社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女の通り魔殺人犯は心神喪失で不起訴になる不条理

2011-01-25 12:36:59 | 事件、事故

 殺人でも女なら実質無罪になる。そんな時代がすぐそこまできているようだ。「私には名前は無い」など出鱈目を言えば心身喪失で不起訴にしてもらえる。もはや女性優遇どころか女の暴挙というより他は無い。

・金山駅女性刺殺、心神喪失で女不起訴へ 遺族は審査請求の方針 2011年1月21日 09時14分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012190090738.html

 名古屋市中区の市営地下鉄金山駅で昨年9月、同市港区の無職奥田トシさん=当時(81)=が刺殺された事件で、名古屋地検は、殺人容疑で逮捕、送検された愛知県春日井市の職業不詳の女(23)を不起訴とする方針を決めた。地検は精神鑑定の結果、犯行当時に心神喪失状態で刑事責任を問えないと判断したとみられる。遺族は不起訴を不服として検察審査会に審査を請求する方針。
(一部引用、本論考下部に全文掲載)

 更に、このニュースがテレビや新聞でもほとんど取り上げられておらず、ネット上でも意識的に探して漸く見つかる程度である。従って、多くの国民はこのニュースを知らないはずだ。

 この事件は、25日に論告求刑が行われる秋葉原通り魔事件と同種の事件だ。秋葉原事件では恐らく被告に死刑判決が出る可能性が高い。一方では死刑、しかし一方では心神喪失で不起訴で裁判すら行われない。しかも名古屋の事件における被告の供述と実際の行動を見ると、被告の女が心神喪失と判定されるよう巧みに嘘をついている可能性が強く感じられる。

 以前、ひき逃げの被告の女に無罪判決が出た件でもフェミニズムの闇権力を思わせるような印象だった。一方で、性犯罪者やDV加害者にはGPSを装着させるという方針が一部で出ているという。性犯罪やDVに限定するところがまたフェミニズム権力を誇示していると言えるだろう。しかしこうした露骨な女尊男卑により、女性は更に攻撃の標的とされるのだ。


<参考>
・金山駅女性刺殺、心神喪失で女不起訴へ 遺族は審査請求の方針 2011年1月21日 09時14分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012190090738.html

 名古屋市中区の市営地下鉄金山駅で昨年9月、同市港区の無職奥田トシさん=当時(81)=が刺殺された事件で、名古屋地検は、殺人容疑で逮捕、送検された愛知県春日井市の職業不詳の女(23)を不起訴とする方針を決めた。地検は精神鑑定の結果、犯行当時に心神喪失状態で刑事責任を問えないと判断したとみられる。遺族は不起訴を不服として検察審査会に審査を請求する方針。

 21日に勾留期限を迎えることから、地検は女を釈放し、心神喪失者医療観察法に基づき名古屋地裁に医療観察を申し立てるとみられる。

 不起訴の方針を受け、奥田さんの遺族の1人は20日夜、事件後初めて取材に応じ「残念だし、納得できない」と話した。「包丁を用意して自分より弱い相手を狙った。責任能力を問えないのは納得できない」と指摘。「複数の医師に依頼するなど、もっと時間をかけて精神鑑定をやってほしい」と話した。

 遺族によると、担当検事から「説明したいことがある」と言われ、18日に地検を訪ねた。不起訴の理由を問うと、検事は「精神鑑定の結果だけでなく総合的に判断した」と答えた。

 逮捕容疑では女は昨年9月5日朝、金山駅構内で奥田さんを出刃包丁で刺殺したとされる。捜査関係者によると、女は取り調べで犯行を認める一方、「私は今日生まれた」「名前はない」と意味不明な発言をしたことなどから地検は鑑定留置して精神状態を調べていた。【中日新聞】


・名古屋地下鉄刺殺、逮捕女性を心神喪失で不起訴 2011/1/21 21:05  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110121-OYT1T00890.htm

 名古屋市中区の金山総合駅の市営地下鉄駅構内で昨年9月、同市港区の奥田トシさん(当時81歳)が刺殺された事件で、名古屋地検は21日、殺人容疑で逮捕された愛知県春日井市の女性(23)について、事件当時は心神喪失状態だったとして、不起訴とした。

 同地検の申し立てを受け、名古屋地裁は同日、心神喪失者医療観察法に基づく鑑定入院を命じた。

 同地検は、女性が逮捕後の取り調べで「私は今日生まれた」などと不可解な供述を繰り返したことなどから、精神鑑定を実施し、刑事責任は問えないと判断した。

 死亡した奥田さんの次女は、「自分で包丁を準備して高齢の母を追いかけて襲っており、確実に勝てる相手に計画を遂行している」などと話し、検察審査会に審査を申し立てる意向を示した。


・性犯罪やDV前歴者をGPSで監視検討、全国初
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110122-OYT1T00608.htm

  宮城県は22日、再犯の恐れが強い性犯罪の前歴者らに、所在を常時監視する全地球測位システム(GPS)端末の携帯を義務づける条例の検討を始めた。

 従わない場合に罰金を科すことも盛り込む。3月末までに条例化できるか判断し、2011年度内の成立を目指す。基本的人権とのかねあいから議論を呼ぶのは必至だ。

 県の案によると、女性や13歳未満の子どもへの強姦(ごうかん)などで懲役、禁錮刑を受けた者にGPSの携帯を義務づける。家庭内暴力で裁判所から被害者への接近防止などの保護命令を受けた加害者も対象とする。

 また、DNA採取が令状などで対象となっていない性犯罪の逮捕者に、DNA資料の提出を義務づける。GPSの携帯やDNA提出は知事が行政処分として命じる。所在監視とDNAの保管は県警が行う。さらに、保護司や弁護士らが地域行動支援委員会を設置し、出所者は行動記録を定期的に報告。委員会は、GPSの携帯など出所者への行政処分を知事に求めることができる。いずれも対象は、県内に住む者に限られる。
(2011年1月23日01時31分  読売新聞)


・性犯罪前歴者にGPS…宮城知事、実現に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110125-OYT1T00330.htm

 宮城県が性犯罪前歴者らの所在を監視するため、全地球測位システム(GPS)端末の携帯を義務づける条例案を検討していることについて、村井知事は24日の定例記者会見で、「犯罪抑止に貢献したい。国を動かすきっかけに」と制定に強い意欲を示した。

 県には、県内外から賛否の意見が寄せられ、県議からも様々な意見が聞かれた。

 村井知事は同日、「GPSで犯罪者を監視している米国や韓国に比べ、日本は遅れている。監視によって健全な国民を守る視点が欠けている。条例は健全な国民を監視する目的ではない」と強調した。

 県には、電子メールや電話による意見が相次いで寄せられ、「女性や子供が安心して暮らせるようになる」と賛成する声がある一方、「人権侵害だ」と反対する声もあるという。

 また、県議会最大会派の自民党・県民会議では、佐々木喜蔵県議は「再犯を減らせるならば」と賛成し、別の県議も「特色ある県作りになる」と高く評価する。ただ、「あまりに唐突」と反対の立場の県議も。同党と並ぶ与党会派の公明党県議団の石橋信勝県議は「内容を聞いておらずコメントできない」と明言を避けた。

 一方、民主系会派・改革みやぎの遊佐美由紀県議は「効果が疑問。犯罪者の生い立ちから見つめて更生を助けるべき」。共産党県議団の遠藤いく子県議は「被害者の心理的なケアなど行政がやることはほかにある」と反対し、社民党県議団の岩渕義教県議は「『監視社会』になる」と危機感を示した。
(2011年1月25日10時52分  読売新聞)



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