「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

出発の朝は

2014年08月31日 | 日記


出発の朝は、軽く食事です。
頂いたお土産のコーヒーとラスクです。
時間を気にしながら、でも少しゆとりを持って。

出かける前は必ず仏壇の母に、
旅の無事をお願いして、
いって参りますと声を掛けます。

さぁ、どのような旅が、待っているでしょうか?
期待に胸を膨らませて、(子供見たいです)
東京駅に向かう電車の中で、スマボで更新の練習です。
こんなこと若者には何てことないのでしょうが。

うまくいきますように。
エィ!

「五節句に遊ぶ」が出来たらいいですね

2014年08月30日 | お茶三昧


今日から新しい勉強会に参加です。
「公事根源」を読んでいきます。

「公事根源」は、室町時代に一条兼良により記された有職故実書で、
宮中における一年間の公事や儀式の起源・沿革を述べたものです。

写真の本「五節句に遊ぶ」の中でも触れられていますが、
亭主になって趣向による取り合わせを考えるとき、
古くから続いてきた宮中の行事を知っていることは、
趣向の幅と奥行きを広げるという大事な教養となるのはうなづけます。

我々特に関東の人間にとって、その教養を深めることは、
関西、特に京都住む人に比べれば、生活の中に根付いていないだけに、
意識して学ぶことも大切かと思われますね。

客となって茶会に臨んだ時に、亭主の想いをより敏感に察知して差し上げるためにも、
少しでも知識を深めておきたいと、
縁あって入会することになった会の勉強会に臨みました。

さて、学ぶといっても、
一見ミミズの行列にしか見えない原書コピーが資料ですから、
まずそれを読むことから始まります。
くずし字を読み解かなくてはなりません。

はて講師の先生はどこかでおめにかかったような。
しばらくして思い出しました。
以前一度、ご講演をうかがったことのある先生でした。

とても楽しい語り口のお話で、それに感動して、
思わずそのあと、ご著書の「一週間で読めるくずし字」を手に入れて、
ほんとかしらと試してみたことを思い出しました。

思わぬ縁で再会して、本格的に教えていただくことになろうとは。
来期からの入会で、今日はご挨拶なのですが、
それでもたっぷりと勉強させていただきました。

さて明日から琵琶湖に旅してきます。
ちょっとリフレッシュして、九月からの忙しさに備えます。
今日勉強したこともきっと、
リフレッシュしたと同時に消えてしまうかもしれませんが。
それはそれで。

ちょっと留守にしますね。
スマホからのブログ更新も挑戦してみようかしら。
行ってまいります。



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目標達成に"ホッ"

2014年08月28日 | お茶三昧

「雪花糖」(行松旭松堂製)


涼しげな名前の、始めていただくお菓子です。
包まれている姿と、包みを取った姿と、半分に割った姿です。
中はクルミですね。
一口でいただける可愛らしいお菓子です。


ひと月ちょっとに迫ってきたお茶会ですが、
今回の課題は席数です。
わが社中は13席をこなしてくださいとのこと。
今までは11席が最多でしたので、それを上回るペースです。
ということは最高に能率的に進めて、
一分のロスも許されないということなのだと・・・。

それを受けて昨日は、若い方たちに、
受付と入席と退席をスムースにできるようにといろいろと考えていただきました。
草履の取り違えというトラブルがあったり、受付もとても大変な仕事なのです。
今、産休中の方がから、「下足札を作らせてください」
という申し出もあり、嬉しくなりました。

そしてお点前をすることになった13名の方たちは、
美味しいお茶を点てることはもちろん、
点前の美しさに加えて、時間との戦いも要求されることになりました。

今日はそんな皆さんうち四名が熱のこもった稽古を。
"非情"にも私から下された達成目標に向かってみなさんよくがんばり、
三回ほど稽古するうちに、落ち着いた所作のお点前で、
時間内に終えるという一次目標を全員クリアーしました。
皆さんのほっとした嬉しそうな顔に、思わず私も拍手でした。
一度でも出来たという実績は自信につながりますね。

自分が満足できるように、できる限り努力して、
当日を迎えていただきたいです。
ベテランの方もデビューの方も、
今自分のできる最高のお点前をしていただきたいというのが私の願いです。
お茶会は一期一会。
おもてなしできる嬉しさを味わって下さいね。



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電車の中からと思ったけれど

2014年08月26日 | 日記


久しぶりに木槿が一輪開きました。
今年はもう終わりかと思ったのですが。
残っていた硬い蕾が何日もかかって、
またこんなに大輪になって開きました。
こんな朝は本当に気持ちが弾んで嬉しくなります。

