社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

SMAP解散、ベッキー不倫、DAIGO&北川景子結婚、大橋未歩離婚再婚、芸能情報集中の怪/強姦冤罪

2016-01-13 23:02:31 | 芸能、音楽

 ベッキーとゲスの極み乙女の川谷絵音との不倫報道が大きな話題となっているところへSMAP解散のニュース、これでDAIGOと北川景子の結婚、大橋未歩の離婚と再婚同時発表の話題は完全に吹っ飛んでしまったのか。またここまで芸能情報が集中するのは単なる偶然なのだろうか。

 時系列的には、大橋未歩、ベッキー&ゲス川谷、DAIGO&北川景子、SMAPの順だ。それぞれの話題について簡単に説明しよう。

 まず大橋未歩が離婚と再婚をほぼ同時に発表した話題。あまりに早い再婚のタイミングに、婚姻中に不倫していたのではないかと疑われている。しかも大橋自身が3年程前に軽度の脳梗塞を患った時、当時の夫である城石憲之から献身的な介護を受けていたこともあり、「尽くしてくれた旦那をよく捨てられるものだ」という非難の声が上がっているという。確かに「恩知らず」と批判されても仕方ないだろう。

 次にベッキーとゲス川谷との不倫の話題。これはTDSデート、ホテル宿泊、ゲス川谷の実家訪問、そしてLINEでの川谷とのやりとりなど、幾つかの決定的な証拠が挙がっているだけに非難は免れない状況だ。特にCMやレギュラー番組を多く抱え、知名度、収入、芸歴、そして年齢共に川谷をはるかに上回るベッキーへの批判が集中している。更にベッキーは質問禁止の条件で釈明会見を行い、川谷は友達であると不倫を事実上否定したことなどが更なる波紋を呼んでいる。しかも明日発売の週刊文春で更なる続報が出そうな状況なので、まだ暫く騒動は続きそうだ。この話題で大橋未歩は命拾いしたと言えるだろう。強かな女は悪運も強いということなのか。

 続いてDAIGOと北川景子の結婚の話題。これは決してスキャンダルではなく純粋に祝福すべき話題で、以前から噂もされていたことなので何も問題ないのだが、ベッキー不倫の話題に完全に隠れてしまった。

 そしてSMAP解散の話題。これはまだ本日報道されたニュースなので続報が次々と入るだろう。現状判明している情報としては、SMAPが長年世話になっていた女性マネージャーがジャニーズ経営陣と対立し、退社が決定的となったのに伴い、SMAPのメンバーのうち木村拓哉を除く4人が揃ってジャニーズを退社するというもの。これに関してはSMAP自身に非があるわけではないのだが、トップスターの解散ということで大きな話題となっている。またNHKニュースにもこの話題が取り上げられたことが更に話題を呼んでいる。しかし一方で、この話題に紛れてベッキー不倫を有耶無耶にしてはいけないといった危惧の声もある。

(1/14追記始め)
 尚、SMAP関連について、下方にある関連ニュースリンク(緑文字)の最後に関連ニュースを追加した。それによると、本日発売の週刊新潮の報道とワイドショーの報道とにかなりイメージの違いがあるようだ。こちらの記事では、ジャニーズ副社長のメリー喜多川氏が女性マネージャ飯島三智氏に圧力をかけ解雇させたことや、紅白歌合戦のトリをSMAPにするようにNHKと飯島氏が調整していたところ、メリー氏が激怒しSMAPをトリにするくらいなら全員引き上げると圧力をかけ、近藤真彦をトリにねじ込んだ話なども解説されている。詳しくはリンクのニュースをご覧頂きたい。
(1/14追記終り)

 以上4つの話題を紹介したが、この中で長く尾を引きそうなのは何と言ってもベッキー不倫の話題だろう。これまで清純派として売り込んできただけに、好印象の急転直下となるだろうという見方が専らだ。だがベッキー側も事務所を上げて擁護しているらしく、ネット上でも工作員と思しき者によるベッキー擁護のコメントが散見される。主な内容は、誘ったのは川谷の方から、結婚を隠し交際開始した川谷は確信犯(*1)、ベッキーは会見したのに川谷は謝罪文だけ、川谷は精神的に未熟で幼稚、川谷は元々浮気性、など、信頼性はともかく川谷の非を強調するものが多い。中には、男は女を守るべきで全部罪を背負うのが男の使命だ、といったものもあった。

