社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女性の反応でわかる「純潔度」 --台湾ミスコン女性自殺--

2007-03-08 17:03:07 | 結婚、恋愛

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000022-rcdc-ent&kz=ent

 台湾で、昨年ミスコンに出場した女性が飛び降り自殺した。原因は彼女と交際中の男性が浮気したからということであるが、この件から、台湾と日本とで女性心理にどう違いがあるか、考えてみたい。

 彼女は、相手男性のクレジットカードの明細に覚えのないラブホテル名の記載を発見、その後、彼女は交際相手の部屋で「しどけない姿」の女性を目撃し、悲観して命を絶ったという。

 思うに、彼女は相手男性とは互いに認め合う真剣な恋愛をしていたと自負していたのではないだろうか。当然浮気など全くあり得ない。しかし現実は冷酷なものだった。信じていた筈の彼に心から裏切られてしまった。彼の浮気現場を見せつけられた彼女には、彼とそして浮気相手の女性の双方からまるで集団いじめにでも遭っているかのように感じられたのではないだろうか。

 もしこれが、貞操意識も純愛意識もない遊び女なら何とも感じなかっただろう。逆に浮気現場を証拠として押さえたことで彼に対して高飛車になり、益々支配欲を強めていく結果になるであろう。別れたとしても、高額な慰謝料を請求するなど絶対タダでは済ませない。

 つまり、純潔心の有無により、女性の感じ方は正反対になると考えていいだろう。純潔心が強い女性ほど、相手の浮気にはショックを受けるということだ。

 台湾と日本とで、女性の意識にどの程度の差があるかわからないが、もし日本でこれと同じ事件が起きたとしたら、果たしてどうだろう。今時の女にしては珍しく純粋だと思われたりするのではないだろうか。逆に、多くの男性と交際することが自分磨きだと浮気を正当化する女もいると聞く。またそういう女に限って男の浮気は絶対に許さないものだ。

 何れにしても、失われてしまった命は戻らない。今回の女性は純粋な心を持っていたと思われるだけに、非常に残念でならない。佳人薄命とはまさにこのことなのだろうか。


女の幸せ、人の幸せ、その原点を見直そう ~飯島愛さん引退~

2007-03-05 20:12:07 | 結婚、恋愛

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000019-spn-ent

 タレントの飯島愛さんが今年3月末で引退するという。体調不良で芸能活動が困難という理由が有力視されているが、様々な憶測が飛び交っている。

 飯島さんは14歳の時に家出、その後妊娠中絶をするなど乱れた生活が続いたという。数年前には自らの半生を描いた自伝本「プラトニック・セックス」を出版するなど、執筆活動も行っていた。

 自伝本を出版した時、彼女は自分の過去を全て清算し、新しい自分の幸せを見つけたいという意識があるのではないかと私には感じられた。実際、テレビのトーク番組などで結婚したいと口に出していたこともある。

 彼女自身、結婚して幸せになりたいとは思っても、自分の過去をこのままでは誰にも理解してもらえないだろう、そういう思いがあったのだと思う。それが自伝本の出版に繋がったのではないだろうか。

 今回の引退と結婚とが関係あるかどうかはわからない。しかし彼女自身、自分の人生に何らかのけじめをつけたいという気持ちはあるのだと思う。その一つが自伝本の出版と、そして今回の引退なのではないだろうか。

 彼女は人間としての教養は決して低くないと私は思う。自由だ、権利だ、自分らしさだなどと、身勝手を正当化する今時の自己中女性とは大違いだ。彼女の将来に期待したい。

*** 掲載日変更のお詫び ***
 今回は3/6(火)に掲載予定でしたが、都合により、
本日3/5(月)掲載とさせて頂きました。御了承下さい。
 次回は3/8(木)の予定です。


「男性優遇」感じる女性こそ女性優遇に気付いていない

2007-03-02 16:55:09 | Weblog

 和歌山県が実施した男女共同参画に関する県民意識調査で、「男性の方が優遇されている」と感じている人が全体の6割を超すという結果が出た。

社会で「男性優遇」6割超 県民意識調査(和歌山)
http://www.sankei.co.jp/chiho/wakayama/070228/wky070228000.htm

 そもそも男女共同参画そのものに異論が出ているわけで、結果の出し方も恣意的であるのは今更言うまでもないことだが、簡単に言えることは、この手の調査では回答率がそもそも低いという点にある。

 今回の調査では、県在住の20歳以上の男女3000人に調査票を郵送し、1225人から回答を得た。回収率は40.8%だったという。逆に半数以上が未回答ということは、これらの人達は、男女共同参画の必要性を全く感じていないということも言えるわけだ。むしろ税金の無駄遣いだと思っているかも知れない。

 また、回答の導き方にも作為的なところがある。「男性が非常に優遇されている」「どちらかというと優遇されている」と回答したのは計64.7%に上ったということだが、「どちらかというと優遇」と言った曖昧な表現を使うことにより少しでも男性優遇の結果を出したいという意図が見え見えである。

 そして、この手の調査は、全く無作為に調査対象者が選ばれているかどうかが疑問である。調査対象に何らかのフェミニズム関連の息のかかった人が沢山含まれていれば、回答は幾らでも捏造出来てしまうのだ。

 更に、優遇と感じるか、不遇と感じるか、それ自体が人それぞれの心掛けで全く見方は変わってしまうということだ。

 例えば、我々が水道の蛇口をひねれば必ず水が出る。しかし、砂漠地方の人なら水は大変貴重なものと感じている筈だ。彼らから見れば我々は極めて贅沢な水の使い方をしていると思えるだろう。

 だが、我々が砂漠地方の人と比べ恵まれているかと感じるかと言えば恐らく答えはノーだろう。逆に日本では石油が採れないのに砂漠地方の国々では石油が採れて羨ましいと思うのではないだろうか。

 このように、恵まれている立場の者にとっては、案外自分の立場を認識出来ないものなのだ。隣の芝生は青く見えるということだ。

*** 休載のお知らせ ***
 3/4(日)は休載とさせて頂きます。御了承下さい。
 次回は、3/6(火)の予定です。