社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

島田紳助引退で蒸し返された「女性マネージャー」騒動

2011-08-29 14:40:11 | 芸能、音楽

 フジテレビ韓流批判デモの話題から、島田紳助引退の話題へ、更に野田佳彦新首相の話題へと、次々と新しい話題が噴出し過去の話題が忘れ去られていく昨今であるが、逆に新しい話題から過去の話題が再度掘り起こされることも少なくない。

 特に、島田紳助引退の話題に関しては、平成16年(2004年)に物議を醸した当時吉本興業所属の女性マネージャーに対する騒動が再度掘り起こされている。だが、予想通りその内容はフェミニズム権力による女性優遇まみれのものとなっている。

・情に厚く涙もろい紳助、反面キレやすい性格 2011.8.24 05:04
http://www.sanspo.com/geino/news/110824/gnd1108240510006-n1.htm

女性暴行事件
 2004年10月25日、大阪・北区の朝日放送2階ロビーで、話しかけてきた吉本興業女性社員=当時(40)=の発言に腹を立て、左腕などをつかんで引っ張る暴行を加え控室に連れ込んだ。さらにリュックサックで頭を打ち付け、ツバを吐きかけるなどの暴行を加え約2カ月のけがを負わせた。この事態を受け、所属先の吉本は紳助を事件翌日から謹慎処分とした。
 女性は大阪府警大淀署に診断書を提出し、同月28日に告訴。紳助は傷害罪で略式起訴され、罰金30万円を納付。刑事処分がすべて完了したのを受け、翌年1月2日に仕事復帰した。
 また女性は06年8月、紳助と吉本に計約1億円の損害賠償などを求めて提訴。10年9月に東京地裁が約1000万円の支払いを命じた。女性は事件後に休職し06年6月に休職期間満了で同社を退社した。.
(一部引用)

・「真相は別にある」引退会見でウソをついた島田紳助に立ち込める暗雲
http://www.cyzo.com/2011/08/post_8330.html

 しかし、紳助の場合は、女性マネジャーの態度が気に食わないからと、暴行を働いただけ。まるでチンピラだ。

 女性マネジャーへの暴行の背景には、"俺を誰だと思っているんだ"という紳助の思い上がりがあった。
(一部引用)

 こうした一連の記事は、紳助批判に便乗して更に追い討ちをかけるように批判を重ねることにより、女性マネージャーの被害性を強調しようという意図が当然含まれている。

 だが、騒動が明るみに出た当時は紳助に同情的な声も少なからずあった。そんな記事も紹介したい。勿論今ではそうした論調は厳しく制限されている。

・紳助 社員やスタッフの家族も背負う覚悟で仕事臨むとの証言 2011.08.25 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110825_29253.html

 暴力団との交際を理由に8月23日、芸能界からの引退を発表した島田紳助さん。かつて2004年10月には所属していた吉本興業の女性社員の態度に腹をたて、女性に全治1週間のケガを負わせ一時謹慎したこともあった。当時、島田さんに対しては指弾する声もあったが、仕事仲間からは同情する声もしきりにささやかれていた。そうした同情の背景には何があったのか、振り返ってみよう。(週刊ポスト2004年11月19日号より)

「暴力は確かに行きすぎや。でも紳助は彼女の人格を否定したわけじゃない。あくまで“吉本社員の彼女”を怒ったんや」
(一部引用)

