社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女子トイレでの通り魔女殺人、女性だけの場所は決して安全ではない

2010-09-08 13:36:09 | 事件、事故

 行楽や買物客で賑わう駅構内で起きた通り魔殺人、逮捕された23歳の女は警察の調べに対し意味不明な供述をしているとのことだが、果たしてこの女は本当に刑事責任を問えない程の精神疾患があったのだろうか。

 5日午前8時前、名古屋市中区の市営地下鉄金山駅のトイレで、名古屋市港区の奥田トシさん(81)が、突然、女に刃渡り16センチの包丁で切りつけられた。奥田さんはトイレを出て通路に逃げ出したが、追いかけてきた女に背後から馬乗りにされ、肩や頭など約20カ所を刺され、間もなく死亡した。奥田さんを刺した女は、駅の改札付近で駅員らに取り押さえられ、同日夜、殺人の疑いで逮捕された。

 逮捕されたのは愛知県春日井市の23歳の女で、警察の調べに対し「私は今日生まれた」などと意味不明のことを話し、事件については何も供述しておらず、また、「私に名前はない。死んだ」などと話し、供述調書への署名を拒んでいるという。女は1人暮らしで、精神科への通院歴があり、奥田さんとも面識がないという。従って、警察は女の責任能力の有無を調べる方針だ。

 金山駅は地下鉄名城線・名港線とJR、名鉄が乗り入れ、近年建設された複合商業ビルに直結するなど、非常に利用者の多い駅だ。駅構内では、血だまりを見て卒倒した若い女性が手当てを受けるなど、辺りは一時騒然となった。

・何度も「痛い」、叫ぶ声 休日朝、包丁で追い回す女 名古屋 2010/09/05 11:48
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/436474/
・81歳女性切られ死亡=名古屋の地下鉄駅構内-殺人容疑で23歳女逮捕・愛知県警
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010090500171
・女性切りつけ 殺人容疑で逮捕 9月5日 20時22分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100905/t10013794561000.html
・名古屋の女性刺殺、殺人容疑で23歳女を逮捕2010年9月5日20時21分
http://www.asahi.com/national/update/0905/NGY201009050021.html
(何れも記事全文は「男女関連事件、話題(9月号)」に記載)

 以上が事件の一部始終だが、ここで気になるのは、女の実名が伏せられている点だ。報道も最初から実名報道をしていないが、これが男だったらどうだろう。まず最初に実名報道ありきで、精神鑑定等を行い責任能力に疑問が生じた時点で匿名に切り替えるという体制にならないだろうか。ここにも既に、男と女での扱いの違いが表れている。

 更に注目すべきは、女の責任能力という点だ。報道が事実であれば、「私は今日生まれた」、「私に名前はない。死んだ」という発言は確かにおかしい。しかし、それ以外にも女は何か話しているだろう。それらについては報道されていないためわからない。供述の中から意味不明なものだけを取り出して報道し、女の精神異常を演出することも可能なのだ。

 しかも、女の事件時の行動と逮捕後の供述に隔たりが感じられないだろうか。例えば刃渡り16センチの包丁を普段から持ち歩く人はごく僅かだろう。これは明らかに犯行が計画的であることを意味する。そして犯行場所が女子トイレというのも、男性が立ち入らない場所を敢えて選んでいるように思える。何故なら、周囲に男性がいると、犯行途中で取り押さえられ未遂に終わってしまう可能性が高いからだ。

 そうなると、今後こうした女による犯行が増加するならば、いずれ女性専用車両など女性のみが集まる場所で悲惨な事件が引き起こされる可能性もある。女性だけだと安心出来るなどというのは、単なる幻想に過ぎないということだ。

 そして警察の取調べで、供述調書に署名をしないのも明らかに意図的だ。「私に名前はない。死んだ」などというのは思い付きの言い訳をしているだけなのではないだろうか。

 そもそも、精神科に通院歴があったとしても、鬱病や不眠症などで通院することもあるし、むしろ現代のストレス社会ではその手の理由で通院している人の方がはるかに多い。従って、精神科の通院歴イコール異常行動と考えるのはあまりに短絡的だ。因みに現在鬱病の患者は約100万人と言われているが、これは通院している人の数であって、日々の過酷な労働に追われて鬱病でも医者にも行かず無理して仕事を続けている人などはカウントされないので、実数は計り知れない。

 この事件、月曜以降報道がばったりと止まっている。これもフェミニズムの圧力なのかどうかわからないが、女だからという理由で安易に心神耗弱を認定して無罪や軽罪にしてしまっては、亡くなった人が浮かばれない。そして、こうした暴走女を生み出す社会環境には、フェミニズムはじめとする権力主義が大きく関与しているということを忘れてはならない。