なんだか来月も、そして10月も、
「頑張れ、大丈夫」と言ってくれているようです。


「電車の中は、最近は私の休憩所。
車窓の景色を眺めたり、
目を閉じてうつらうつら。

この箱の中にいたら、何もできないから、
レールを滑る音にぼおっと身を委ねて、
時々密かに人間観察をするくらい。」

と…電車の中の暇つぶし(いえ時間の有効活用)に、
スマホからブログアップを試みましたが、
ここまで打ったところで、電池切れのサイン。
そうだ、昨日充電し忘れていたっけ。
暇つぶしは(有効活用だった)そこで中断でした。

今日もし出先で連絡が入っても、返信できませんね。
このまま事故に合って、帰れなくなっても、
何処にも連絡できませんね。
急に不安になりました。

あることが当たり前になってしまった携帯電話。
バッテリーとともにいつも持ち歩こうと思っているのに、
忘れることが多い私です。
とにかく肝心な時に抜けるのです。
お茶をたしなむ者がそんなことでは・・
それは関係ない・・ですよね。

ところで、
電車の中で若者は、ほとんどスマホをいじっていますが、
それに混じってブログの更新をしているおばさんはいるかしら。
きっときっといらっしやいますわね。



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夢にまで見たウナギの白焼き

2014年08月25日 | 美味しい話


三日連続のお茶会勉強会を終えて、
2キロ減量した体に栄養をつけるべく、
昨日の夜はウナギを食べる会で有志が集まりました。

以前から「美味しい」ときいていた「ウナギの白焼き」を頂けると、
もう決まった時から心待ちにしていました。

「天然物の、保証書付きのウナギが用意できました」
と、お店主からの知らせ。

夕方までの稽古を終えると、
着物を脱ぎ棄て、シャワーを浴びで、
「さあ美味しいものを食べるのだ!!」と臨戦態勢でいそいそと出かけました。


日本海でとれた歯ごたえのしゃきしゃきした「モズク」をいただき、
お造りをいただきと、何品かいただいた後に、
アユのつみれ汁が出ました。
「今年はアユを食べる機会がなかったのでうれしいです」というと、
丁度天然もののアユが入ったところなのでと、
なんと塩焼きまで特別に出してくれました。


頭から二尾ずついただきましたよ。
そしてついに出てきました「ウナギの白焼き」。

ウナギ一匹分、たっぷりの量です。
山葵を聞かせて、さっぱりとしたたれでいただくと、
ウナギそのものの味が口の中に広がって…とても幸せな一瞬でした。
「こんなに食べられない~」
と言いながら、土鍋で炊いた美味しいご飯とともにたちまちペロリ。
蒲焼では味わえない、本当のウナギの味を楽しみました。

「美味しいものを食べるのが一番」
「食べられるときに食べておかないとね」等々口走りながら、
一同完食です。

最後に和風デザートを頂いて、大満足の晩餐は終了です。



2キロの減量なんて、たちまち吹き飛んでしまったと思います。
嬉しいような、悲しいような・・・
いえいえ、めでたしめでたし。




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気が付けば減量

2014年08月23日 | お茶三昧


「梅干しを漬けました。夏は塩分も必要ですからね」
と、自家製の梅干しを頂きました。
実は私はすっぱい梅干しは少々苦手で、もっぱら減塩の物ばかり頂いています。
でもせっかくですから、夏を乗り切るために、
毎日ひとつづつお茶うけにすることにしました。

昨日久しぶりに体重計に乗ってみました。
なんといつの間にか、2キロの減量です。
どんなに気をつけてもそんなに減ることはなかったのに、どうしたのでしょう。
心当たりは…
インナーマッスルを鍛えるとかいう運動を試しましたが、
いつものごとく三日坊主でしたし、
二~三日お茶会のための勉強会で、昼ご飯も抜きで頑張る日が続いたせいでしょうか・

2キロ減ったということは、私の理想体重ですが、
いざ急に減ってしまうと、「これて夏を乗り切れるだろうか」と心配になるもので。
今朝から心を入れ替えて、朝食のおかずをボリュームアップしたりしました。

立て込む稽古で少し座り疲れてはいますが、体調は悪くないので、
元に戻るのも時間の問題だと思います。
そうなることが良いのか悪いのか。
とにかく増えて悩み、減って心配なのが体重ですね。

それはともかく、お茶会勉強会に皆さんも私も熱が入りました。
お茶室の説明と、道具の勉強と、お点前の確認などですが、
この暑さで全て頭に残らなくても、エキスはつかんでほしいものです。

