神戸市北区の高2男子殺害事件の捜査が難航しているのか、情報が小出しにされているようだ。そのためか、ネット上でも様々な憶測が飛び交っている。果たしてこの事件の真相は、そして飛び交うネット世論は社会に何を語りかけようとしているのだろうか。
これまでネット上の一般コメントやニュース報道を総合して簡単に説明すると、殺害された堤将太さんとその交際相手の中3女子は、地元の非行仲間で、頻繁に夜遅く犯行現場付近の自販機前で屯(たむろ)していて、地元住民からうるさいとトラブルになっていたらしい。近くにはコンビニがあったのだが、トラブルの影響で閉店してしまったという報告もある。
また、非行仲間のうち2人程が別件で警察に逮捕されているという。恐らく殺害事件についても聞かれていることは間違いない。
また、堤さんの交際相手の中3女子に関する噂がネット上では特に盛んだ。どんな世界でも女は華なのかという気もするが、この中3女子が事件に関与しているのではないかという意見が結構多い。何故すぐに警察や救急車を呼ばなかったのかというのが彼女への風当たりを悪くしているようだ。但し、ヤフーのコメント欄のようにコメントに対する投票が出来るところでは、中3女子を疑う意見には反対投票も多い。恐らくフェミ系のネット工作員による組織的に投票だろう。連中は女性を悪く言う意見には全て反対投票をし、男性を悪く言う意見には全て賛成投票をする。
この中3女子に関する噂はそれだけではない。何らかの事情で両親から離れ、祖母に育てられていたというが、そのせいか、素行も次第に悪化し、非行仲間に入っていったようだ。ある時には、殺害された堤さんと性交渉をしているところを祖母に見つかり、堤さんと共に病院に連れて行かれ妊娠の可能性がないか検査を受けたという。
しかし、その件に関して、中3女子は祖母に対する怒りを自身のブログでぶちまけている。それは彼女の友人が宛てたコメントの中で、「常々ブログで自分の祖母に向かって『死ね』とか『殺す』とか書いてたんでしょ?」という件でも見当が付く。
また、中3女子には元彼がいて、その彼も亡くなっているとか、中絶の経験があるなど、噂が新たな噂を呼んでいる。但しそれらの真偽については全く不明である。
では、こうしたネット世論が噴出する背景とは何だろうか。勿論原因はフェミニズムだと言えば話は簡単なのだが、フェミニズムが女性ばかりに自由と権利を正当化することにより、堕落した女性が増えたということが言えるのだと思う。清純で結婚まで貞操を守り、良妻賢母になる女性が普通であれば、今回の中3女子についてもここまで批判されることはなかっただろうし、よもや事件に関わっているかも知れないとは誰も想像しないだろう。
更に、村木厚子元局長や、爪剥がし事件の看護婦など女の被告ばかりに相次いで無罪判決が出ていることも女性に対する反感を助長していると言えるだろう。真実は勿論不明である。しかしフェミニズムの権力が社会の隅々にまで及んでいる現状、全く無関係とは考えにくい。
今や女性は大切にされる価値のある存在ではなくなってきていると思う。中高生の頃からあっさり処女を捨ててしまう女もいれば、何人もの男性を手玉に取り、金をむしり取るだけの意地汚い女もいる。こうした女達の愚行を日頃から見せ付けられていることが、女性全体の評価を悪くし、今回の事件に関する世論の背景になっているのだろう。更には痴漢はじめとする性的行動も、果たして犯罪とするのが妥当と言えるのかという声が出てきても無理はないだろう。
そんな堕落した女性を多産する根源であるフェミニズムが、性の撲滅を図ろうというのだから、全くもって矛盾している。性とはそもそも生態系の維持のために必要なこと。本来なら性欲支援を社会全体で行うのが自然に即した政策になるはずだ。勿論結婚しない女性など許されない。一部の非行的な者や強かな者ばかりが性欲に溢れ、真面目な者は性を遮断されるような社会では、健全な子孫を残していくことは不可能だ。一件の殺人事件からも、様々な教訓が読み取れるような発想力を身に付けたい。