 ただ、ここでも当時どんな状況であのような事態に発展したのか。そしてマネージャーの女性とはどんな人物なのか。そこには全く触れられていない。

 しかし、検索すると、この騒動にどんな背景があったのかある程度推測出来るような情報も出てくる。

・島田紳助暴行事件 擁護意見
http://www.geocities.jp/shinsuke20041026/supporter.html

 この中で、松尾貴史が当時運営していたと思われるサイトには当時の状況を再現した上で、独自の分析を加えて解説している。

http://www.geocities.jp/shinsuke20041026/matsuolog.html

そもそも「馴れ馴れしい」と注意され、素直にならず、アドバイスにも耳を貸さず、周りの目もあるから個別に話そうという紳助氏の配慮を無にし、さらに反抗的な態度を続けたという風に伝わっている。中川家の広島での例もあるが、悪質な行為でなくとも、売れっ子に対して騒ぎ立てると、根拠が薄弱であっても相手に必要以上のダメージを「効果的に」与えられると踏んでの陰湿なものを感じる。ましてや、現場で仕切る人間がどれだけ微妙なバランスの中で自分を高揚させ、楽しいものを作る空気を保つかという困難な作業をしているか。被害者と称する人のような、その辺りの機微をわからぬ因子が一人いるだけで、すべてのエンターテインメントは台無しになってしまう。法律的には違うだろうが、この女性がやっている事は「犯罪的行為」である。私の印象では、叩いてしまったのは行き過ぎだったが、被害者は紳助氏の方だ。放送局でけがをしたなら、周りの人間が放っておくはずがないし、救急車も自分で呼ぶという事態は不可解。ましてや、救急車に乗って行って診断書を書かせ、すぐに警察に行って、自分の会社のタレントを告発するというものすごいバイタリティと執念と手際の良さ。この状況から、どんな被害者像を思い浮かべれば良いのか、皆目わからない。収録よりも相手と、自分も所属する会社にダメージを与える事を優先する神経も変だし、40歳にもなって言葉遣いや態度を注意され、改めない方がおかしくないか。
(一部引用)

 他にも、「手を出したということは、よっぽどのことがあったんやと思う。」(岡村隆史)や、「彼女は僕の後輩が連れてきた。明るくなく、粘着的な性格でちょっと空気の読めないところがある。」(木村政雄、元吉本興業)、「自分にも非があるのに気づいているが、それを認めるのが悔しいのでしょう。親にも手を挙げられたことがない、プライドがやたらと高いお嬢さんだったのかも。」(桑原尚志、放送作家)など、女性の性格的な問題点を指摘するコメントが幾つかあった。

 これに対し、紳助に批判的な意見は、暴力反対という判で押しただけの内容が多く、深い考察が感じられない。

 当時の報道でも、第一報直後には、他のタレントに対するインタビューなどでも女性の生意気な性格を批判し、体罰を受けてもある程度仕方ないだろうといった論調もあったのだが、女性がフェミニズム系の女性弁護士を付けて対決姿勢を露にした頃から、急に話題に触れなくなった。ネット上では、事務所等から緘口令が敷かれたんだろうと噂された。引用のサイトでも、紳助に擁護的な意見だけはリンクが切れていたり、事務所からの指示で削除したといった痕跡が見られる。

 以上のことから、「体罰」を受けた女性には日頃から言動に難点があり、紳助その他のタレント達も腹立だしく思っている部分があったという背景があって、そしてある日、堪り兼ねた紳助の怒りが爆発したと考えるのが適切ではないだろうか。

 この一連の構造は、フェミニズムの一方的なごり押しで防止法が法制化までされたDVと全く同じである。妻が夫を口頭で日頃から精神的に追い詰め、それに堪り兼ねた夫がぶち切れして手を挙げるという構造である。勿論この法律は女性専用の法律なので、全ては男性の非とされる。更に女性が嘘の申告をしても全て真実として信用されてしまう。

 しかし、DV法はじめ現在の法律構造は極めて不正なものとなっている。そもそも日頃から職場にしろ家庭にしろ、女の言動により不快な印象、時にはビンタなどの暴力的な攻撃を与えても女は何ら処罰の対象にならないというところに、フェミニズムによる女性の横暴化を野放しにしている。肉食女子などという言葉を流行させたのもその影響だろう。あれは肉食女子というより、横暴女子と言った方がいいかも知れない。

 ところが、そんな横暴化した女に対して、注意をしたところで全く聞く耳持たず言い訳し、次第に口論が激化する。そして男性の言葉を曲解してセクハラ呼ばわりしたり、手を挙げようものなら即暴力扱いされ、正すことなど出来ないばかりか、逆に被害者権力を乱用して更に勢力を拡大していくのは目に見えている。また連中は演技も上手く、精神的被害は計り知れないなど被害を誇張して申告するなどのことは日常茶飯事で、まさに男性が逆切れするのを待ち構えているかのような雰囲気すら窺える。

 結局のところ、紳助もフェミニズムの餌食にされたということではないだろうか。