「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

残すところあとひと月

2022年11月28日 | 日記

炉開きの時のお稽古の様子。

いつも和服でお稽古していらっしゃる方ですが、
この日はちゃんと改まったお着物でいらっしゃいました。
お茶のお正月ですものね。
ちょっと改緊張感をもってのお点前です。

炉を開いてから、もう11月も終わりに近づきました。
この年になると、師走になったからと言って、
特別に何をしなくてはならないということもなく、
ただ淡々とお稽古の日々が続き、
新年のお茶会の準備を粛々とするだけですが。
有難く幸せな日々であることを感謝しつつです。

もうすぐこのようなセットが届きます。
美味しそうなリンゴとリンゴ蜂蜜です。

弘前の農園さんから、"限定30名様です"と連絡をもらい、
限定という言葉に弱い私は、即注文をしてしまいました。
こちらの農園さんからは、夏に毎年ミニトマトを送ってもらいます。
品質は信用できますから、迷いなくです。
いつも思うのです。
もうあと何回食事ができるかわからないから、
チャンスがあったら美味しいものをいただきたいと。
そんなに贅沢をしているわけではないですから、たまには良いですよね。
届いたら、リンゴ三昧します。

東博の国宝展、大盛況でなかなか予約がとれないそうです。
それとは別にイベントで面白い体験ができたと情報あり。
特別企画「未来の博物館」東洋館で国宝級のお茶碗の珍しい体験ができるそう。
残りの期間中は、月曜しか空いていない私は諦めましたが、面白そうな企画ですよ。
社中の皆さんいろいろと興味を広げていらして、頼もしい限りです。

 


久しぶりにパソコン三昧

2022年11月23日 | 日記

散歩道の柿の木。
たわわに実っています。
鳥についばまれたりしてこのまま朽ちるのでしょうか。
こんなに残っているのを見ると、渋柿かしらね。

しばらく続いた良い天気ですが、今日は一日雨の予報です。
こんな日は、腰を据えてパソコンの仕事を片付けようと決めました。
ついでにブログの更新です。
始めた頃は書くことも多かったのでしょうが、
毎日と言っても良い程まめに更新していましたが、
最近は書くことがなければ、探してまで更新しようという意欲無し。
何とかやっていることを知らせるだけの、のんびりブログです。

さてパソコンの前に座ると時間の経つのもわからずにいますので、
健康のために、40分タイマーを設定して、
鳴るたびに、席を立って他の仕事ほをして戻ってきます。
40分なんて瞬く間に経ってしまいますね。
思いつくことからポチポチやっていますが、
二度もタイマーに止められているのに、まだ本本題にとりかかっていません。
大変なことは後回しにするというのは人の常のようです。

今日の仕事は来年の社中初茶会の資料作りです。
開催のお知らせだけは配りましたが、
細かい日程や、分担表を作ろうと思います。
借りた会場( 茶室)の関係で、人数制限があるので、
(コロナの関係で密にならないようにするそうです。)
二部制にすることにしましたので、
能率的に、且つ平等に動いていただくには、
けっこう大変なことも出てきます。
三年間全員集合はできませんでしたから、
このようなことを毎年行っていたのだと懐かしく頭を悩ませています。

さて、頑張った後のおやつはもう決めてあります。
今月は皆さんに粟善哉をおつくりしましたので、
小豆の炊いたのがあります。
私のおやつ分としてちゃんと多めに炊いたのです。
切餅があるので、お汁粉を作っていただこうと思います。

冷たい雨の一日。
友人がお茶会の予定があるといっていました。
祭日ですから、色々と行事の組まれている一日でしょうに、
意地悪な雨ですが、皆無事に済みますように。

 

 


高級抹茶体験

2022年11月14日 | お茶三昧

ベランダの鉢のノコンギクが咲いています。
もうそろそろ盛りを過ぎるでしょうか。

可愛らしい白ヤマブキの苗を頂いたので、
早速鉢植えにして、大きく育つのを楽しみにしています。

だいぶ秋も深まってきた感がありますが、
近辺の木々はまだ紅葉には早いようです。
徐々に色づく散歩道を楽しみにしていますが。

先週は稽古日を挟んで、二度と都会(?)に出かけました。
ランチで美食を貪りましたので、体重が増えてしまいました。
なんだか冬眠前の生き物見たいですね。

さて炉開きも済み、いよいよ本格的に炉の季節となりました。
今年は、少し楽しもうと、社中の方の希望もあって、
高級抹茶を頂きながらの炉開きにしてみました。
一人ではとても、そんなお茶を一缶買っていただくことはできませんが、
皆さんで分ければ、何とかなるということで、
抹茶「天授」をいただく体験をすることにしました。