(*1)確信犯という言葉は本来、本人は本気で信じ込んでいて罪悪感がないような状況を意味するのだが、誤用された使い方として、悪いことと判っていて敢えて行うという意味で使われることが多々ある。ここでは誤用された方の意味で使っている。

 またタレントでもデヴィ夫人、武田鉄矢、さま~ず三村、西川史子、カンニング竹山などベッキー擁護の発言が相次いでいる。これらの多くはベッキー側の擁護勢力に配慮したものと解釈できる。(カンニング竹山はベッキーと同じ事務所)

 しかし、こうした川谷批判が却ってベッキー批判に拍車をかける可能性もある。企業でも不祥事が起きれば社長など経営幹部の責任が重くなるのと同様、社会的立場の高い方がより責任は重くなるというのが一般的だ。前にも記載した通り、知名度(=収入)、芸歴、そして年齢、共に川谷よりベッキーの方が上だから、社会的立場も明らかにベッキーの方が上と考えるのが妥当だろう。従って、例えば結婚を隠して川谷が近寄ってきたからというのも言い訳にしか思われないのではないだろうか。しかも川谷が既婚者であることを知った後でも交際は深まり、川谷の離婚を待つようなLINEでのやりとりがあるのだから、すでに不倫の共犯者である。このように、たとえベッキー擁護の目的ではなくても、川谷批判がベッキーへの批判そらしと解釈されてしまう可能性もあるのだ。

 加えて、ベッキーの釈明会見が質問禁止で一方的に行われたことや、今判明しているTDS、ホテル、実家、LINEといった様々な不審点について何の弁明も無いまま、川谷とは友達と明言したこと、会見が国民向けではなくCM契約しているスポンサー向けではなかったのかといった点など、会見が薮蛇になったという感も否めない。

 そして今回の不倫騒動で、今までのベッキーの清純派イメージは単に視聴者向けの「演技」に過ぎなかったのかとファンならずとも多くの人を失望させ、多大なイメージダウンは免れそうにない。

 逆に、以前からベッキーを快く思ってなかった層は勢い付いている。例えば、ベッキーがレギュラー出演しているTBS系「金スマ」で痴漢冤罪特集をした時、彼女は「高校時代に電車内で痴漢を捕まえ、警察に突き出すのが特技」とテレビで公言してきたそうで、「20回以上捕まえた」、「警察に連れて行った」、更に、「自分だけでなく他の女の子が痴漢に遭っていたら、助ける」と発言、「でも半分以上は間違いだった」などと誤認逮捕についてケラケラ笑いながら語っていたという。因みにベッキーの痴漢冤罪については、2chの男性論女性論板で専用のスレッドがあったと記憶している。

 また私の記憶では、番組名は忘れたが、ベッキーが子供達と触れ合う番組内で、結婚観について、「まあ私次第だなー」とまるで自分が主役で男性を見下ろすような印象を思わせる発言をしていた。そしてベッキーのお似合いの相手に関して、同番組に出演していた女の子が「朝青龍」と言ったのを記憶している。これにはベッキーもあまり納得はしていない様子に見えたが、子供達の素直な感覚ではベッキーの強気の言動が朝青龍のイメージに一致していたのかも知れない。勿論その当時は朝青龍の全盛期だった。私自身も正直ベッキーについてはそれほど好印象は持っていないのだが、同様な感覚の人も決して少なくないように思える。

 ベッキーの真の性格というのは判らないが、少なくとも発言に一定の自由度のある番組に出演していた頃の彼女の印象は、誰にも遠慮なく物を言い、対立しても引き下がらないといった、ある意味フェミニズムが理想とするような女性像が感じられる。特に男性との口論には強気だった印象がある。痴漢冤罪にしても、その強気の意識故に男性に対する差別意識が心のどこかにあったからではないだろうか。また今まで多数の番組に起用されたのも、フェミの後ろ盾があったからではないのかという推測も出来る。

