社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

尖閣衝突事件に見る、中国の姿勢とフェミニズムとの共通点

2010-09-29 12:05:02 | 事件、事故

 中国の国民性とは何か。領土の横取りばかり考えるその姿勢は、欲望を無制限に拡大するフェミニズムとどうも共通点がありそうだ。

 沖縄・尖閣諸島付近で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件(尖閣衝突事件)が収まる気配がない。中国本土で戦時中の地雷撤去作業に従事していたフジタの社員4人が拘束されるという事態にまで発展、しかし日本は衝突した中国漁船の船長を処分保留のまま釈放してしまった。

 中国にしてみれば、「人質」が解放され、自らは日本人を「人質」に取ったままなのだから、有利な立場になったのは明らかだ。案の定、中国は日本に対し謝罪と賠償を求める新たな攻撃をしてきた。


 更に、レアアース(希土類元素)の日本への輸出を停止することで、関連する日本企業を脅かし、経済を混乱させようという嫌がらせも同時に行った。レアアースとは、磁石やダイオードなどのハイテク部品の製造に欠かせない材料である。

 こうした事態に、政府与党には非難の声が相次いでいるのはご存知の通りだ。特にネット上での政府非難と中国非難は凄まじい。無理もないだろう。特に中国漁船の船長をあっさり釈放してしまったことについては、日本国民の怒りは収まらない。

 外交というのは、そもそも駆け引きである。相手の弱みを掴み、それを盾に自らに有利な条件を引き出していくものだ。外交の場合はよく外交カードなどという言葉で表される。今回の件では日本は拘束した中国船長が一つの外交カードだった。この時点では圧倒的に日本有利な状況の筈だった。

 しかし、中国も新たな外交カードをフジタ社員4人の拘束という形で強引に掴み取った。これで戦況が同点になってしまった。それなのに日本は船長を釈放してしまった。検察の独自の判断とは言っているが、政府からの圧力があったのは誰でも想像がつく。何れにせよ、ただでAやJOKERを相手に渡してしまう日本のやり方は、下手糞というよりゲームのルールを知らないと言った方が適切かも知れない。

 ところで、こうした中国の貪欲な姿勢は、フェミニズムと通じるところがあるように思う。フェミニズムは自由、権利、差別解消というカードを何度も使って際限なく利権を拡大している。中国も同じだ。とにかく欲しいものはどんな悪質な手を使ってでも相手から搾取する、そんな貪欲さが滲み出ている。しかもその相手は決まって弱い相手である。日本と中国をフェミ支配の男女関係に例えれば、日本は男で、中国は女である。

 ところが、いざ女性が相手となると、我侭でも許してやるのが男性の度量などといって女性有利を野放しにしてきた。ならば批判をする者は度量のない男か? それなら、今回の中国漁船に関しても批判する人達は度量のないということになるのか? それは違うだろう。男女関係でも同様で、女に対して堂々と反論できる男があるべき姿のはずだ。今回の日中関係の例を教訓として、身勝手なフェミニズムを堂々と批判し、撲滅していかなければならない。


男女関連事件、話題(9月号、その3)

2010-09-29 12:00:00 | 事件、事故

・女子大生ら、ウソの遺失物届でネックレス詐取容疑 2人逮捕 2010/09/27 21:31
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/444883/

 ウソの遺失物届を出して落とし物のネックレスを詐取したとして、警視庁捜査2課は27日、詐欺の疑いで、さいたま市浦和区高砂、無職、山口久純被告(28)=詐欺未遂罪で起訴=と、東京都新宿区内に住む私立大学3年の女(20)=犯行当時(19)=を逮捕した。

 同課によると、山口容疑者は容疑を認め「計42点の貴金属を落とし主として受け取った」と供述。少なくとも約80万円の売却益を得ていたとみられる。

 逮捕容疑は21年10月8日、警視庁がホームページ上に拾得物として掲載したネックレスの情報を閲覧したうえで、警視庁にウソの遺失物届を提出し、ネックレス1本(約2万円相当)をだまし取ったとしている。

 山口容疑者はガールズバーの客として女と知り合い、犯行を持ち掛けたという。女は逮捕容疑を含め2回にわたり、所有者に成り済まして遺失物届を提出、報酬を得ていた。

 全国の警察に届け出があった落とし物は、19年12月施行の改正遺失物法により、インターネットで検索できるようになっている。


・「自分で食べた」と校長が虚偽報告 生徒がホウ酸団子誤って食べた問題 2010/09/27 21:38更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/education/444884/

 大阪市内の府立高校で家庭科の女性教諭(53)が作ったゴキブリ駆除用のホウ酸団子を女子生徒が誤って食べて救急搬送された問題で、実際は教諭が生徒にホウ酸団子を直接手渡していたにもかかわらず、校長が府教委に対し、「生徒が自分で食べた」と虚偽報告していたことが27日、分かった。

 校長や府教委によると、21日午前8時ごろ、教諭が「私が作った特製クッキーよ」とホウ酸団子を生徒に手渡し、それを食べた女子生徒が救急搬送された。当初、学校側は女子生徒が自分で机の上にあったホウ酸団子を食べたとする報告書を作成していた。

 しかし、学校側があらためて生徒や教諭に聞き取り調査をしたところ、生徒が自分でホウ酸団子に手をつけたのではなく、教諭から手渡されていたことが判明。21日午後に校長が府教委に報告書を提出する直前に、教頭が電話でその事実を連絡したが、校長は報告書の修正は行わず、内容に誤りのある報告書を府教委に提出した。

 生徒の救急搬送を報じた新聞報道を見た教頭が、府教委に事実と異なる情報が伝わっていることに気づき、校長に指摘。学校側は24日になって府教委に「事実と異なる報告をしていた」と連絡したという。

 27日に府教委を訪れた校長は報道陣の取材に応じ、「事実を隠すつもりはなく、最終報告の時点で修正すればいいと思っていた。私に責任があり、当該の生徒や保護者らに大変申し訳ない」と述べた。


・弁護士事務所元職員の女が10年間で1億4千万円着服の疑い、洋服代などに使用か
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010092700616
<元弁護士事務所職員を逮捕=1億4000万円着服か-顧客の遺産、服代に・愛知県警(2010/09/27-17:27)>

 勤務先の弁護士事務所の口座から約3250万円を着服したとして、愛知県警中署は27日、業務上横領容疑で、元事務所職員森山なをみ容疑者(45)=名古屋市北区上飯田北町=を逮捕した。容疑を認め「洋服代などに使った」と供述。自宅にはブランドの服や靴などが大量にあったという。

 同署によると、森山容疑者は1994年から2009年まで、この事務所で預金通帳の管理などをしていた。口座の記録から、99年以降、解雇されるまでの10年間で計約1億4000万円を着服したとみられ、同署が調べている。

 逮捕容疑は昨年2月下旬ごろ、当時勤めていた名古屋市中区の弁護士事務所の銀行口座から、弁護士が管理していた顧客の相続財産約3250万円を引き出し、自分の銀行口座に入金し着服した疑い。