面白いのは、興味のあるところが、それぞれ違うということです。
「これは中里重利さんの朝鮮唐津の花入れですよ」というと、
すぐに中里無庵さんのむすこさんですかと聞く方も。
焼物に興味がおありで、結構詳しそうです。
軸の「掬う水月在手」を見て、即座に、「弄花香満衣」ですねと返す方。
なかなか皆さん勉強なさっていますね。
中には素朴で、それゆえにこちらが答えに窮する若い方の質問も出たりして。
これを機会に道具の箱の紐の結び方の練習もしました。

明日は暑気払いにウナギを食べる会があります。
もう一日頑張って、体力(体重?)の回復を狙いますね。




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茶箱三昧

2014年08月20日 | お茶三昧


「茶箱をいろいろとやって見ましょうよ。」
との提案で、昨日のお仲間との自主勉強会は、茶箱三昧と相成りました。

茶箱の写真でも記事に添えようと、過去の写真を探したら、
丁度三年前の同じ日に、茶箱を楽しんで記事にしていました。

どうやら、残暑厳しいこの時期、茶箱でもという気持ちになるのは、同じようです。

お互いに二点前ずつ。
「色紙点」で、拝見有りと無しを分担し、
続いて「月点前」の同じように拝見有りと無し。

茶箱の中でもなかなか手続きが多くて、気合のいるお点前ですが、
それだけやってみると楽しいお点前ですね。

私の友人に長く表千家をなさっている方がいます。
茶箱のお点前ははあるのですが、ほとんどお稽古をなさったことがないと。
ですから、私のところで茶箱を楽しみたいと言われたことがあります。
いつでも時間が取れたらぜひと思っているのですが。

そんな折、先日表千家をなさっている方から、
「茶箱をおしえていただきたいのですが」という問い合わせがありました。
友人と同じようなお気持ちなのでしょうか。

御所籠を使っての色紙点てなど、道具も眺めているだけでウキウキしますし、
それに茶箱を知っていたら、
また生活の中でお茶を楽しむ機会が増えそうですものね。

来年のお茶会は茶箱点前をと考えていますので、
これからは、稽古での茶箱三昧も増えそうです。



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親子水入らずで

2014年08月18日 | お茶三昧


小学四年生の男の子がお稽古を始めて二か月目。
割り稽古を一生懸命頑張っています。


ちょっと小柄の四年生。
腰に、帯代わりの紐を結んで身支度です。
長い時間最後まできちんと頑張れるいい子ですよ。

「○○君セット」を準備してくださいというと、
お盆に道具を乗せて持ってきて、膝の前にちゃんと置きます。
まだかわいらしい手ですので、お茶碗は茶箱用の小さ目のものです。
帛紗捌きも、なかなか帛紗が手の中で自由になりません。
でも二か月目に入り、ずいぶん上手になりました。

一緒に稽古に通うお父さんも、平点前を習得中。
お父さんは中学生の頃少し稽古をしたというので、先輩ということになりますからね、
そばで見ていて、何かと息子の様子が気になるようです。
大丈夫かしら、自分の稽古に集中できているでしょうか。

今日は夏休みの予定が詰まっていて、なかなか稽古日が取れないということで、
空いている日を見つけて特別にお二人だけに稽古の時間を取りましたが、
夏休み中ということで、そこにもう一人、一年生の妹さんが加わり、
親子三人の水入らずのお茶と相成りました。。

お父さんのお茶を子供が頂き、子供のお茶をお父さんが飲んで、
何ともほのぼのとした時間でしたよ。
ついつい私も一点前楽しんでしまいました。

さあ夏休みの絵日記の材料になったかな。
お盆が過ぎると夏休みもそろそろ終わってしまいますね。

私の夏の思い出作りはもう少し先になります。
それまで稽古とお茶会の準備に精を出さなくては。




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茶人にあるまじき

2014年08月17日 | 日記


ゴマペーストを塗ったおいしそうなパン・・
ではありません。
ただの焦がしたトーストです。
これで、ガスグリルでトーストを焼くようになって二度目の失敗です。
前にも話題にしたと思いますが。
あまりに見事な焦げ具合に、記念撮影してしまいました。

ガスでトーストを焼くと本当に速いですよ。
冷凍の食パンで、片面一分ずつです。
タイマーをセットしますが、けしてそばを離れてはいけません。
今日は魔が差したのですね。
テレビにふと目が行って、「何々・・」と見入っているうちにこれでした。

全く茶人にあるまじき失敗です。


ところで茶人とは、

「自然を愛し、風雅を愛でて、侘び寂びに通じていて、
もてなし上手で、他人への思いやりが深い。
美を見極めるセンスを持ち、控えめで、すべてを受け入れる懐の広さがある。
そして、整理整頓にたけていて、無駄な動きがない。
いつも沈着冷静で、決して慌てない・・・」

