社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

アルジェリア人質殺害事件、フェミニズムが世界戦争を誘発する

2013-01-24 13:42:42 | 事件、事故

 アルジェリアの人質殺害事件は大きな衝撃だったのは言うまでもない。亡くなった日揮の社員はじめその関係者の方々はさぞかし無念のことだろう。だが痛ましい思いが一過性のものに終ってしまっては意味がない。何故このような事件が起きるのか。その背景には何が存在するのか。今後このような事件を防ぐにはどうすれば良いのか。それらを考察しなければならない。

 世界情勢というのは非常に複雑で、特に中東やアフリカでは常に戦争状態といっても過言ではない。今回事件を起こした武装勢力はイスラム系の一派と思われるが、彼らも決して闇雲に攻撃しているわけではない。その背景には延々と続く紛争の歴史がある。

 この紛争の歴史については私も詳しくないのでここで解説することは出来ないが、これらはフェミニズムの歴史と何らかの関連があるのではないだろうか。

 イスラムとフェミニズムを複合検索すると、フェミニズムはイスラムの表面的な部分、例えば女性が外出の時は顔を隠さなければならないなど一部だけを見て批判しているというのが大体わかる。しかしイスラムには女性を守るという理念がちゃんと存在し、決して女性差別ではないのだ。

 しかしフェミニズムは全世界を女性権力で制覇しようという実に貪欲な野心がある。従って、イスラムだろうがキリストだろうが仏教だろうが、全ての宗教を男尊女卑の歴史と決め付け、伝統や慣習を次々と作り変えている。しかしそこには宗教のような確固たる信念など存在せず、その時々において権力を持つ女達が快適に過ごせればそれでいいということと、男性達に対する偏見と弾圧しか存在しない。つまり差別思想というなら、フェミニズムこそが世界最悪の差別思想なのだ。

 こうした差別思想が世界中に蔓延し、それが様々な軋轢を発生させている。パキスタンの15歳少女が昨年、イスラム武装勢力に銃撃されたのもフェミニズムに対する反発の一つだと考えられる。この事件は女子教育の権利を主張する内容をブログ記載した少女がイスラム武装勢力に銃撃されたというものだ。少女は一時重体となったが現在は快方に向かっている。

 この事件も、決して少女だけが邪魔だから狙い撃ちされたということではない。その背景に存在するフェミニズムの男性弾圧に対する抗議行動の一環と考えられる。女性の権利向上と常々主張するフェミニズムの裏側には、必ず男性の権利剥奪という不純な動機が隠されているからだ。それが証拠に、フェミニズムによって男性が幸福になったという話は聞いたことがない。それどころか貧困や、結婚などの性愛生活が出来ないなど生命体として当たり前に行われるはずのことが奪われる男性が増加していくのみだ。

 イスラムなどの武装勢力とフェミニズム批判が直接的に関連しているとは言い難い。しかしフェミニズムが紛争の火種になっていることは明らかであり、こうした女性権力が世界に蔓延すればするほど、世界情勢は悪化し、武力闘争も広がっていくだろう。


・【正論】東京大学准教授・池内恵(いけうち さとし) 人質事件が警告するサヘルの闇 2013/01/24 03:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/624559/

 アルジェリア南部イナメナスの天然ガス・プラントで16日に起きた襲撃・人質事件は、アフリカのサヘル地帯にグローバルなジハード組織の活動拠点と標的が成立していることを浮き彫りにした。

 ≪フランスの危機感正しかった≫

 事件に先立つ11日、フランスは国連安保理決議の下、西アフリカ諸国とともに、アルジェリアの隣国マリに軍部隊を派遣し、マリ北部を占領しているジハード組織の撃退を試みていた。今回の犯行グループもマリ北部の拠点から越境してきたとみられ、そこに、グローバルなテロリズムの拠点が構成されかけていることになる。「このままではマリがアフリカの『アフガニスタン』になってしまう」というフランスの危機意識が正しかったことが証明された形だ。

 問題の根幹には、アルジェリア南部とマリ北部を中心にしたサヘル地帯の治安の悪化・無法地帯化がある。サヘルとは、サハラ砂漠を中核にして、北アフリカ、西アフリカ、中部アフリカ、北東アフリカにまたがる広大なエリアであり、アフリカ大陸の中央部を東西に横断している。西から列挙すると、セネガル、モーリタニア、マリ、アルジェリア、ニジェール、ナイジェリア、チャド、スーダン、エリトリアの領土が、部分的にサヘル地帯と重なっている。

 いずれの国にとっても辺境であり、人口過疎の乾燥地帯であるため、もともと中央政府の統制や国境管理が及びにくい。サハラ以南のアフリカの黒人の諸民族とも北アフリカのアラブ人とも異なる、ベルベル人系のトゥアレグ諸部族が多く住んでいることから、民族問題をも潜在的に抱えている。