濃茶に点てますから、一人分の量をちゃんと量って、
残りなく回し出しをして、
濃茶を練る手もそれはもう皆さんいつになく真剣で。
更に、頂く時も、一口一口じっくりと味わい、
いつものお茶との違いや、このお茶の特徴を掴もうとしていました。
点てることも味わうことも、いつもこのくらい真剣にできると良いわねと、
大いにこれからの稽古の心構えに、プラスになったかもしれません。
ともあれ、なかなかできない体験をしたことに皆さん満足なさっていました。

さて一つ楽しみが終わってしまいましたから、
次の楽しい体験はどんなことをと思っていますが、
まずはコロナで三年も実施できなかった、社中の初釜を決行することですね。
来週にはお菓子担当をお願いしたお二人が集まって、相談をするそうです。
来年の準備はもう始まっています。




「ベルサイユのばら展」へ

2022年11月09日 | 日記



やっと時間が取れて、ベルサイユのばら展に行ってきました。
若かった50年前に、瞬時に戻りました。
貴重な原画の一枚一枚が、輝いて見えました。
いまだに色あせないのはきっと、
人間の心に深く潜む、
誰もが憧れる浪漫を追及しているからのように思えました。

ちょっと気恥ずかしいけれど、
並んで、こんな写真にも納まりました。

この展覧会は事前申し込みでしたので、
ネットで申し込み、QRコードを読み取るという仕組みで、
スマホ片手に、入り口でもたもたしてしまいました。
紙のチケットがあって切り取ってもらうみたいなことは、
だんだん少なくなってくるのでしょうね。
一つやるたびに勉強にはなりますが、何時までついて行けるやらです。

少しの間、俗世間を忘れて思い出に浸り、
ランチをとイタリアンのお店に入りました。
ここはまたなんと多くのお客で賑わっていて、
皆、コロナを忘れているかのようでした。

 

ご心配をおかけした精密検査は、今のところ白でした。
三か月後に再度検査。その後は定期的に経過観察となりそうです。
先のことはだれにもわかりませんが、
大事に至らないように、健康的な生活をして、ストレス溜めずに、
免疫力を落とさないように過ごしたいと思います。


炉開き

2022年11月02日 | 日記

11月を迎え炉を開きました。
まだ日中は暖かい日もありますが、
朝夕の冷え込みに肩をすぼめる季節になりました。
炉開きの準備をしながら、炉のお釜の重さを新鮮に感じたり、
体力の衰えを自覚させられたりです。

床にはお茶の正月に当たり、
今年も仲良くお稽古しましょうという願いを込めて、「和」を掛けました。


京都旅行の続きですが、
平等院の後に、宇治上神社まで宇治橋を渡って歩きました。
宇治橋の途中にある三の間は、豊臣秀吉がお茶の水を汲ませたという、
茶人には名水の場所として知られているところです。
やっと訪れることができました。
これもお茶の整地巡りですね。

神社にお参りして、
あまりのかわいらしさに、つい買ってしまったおみくじ。



来年の干支の兎です。
おみくじはちょっと迷いました。
実は旅行後すぐに、心配な場所の精密検査を控えていたからです。
悪い知らせが出たら嫌ですものね。
結果は小吉ということで、ひとまず安心しました。

というわけで、旅行の余韻に浸る間もなく、
二日間、精密検査をしてきました。
結果の説明を聞けるのは一週間後です。
それまではまだ疑心暗鬼の日々です。

検査が終わって立ち寄った和菓子屋さん。
予約のお菓子を受け取って帰る途中で、

二日間も検査で頑張ったのだからご褒美よねと、

一日目の分は豆大福

二日目の分はどら焼き、

と用意してしまいました。
二日に分けて頂きました。

こんなことに気持ちがゆく私です。
検査は異常なしに違いないと思うのですが。

11月もよろしくお願いいたします。