ということだったら、私は茶人になるのは無理のようですね。
一歩でも近づけるように努力しますから、
たまにはトーストを焦がしても良い・・という項目を入れてくださいませ。



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左沢線の柏倉家

2014年08月16日 | 日記

新しい薬缶で早速お湯を沸かしてして、
まずはコーヒーを淹れて飲みました。
UFOの様な省エネタイプです。

お盆中は一人二人のお稽古をのんびりししながら過ごしています。
お盆休みだから、ゆっくりお稽古できるという方もいらっしゃるのですよ。
その代りみっちりとしごいて?差し上げていますが。

先日BSの番組で、「左沢線」が取り上げられていました。
そこで紹介された「柏倉家」は、
私の友人の叔母様が現在当主としてお守になっていらっしゃる家です。
放送が決まった時に、
「時間があったらみてくださいね」と連絡がありました。

以前から、柏倉家のお話は伺っていました。
文化財として残すことを使命に、守っていく大変さを聞いていましたので、
放映された映像をじっくりと見させていただきましたが、
本当にあのような古い大きな家を守り続けることは、さぞかし大変なことと。
個人だけの力ではとても無理ですね。

映像にはその時期でないので映りませんでしたが、
春には古くから伝わるお雛様が飾られると聞きました。
ご先祖の柏倉九左エ門さんは京都から移り住んだ方ということで、
京風の生活様式を受け継いでいるそうです。

左沢線の旅もなかなか楽しそうです。
ちなみに私の父方の祖母は山形の出なのですよ。
若いころ連れられて行ったことがあります。
なんとなく自分の遠いルーツの郷ということだけで、
懐かしく感じるのも面白いですね。
最近は関西方面の旅ばかり。
東北の旅に心を動かされた番組でした。

このようなサイトを見つけました。
覗いてみてください。
柏倉九左エ門家住宅



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これからは一生物を

2014年08月14日 | 日記

「やまかつら」( 松江 彩雲堂製)


「これうちにありました~」
炭手前に使う座箒を見て叫んだ方が。
「何に使うかわからなかったのですててしまいました。」
「あら、もったいない!」
今度は私が叫んでしまいました。
「お茶碗も気にいっものだけ取っておいて、箱は邪魔なので捨てました・・」

う~ん、潔い断捨離をしてしまったのですね。
身内の方がお持ちだったお茶道具も、
お茶をしていない方にはただのゴミにしか過ぎなかったのですね。
その方、「お茶を始めるのが三年遅かったです・・」と嘆くことしきりでした。

でも私が羽箒を必要になったのは、お茶を初めて何十年もたって、
本格的に教えるようになってからです。
そして思い切って手に入れたのですから、必要になるまでなくても困りませんし、
どうしても必要になったら手に入れればよいのですよね。
もしかしたらどこからからいただけるなんてことも無きにしも非ずですから。

最近、お湯を沸かす「やかん」が少しあやしくなってきました。
微妙に漏るような。
10年ほど前に手に入れた笛付ケトルです。
ケトルというにはあまりにも粗末な、間に合わせですが、それでも10年使いました。

さあそろそろ取り替え時と、一つ手に入れることにしました。
今度は一生使えるものを買おうと心に決めて。
一生といっても、長くて20年くらいと。
いやもしかしたら、40年かもしれないけれど…
とにかくこれからはライフスタイルに合わせて、
長く使えるものを吟味して買おうと思っていますので、
色々と使った人の評判などをチェックして、決めました。
これをレビューというのですね。
時々ネットで買い物をすると、書きませんかとメールが来たりしますが。
とても丁寧なレビーを読んで、感心しました。
こんなに詳しく教えてくれるなんて、なんと親切な人でしょう、
いやもしかしたら、製造元の回し者かもと思うくらいでした。

いざ調べてみるとそんなに高い値段ではないのですね。
先日このくらいは仕方がないと買ったお茶道具(建水)の値の十分の一にもなりません。
これならもっと早く決行すればよかったです。
( 最近お茶道具のために、生活を切りつめているなと実感です)
早速決めて手配しました。

一生物になるように丁寧に使わなくてはね。





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蝉に見えるかしら・・蝉結び

2014年08月12日 | お茶三昧


帛紗を蝉結びにして、飾ってみました。
蝉らしくなるのにはちょっと練習がいりますが、
結び方は簡単です。
あまり重い立派な帛紗ですると結びにくいですよ。

どちら向きに飾るかというと、生き物ですから、
自分の方を向けたほうがいいですね。
止まっている姿とは違いますが。



棚の柱に結ぶとこんな感じです。



柱の細い棚でないと結べませんね。

蝉しぐれを聞きながら、遊んでみましょう。



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「おとづれ」に想う

2014年08月11日 | お茶三昧

「水まんじゅう」(花園饅頭製)