 ベッキーの話題はまだ続報が入ると思うので、引き続き注視する必要がありそうだ。

 話題は変るが、強姦冤罪の判決が下された。引用ニュースの内容をご覧いただけば判るように、警察、検察の杜撰な取調べ、分析がこうした結果を招いてしまったと言えるだろう。まだこの男性の場合は既に釈放されているので、検察側が上告する可能性もほぼありえないと思えるので良かったと思うが、冤罪の再審すら行われず、濡れ衣を着せられたまま服役している人達が他にも沢山いるのではないかと思うと非常に不憫である。しかし現状ではフェミ権力の性犯罪厳罰論の圧力に抑えられ、男性陣は異議も唱えられないまさに北朝鮮並みの言論統制に喘いでいるのが現状だ。

 今回は簡単な考察にとどめておく。まず事件が起きたのは7日で、通報は男性を見かけた10日にしている点。何故男性を見かけてから通報したのか疑問だ。次に検察側は女性の体内に残った精液は微量で分析不能とした、そして分析メモを廃棄している。これに対し、弁護側は分析するには十分な量があり、別人のDNAが検出と判定出来た。しかし検察側は女性の胸に被告の唾液のような付着物から被告のDNAが検出されたと主張している点。ここで疑問なのは「唾液のような」という曖昧なものを何故根拠にするのか。精液で証拠が出せそうにないので適当に証拠を捏造しているのではないかと疑いたくなる。

 それに胸の得体の知れない付着物を採取したのは少なくとも事件から3日以上経っているはず。それまで女性は風呂にも入らなかったのか。精液なら体内なので数日残るかも知れないが、胸の付着物は体の表面なので消失する可能性が高い。着用していたブラジャーなどの下着から採取したとも考えられるが、その詳細な説明がない。

 更に女性の言うように、手を引っ張って200m連れられ、アスファルトの上で暴行されたのなら女性に何らかの外傷があってもおかしくないのにそれらの形跡がないこと、そして男性は酔っ払っていて覚えていないと主張しているが、それ以外何も言っていないのかという点。

 そもそもニュース記事は警察発表から作成されるので、男性が本当に言ったことは本人に聞かない限り判らない。警察発表もどこまで信用出来るのか、それすら疑わしい時代になってしまったのは非常に残念だ。


・汚れたベッキー、キレイ事発言連発の裏で不倫三昧…妻との離婚を催促の生々しいLINE 2016.01.07
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13214.html

 1月7日、タレント・ベッキーとロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫を、各メディアが一斉に報じた。

 各メディアの報道を総合すると、ベッキーと川谷は昨年10月頃から親交を深め、今年の元日には川谷の故郷である長崎県の実家を2人で訪れたという。さらに、ベッキーは川谷が既婚者であることをすでに知っており、川谷の離婚話を2人がLINEでやり取りする生々しい内容まで報じられている。

 報道前日の6日夜にベッキーは会見を開いて謝罪したが、「お付き合いということはなく、友人関係」と不倫を否定し、質疑応答なしの一方的なものに終わった。

 元気で明るいキャラクターが持ち味のベッキーは、「口から出る言葉は、ハッピーな響きのほうがいい」「場所にも空間にも、感謝の気持ちを」など、ポジティブな発言が多いことで知られ、タレントの人気を表す「テレビタレントイメージ調査」(ビデオリサーチ調べ)の女性部門で1位になったこともある好感度タレントの代表格だ。

 さらに、これまで恋愛沙汰が皆無だったことから、“スキャンダル処女”としても知られていただけに、降って湧いたような今回の不倫騒動は世間の衝撃を倍加させている。テレビ局関係者が語る。

「バラエティ番組のレギュラー10本を抱えるベッキーは、頭の回転が良く機転が利くため現場スタッフからの評判も良く、重宝されています。しかし、時に『キレイ事ばかり』といわれるほど清廉な発言が多かったことから、これまでのイメージを台無しにするような“不倫略奪愛”は相当な痛手となるでしょう。

 報道によると、ベッキーは川谷に離婚を促すような発言もしており、今後は、何を言っても視聴者から“不倫女”という目で見られてしまうため、制作サイドもこれまでのように積極的には起用しづらいのが本音でしょう」

タレント生命の危機?

