整理をと考えていたので、これは良い機会かもと。

おかげで納戸部屋の中にも、通り道ができ、
捨てるものも見つけ出してこの通り。



最近物を捨てると、身が軽くなったようで、
気持ちもすっきり、家の中をさわやかな風が吹くようです。

必要なものだけ残して、
引き算の生活が何とも気持ちよく感じるこの頃ですが、
いらないのに捨てられないものの多いこと。

もう一度使って~・・
最後は雑巾にして・・
と言いながら我が家には、
雑巾が一生使っても使い切れないほどたまりました。

さて、暑い中頑張る姪のために、
夕飯は何を作ってあげようかしら。




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朝茶事・・外は猛暑

2015年08月03日 | お茶三昧



いつも写真を撮らなかったはと、あとから気が付きます。
茶事の最中はそんなことも忘れますね。
終わってすら道具だけちょっと並べて記念撮影。


蛍篭の炭斗で、初炭をしました。
すっかりお料理をマスターされたベテランの方のお懐石が、
爽やかな献立で、皆さんの目と口を楽しませてくださいました。

そして名水点の続き薄茶でお茶を。

前日は花火の音を聞きながらの最後の準備でした。
皆さんの頑張りが実を結んで、
それぞれの成果を得て終わった茶事だったと思います。

「朝茶事をします」と声をあげてから、
暑さにも負けず、熱心に準備をした、若い亭主さんですが、
一段階段を上がられたなと、嬉しく思いました。



使う道具は私がすべてそろえましたが、
それを一つ一つ調べて、席中の話題に膨らみを持たせていました。
色々ハプニングはつきものですが、
それも、「良い勉強になりました」と。

「先生はお客様でのご指導をお願いします」と言われて、
私は次客に座っての後見人でしたが、
ベテランの水屋人の協力を得て、滞りなく進んだのは頼もしい限りです。
私もさらに勉強をして、
より正しく少しでも良いものを伝えたえていかなくてはと、
気持ちを新たにさせられました。

無事に済んで、水屋の方々の労をねぎらって、
正客とお詰めのリレー点前で、
亭主役さんたちにお茶を点てていただいて、稽古茶事はすべて終了。

皆さん日中の暑い陽ざしの中を、お帰りでした。
本来の朝茶事の時間での実施は無理でしたが、
十分に気分は満喫できたと思います。
さあ八月に入りました、あと少し猛暑と戦って、

秋の訪れを待ちましょうか・・・。



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