台風の通過した一日、冷たいお菓子をいただきながらの稽古でした。

「『おとづれ』とは何がおとづれることですか?」
そんな質問が。
「立秋を過ぎた今なら、そろそろ秋のおとづれでしょうね。」
「ああ・・そうですか。私はまたお盆で故郷に帰ってきたというおとづれかなと」
なるほど、そんなおとづれも良いかもしれません。

使う時期によって、おとづれもいろいろでしょう。
春のおとづれあり、夏のおとづれあり。
何を感じて、何を見て、季節のおとづれを感じるのでしょうか。
「ツバメ」「雁」「ウグイス」
「白雲」「虫の声」「風」
そういえば、男性の方が「風一陣」と。
いかにも男性らしい秋のおとづれですね。
お盆におとづれた人にも、季節が、時が感じられます。

「おとづれ」は、
人さまざまに響く言葉かもしれません。

しかし、台風のおとづれだけはあまり歓迎しませんが。
九月にかけて「野分」などという銘を使ったりしますが、
あまりビックなのは困りますね。

嬉しいおとづれは懐かしい人の久々の消息。




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初めは理解できないから

2014年08月10日 | お茶三昧


今週は高取の平水指を用意して、
「長板二つ置」のお点前をしていただいています。

割り蓋が水指の中に落ちないように、
慎重に蓋を開ける所作が楽しいですね。

長板は、棚のような、棚でないような、
そんなお点前に感じる人が多いようです。

蓋置は竹を使います。
湯返しをします。
でも柄杓や蓋置を飾り残しません。
湯返しは飾るためと覚えていたり、棚を使うからと覚えていたりすると、
どうしてかなと思われるようですね。
棚によってはも湯返しをしないこともあるし、
飾らなくても湯返しをすることもあります。

それは湯返しをする本当の意味が分かっていないからなのですね。
それは≪水指≫に隠れています。
でもそういうことはは、稽古を始めたばかりの時は、
説明を聞いてもてもよくわからないのです。
だから教えるほうもひとまず、
「棚~飾る~湯返し」と覚えてもらうということになるのです。

点前を一通りこなして、いろいろな道具に触れて、
初めて説明を理解できるということがお茶にはたくさんあります。
それはお茶の点前の始まりが、真のお点前にさかのぼるからなのですね。

日々の侘び茶に身を置く楽しみと、
点前を積んで本当の意味を見つける嬉しさと、
私にとっては何時までやっても尽きない泉です。




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ブルーベリーな朝

2014年08月08日 | 日記


摘みたてのブルーベリーと、手作りのジャムを頂きました。
早速今朝はブルーベリー尽くしです。

新鮮な実は毎日欠かさないスムージーの中に、
ジャムはヨーグルトのトッピングに、そしてパンにも塗ってたっぷりと味わってみました。
ブルーベリーは目に良いといいますが、即効性はあっても、持続性はないとか。
以前、ご主人がパイロットという友人から、
目の検査の前にはたくさんブルーベリーを食べて臨むという話を聞きましたっけ。
持続性がないということは毎日食べなくてはいけないということですね。
サプリもありますが、それでは味気ないので、
普段は冷凍のブルーベリーを毎日ヨーグルトと一緒に摂っています。
願ってもないいただきものにブルーベリーな朝を優雅に楽しんでいます。


「みぞれ羹」(両口屋是清製)

さて、挨拶は「暑いですね」という言葉しか出ない毎日ですね。
今が今年一番の暑さという情報を信じてすがりつつ、
これを越えれば少しは楽にと、夏休みも取らずに稽古に励んでいます。
夏休みは皆さんそれぞれの予定で自主的に取られますが、
でもほとんどの皆さんが休まずにいらっしゃいますから、感心してしまいます。

例年は涼しい場所に皆で集まって、
クールシェアーよろしく、花月勉強会などするのですが、
今年はお茶会も近づきましたので、そのための準備となりました。

暑さのせいではないでしょうが、
着物を着るときも、「あっ裾除け巻いて無い」とか、「帯板を忘れた」とか・・
何か一つ必ず忘れて、やり直しなんてことをして、ますます余計な汗を。
立秋も過ぎて、暦は秋ですね。
お茶杓の銘に「おとづれ」などとつけて、少し涼しさを呼んでいます。




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