おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

台東教会

2018-04-09 11:50:38 | 旅行

日曜日は台東教会で、主人が説教奉仕。
主人は3回目だそうですが、
わたしとまいまいは初めてでした。

前の晩はこの教会の牧師羅先生夫妻と食事。
おいしい原住民のお料理をごちそうになりました。

この羅牧師夫妻はとてもすてきなご夫妻で、
お二人とも日本の東大にあたる台湾大学を卒業しており、
すっごく優秀にもかかわらず、
とても謙虚で、
イエス様と台湾の人々への愛に熱い先生ご夫妻です。

先生ご夫妻がこの教会に赴任されたのは7年前。
それ以前は台北の大教会でご奉仕されていました。
ところが、都会の大きな教会よりも
地方の小さな教会で牧会したいという思いが与えられ、
当時、女性の伝道師一人で牧会していた
この教会にやって来ました。

当時、何人ぐらいの教会だったかはわかりません。
でも、羅先生ご夫妻が赴任されてから、
教会がみるみる祝福されて、
今や、主日礼拝には200人もの人が集まる
教会へと成長していました。

小さな教会が良くて台東に来たのに、
すでにこんなに大きくなっちゃたよ(笑)

それにしても礼拝に出てみて、
その成長の理由がわかったような気がしました。

とても整えられたいい礼拝でした。
司会をしていた姉妹に、
「礼拝の導きがとてもよかったです。
よく準備されてますね」と尋ねると、

「はい。週の半ばには、
牧師から説教題と聖書の箇所を教えてもらいます。
そしてそれに基づいて讃美歌を選曲します。
そしてそれを賛美チームのみなさんに送って、
家で練習しておいてもらいます。
わたしは、礼拝の流れに沿って、
どこで何をしゃべり、
どんなお祈りをするか祈りつつ準備します。
そして、土曜日には賛美チームの人たちと
リハーサルをするのです。」

はぁ~どうりで!!
コンテンポラリーな礼拝形式なのに、
行き当たりばったりじゃない
整った感じを受け、
しかも聖霊の臨在を感じる礼拝の背後には、
こんな準備があったのかと納得。

主人が言うには、
説教中もみなさんまっすぐに、
期待に胸を膨らませて、
みことばを聞こうという意気込みが感じられ、
自然にこちらも力が入ったと言っていました。
はい、確かにいつになくノリノリの主人でした(笑)

そしてこの教会、
地域によく使える教会です。
家の教会スタイルで、
教会の皆さんは必ずどこかのグループに属し、
週日はそれぞれの家庭に集まっているようです。

中高生の課輔班は毎日。
小学生の課輔班は水曜日と土曜日。
週三回の午前中はお年寄りのプログラム、
もちろん青年たちの集まりもあります。

とにかく、いろいろ学ばされました。
この教会に来られてよかったなと、
神さまに感謝したことでした。

感謝主!!

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新生訓導処

2018-04-07 16:33:34 | 旅行


 明日、主人が協同会の台東教会で説教奉仕があるため、木曜日から台東に来ています。台東には2つの島があります。ひとつは綠島、もう一つは蘭嶼です。私たちは今回、船で40分ぐらいの綠島に行って来ました。
 綠島に着くと、あとはバイクで移動になります。わたしたちも港でバイクを二台借りて、島中を観光しました。島中とは言っても、一周バイクで1時間ぐらい。地図を片手に観光名所を手当たり次第まわりました!
 とにかく海がきれいで、緑が濃くて、それだけでも楽しみ、リラックスできたのですが、特に印象に残ったのは、綠島人権文化園区にある"新生訓導処"というところ。台湾は1949年から1987年まで蒋介石率いる国民党軍が戒厳令をしいたのですが、その間、白色テロと呼ばれる恐怖政治が続きました。白色というのはホワイトカラーのこと。多くの知識階級の人々が、思想犯の汚名を着せられて、逮捕され、裁判を受け、投獄され、拷問され、再教育されたそうです。新生訓導処は、そんな思想犯たちの収容施設、強制労働施設、再教育施設です。多いときには2000人もの人々が収監されていたとのこと。