 ベッキーは、CM契約10社を誇る“CM女王”としても知られているが、企業イメージを一身に背負うCM出演中の不祥事やスキャンダルは、タレントにとって“御法度”だ。

「これまで浮いた話とは無縁だったベッキーですが、今年で32歳ですから、さすがに恋愛すること自体は許容範囲だと思います。しかし、今回のような既婚者とのスキャンダルは致命傷といわざるを得ません。

 自分に求められていることをよくわきまえているベッキーは、自身のパブリックイメージについても自覚していたはず。それだけに、最初から妻帯者と知っていれば、自身にしっかりと歯止めをかけ、交際に至るまで深入りしなかったのではないでしょうか。ベッキーが『ゲス』のファンであることは有名だったため、独身を装って近づいたのであれば、川谷の責任は重いといえるでしょう。

 いずれにせよ、ベッキーはこれまでのような優等生キャラを貫くのは難しいでしょうから、今後の活動に大きな支障が出ることは必至。これまでのイメージとのギャップを考えると、『タレント生命の危機』と言っていいでしょう」(芸能事務所関係者)

 正月気分を吹き飛ばすようなこの騒動に、一般の人々はどんな反応を見せたのだろうか。以下は、その一部だ。

「これまでのイメージを覆すような報道に驚きました。独身だと思って付き合い始めたのだとしたらかわいそうだし、奥さんがいることを知らされた時のショックは想像すらできませんが、もうこれまでのようなポジティブ発言はできないでしょうね。何を聞いてもしらけてしまいますから」(20代女性)

「会見では不倫を否定していたが、さすがに無理がある。LINEに残されたホテルでの自撮りなどは、どう説明するのだろう。どんな経緯だったにせよ、川谷の奥さんの心中を察する」(30代男性)

「もうテレビで見ても笑えないですよね」(20代男性)

 ベッキーは1月1日のブログで「人生ですから、悲しいこともあるかもしれませんが、それも抱きしめていきます」と意味深な発言をしているが、その前途は多難のようだ。
(文=編集部)


・大橋未歩の離婚&再婚に「介護してくれた旦那をよく捨てられたな」の大合唱 2016年1月9日 5:59 PM 
http://www.asagei.com/excerpt/50454

 テレビ東京の人気女子アナ・大橋未歩が、元プロ野球選手で現在は日本ハムの1軍打撃コーチを務める城石憲之と昨年春に離婚していたことが明らかになった。同時に、大橋アナが年下の同局社員とすでに再婚したことも発表され、女子アナ界前代未聞の「離婚&再婚同時発表」という出来事にメディアは騒然となっている。

 「時期がおかしい。90%以上の確率で不貞があったのでは?」「二流選手の旦那を捨てたと言われたくなかったんだろうね」「適齢期に華やかなスポーツ選手と結婚。旦那が出世しないとわかったら同僚の年下を誘惑して再婚。パーフェクトな女の人生(笑)」と、とくに女性からはほぼ一方的にブーイングの嵐だ。

 「大橋アナは13年1月に軽度の脳こうそくを発症。約8カ月間の自宅療養中は、元夫の城石が大橋の体を気遣い、毎朝手作りのスムージーを飲ませるなど献身的な介護を行ったことで知られています。そんな背景があるため『尽くしてくれた旦那をよく捨てられるものだ』などと、大橋への非難が集中してしまうのはしかたないかもしれませんが、再婚という既成事実をつくってしまってからなら、『旦那を捨てた』バッシング一辺倒にはならずに済みます。もしそう考えての段取りなら、なかなかの策士だと思いますね」(週刊誌記者)

 男性ファンからは「知名度や稼ぎより人間性を選んだ」として好感度が高かったアナだけに、このスピード再婚でイメージダウンは必至だろう。

 「それにしても再婚の時期が早すぎる。普通なら不貞を怪しまれるので避けるはずですが、それでも踏み切ったのは妊娠などの理由まであるとみています」(前出・週刊誌記者)

 一方で、城石に捨てられての当てつけ再婚ではとの声も一部からは聞こえてくるが、今回の騒動で人気急落は避けられない。“ライバル”大江麻理子との差はますます開くばかりだ。
(臼田鞠子)


・強姦罪で1審実刑の被告保釈 DNAで別人 2015年12月30日 07時45分(最終更新 12月30日 07時45分)
http://mainichi.jp/articles/20151230/k00/00m/040/095000c

