社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

虚飾の「情」に訴えるフェミ論法に惑わされるな2 --離婚後300日以内の嫡出推定(民法772条)--

2007-03-30 17:42:31 | 家庭、教育

 離婚後300日以内に生まれた子が前夫の子となる「嫡出推定」の規定(民法772条)を巡っては様々な議論がなされているというのは以前にも紹介した通りだが、ある反フェミ系掲示板では改正賛成派の勢力が強まっている。

 本来、反フェミ系掲示板で賛成派(フェミ)の論調が優勢になることは考えにくいのだが、何故かこの民法772条の件ではちょっと形勢が違う。

 賛成派の論調というのは、たとえごく少数でも、法改正によって救われる人が存在するなら良いではないかというものだが、これは本ブログで以前指摘した通り、何の正当な根拠にもならない。

 ところが、その賛成派の論調では、背景にフェミニズムが根ざしているから危険だという反フェミ側の判断が、そもそも情緒の欠けた子供の考えだといった主張をしている。

 では一体どういう人が大人なのかという議論にもなるだろう。更に大人と子供で優劣は果たしてあるのか、あるならどちらが優位なのかということにまで議論が発展してしまうだろう。

 何れにせよ、今回の反フェミ系掲示板でのやり取りは、決して反フェミ側にとってはプラスにならないだろう。まさに敵に塩を送るような論調を絶対に優勢にしてはいけない。

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