社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

異常気象は人間社会も同じ、自然に即した生き方を

2008-08-26 21:24:53 | 結婚、恋愛

 ここ1週間ほどで急激に涼しくなってしまった。猛暑と日照り続きでダムの渇水が心配された地域もようやく恵みの雨が降り、危機的な状況はどうやら脱したようだ。しかし昨年の我が国最高気温の記録更新といい、今年の急激な気候変動といい、狂っているのは人間社会だけではないようだ。

 だが、よく考えて見ると、昨今の異常気象や地球温暖化といった気象現象も、本を正せば人間による自然破壊が原因というのは言うまでもないだろう。無制限な森林の伐採、工場などから排出される温室効果ガス、一般家庭の冷房、道路の舗装、更にはコンビニやファミレスの24時間営業などに見られる夜型の生活といった、人々が自然から外れた暮らしをしてきたツケが今回ってきていると考えるべきではないだろうか。

 かつては、3種の神器と呼ばれた洗濯機や炊飯器など、女性の家事労働の負担を軽くするためのものとして文明は一定の社会貢献をしてきたと思う。しかし今はどうだろう。物に溢れ、テレビにビデオにインターネット、携帯電話に更にはゲーム機なのか電話機なのかわからないような代物、そしてカラオケにグルメにブランド品、更に海外旅行といった、本当に暮らしに必要と言えるかどうか怪しい物が際限なく出現している。こうした社会全体の「贅沢化」の中に上手く便乗しているのがフェミニズムなのではないだろうか。

 フェミニズムは贅沢思想の象徴である。何かと理由をつけて「権利」だと主張して正当化するのは他人の権利を侵害している。例えば、男性は『結婚したい』という「権利」を主張しているのに、女性は『結婚したくない』という「権利」を主張すれば女性は男性の権利を剥奪することになる。そして現行法では結婚しない権利の方が優先されるので、女性は結婚するまで男性の権利を奪い続けていることになる。権利は人権と同義なので、女性は毎日男性に対して人権侵害をしているわけだ。つまり晩婚の女性ほど罪深いということだ。

 こうした男性の被害状況を女性に例えれば、毎日痴漢や強姦の被害に遭っているようなものだろう。そんな大袈裟なと思うかも知れないが、毎日の苦しみというものは本人も感じにくく麻痺してしまうものだ。痴漢や強姦でも毎日され続けていれば慣れてしまうだろう。それと同じことだ。

 しかし、長年にわたる苦しみは、ある時突然大きな被害となって表れる。例えば男性が40歳ないし50歳でようやく結婚出来たと仮定しよう。しかしその時から子供を作っても成人するまで果たして経済的な心配はないのか、或いは健康上の負担は大丈夫なのか。若いうちに結婚した人と比べて様々な障害が考えられる。更には離婚にでもなれば養育費だけ取られて子供には逢わせて貰えないなど最悪の事態もあり得るのだ。

 今は結婚しにくく、離婚し易い社会である。それはフェミニズムが女性だけの自由と快楽、つまり贅沢を求めた結果である。更にそれを実現させるために男性の性欲を事実上支配しているのだ。当然そのしわ寄せは男性に向けられ、行き場を失った男性はゲームや車など趣味で癒すくらいしか方法がなくなる。またそうした男性の姿を見て女性は情けない男達ばかりだと男性を見下す。当然女性達本人が男性をそうさせたなどとは微塵も感じない。

 こうした悪循環を打破するには、例えば女性の結婚年齢に限界値を設けて、例えば30歳以上の女性には住民税を多く課す、或いは性犯罪被害に遭っても被害者として扱わない、または30歳以上の独身男性から求婚された場合の拒否権をなくすなど、法的な拘束力で家族社会の維持を図るくらいのことをしないといけないのではないだろうか。

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