 鹿児島市で2012年、当時17歳だった女性に暴行したとして強姦(ごうかん)罪に問われた男(23)の控訴審で、福岡高裁宮崎支部が実施したDNA型鑑定の結果、女性の体内に残された精液から男とは別人の型が検出され、男が今年3月に保釈されていたことが分かった。控訴審判決は来年1月12日に言い渡され、懲役4年の実刑判決とした1審・鹿児島地裁判決(14年2月)が変更される公算が大きい。実刑判決を受けた被告が裁判中に保釈されるのは異例だ。

 事件は12年10月7日午前2時過ぎ、鹿児島市の路上で発生し、同10日、女性が同市で男を見かけ、容疑者であるとして警察に110番。翌月15日、容疑が固まったとして鹿児島県警が逮捕した。男は捜査段階から「酒に酔っていて記憶がない」と無罪を主張している。

 裁判では(1)女性の胸に付着した唾液のような液体(2)女性の体内に残された体液--の二つのDNA型鑑定が焦点になった。鹿児島県警の捜査段階の鑑定は(1)から男と一致するDNA型が検出され(2)から精液は確認されたものの、抽出されたDNAが微量だったため、型の鑑定はできなかった、との結果だった。

 1審判決はこれらの鑑定を重視。(2)について「精液の検出は男から暴行されたとの女性の供述を強く裏付けている」と判断し実刑を言い渡した。

 控訴審では、弁護側の請求を認め、高裁宮崎支部が再鑑定を実施。複数の関係者によると、今年2月に出た鑑定結果で、(2)から男とは別人の第三者のDNA型が抽出され、女性が当時はいていたショートパンツから検出されたDNA型とも一致した。高裁宮崎支部は翌月、男を保釈した。【鈴木一生、志村一也】

鹿児島県警、鑑定メモ廃棄

 鹿児島市で女性に暴行したとして強姦罪に問われた男の控訴審では、弁護側は鹿児島県警のDNA型鑑定を激しく批判している。精液について「DNA型の特定は不可能」とした捜査段階の鑑定が、福岡高裁宮崎支部依頼の鑑定人によって覆ったからだ。来月の判決が鑑定の妥当性をどう判断するか注目される。

 「簡単に(DNAが)出たのでびっくりした」。2審の鑑定人(大学名誉教授)はこう表現した。県警は型の鑑定ができなかった理由を「DNAが微量だったため」としていたが十分な量があったという。弁護側は「県警の技術は拙劣だ」と批判し、検察側は「県警は女性の体液と精液を極力分離する作業を行っており、鑑定の経過が異なる」と反論した。

 県警の鑑定を担当した職員が、過程を記したメモを廃棄した点も焦点の一つだ。鑑定人は証人尋問で「ノートに一部始終を記録(メモ)するのが普通で明らかに異様」と強く批判。検察側は「(鑑定人のような)研究者と(警察職員では)立場が異なる」と主張し、メモの廃棄は問題ないとの立場だ。【鈴木一生】


・鹿児島・強姦事件 23歳被告に逆転無罪 高裁宮崎支部 2016年1月12日 13時42分(最終更新 1月12日 14時29分)
http://mainichi.jp/articles/20160112/k00/00e/040/189000c

 鹿児島市で2012年、当時17歳だった女性に暴行したとして強姦(ごうかん)罪に問われた男(23)の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部(岡田信=まこと=裁判長)は12日、懲役4年の実刑判決とした1審・鹿児島地裁判決(14年2月)を破棄し、逆転無罪を言い渡した。控訴審で新たに行われたDNA型鑑定で、女性の体内に残された精液から被告とは別人の型が検出されたことが判明。高裁宮崎支部は昨年3月に被告を保釈しており、判決が注目されていた。

 被告は12年10月7日午前2時過ぎ、鹿児島市の繁華街で女性に声をかけ、近くの路地に連れ込んで暴行したとして逮捕・起訴された。捜査段階から一貫して「酒に酔っていて記憶がない」と無罪を主張し、弁護側も「『暴行された』とする女性の証言に信用性がない」と訴えていた。

 最大の焦点は、女性の体内に残された精液のDNA型鑑定の結果だった。捜査段階で行われた鹿児島県警の鑑定は「精液は確認されたが抽出されたDNAが微量で型の鑑定はできなかった」との結果で、1審判決はこれを事実上、被告の精液と位置づけて有罪判決を導いた。