 ≪政情不安の中で聖戦主義浸透≫

 文明史的、地政学的に重要なのは、サヘル地帯がイスラーム世界とブラック・アフリカとの接点に位置していることである。そこから、イスラーム教徒と非イスラーム教徒のコミュニティー間の紛争・摩擦がしばしば生じてきた。

 近年、イスラーム教の支配を世界に広げようとするジハード(聖戦)主義者が、そうしたサヘル地帯の諸国の政情不安定に乗じて、一帯をジハードの「最前線」と認識して国外から流入し、現地のイスラーム過激派と提携して勢力を広げている。代表的なのが、アルジェリアに拠点を置いていた「イスラーム・マグレブのアル=カーイダ組織(AQIM)」であり、AQIMは、マリに第二の拠点を構築して「聖域」としてきた。

 そこに、「アラブの春」の影響が及んで地域一帯の構図が一気に流動化した。リビアのカダフィ政権に傭兵として雇われていたトゥアレグ人などのサヘル地帯出身者が政権が崩壊して後、マリをはじめとするサヘル諸国に帰国し、高度な武器を大量にもたらした。

 昨年1月には、リビア帰還兵を中心とするトゥアレグ人反政府勢力のアザワド民族解放運動(MNLA)が、マリ北部で武装蜂起した。5月までには、反政府勢力の主導権がマリ土着のイスラーム過激派のアンサール・ディーンに移り、ここに、多国籍のAQIMが加わって、マリ北部の領域支配を進め、イスラーム法の厳格な施行と異教徒の迫害を行ってきた。

 マリの情勢は、1996年から2001年までイスラーム原理主義武装組織、ターリバーンによる体制がアフガニスタンを支配し、国内にアル=カーイダなど国外のジハード組織を受け入れて、グローバルな活動の拠点・聖域を与えたときと極めて似てきている。

 ≪多要因のテロに総合的対応を≫

 今回の事件で犯行声明を出しているムフタール・ベルムフタール司令官はアルジェリア人で、90年代初頭にアフガニスタンでジハードの訓練を受けた後、故国に戻って、反政府軍事闘争に参加した。その後、AQIMの前身となる組織で幹部となり、マリに拠点を形成する際に主要な役割を担った。トゥアレグ人の有力者と姻戚関係を結ぶことで、庇護(ひご)と行動の自由を得て、欧米人の誘拐と身代金奪取、麻薬密売ルートの一環を担うなどして、莫大な活動資金を得たものとみられる。

 ただし、同司令官は現在はAQIMの本体とは疎遠となり、分派組織を指揮しているとされる。身代金や密輸で得た資金の分け前をめぐる仲違(なかたが)いや、当面の攻撃目標の選定をめぐる意見の相違などが分離の原因として考えられる。

 そのため、現在マリ北部を支配する勢力が直接起こしたというよりは、フランスの介入で緊張が高まった機に便乗して分派組織がジハードを行い、主導権を取り戻そうとする意図が透けて見える。

 今回の事件は、(1)イスラーム世界南端でのジハード活動という文明史的に持続した事象の一環(2)サヘル諸国の政情不安が温床(3)「アラブの春」によるカダフィ政権崩壊がもたらした武器・戦闘員の大量流入を直接の引き金としたマリ北部の混乱の余波(4)一帯に勢力を築いていた国際ジハード勢力の一派による威信や身代金、ジハード諸組織内での主導権獲得狙い-など複数要因が重なって生じたものであり、類似のテロの押さえ込みには総合的対応が求められる。(いけうち さとし)


<その他のニュース>
・浅田舞 キム・ヨナ最高得点を批判しスケート連盟に叱られる
http://www.news-postseven.com/archives/20130123_167339.html

 妹を思う姉心からなのか、それとも同じスケーターとしての正直な感想か。浅田真央の姉で、現在はスポーツコメンテーターとしても活躍している浅田舞(24)の発言が波紋を呼んでいる。

 問題の発言が飛び出したのは、1月13日に放映されたテレビ番組『フィギュア最強日本勢 新年の誓いSP』(テレビ東京系)に出演したときのことだった。

 昨年12月に復帰初戦で今シーズン世界最高得点を出したキム・ヨナの演技について聞かれた舞は、苦笑気味にこうコメントしたのだ。

「いや、もう正直わからないです。何であんなに点数が出てるのか」「審査員が好きなんですかね」

 このジャッジ批判ともとれる発言に、視聴者からは「よくいった!」と賞賛の声も上がった。しかし、この発言が問題だと考える人も少なくない。スポーツライターのひとりが語る。

