社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

裁判員制度の必要性が強まるのか --福岡市飲酒運転ひき逃げ事故--

2008-01-10 11:38:50 | 事件、事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000038-jij-soci

 甘すぎるのか、妥当なのか、福岡市で平成18年8月に起きた飲酒運転ひき逃げ事故で起訴された元市職員に対し、司法は危険運転致死傷罪を適用しなかった。この判断に、賛否両論が飛び交っている。

 この事故は、飲酒運転をしていた被告の元市職員が追突事故を起こし、追突された車が海に転落、乗っていた子供3人が死亡、両親もけがを負った。被告は事故後逃走し、救助活動には加わらなかったというもの。今回の判決公判では、危険運転致死傷罪が適用されるかどうかが焦点だった。

 今回危険運転致死傷罪が適用されなかった判決に関し、ネット上の世論などでは専ら、刑が軽すぎる、裁判官はおかしい、これでは飲酒運転は減らないなどという批判的な意見が大勢を占めている。一方、専門家の間では、今回の判決を肯定的に捉える意見も見られる。

・3幼児死亡事故判決 「妥当」「世論を無視」分かれる評価 20/01/08 14:32更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/114208/

 だが、ここでふと思うのだが、今回の判決は近々始まる裁判員制度の導入を睨んだものではないかということだ。敢えて世論が納得しない判決を出すことで、裁判員制度の必要性について世論喚起し、円滑に導入しようという魂胆である。

 裁判員制度には様々な問題が指摘されている。そもそも専門知識のない一般人に司法を任せて良いのか、重い刑を下した裁判員が後に自責の念にかられることはないのか、またフェミ女性団体などの偏見で司法が支配されてしまうのではないか、などこれまでにも様々な議論が至る所でされている。

 しかし、今回の様な世論が反感を覚えるような判決を出せば、やはり裁判員制度は必要という判断が支配的になるだろう。そうした戦略的な見通しが権力側にあるのではないだろうか。

 三権分立というのは社会科の授業の中だけで通用する話。現実には内閣府男女共同参画局など強い権力をもつ部局に司法も支配されているようなものだ。裁判は決して公正とは言えない。しかも、権力的なフェミニストなどは、フェミニズムの女性絶対主義を男性裁判官に対し強制する主張や、法科大学院の授業にも徹底的にフェミニズムを押し付ける主張をしているらしい。

 最早この国には、司法制度そのものが存在しないということなのだろうか。

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4 コメント

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裁判員制度大反対 (バルログ)
2008-01-10 20:13:39
最近のマスコミの報道や世間の声を耳にすると罪を
犯した方への重罪論が跋扈していると思う。

所謂これらは法律ではなく「感情論」な訳だが、
特に報道と言う公平な視点で語らなくてはならない
マスコミも大衆心理と同調している点が気になる。

日本人の多くの方が裁判員制度と陪審員制度に違いを
理解している方は少ないと思う。

陪審員制は全員一致で初めて有罪となるが裁判員制
は過半数超えで有罪となってしまう。

陪審員制は全員一致が必要なので冤罪防止に役立つ
事は勿論、「疑わしきは被告の利益に」と言う憲法の
条文に叶っている(現状は今でも叶っていなが・・)

しかし裁判員制では多数決である以上非常に感情論が
入り込む隙があり、疑わしきは被告の利益にと言う
項目が蔑ろにされる可能性が濃厚である。

無論、逮捕=犯人と決め付ける国民性が日本人の
根本にある以上、公正な裁判など無理だと思う。

それと現在でも日本の裁判官は明らかに白を無理矢理
黒にして有罪判決を出し続けている。
素人でマスコミに操作されて来た一般の日本人の事
だから裁判官の言いなりになってしまう事は明らか!

余談であるが日本の裁判員制度は裁判員全員が無罪の
評決を出しても現職の裁判官3人が有罪を唱えた場合
どうやら裁判官の声が採用されるらしい・・・
(ソースがあるので次回に紹介したい)

つまり日本の裁判員制度とは職業裁判官連中の失態を
国民に押し付けようとするのが真の狙いだと感じる。

日弁連も本気で冤罪をなくそうなどとは微塵も思って
ないはずだっ。
今回の裁判員制度も法務省と日弁連の妥協の産物とも
言われている。

本来は法務省と弁護士会は敵対同士でなければ
ならない筈なのだが日本はどうやら仲良しらしい?

更に付け加えるなら多数決制の評決も愚挙であるが
、更に量刑までもが裁判官と裁判員で話し合って
決めると言う。

現在の国民を見ていると重い刑を望む声が非常に
大勢を占めいて、感情論が入る以上現在よりも
重い量刑が下される可能性が濃厚だと感じる。

日本人には受刑者(容疑者も含む)に対しての人権
意識は全くなく、江戸時代のメンタリティーのまま
現在に至る以上更生の可能性まで否定する方々が
多勢を占める可能性が考えられる。

まだまだ問題点は沢山あるが私は「裁判員制度」には
大反対の立場である。

「陪審員制度」なら賛成したい。



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Unknown (2)
2008-01-11 03:49:55
はっきり記憶していませんが
最近やってたクイズ番組の内容で
外国のある国で父親が子供の手を引いて歩いている
交通標識?が
母親と子供に変更された理由を問うものだった

答えは男だと子供を誘拐しているように見えるとのものだった

男は悪で女は性善みたいな考えを浸透させようとする、もう浸透しているような状態、国で
公平な裁判をできるはずが無いと思います
ほぼ確実に男加害者女被害者の裁判は被害者側の望む結果が出やすい、出ることになるでしょう
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Unknown (NO NAME)
2008-01-11 09:24:30
同じ飲酒運転轢き逃げで、岡山の加害女性は数度の不起訴後めでたく(?)時効。

福岡の加害男性は実刑…

裁判員制、陪審員制いずれを採るにしろ、

フェミに毒された当局側の裁量で人員が選ばれるのならば、

法治国家の体を為さない判決のオンパレードになるのでしょうね?
返信する
裁判員制度は (バルログ)
2008-01-11 22:12:38

日本の裁判員制度とは「人民法定」です。

量刑まで裁判員と裁判官が話し合って決めると言う
愚行はリンチに等しい行為だと思います。

裁判員制度が始まる事により今まで以上に女には
軽い量刑が、男には重い量刑が下される恐れが
あります。
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