http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000407-yom-int
従軍慰安婦を巡る議論が活発になっている。この件について私はあまり詳しくはないのだが、概ね次のような議論だと感じている。
・そもそも慰安婦という名の売春婦が存在したのか。
・仮にあったとして、女性の強制連行はあったのか。
・慰安婦を認め謝罪した「河野談話」は正しいのか。
・補償は適切に行われたのか、或いはその必要があるのか。
こうした歴史認識というのは、時の政治勢力によって捻じ曲げられることが往々にして存在する。またこれらが外交において自国に有利に進めるための所謂「外交カード」として利用されることも多い。
従って、歴史というのは、事実をそのまま書き連ねたものではないということにもなってしまう。歴史は時の権力によって作られたものなのだ。中国や北朝鮮の反日教育や、米国下院の対日批判決議案、それにアジア女性基金や国際女性法廷などの活動を見ていると、各国の外交的な思惑或いは各思想権力が見え隠れする。これでは既に何が真実なのかわからなくなってしまう。
本来大切なのは、「ありのままの歴史」を明らかにすることではないだろうか。
<参考>
・ワシントン・ポスト報道紹介☆トルコの<米下院の決議>批判に学べ
http://blog.mag2.com/m/log/0000109683/108348912.html
・河野談話を擁護する朝日新聞社説の破綻
http://blog.mag2.com/m/log/0000109683/108337392.html