「転倒などのミスは確かにありましたが、他の選手が跳ばない難しいジャンプは跳んでいる。そういう所で転倒分を補っているともいえるので、点数については客観的に論証しなければいけなかったと思います」

 そもそもこの番組は、キム・ヨナの演技を「ジャンプ失敗なんのその、早速飛び出たキム・ヨナクオリティ」「で、今シーズン世界最高得点。不思議な強さはどこまで続く?」と痛烈なナレーションで紹介。舞も“その場の雰囲気”に流されたのだろうか。

 さすがにまずいと思ったか、最後は「この問題はノーコメントにしておいたほうが……」とフォローした舞だが、時、既に遅し。

「論拠無しにジャッジへの批判を公言するのはタブーです。後日、本人は日本スケート連盟の関係者からきついお叱りを受けたそうです」(スポーツ紙記者)
※週刊ポスト2013年2月1日号


・「ヨナは転んでも高得点…理解できない」浅田舞のTV発言が韓国で物議に韓フルタイム2013年01月15日09時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/7314162/

 バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ選手が出す高得点について、疑問を呈した浅田舞の発言が、韓国で大きな物議をかもしている。

 テレビ東京は13日放送の「ソチ五輪まで待てない!最強日本フィギュア陣・新年の誓いスペシャル」で、2014年に開催されるソチ冬季五輪について特集し、浅田真央の姉である浅田舞、植松晃士、森泉らがゲスト出演した。

 メダルを予想するコーナーでは、昨年12月に実戦復帰したキム・ヨナ選手について紹介。キム選手はバンクーバー五輪後に20カ月あまり休息したが、復帰戦となったNRW杯、今年1月の韓国選手権で、共に200点超えという驚異的な点数を叩き出している。番組では、“五輪連覇”という夢に向かい、着々と歩みを進めているキム選手の姿を伝えるものと思われた。

 しかし番組は、復帰戦でミスを連発しているVTRを流し、ナレーションは「さっそく飛び出たキムヨナクオリティー! (尻もちをつくシーン)これで今シーズン世界最高得点! 不思議な強さはどこまで続く?」と皮肉っぽく放送。実際、キム選手は最近の2試合で転倒やジャンプミスを連発しているため、番組は何度失敗しても200点超えという高い点数が付くことを疑問視した。

 スタジオに画面が切り替わると、植松は「ヨナさん? ヨナさんってどうしてあんなに点数が…いいの?」と質問。すると浅田は「いやぁ、正直、分からないです。選手をやってたんですけど、見ても…なんでなんですかね。審査員が好きなんですかね」と不思議そうに答えた。植松が「え!そういうこと!」と驚くと、浅田は「分からないです。この問題はノーコメントにしておいた方がいいかもしれないです」と返し、言葉を濁した。

 この発言は、韓国で大きな波紋を呼んだ。韓国メディア「ヘラルド経済」は、番組ではヨナが失敗するシーンが繰り返し流れるなど悪意のある編集だったと指摘し、番組自体を強く批判。ネット上には「気は確かなの?」「妹の顔に泥を塗った」「見る目が無いね」「海外審判が韓国選手に高い点数を付ける理由はないよ。むしろ日本寄り」などのコメントが溢れ、浅田舞の発言に反発した。


・医療専門学校生、まさかのツイート「佐藤寿人のカルテ見た」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130122-OHT1T00152.htm

 広島市中区のトリニティカレッジ広島医療福祉専門学校に通う2年の女子学生(20)が、J1サンフレッチェ広島の日本代表FW佐藤寿人(30)のカルテを研修先の病院で見たなどと、短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み、削除していたことが22日、分かった。同校は学生を処分し、ホームページにおわびを掲載した。

 同校によれば、女子学生は16日午後6時45分ごろ、ツイッターに「佐藤寿人のカルテみてみた」「住所とか電話番号とか」「さすがに携番はなかったけど」などと投稿。カルテの内容には触れていなかったが、インターネット上で投稿に対する批判的な書き込みが殺到していることに気づき、自ら病院と学校に報告した。

 女子学生は同病院に4月から医療事務員として就職することが内定しており、昨秋から研修中。「申し訳ないことをした」と反省し、ツイッターのアカウントを自ら削除した。学校は患者の名前を無断で公開するのは守秘義務違反だとして、学生を処分。処分の内容は明らかにしていない。

 サンフレッチェには学校と病院の関係者が訪れて謝罪。女子学生は病院にも謝罪し、内定を辞退した。同校の船橋孝昭校長は「医療人としてあるまじき行為であり、今後このようなことが繰り返されないよう、学校を挙げて再発防止を徹底してまいります」とコメントしている。