上の写真はそんな状況下で北京語に翻訳された聖書です。なにしろ台湾の頭脳とも言える人々が収監されていたので、その翻訳は完成度の高いものだったでしょう。
 おもしろいエピソードを聞きました。この施設を作る前、島人に、今度ここに入ってくる人間は極悪人だから、一切接触を持たないように言って聞かせたようです。島人はそんな話しを真に受けて、しばらくはおっかなびっくりだったようですが、しばらくすると、そこにいる人々が、今まで会ったことのないような紳士で、物腰が穏やかで、教養のある人々なのがわかってきました。島の子どもたちの中には、 「ぼく大きくなったら、新生訓導処に入って、あのおじさんたちみたいになりたい!」などと言う子どもが出てくる始末。それぐらい、そこに収監されていた人々は島人に尊敬されていたという話しです。
 というわけで、興味深い台湾の歴史をまた一つ知ることができました。感謝主‼
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自己肯定感

2018-04-03 10:07:08 | 教育

日本の高校生 自己肯定感低い傾向 日米中韓で調査

アメリカ、中国、韓国、日本で調査した結果、
日本の高校生たちの自己肯定感は、
他の国と比べて極端に低いことがわかりました。

「自分が価値ある人間だと思う」
という問いに対して、
他の国は80%の人が、同意しているのに対して、
日本人は、44.9%の人しか同意していません。

「自分に満足している」
という問いに対しても41.5%で、
他の国と比べると極端に低いのです。

残念な結果だと思う。

今私が日本での出版に向けて準備している
『愛を守る人』の第一課は、
「セルフイメージを描く」というテーマ。

性や恋愛を学ぶ前に、
健全なセルフイメージを持つこと、
自己肯定感を持つことは、
とても大切なことなのです。

そこでは、主に自分の出身や
身体的特徴、家族構成などを問います。
「えー?」大事なのは中身でしょ?
という声が聞こえてきそうですが、
実は、自分の環境や容姿など、
自分では選べないもの、
自分の努力では変えられないことを
受け入れることは、
すごく大事なことなのです。

上の調査でも
日本の高校生の女の子は、
これまた極端に自分の容姿に自信を持っていません。
これは、本当によくない傾向です。

アメリカや台湾の若い人たちは、
たとえ人よりも太っていても、
美人じゃなくても、
自分の容姿に対して、
それほど劣等感を持っていません。

自分の容姿に自信を持つことは、
自己肯定感や健全なセルフイメージを持つことと、
実は切っても切り離せないのです。

自信のある人は魅力的です。
自分の容姿に自信を持つことは、
ナルシストでも、
傲慢でもありません。
ここをクリアできなければ、
健全なセルフイメージ、
自己肯定感をもつことができないのです。

問題は、自分をはかるはかりです。
神さまのはかりではかることです。

わたしたちは、
神さまに創られた神さまの作品です。
神さまの創られたものに失敗作はありません。
あななたは、そのままで十分魅力的なのです。

もっと自分に自信を持ちましょう。

ダヴ: 美しいを選ぼう | 世界中の女性が美しいを選んでいます

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TEAMミーティング

2018-04-02 09:51:41 | TEAM

きのうの記事とは前後しますが、
土曜日にはTEAMミーティングがありました。

気になるお昼ご飯は、
今回はこれ!

Tacosです。
アメリカ人、メキシカン料理大好きです!
考えてみたらTEAMのミーティングでタコスを出すのは初めて!
もっとひっぱんに出せばよかったと、
ちょっと後悔です。
お値段そんなに高くないし、
作る手間もそんなにかからないし…。
一品ですむしね~。

英語の苦手なわたしには、
いつも苦行のようなミーティングなのですが、
後半のアクティビティーが面白かった!

3人ずつのグループに分かれて、
8本のスパゲティーと
4個のマシュマロ、
糸を支給されて、
それでタワーを作ります。
トップにはマシュマロを一つ付けなければいけません。
一番高くできたチームが勝ちです。

ただし条件があります。

3人のうち、一人は中国語を自由にしゃべっていい。
もうひとりは、母語でYesかNoのみ話せる。
最後の一人は、まったく話さないというもの。

3人でコミュニケーションをとりながら、
どうやってこのプロジェクトを完成させるか、
それが問題です。

見てください、このドヤ顔(笑)

さてこのゲームからいろいろ学べます。
TEAMの宣教師の言葉の能力は様々です。
中国語が上手で読み書きもできる宣教師は、
実はまれで、
多くの欧米の宣教師は、
上手にしゃべれても読み書きは苦手です。
また、生活に使う中国語のみで、
上達が止まってしまう宣教師も少なくないです。
また短期宣教師については、
ことばを使わなでどうやって現地で用いていくかが、
いつも課題です。

ん~、なかなか奥が深いですな。
ゲームのあとのディスカッション、盛り上がりました!
わたしたちがミッションで果たす役割について、
いろいろ考えさせられたことでした。

来月のTEAMミーティングはわたしたちの送別会です。
ミッションでの集まりは、
英語の苦手な私には、
いつもチャレンジでしたが、
いざ、この交わりがなくなると思うと、
やっぱり一抹の寂しさがあります。
なんかかんか言って、
同労者なのですよね。

感謝主!!