 ところが、控訴審で行われた日本大学の押田茂實名誉教授(法医学)による再鑑定では、「簡単に」(押田名誉教授)DNAが抽出され、被告と異なる第三者の型と判明。しかも、女性が当日はいていたショートパンツから検出された第三者の型とも一致した。これを受け、高裁宮崎支部は昨年3月、被告を保釈した。

 弁護側はこの再鑑定を踏まえ「1審の誤りは明らかだ」と主張。さらに(1)女性の証言通りなら、アスファルトの上で服を脱がせて暴行したことになるが、女性はけがを全くしておらず常識的に考えて不可能だ(2)被告は酩酊(めいてい)状態で「自転車に乗りながら女性の腕をつかみ、強引に約200メートル離れた現場まで連れて行った」とする女性の証言も不自然??などと訴えていた。

 控訴審では、検察側も新たに別の大学教授にDNA型鑑定を依頼し、「被告の関与を裏付ける結果が出た」として証拠採用を求めたが、高裁宮崎支部が退けた。さらに、捜査段階の鑑定を担当した県警技術職員が数値などを書き留めたメモを廃棄したことが明らかになっている。

 検察側は女性の胸の唾液のような付着物から被告のDNA型が検出されていることから「女性の証言に信用性はある」と反論していた。【鈴木一生、志村一也】

 

(1/14追記)
<SMAP関連の続報>

・SMAP解散で「新潮」が暴いていた真相! 飯島マネはメリー氏によるパワハラ解雇、裏切ったのはキムタクだった 2016.01.13.
http://lite-ra.com/2016/01/post-1887.html

 芸能界、いや、日本中に激震が走ったSMAP解散報道。半日たって、少しずつ報道にいたるまでの舞台裏がわかってきた。

 SMAP解散は結果的に、「日刊スポーツ」「スポーツニッポン」が第一報だったが、実際は、明日発売の「週刊新潮」(新潮社)1月21日号が最初にかぎつけ、スクープする予定だった。ところが、それを知ったジャニーズ事務所がこの記事から目をそらさせるため、2つのスポーツ紙にリークしたということらしい。

 実際、同じSMAP解散を報じながら、「週刊新潮」とスポーツ紙、ワイドショーとは、その内容がかなりちがうようだ。

 周知のように、今回のSMAP解散は、スポーツ紙やワイドショーでは、SMAPを育てた飯島三智マネージャーが独立することになり、中居、草、香取、稲垣も彼女についていく決心をする中、キムタクだけがジャニーズに義理立てして残ることにしたため、と報道されている。

 だが、「新潮」によると、飯島は独立というより、ジャニーズ事務所副社長であるメリー喜多川氏に圧力をかけられ、解雇されたのだという。

 「『新潮』は、飯島さんサイドの証言を掲載しているんですが、そこで飯島さんがメリーさんから“辞めろ”とパワハラを受け、退職に追い込まれたと、はっきり書いています」(週刊誌記者)

 これはもちろん、「新潮」の記事が正しい。本サイトが一昨日、そして今朝の記事でも指摘したように、今回のSMAP解散は、SMAPを育てた飯島三智マネージャーと、TOKIO、嵐、V6などを手がけるメリー喜多川副社長の娘、藤島ジュリー景子氏の対立が原因だった。かなり前から、タレントも両派に真っ二つにわれ、ほとんど共演もないという状態が続いていた。ただ、それでも、ある時期まではその二つの勢力が仲が悪いなりに共存していた。

 ところが、2年ほど前から、副社長のメリー氏は娘かわいさで、飯島氏とSMAPに激しい圧力をかけ始める。決定的だったのは、昨年1月、メリー氏が「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューを受けたことだった。

 メリー氏はインタビュー中に飯島氏を呼びつけ、記者の前で「飯島、私はこう言いますよ。『あんた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ」「もしジュリーと飯島が問題になっているなら、私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます。それしかない」と明言したのである。

 これで、両者の亀裂は決定的になり、以降、飯島氏は一切ジャニーズ本社に姿を見せなくなった。そして、「新潮」によれば、事態は双方が弁護士を立てて応酬するという異常な状況にまで発展。その結果、契約の切れる9月に飯島氏がSMAPを連れて独立するということで話がまとまったのだという。

