社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

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マスコミ批判は麻生首相の大きな功績 --国会予算委での新聞批判--

2009-02-28 22:01:52 | ネット媒体

 「偏っている新聞記事は多いと思っているので、それを鵜呑み(うのみ)にしちゃいかんと自戒している」。内閣支持率が低迷する中での首相のマスコミ批判とも取れるこの言葉は国民にどう響くだろうか。

・「偏っている記事多い」=予算委で新聞批判-麻生首相
2月27日12時19分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000084-jij-pol
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009022700444
 
・首相「署名記事読む」 新聞読まない公言で 2009/02/27 19:19更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/226570/

 麻生首相のこの言葉は、27日の衆院予算委員会で、「新聞を読まない」と公言している首相に関して、民主党の逢坂誠二氏が「一国のリーダーが『新聞を読まない』と公言することはあっていいのか」という質問に対して答えたものだ。

 また首相は、「責任者の名前が載っている記事は名前を見て読むようにしている」、更に署名のない記事に関しては「見出しを眺めるぐらいはするが、自分のことが書いてあるとだいたい違うので読まない」とも語った。

 この報道を受けて、ネット世論では麻生首相の発言を評価するコメントが主流だ。それらの多くは首相が新聞をあまり読まないことに対するコメントというより、専ら(もっぱら)マスコミ批判となっている。

 マスコミ批判に関しては、本ブログの過去の論考でも西川京子議員のコメントを紹介した通りだが、まだ多くの庶民はマスコミの欺瞞には気付いていないと思う。だが、今回現職の首相が、しかも国会内でマスコミ批判をしたというのは非常に大きな意味があるのではないだろうか。

 今後、マスコミがどんな報道姿勢を貫くのかも注目だが、ネット利用者もネットから離れている人達などに対してマスコミの実態を知らせるのに丁度良い機会なのかも知れない。これまでにもマスコミを批判したいと思っていた大臣は多かっただろうが、それはいわばコロンブスの卵の如く最初に行うのは難しいことだった。しかし今回を機に議員などから次々とマスコミ批判が噴出すると面白いのではないだろうか。

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