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台湾通信 vol.57

2018-04-02 09:26:15 | 家族

祈りの友の皆さま


 イースターおめでとうございます!今年のイースターも課輔班の子どもたちと楽しく過ごしました。またイースターに先立って、一か月前から「最後の晩餐」から始まり、「ゲッセマネの祈り」、「裁判」、「十字架上の七つのことば」から、イエスさまの受難を覚えてきたので、イースターの喜びは格別なものになりました!早朝礼拝に始まり、エッグハント、朝食会と盛りだくさんのプログラムでイースターをお祝いできて、文字通りハッピーなイースターの一日となりました!



 さて、すでに日本同盟基督教団の総会で公表になりましたが、私たちは今年の七月をもって本帰国することになりました。帰国後は、できるだけたくさんの教会を回って、ご挨拶と宣教報告をさせていただき、来年の三月には正式に退任させていただくことになっています。理由は主に五十三の体調不良です。台湾に遣わされて二年目、大きく体調を崩して、日本で療養することを余儀なくされたことは、みなさんご存知だと思いますが、その後も長い長い台湾の夏と変りやすい冬の気候に悩まされながら、だましだましやってきました。ところが一昨年あたりから、何度か大きく体調を崩すことが続き、いよいよ限界が来たという感じです。
 みなさんのご支援とお祈りに支えられての14年間。特に最後の6年は、立新教会の開拓に関わらせていただき、王牧師夫妻、立新教会の兄弟姉妹と共に開拓の汗を流せたこと、また53は宣教地に身を置きながら、博士論文を書き終え、学位を取得でき、今年に入って、台湾の神学校で、27時間もの集中講義をさせていただけたことは、本当に主の憐みでした。立新教会も経済的にはすでに自立し、課輔班など地域に仕える働きもいよいよ充実し、私たちの役割も一つの区切りを見たとの思いもあります。もし主が用いてくださるなら、今まで台湾で学んだこと、経験したことなどを今度は日本で生かせていけたらと願っています。また53は、日本に拠点を置きながら、広く中華圏での神学教育にも貢献したいとのビジョンも与えられていますので、続けて祈りに覚えていただければ幸いです。

【家族の近況報告と祈祷課題】
<53>
 集中講義は一月末から二月はじめまでだったのですが、その後のレポートや試験の添削と評価は、まだ続いています。そしてこれがまた骨なのです。また七月の帰国までは毎週説教があり、TEAMの責任の引継ぎなど忙しい毎日が続きます。続いて健康が守られるようにお祈りください。
<Chieko>
 性教育プログラム「愛を守る人」の日本語への翻訳が終わり、すでに校正の段階に入っています。このプログラムが日本で用いられるようにお祈りください。また課輔班でのみことばのご奉仕は最後まで続きます。子どもたちとちゃんとお別れできるのか?(涙)
<Y実>
 三月にTCUを卒業し、四月からは大学職員として働きます。健康が守られて、クリスチャン社会人として良い働きができるようにお祈りください。

<K治>
 同じく三月にTCUを卒業し、そのまま大学院での学びに入ります。春休みはイスラエルスタディーツアーにも参加し、いよいよ聖書と神学の学びが面白くなってきた今日この頃。

<S子>
 学内の寮を出て、結実といっしょに住み始めました。アルバイトも変えて、心機一転二年目の学びに入ります。学びもKGKの活動も充実している毎日です。
<まいまい>
 高校1年生。昨年八月半ばから始まったモリソンでの学びも少しずつ慣れてきて、余裕も出てきました。16年の人生のほとんどを台湾で過ごした彼女にとって、日本は「帰る」ところではなく「行く」ところ。期待もあるけど不安もあります。本帰国へ向けてよい心の準備ができますように。


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