 だが、ここで異変が起きる。飯島は、SMAP全員が自分についてきてくれるものと信じていたのだが、12月になって、キムタクがジャニーズ事務所側の弁護士に「自分は決してジャニーさんやメリーさんを裏切りません」と伝えてきたのだという。

 つまり、今回の騒動は、ジャニーズ事務所の女帝が娘かわいさに、最大の功労者と国民的アイドルグループを追い出した、という、非常に理不尽な話なのだ。そして、彼女に育てられたメンバーたちがその恩に報いて行動を共にしようとする中、一番人気のメンバーだけがただひとり権力になびいた。つまり、裏切ったのはキムタクのほうだったというわけである。

 ところが、ワイドショーなどではまったく逆の報道のされ方をしている。ほとんどの番組が、こうした背景や確執、パワハラには一切触れず、女性マネージャーが独立することで、SMAPが分裂してしまうのが残念、4人が翻意したらSMAPは存続できるのに、とまるで飯島、SMAPの4人のわがままが原因であるかのようなトーンで解説しているのだ。

 そして、事務所に義理を通して、残留を決めたキムタクのことを「スジを通した」と絶賛していたのだ。

 唯一、『ミヤネ屋』(読売テレビ)の橋本五郎・読売新聞解説委員だけは、「国民の財産とも言えるようなグループが、恩義のある人についていこうとすると、事務所と対立しなければいけない。そんな状況に追い込むなんて、事務所はいったい何を考えているんだ」と、正論をはき、司会の宮根を大慌てさせていたが、これは、政治が専門の橋本が安倍政権の意図を忖度しても、ジャニーズの意向は忖度できなかった、ということにすぎない。

 スポーツ紙やワイドショーは完全にジャニーズ寄り。本サイトは今朝の記事で、ジャニーズにさからった飯島とSMAPの4人がこれから仕事を干され、バッシングにさらされるのではないか、と危惧したが、その兆候が早くも出始めているということだろう。

 「新潮」によると、昨年末の紅白歌合戦でも、今後を予期させるようなことが起きていたらしい。当初、NHKと飯島氏の間でSMAPをトリにするという話が進んでいたのだが、メリー氏がNHKに「SMAPをトリにするなら、ジャニーズのタレントを全員引き上げる」と圧力をかけ、近藤真彦をトリに押し込んだのだという。

 実際、キムタクの裏切りやこうした圧力で、飯島やSMAPの4人もかなり弱気になっているという情報もある。「新潮」や「スポーツニッポン」も少し触れていたが、飯島氏が4人に対して、茨の道になるからジャニーズにとどまるように諭し、中居らメンバーも迷い始めたというのだ。

 今後どうなるかは予断を許さないが、リテラとしては、ジャニーズ事務所の圧力、テレビや新聞、雑誌の迎合ぶりを今後も逐一、レポートしていくつもりだ。

 (時田章広)



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7 コメント

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早くもスマロス!? (チク・パソン)
2016-01-14 07:12:03
SMAPファンの母親世代(氷河期世代?)がショックで子どもにご飯を作らなくなった児童虐待紛いの記事ぉ発見しました(ソース→『スマロス』でググる)

あと③歳次女ぉ虐待で死なせた母親&内縁夫がパクられた事件も掻き消されましたね
返信する
貴女の夫や息子が冤罪被害に (タラスコ)
2016-01-14 20:06:03
性犯罪の冤罪事件と、それに対する一部の女達の反応を見る度に思います
「このまま女性優遇が続けば、自分の夫や息子がいつか性犯罪の冤罪被害に遭う可能性が、まったく減らない」
これを理解できている女性は、一体どの程度いるのでしょうか

性犯罪冤罪の話題になるとお決まりのように、
「実際に犯罪する男がいるから悪い」などとのたまう女が沸きます。
また、そんな女を擁護・黙認する女達もいます

彼女らは、自分の夫や息子が冤罪で逮捕・投獄されたときにも、同じ態度を取れるのでしょうか


ついさっき某サイトで、
「夫が強制わいせつで逮捕されたが、夫は絶対やっていないと言ってます。証拠もないのに被害女性の話だけで逮捕する警察はおかしい!」
と主張している女性を見かけました。

