社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

クリスマスの明と暗 --派遣切り、飯島愛さん死去--

2008-12-24 17:23:19 | 労働

 今日24日はクリスマス・イブ。待ち望んでいた人、とても楽しむ雰囲気になれない人、様々な形でクリスマスはやって来る。だが今日24日は突然の飯島愛さんの訃報が飛び込んできた。彼女にとってもクリスマスは決して楽しいものではなかったようだ。

 彼女は自殺の可能性もあるとのことだが、詳細はわからない。もし彼女が自殺だとしたら、やはり心に大きな病を抱えていたに違いないだろう。芸能界を引退したのも何故という印象があったが、本人にしかわからない何かがあったのだろう。

 しかし、不幸なのは彼女ばかりではない。連日のように報道されている派遣労働者の切捨てが相次いでいる。直前のブログ記事とも重なるが、こうした派遣切りに対して自治体などが支援はしているものの、とても全ての人を救える状況ではない。

 報道にはならないだけで毎日100人近くの人が自殺している。また自殺はしないまでもホームレスやネットカフェ難民など生活困窮者は後を絶たない。街は華やかなイルミネーションで飾られてはいるが、本当に幸せな人はごく一部だろう。まさに虚飾の電飾だと敢えて言いたい。

 今現在、幸せを感じている人達に言いたい。その幸せは、決して永久に続くものではないということだ。そして、少しでも幸せの時間を持続させたいと思うなら、今現在様々な形で不幸を感じている人達に是非手を差し伸べて欲しい。お金のない人、彼女や彼氏のない人、家族のない人など、不幸な人は沢山いる。そうした人達を無視していては、決して社会全体は良くならない。生存競争の中で勝ち抜いた人だけが生き残れる社会では、それは野生動物の世界と同じだ。人類は共存共栄の知恵があるからこそ高等動物と言えるのであって、その知恵を生かさなければ、人類の存在価値はない。

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