私はその女性に問いたかったです(勿論そんな逼迫状況の人には実際には言えませんが)
・あなたはこれまで、「被害女性の話だけで逮捕されるのはおかしい!」と、たとえネットの片隅でも、主張したことはありますか?
・「実際に犯罪する男がいるから悪い」と言う女や、そんな女を擁護黙認する女達に対して、あなたは一度でも、批判したことがありますか?
・携帯や割り込みを注意された逆ギレで、「痴漢よ!」と喚いた女や、その話題で逆ギレ女を無理矢理擁護しようとした女達に対して、あなたは一度でも、批判したことがありますか?
と。
返信する
タラスコさんへ (チク・パソン)
2016-01-15 11:38:50
そのうち電車などで席ぉ譲って貰えなかった腹いせに『この♂痴漢です!!』と新手の♀の武器ぉ使うフェミが出没しかねませんね。

そう言えば堀北真希夫妻が不動産屋に来店した事ぉ晒したゆとりバ●ッター♀こと前田彩美もいましたね
返信する
Unknown (名無し中佐)
2016-01-15 21:05:24
性犯罪冤罪についてはあまり触れないくせにただの家出少女の件は 大々的に新たなロリコン事件かのように報道するメディア
わが国はもうダメそうですね(笑)
返信する
Unknown (タラスコ)
2016-01-16 19:10:03
チク・パソンさんへ
>電車などで席ぉ譲って貰えなかった腹いせに『この♂痴漢です!!』と

出てきちゃいそうですね。既にいるかも
ただまあ、世の中にごく一部であれば、男女問わずガチでおかしい人がいるのも、ある程度仕方ないのかもしれません。

私が強く気になるのは、ガチでおかしい奴が「女」だった場合に、
同性だからと擁護・黙認する女性達が、けっこうな数で存在していることです。
彼女らはまだ更生の可能性があるうちに、一日でも早く、その性差別主義を治してほしいなと。


名無し中佐さんへ

メディア報道でいえば、性犯罪冤罪事件で警察検察への批判はしても、
でっち上げであろう疑いがかなり濃い場合でも、女性の自称被害者への批判は、ほぼなしですからね
いつか、こんな風潮を変えていかないと
返信する
パソンさん、タラスコさん。 (流れ者)
2016-01-29 18:56:19
「そのうち電車などで席ぉ譲って貰えなかった腹いせに『この♂痴漢です!!』と新手の♀の武器ぉ使うフェミが出没しかねませんね。」

↑タラスコさんはご存じないかもしれませんが、去年の初夏でしたか?京王電鉄で似た事案がありました。

要約すると、列に割り込んだ母娘が、男性から注意される→無視して割り込もうとしたので、怒った男性が阻止→母娘は席に座れず逆ギレ→その男性に「痴漢ダー!」と喚き、電車を止める。というあまりに幼稚で、無恥で、性質の悪い事件でした。

因みにこの事件、ネットニュースで流れましたが、その時のフェミ工作員の擁護は凄いものでしたよ(苦笑)

・注意した男性は心が狭い、大人気ない、思い上がっている。
・男性に無理矢理に乗車妨害されたら痴漢されたと解釈されても仕方ない。

↑こんな無茶苦茶をいけしゃあしゃあとホザいてました。笑っちゃいますよねwこの件は、このブログでも取り上げられましたので、よろしければご覧になって下さい。
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流れ者さんへ (タラスコ)
2016-02-01 08:48:59
(管理人さんへ。認証されなかったようなので再送信です)

その割り込み女の話は知っていますよ。その発展形もそのうち出てきてしまうのかな、と。

そのでっち上げ女の事件を耳にした瞬間、2つの意味で非常に嫌な気分になりました。
1つは、女性優遇を利用してそんなでっち上げする女が存在しているということ。
もう1つは、「ああ、絶対このでっち上げ女を無理やり擁護して、注意した男を叩く女達が、うじゃうじゃ沸くんだろうな、、」と、すぐに予想できてしまったこと。
案の定、予想通りでした。

タイプA- 優遇を利用してでっち上げする女達
タイプB- A女を無理やり擁護する女達
タイプC- でっち上げやその擁護まではしないまでも、AやBを決して批判はしない女達

これらの腐った差別主義女達が、一人でも更生してくれますように、、、、
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